こんにちは!注文住宅業界歴6年、きのぴーです。
今回は群馬県を中心に展開する「石田屋」のリアルな評判・口コミを入手しちゃいました。
そしてみなさんが気になる石田屋の「坪単価」も今回特別に公開しちゃいます。
今回も実際に石田屋でお家を建てた方にバッチリ取材してまいりました!!
この記事を読めば、石田屋の評判・口コミ・坪単価の情報がすべてお持ちかえりいただけますよ。
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石田屋で注文住宅を建てた方のプロフィール
- お住まい:群馬県安中市
- 年齢:30代前半
- 家族構成:夫婦+長女1名(1歳)
- 世帯年収:約750万円
- 依頼した住宅会社:石田屋
石田屋の評判・口コミを教えて!
この記事を読んでいるあなたは、石田屋の口コミや評判が知りたくてうずうずしていますよね!
では早速、イッシーさんに徹底インタビューした石田屋の評判・口コミを見ていきましょう!
契約する前のおはなし
Q1. 石田屋を検討し始めたキッカケはなんですか?
元々は名前も知らない工務店でしたが、友人がそこで家を建てたことをきっかけに紹介され検討しました。
テクノストラクチャー構造という木造と鉄骨を組み合わせた工法が魅力的で、断熱材も高価なセルローズファイバーを壁面と天井裏の両方に採用しており工務店としての良いものを低価格でという姿勢に好意的な印象を持ちました。
オールパナソニックという安心感も強く、テクノビームによる最大6mスパンまでの開口が作れることで設計の自由度も非常に高いことが魅力的でした。
▼パナソニックホームズの評判・口コミ・坪単価が気になるアナタはこちらの記事もどうぞ
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パナソニックホームズの評判・口コミ|3年住んだ私が感じたことのすべて
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Q2. 石田屋と契約をした決め手はなんですか?
A2. 住宅の標準仕様が希望のものであったということと、営業マンや社長をはじめとする会社幹部の方々の人柄に安心感が得られたことです。
特に設計を担当していただいた方は若くても非常に熱心で、それだけでも石田屋にお願いする理由になりました。
最終的にはこちらの希望もあり、設計だけでなく仕様打ち合わせなどもすべて担っていただき思い通りの家を建てることができました。
家づくりの大切なポイントはたくさんありますが、設計の担当者の知識も含めたスキルや熱意は大きく結果を左右しますので、十分に信頼できる設計担当に出会えたことは大きなポイントです。
Q3. 石田屋の営業マンの印象を教えてください。
A3. 営業マンの方も熱心に様々な相談に乗りながら、間取りや資金計画を中心に夜遅くまで打ち合わせをしてくれました。
少し残念だったのは契約後には自然と疎遠になりアフターフォロー以前の段階で手を離れてしまったことです。
何か疑問や確認点があればこちらから確認しないとレスポンスは無いですし、報連相もなくなってしまいました。
幸い優秀な設計さんがその辺りをフォローしてくださる形で仕事をしてくださったので、高い買い物ながらも大きな不安や問題にはならずに済みました。
営業マンはやはり契約がゴールという印象でした。
それでも最後の精算まできちんと向き合って対応してくださったので感謝はしています。
忙しい優秀な営業マンであったからこそ、このような形にならざるを得なかったのでしょう。
これはもう会社の体質でもあるので仕方のない部分だと思います。
契約までと契約後の分業制だったと思えば不満はありません。
横の連絡はもう少し密にしていただきたい部分はありましたが、、
石田屋のリアル評判・口コミ①
- パナソニックビルダーグループのためオールパナソニックの設備で家づくりができた!
- 石田屋のスタッフはどの担当の方でも熱意を持って対応してくれるため安心感があった!
- 知識や技量のある優秀な設計士さんが最後まで担当してくれた!
プチ質問コーナー
Q.ほかに検討していた住宅会社はありますか?
A.「桧家住宅」「ヤマダウッドハウス(ヤマダホームズ)」「一条工務店」です。
Q.ほかに検討していた住宅会社を検討したキッカケを教えてください。
A.大手ハウスメーカー、地元工務店など30社以上は検討しました。
その中で構造面を中心に検討を重ね費用対効果のバランスが良い工務店が上記の3社と石田屋でした。
桧家住宅は発泡ウレタン系の断熱材「アクアフォーム」を使用しており、私が検討している時にはコンセントから青い液体が出てくるなどメーカーが原因を特定出来ていない不具合を生じていいたため、残念ながら断念しました。また同様の断熱材を採用したビルで火災が起き一気に燃え広がる事故が発生したことも影響しています。
ヤマダウッドハウスは希望の水準の設備が標準となっており断熱材もグラスウールが選択できたこと、家電量販店の強みを生かしてコストパフォーマンスが優れる点が非常に魅力的でしたが、最終的には設計面やアフターフォローなどにおいてハウスメーカーとしてまだまだ発展途上であることから断念しました。
一条工務店は住宅のスペックを追求していくと自ずと候補に挙がるメーカーで、確かに素晴らしい性能と設備を持っています。しかし費用対効果はそこそこでも絶対的な価格が高すぎます。
固定資産税の評定額も相当に上昇することが試算できたため、過剰な装備と一条ルールなる縛りが自由な注文住宅の設計思想から外れたため断念しました。
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契約した後のおはなし
Q4. 実際に住んでみて石田屋の住宅性能はいかがですか?
A4.
大前提としてのお断りさせていただきますが、大手メーカーとの最大の違いは様々な施工品質が恐らくバラつきやすいということです。
幸い拙宅は定期的にチェックをしていたことと、腕の良い職人さんに担当していただいたこともあり施工精度や品質にはまったく不満はありません。
これはあくまでも推測ですが、全体としての品質も決して悪くはないと思います。
本当にダメな施工が続いていればそれなりの評判になり、結果として今の規模で成長はしていないと思います。
例えば職人さんのレベルもS,A,Bクラスの方しか居ないという意味です。
なので一定の水準以上の品質は保たれているものの、極めて素晴らしい施工をする方と並みの施工の方はどうしても混在するということです。
これは施主としては当然選べないのですが、S級やA級の職人さんにお願いしたいのは当然です。
だとすればそのようにお願いをするしかありません。
工務店側の気持ちになればわかりますが、細かな部分まで気にする方やそもそも難しい施工内容であれば腕の良い職人さんに担当させる確率が高くなると思います。
一方で建てば良い、細かいことは気にしないというスタンスだとその逆だということです。
工務店としても竣工後のクレームは避けたいはずなので、建築内容や工期だけでなく、施主の人柄やこだわりなども考慮して職人さんを選んでいる可能性はあると思います。
本題の住宅性能ですが、気密性能に不足を感じる以外は満足です。
拙宅はZEH認定を受けており外皮平均熱貫流率(UA値)は0.6になっています。
ZEH基準としてはギリギリですが、これ以上の性能を求めると高価なサッシに変更したり、窓を減らすなどの工夫が必要で費用対効果の最も良いバランスが崩れてしまいます。
冬場は外気温が0℃付近まで下がるエリアですが、室内で10℃を下回ることは無さそうでした。
しかしエアコンによる暖房は必須です。
一度暖めてしまえばしばらくは暖かいので保温性もまずまずですが、気密性が少し悪いのか徐々に冷えてしまいます。
この辺りは新築直後で換気もきっちりと24時間運転をしており、間仕切り壁のコンセントなど、からわずかに冷風を感じることがあったので見えない部分からの隙間風がゼロではないということです。
施工時には建具廻りなどは発泡ウレタンのスプレーで気密を確保して、剛床の実(さね)にもシーリングするなど気密には一定の配慮をしたのですが、家は大きいので床下や屋根裏の換気空間との気密は相当に気を使わないと確保出来ません。
この辺りはコンセントへの気密パッキンの追加施工など今後対策をしていこうと思います。
感想としては期待しすぎた分、少し性能が思ったより低かったと感じられますが、旧来の家と比べるとはるかに高性能です。
最近は暑い日もありますが、今のところ家の中は何もしなくても涼しくエアコンも1台で家じゅう良く冷えます。
温度差は夏の方が少ないため、ネックは冬場の温度差約20℃をカバーするための電気代でしょうか。
耐震性はパナソニックがしっかりと耐震設計と構造計算を行ってくれるので安心です。
構造計算書も渡され耐震等級3を実現しています。
また断熱材にはセルローズファイバーを使用しているため吸音性が高く外部の音はあまり室内に入ってきません。
元々それほど騒音の大きいエリアではないですが、静かな家は良いものです。
換気に関しては熱交換型の第一種換気を採用しました。
必要に応じてリモコンで熱交換気と普通換気、弱や強などが自由に選べるのでそのあたりでも室内コンディションの調整が可能です。
吸気と排気をコントロールすることで室内を正圧に保ち花粉の侵入を防ぐなどアレルギー体質には最適な換気です。
しかし電気代が少し余計にかかることと、フィルターメンテナンス、第三種換気も併用せざるを得ないので効率はかなり落ちてしまうという事は特筆すべき点です。
家屋の評価額にも影響するので、特段の必要性を感じなければ通常の3種換気で良いと思います。
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Q5. 石田屋のアフターフォローは良いですか?
A5. まだ入居して3ヵ月ほどしか経っていないのでアフターフォローについては何もわかりませんが、気軽に監督や部長にも連絡が出来るので何かあれば比較的速やかに対応していただけます。
それでも2日に1棟ほどのペースで家を建てているビルダーですので今後はそこまでレスポンスの良い対応は望めないかもしれません。
パナソニック系の部材を多く使っていることでアフターサービスにおける保証面はかなり安心できると思います。
Q6. 石田屋を選んで良かったと思えるポイントを教えて下さい!
A6. 大手ハウスメーカーでは恐らく対応出来ないような水準で様々なことに対応いただき、設計打ち合わせにも数十時間を割いていただきました。
それだけでも思い通りの家づくりの基礎となります。
また仕様についても施主支給や施主施工?も含めて柔軟に対応いただき色々な行き違いや苦労は絶えませんでしたが最終的には素晴らしい家づくりが出来ました。
石田屋はHONESTY HOUSE(オネスティーハウス)というブランドで住宅事業を展開していますが、良い意味で庶民的な会社なのでオネスティー(誠実)な家づくりをしてくれます。
今はまさに事業規模を拡大しているところなので、今後もきめ細かなサービスを顧客に提供し続けるには社員を大切にして社員数も増やすなど必要な時間をしっかりと社員に与えないと現状のサービス水準は維持できなくなると思います。
石田屋のリアル評判・口コミ②
- 暑い日もエアコン一台で家中が涼しい!しかし冬場に冷気が漏れてくる点が少し残念。
- 耐震技術や部材にもパナソニックが使われているため、何かあった時も安心。
- 石田屋は仕様についても柔軟に対応してくれ、納得のいく家づくりができた。
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石田屋の間取りの内容と見積もりを大公開!
さてさて、石田屋の評判が分かってきたところで、間取りとお見積もりを見ていきましょう。
どんな間取りの家がいくらで建つのか、気になる石田屋の価格帯に踏み込んでいきます。
間取りの内容
間取り&土地情報
- 世帯数:単世帯
- 階数:2階建て
- 間取り:4LDK+書斎3畳+ビルトインガレージ約12畳
- 土地面積:約76坪
- 延べ床面積:約47坪
間取り詳細
1F・・・LDK約21帖、和室4.5帖、ビルトインガレージ約13帖(玄関ホール&土間収納3.5帖、トイレ約1帖、洗面所約2帖、脱衣所約1.8帖、浴室ユニットバス1618サイズ)
2F・・・寝室約9帖、WIC約6畳、子供部屋5帖×2部屋、書斎3帖(ホール約5.5帖、トイレ1帖、バルコニー約15.5帖)
※拙宅は階段(1Fの階段下トイレ含む)のみメーターモジュールを採用しており、それ以外はすべて尺モジュールのハイブリッドとなっています。
は6か月でした!
Q7. 家づくりでのこだわりを教えてください!
A7. 家づくりでこだわった点は「後悔の無い家づくり」です。
後悔ゼロというのは実際には無理だと思いますが、目標値としては後悔の無い家でした。
誰もが当たり前のように感じることだと思いますが、これが最も大きな課題であり難しい課題だと思います。
思い返せば家づくりと言うのは数百もしくは数千にも及ぶ「選択」の連続です。
そもそも家を建てるのか建てないのか、ハウスメーカーはどこにするのか、予算はいくらか、どこで住宅ローンを組むのか、固定金利か変動金利か、間取りは、設備は、、などなど着工前だけでも非常にたくさんの選択肢があり、設計段階にもなれば想像以上に決めることがたくさんあります。
そんななかであっても結果的には致命的な後悔点の無い家が建てられました。
シンプルにこだわった点はどこだったかを答えるとすれば、工務店や大工さんと一体となって家づくりをしたということです。
注文住宅だからこその難しさや大変さは絶対にあります。
建売の方が間違いなく安いですし、はるかに楽な家づくりだったとは思います。
でも思い通りにはならないことばかりです。
本当に家づくりをこだわりたい人にとっては時間の許す限りとことんこだわり抜いて悩み通して最終的に建った家が結果でもあり歓びの具現化でもあります。
たくさんのことを学びながら、実際に自分も土台伏せから内装工事に至るまで手伝いながら(邪魔だったとは思いますが、、)工事を進めたのでミスにも気づけたりリアルタイムで細かな変更を掛けていくことも出来ました。
石田屋のお見積り大公開
コチラが石田屋の実際のお見積りです
用意していた頭金について
手元には100万円ほどのお金がありましたが頭金としては使っていません。
頭金の有無はほぼ関係ありませんが、金額によっては融資条件に影響するようです。
実質着手金的な意味合いで10万円だけ現金でお渡ししました。
もっと細かな費用の詳細について
+オプション追加変更工事費244万円(設備や仕様のグレードアップなど)
+諸経費134万円(設計監督費用、地盤調査費用、ZEH申請費用、仮養生産廃処分費等)
+別途工事費用254万円(屋外給排水工事、浄化槽工事、電気配線工事、残土処分費用等)
+消費税215万円(8%)
=合計(税込)¥29,023,811
+住宅ローン保証料、印紙代、火災保険料など 95万円
+登記費用 25万円
+太陽光工事費負担金10万円
+水道加入金12万円
+外構費用150万円
+カーテン関係 10万円
+家具家電関係 150万円
総合計 約3,352万円
浄化槽補助金15万円
すまい給付金20万円(予定)
市の勤労者住宅建設利子補給 11万2,500円/3年(予定)
収入(予定含む)合計116万2,500円
Q8. 予算の都合上、諦めたことを教えてください。節約できた金額もあわせて教えてください。
A8.
- 制震ダンパー取りやめ(約50万円マイナス)・・・元々テクノストラクチャー工法+構造計算による耐震等級3が得られているので断念した。
- 全樹脂サッシ(三協アルミ/トリプルスマージュ)取りやめ(約50万円マイナス)・・・アルミ樹脂複合のマディオJにグレードを落とした。外皮側の樹脂劣化が懸念されたことと、費用対効果を見てそれを上回る断熱性能の向上ではなかったため。
- エコカラット・羽目板など(約30万円マイナス)・・・建築時に施工してしまうと固定資産評価に算定されてしまう。実際に住んで住環境に馴染んでからアレンジした方が思い通りの施工が出来る。
- 住宅用蓄電池11.2kW(約150万円マイナス)・・・創蓄連系の家としては魅力的な装備でしたが、バッテリーの性能低下や停電頻度の少なさを考慮するとまだコスト高であると判断。
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石田屋の坪単価はおいくら?
一坪は約3.3㎡です。このひと坪当たりの単価を割り出すことで、他のハウスメーカーと比較する際に役立ちます。
ちなみにローコスト系のハウスメーカーの坪単価40万円~が目安です。
大手ハウスメーカーになると坪単価70万円~と相場もあがってきます。
さて、中小規模の石田屋の坪単価はおいくらなのでしょう。
下記の計算式に当てはめてイッシーさんハウスの坪単価を計算します。
「建物代(本体工事費) ÷ 延べ床面積」=坪単価
20,550,000 ÷ 47 = 437,234
坪単価は437,234円となりました!
なんと、石田屋はローコスト系ハウスメーカーに肩を並べる坪単価となりました。
▼石田屋と同じくらいの価格帯のハウスメーカーが知りたい方はコチラ!
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石田屋の口コミ・評判まとめ
Q7. 石田屋で建てた家はずばり何点?
A7. 90点です。
間取りや設備、仕上げなど多くの面で様々な希望や制約を両立させるために検討を重ねたため、「想像と違った」という部分は非常に少ないです。
しかしゼロではありませんでした。
想定が甘かった部分は以下の点です。
- 施工の気密精度が低いため基本的には暖かい家なのにコンセントなどからかすかに冷風が出てくることがある。(気密コンセント部材の施工など検討中)
- リビング階段は想像以上に1階の音が2階に伝わってしまう。テレビの音量に注意が必要になる。
- 第一種換気は花粉の時期なども快適に過ごせたが、春や秋などの時期は窓を開けた方が快適。また浴室やトイレなど第三種換気も併用しているので熱交換型であっても実質的な効率は半分程度まで落ちると思う。
- 木目調の外壁(サイディング)は明るいナチュラルなカラーだと木目と色の再現度に限界があるため、人工的なベタ塗りイメージになってしまい風合いが出ない。むしろこげ茶系の色の方が焼杉の様な見え方になるので自然で美しかった。
- 似ても似つかない普通の家になったが、BESSのようなログハウスにも憧れがあったので遠慮なく石膏ボード+クロス貼りではなく場所によってはOSB合板貼りにしてもらうなど妥協の無い家づくりをもっとすべきだった(取返しがつく範囲なのでまだいいが、、)
- 眺望を考慮した窓配置や間取りにしても良かった(実際には寝室の配置などで実生活での住みやすさを重視しました)
【おまけ】最後にメッセージあるよ!
これから注文住宅を検討される方へ
注文住宅を建てるということは建売ではなく自分や家族の思い通りのものが実現できるということです。
しかし予算もありますし、出来る事と出来ない事に直面します。
そして何よりも施主というものは多くの場合は建築の素人です。
何か思っていることがあったり理想とするものがあった場合にその要望を建築的な観点で具現化したり提案していただくためにはプロの仕事が不可欠です。
今のライフスタイルだけでなく今後、最終的には老後のライフスタイルまで想像する必要があります。
こんな商品がありますとか、こうするとどうなって、こうするとこうなる、、、というようなアドバイスがとても大切です。
施主の気持ちを上手にくみ取って理解することが出来て、図面や仕様に反映できる設計担当者に出会うことが出来れば楽しく後悔の無い家づくりが出来ると思います。
それでも色選びや設備選びにおいてはこだわりの分だけ時間も必要です。
実際に目で見て確かめて、、、とやっていると1年では絶対に足りません。
可能であれば着工までに2年ほどかけて施主自身が様々な知識を身につけ、思い通りの家を追求することが最も理想的だと思います。
様々なモデルハウスを見て、具体的なシミュレーションを重ねるうちに気持ちが180度変わることも少なくないと思います。
優先度や緊急度を意識しながらコストと機能のバランスを見て様々なことを決めていくことは大変ですが楽しい作業です。
注文住宅の怖さは注文住宅だからこそ誤ったプランニングでも形になってしまうということもあります。
良かれと思って希望したことが住んでみたら「こうしておけば良かった、、」という話は巷にたくさんあふれています。
その点は建売住宅の方が標準的な思想で設計されている分住みやすかったりもするでしょう。
あくまでもハウスメーカーや工務店はコンサルタントではないので、アドバイスをするだけです。
自分がどのような家を建てたいのかをしっかりとイメージして、それをきちんと担当者に伝えることが重要です。
家のことの打ち合わせにおいては家族とケンカになることもあるかもしれませんが、終わってしまえばよい思い出です。
家づくりそのものを楽しんでください。
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