こんにちは!注文住宅業界歴6年。きのぴーです。
「注文住宅でマイホームを叶えるなら、こだわりを取り入れたいけれど予算オーバーしないか心配…」
こちらの記事では、そんな疑問や不安にお応えすべく!
比較的コストを抑えた提案が可能なメーカー6社の特徴やメリット・デメリットについてご説明します。
一般的な注文住宅のスタート坪単価は40万~と言われています。
もちろんスタート価格になりますので、コストダウンのコツを知ったうえで検討していきましょう!
ご自身の要望の優先順位で必要なものを選択してハウスメーカーを選定しましょう!
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【注文住宅のコストダウン★3つのコツ】
①何階建てがお得?実は総二階の建物がオススメ!!
戸建て住宅といっても、平屋・二階・三階建てと種類は様々です。
二階建てより三階建てに費用がかかるのはイメージしやすいと思いますが、実は平屋建てもなかなか費用がかかるのです。
例えば同じ30坪の家を建てるというケースでも平屋の場合、二階建てと比べて基礎の費用も2倍かかりますし、屋根も2倍必要になります。
いうまでもなく必要になる土地も2倍必要ですので、トータルコストがかかってしまうということです。
また、家の形としても1階と2階の形が同じ総二階がお勧めです。家の形状は複雑にすればするほど、柱や壁の数も増えるためコストがかかるのです。
②水回りの位置は出来る限りまとめておきましょう!
キッチンやお風呂やトイレなど、水回りの設備はできるだけ近い位置にレイアウトすることをお勧めします。
なぜならば、施工の際に水道管などを無駄に床下に長くひくことになってしまいますのでその分コストがかかります。
水回りは10年程するとリフォームも必要になってくるので、その際にも配管はまとめておいた方が効率的だと言えます。
③自分で出来ることは自分でやってみる!!
基本的にはプロにおまかせしてお願いするのが一番なのですが、新築時には色んな費用がかかります。
例えばカーテンやエアコン・照明なども見積もりに含まれている場合が多いのですが、自分でコストを抑えられる商品を探してくるものひとつの手段かも知れません。
また外構費用などはどこまでするかでかなり費用が変わって来ますので、最低限にしておいてもらって自分たちで楽しみながらDIYしてみるというのもよいかもしれません。
こちらでご紹介した方法はほんの一部に過ぎませんが、ぜひ色んな工夫でコストダウンしながら夢のマイホームを叶えて下さいね!!
それでは、比較的価格を抑えたメーカーの全般の特徴と各社の違いについてご紹介して行きましょう。
コスト抑えめハウスメーカー厳選6選!
①アキュラホーム
(画像引用:アキュラホームHP)
営業エリア:全国、96か所以上
もともと大工出身のカンナ社長のCMで有名なハウスメーカー。
ローコストメーカーの先駆けともいえるこちらのメーカーでは直接施工が可能。
直営エリアとそれ以外のエリアで少し対応にもばらつきがあることがあるので要注意。
工法:木造軸組み、長期優良住宅が標準仕様など性能面でもこだわりあり。
ジャーブネットという工務店と連携した資材一括仕入れで適正価格での提案を実現。
家守り活動と称して、建てた後のお客様とのアフターサポートにも力を入れている。
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②富士住建
(画像引用:富士住建HP)
営業エリア:関東一円、21か所
「完全フル装備の家」で独自路線を行くハウスメーカー。
通常オプション費用で価格が上がっていくローコストビルダーとは反対のコミコミ価格が特徴的。
工法:檜4寸構造(ヒノキ無垢材4寸+耐震ジョイント金物)、J‐WOOD構造(構造用積層材+強固な接合部)、Fパネル構造(2×4+壁パネル+根太)など種類豊富なラインナップの中から選択出来ます。
長期優良住宅はもちろん、住宅性能表示8項目で最高等級での施工が可能です。
完全フル装備の家:有名メーカーから選択できるキッチン・バス・トイレ、カーテン・照明・エアコン・フローリング、玄関や収納建具なども豊富なラインナップから選択可能です。
外壁材もセルフクリーニング可能な素材や太陽光発電搭載など必要な装備はすべて含まれた価格設定になっています。
選択式である程度決まっている中から選びたいというタイプの方にはお勧めのメーカーです。
逆にこだわりが強く導入したい設備が決まっていたり、オーバースペックは望まないという方には不向きかもしれません。
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③木下工務店
(画像引用:木下工務店HP)
営業エリア:関東・東北、19か所
「完全自由設計の家」で柔軟な設計力が売りのハウスメーカー。
ローコストや中堅メーカーでは珍しく完全フリー設計の家づくりはデザイン面が強み。
工法:木造軸組み、2×4から選択可能 制振システム「DUOフレーム工法」により最大70%の揺れを軽減
実際に耐震実験なども行い、繰り返しの揺れに対する強度の検証をしています。
自社でプレカット工場も保有している為、住宅の品質としては比較的安定していると言えるでしょう。
また家づくりのコンセプトにあわせた「イケアと暮らす家」「ペットと過ごす家」など他メーカーにはないような提案の家づくりも特徴的です。
人とは違う差をつけた家づくりをしたい!という方にはお勧めといえるかもしれません。
施工面に関して以前は、自社大工を養成した直接施工をされていたようですが、最近では別会社に下請け方式が主流なのでこの辺りは不安要素といえるか。
④桧家住宅
(画像引用:桧家住宅HP)
営業エリア:全国140か所、フランチャイズ展開
CMでも有名な「Z空調」全館空調で年中快適な新冷暖システムは、他社の全館空調と比較してもイニシャルコスト・ランニングコストも抑えられる。
「Wバリア工法」で高気密・高断熱の高性能な家づくりを実現。
この2つの組み合わせで省エネ性能が強みのハウスメーカーです。
工法:オリジナル体力面材工法(在来工法+2×4工法のいいとこどり)で全棟耐震等級3の安心性能
構造用の集成材や、工場での資材プレカットで品質の均一化で性能にばらつきがないようにこだわっています。
またあわせて剛床工法を採用することで、自身の横揺れやねじれに強い家づくりが可能です。
分かりやすい商品プランや価格などで選びやすいというメリットもありますが、逆に細部までこだわって家づくりをされたい方には制限も多く自由度という点ではマイナスかも知れません。
またフランチャイズ展開になりますので、どうしても実際に施工を行う工務店の対応力や技術にされてしまうという点はデメリットと言えるでしょう。
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⑤セルコホーム
(画像引用:セルコホームHP)
営業エリア:全国90か所、フランチャイズ展開
本格的な洋館デザインを得意としたカナダの輸入住宅を取り扱うハウスメーカー。
他社と差をつける圧倒的なデザイン力と豊富な商品ラインナップで他ではなかなか提案されないレベルのデザインが叶います。
工法:2×6、断熱材は細繊維グラスウールを使用することで次世代省エネレベルを超えるC値Q値を実現。(C値Q値とは気密断熱性能を表す数値です。)
寒冷差の激しいカナダで部材の製造を行うことでコストの低減しながら、本格的な輸入住宅のデザインと高気密・高断熱の性能を兼ね備えた家づくりが可能。
外観に関しても世界有数のレンガ生産国オーストラリア産のものを使用することで本物の風格漂うデザインとメンテナンス費用はかかりにくいというメリットがあります。
またデザイン性や性能面のみならず、住宅完成保証、地盤保証、建設工事保証、住宅性能評価第三者保証など、施工面での安心も充実。
コスト面、性能面、保証面でも申し分ないメーカーですが、デザインの好みはかなり分かれると思いますのでデザインの好みの幅は狭い点がデメリットと言えるでしょう。
⑥古川林業
(画像引用:古河林業HP)
営業エリア:関東・東海17か所
100%国産構造材の気にこだわった家づくりをしている会社です。
高品質な国産材をリーズナブルに提案出来るのが特徴のハウスメーカー。
社有林を持ち、木が呼吸する家をコンセプトに自然素材にこだわった家づくりが可能です。
工法:木造軸組み、4寸柱に通常の約2倍の太さの筋交いで耐久性が高く、制振装置を導入することで繰り返しの地震にも対応しています。
自然素材をふんだんに活用し、シックハウスにも対応した珪藻土や漆喰を利用するなど健康住宅へのこだわりも強いハウスメーカーです。
保証:60年長期サポートと24時間のコールセンターを併設、20年間の無償点検後も有償のサポートを続けることで60年の保証が実現
自然素材の家にこだわりをお持ちの方や建てた後の安心という点に重点を置く方にはお勧めのメーカーですが、これは古河林業にかかわらず素材までこだわりを取り入れるとどうしても家の価格は高くなりますので、あまりこだわりのない方にとっては割高に感じられるかもしれません。
まとめ
ここまで比較的価格を抑えたメーカーの特徴と各社の違いについてご紹介して参りましたが、ローコストメーカーの時とは違い坪単価40万~のハウスメーカーになると各社のこだわりや特徴にも差が出てきますので、ご自身の建てたい家のイメージや大切にしたい要望と照らし合わせながらメーカー選定をしていくことが大切になります。
しっかりと比較検討して予算を抑えつつ、自分たちのこだわりを叶えてくれる1社に出会えるよう情報収集して家づくりを進めて行きましょう!!
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