注文住宅を建てる場合には、様々な理由でかなり狭い土地に家を建てるという選択になることも多いです。
特に都心部では、広い土地は土地代が高すぎて手が出なかったり、そもそもなかったりするので、狭小住宅は有力な選択肢の一つになります。
ランキング発表の前には、狭小住宅とはそもそもどんな家なのかや、狭小住宅のメリットとデメリット・狭小住宅が得意なハウスメーカーに共通する特徴ついても解説していますので、狭小住宅を検討中の方はぜひ参考にされてください。
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狭小住宅とはどんな家のこと?
まずは、狭小住宅とはどんな家なのかを説明します。
狭小住宅という言葉は注文住宅関連の言葉として結構使われていますが、実は明確な定義はなくて、土地の大きさが約15坪(50m2)以下の場所に建てられる家のことをそう呼んでいます。
この15坪という土地の大きさは、狭小住宅という名前の通り、土地としてはかなり狭いです。
なぜならば、注文住宅を建てる場合は、普通は約30坪前後の土地が必要と言われているからです。
土地が30坪あれば、2階建てで延べ床面積が33坪くらいの平均的な大きさの家が建てられ、かつ駐車場も車1台くらいのスペースが確保できるためです。
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なので、狭小住宅の家というのは、普通と言われている広さの半分以下の土地で建てられた家ということになります。
このように聞いたら、本当にそんな狭い土地にちゃんと快適に暮らせるような家を建てることなんかできるのかな?と思ってしまいますよね。
でも、大丈夫です。
そのため、土地が狭いからといって注文住宅を諦める必要はなく、検討を進める価値というのは十分にありますよ。
狭小住宅が得意なハウスメーカーに共通する特徴は?
前章では狭小住宅のメリットとデメリットをお伝えしました。
そこでこの章では、狭小住宅が得意なハウスメーカーに共通する特徴をお伝えします。
共通特徴①3階建て以上の商品のラインアップがある
狭い土地でも家の床面積を確保しようと思ったら、どうしても上方向に伸ばすしかありません。
そしてただ上方向に伸ばすだけでは全く意味が無いので、階数を増やすということが必須になってきます。
階数としては、一般的な2階建てではどうしても必要な床面積が足りないので、やはり3階建て以上が必要になります。
そうなると、必然的に3階建て以上の商品のラインナップがあるハウスメーカーが、狭小住宅が得意なハウスメーカーに共通する特徴の一つになってきます。
3階建ての商品はだいたい都市部の狭い土地に建てることを想定して作られているので、狭小住宅を建てる際に非常に有力な選択肢になります。
共通特徴②技術力が優れている会社
上記の通り、狭小住宅を建てる場合は階数を増やすことが必須になってくるのですが、そうすると求められるのがそれが可能な技術力です。
例え3階建ての家ができても、耐震性が弱いなどの性能面で問題があれば、安心して住める家にはなりません。
しかし、狭小住宅が得意なハウスメーカーはもちろん性能面にも力を入れています。
そのため、地震などにも強い安心した家であることが共通の特徴の一つです。
共通特徴③自由設計が得意な会社
狭い土地というのは、単に狭いだけではなく、形も歪な場合も多いです。
例えば、角地で道路側が斜めになっていたり、細長い土地だったり、三角形に近い形の土地などです。
そのため、その土地の形状に合わせた自由設計が必要になる場合も多いです。
そして狭くて歪な土地に家を建てるのは普通の土地よりも難しいので、自由設計がかなり得意な会社である必要が出てきます。
このような理由で、狭小住宅が得意なハウスメーカーは自由設計が得意であることが共通の特徴となっています。
共通特徴④提案力が高い
注文住宅のメリットの一つに、自分の思い通りの間取りの家を建てられるというものがあります。
しかしこのメリット、普通の広さの土地に家を建てるのであれば私たち施主にも十分考える余地がありますが、狭小住宅となると途端に難易度が上がります。
私たち施主からしたら、きっと「えっ、こんな狭い土地に快適に暮らせる家を建てることは無理なのでは?」と思うでしょう。
そこで大切になってくるのが、ハウスメーカーの提案力です。
このように、狭小住宅では特にハウスメーカーの提案力が重要になってきますので、提案力が高いというのは狭小住宅が得意なハウスメーカーに共通する特徴の一つになります。
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狭小住宅が得意なハウスメーカーランキングBEST10
最後の章では、狭小住宅が得意なハウスメーカーランキングBEST10を発表します。
【第1位】ダイワハウス
第1位は、ダイワハウスです。
ダイワハウスには「skye3(スカイエスリー)」という都市部向けの3階建て注文住宅の商品があります。
こちらは敷地の狭い都市部に特化した家づくりができるようになっており、主に下記の方法で狭い土地に対応しています。
◆斜線対応◆
家を建てる場合は、高さ方向であれば自由に使って良いと思いがちですが、実はそうではありません。
隣地にある建物の日当たりや風通しなどを確保するために「斜線制限」という決まりがあって、その斜めの線より上に建物を作ってはいけないという決まりがあります。
都市部などで良く屋根が斜めになった家を見かけることがあるかと思いますが、これは斜線制限に対応するためこのような形になっているのです。
そしてダイワハウスの家では斜線制限に柔軟に対応できるので、制限ギリギリまで使って狭い空間を有効活用できます。
◆斜め45度外壁◆
歪な形の狭小地に対応するため、斜め45度外壁というものがあります。
コーナー部の外壁を斜めにすることで、歪な形の土地を最大限活用できます。
◆約11.5cm刻みの設計◆
1面のみではありますが、約11.5cm刻みの設計ができるので、敷地ギリギリまで土地を有効活用できます。
他にも狭小地に家を建てるための様々な工夫があるほか、ダイワハウスの名に恥じぬ性能・デザインも兼ね備えているので、ダイワハウスは有力な選択肢になります。
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【第2位】ヘーベルハウス
第2位は、ヘーベルハウスです。
ヘーベルハウスは、旭化成ホームズ株式会社の戸建注文住宅のブランド名です。
そしてヘーベルハウスには、「FREX3(フレックス3)」と「terra craft(テラクラフト)」という3階建て商品のラインナップがあります。
ヘーベルハウスでは、昔から「都市の限られた敷地で暮らしを豊かにする3階建て住宅」をモットーにして家づくりを進めてきた歴史があります。
そのため、ヘーベルハウスは3階建て住宅のノウハウが非常に優れており、地震にも強い安心して住める3階建ての家を建てることができる技術力を持っています。
また、ただ安心して住めるだけではなく、充実した毎日をすごせる家にするための提案力があるのも大きな魅力です。
狭小住宅と呼ばれるサイズの家にも関わらず、広々としてリビングや趣味スペース、さらには3階建という高さを活かした屋上庭園なんてものも作れたりします。
このように、ヘーベルハウスでは例え狭小住宅でも、毎日安心して楽しく暮らせる家を建てることが可能です。
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【第3位】住友林業
第3位は、住友林業です。
住友林業には、「Proudio(プラウディオ)」という都市型3階建て商品のラインナップがあります。
そしてProidioには、下記のようなプランがあります。
- 細長い敷地にも対応した大収納プラン
- ワンフロアでLDK+水まわり
- 北側斜線制限も上手に活用するゆとりの3階建て
- 敷地と斜線制限に対応した2階リビングプラン
また、住友林業は外観デザインも優れているのが特長で、都市部にふさわしいデザイン性の高い美しい家づくりをすることができます。
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【第4位】アキュラホーム
第4位は、アキュラホームです。
アキュラホームでは、都市の敷地を最大限に活用した3階建てのプランがあります。
アキュラホームの3階建ての最大の特徴は、建築後も簡単に間取り変更ができる「SI設計」です。
これは、強度に影響する家の基礎となる外周部分と、暮らし方に合わせて自在に間取りや内装部分を区別することにより、このようなことが可能となっています。
人生のライフステージや家族の人数によって適切な間取りは変わってくるものですから、建てた後にも間取りを変えれるというのはとても嬉しいポイントですよね。
また、壁の素材にも力を入れており、東京大学と共同開発した「ストロングウォール」という強度な壁で建物全体を地震に強くしています。
これにより、住宅耐震性能の指標の最高ランクである、耐震等級3を実現しています。
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【第5位】パナソニックホームズ
第5位は:パナソニックホームズです。
パナソニックには、「ビューノ3E/S」という3階建て商品のラインナップがあります。
「広さが限られた都会の敷地では、2階建てで無理なことも、3階建てなら可能になる。」をモットーにして、都市型3階建て住宅を提供しています。
例え都市部の狭い土地に家を建てるとしても、広いリビングや一人になれる空間、駐車スペースだって諦めたくないですよね。
パナソニックホームズではそんな施主さんの気持ちに寄り添って、暮らしの可能性を広げることのできる3階建ての家づくりをしてくれます。
また、パナソニックホームズでは、最大9階建てまで可能な「Vieuno(ビューノ)」という一風変わった商品もあります。
この商品では、上層階の部分を自分の自宅にして使い、下層階はオフィスや賃貸住宅として貸し出すなんてことができます。
そのため、夢の注文住宅を手に入れた上で、さらには家賃収入も得られてしまうかもしれない、何も魅惑的な商品になっています。
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【第6位】ミサワホーム
第6位は:ミサワホームです。
ミサワホームには、木質系の3階建て商品のラインナップがあります。
そしてミサワホームでは、「新アーバンデザイン」をモットーに、都市にピッタリの3階建て住宅にすることを目指しています。
厳しい斜線制限にも対応できるほか、例えどんな土地でもあなたの希望をプラスしてくれます。
もちろん、ミサワホームならではの「広く、明るく、安心」の3つは健在で、そんな家に住みたい人にはミサワホームがピッタリです。
ちなみにですが、ミサワホームは基本的には木質系住宅のみを取り扱っているのですが、3階〜5階建てが可能な鉄骨系の商品も一つだけあります。
こちらはただ住むだけではなく、店舗併用や賃貸併用として、一部のフロアを貸し出すといったことも可能です。
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【第7位】三井ホーム
第7位は、三井ホームです。
三井ホームには、「CRECER(クレセール)」という都市部向け3階建て住宅のラインナップがあります。
三井ホームは木造メインのハウスメーカーなので、3階建ての家も木造で問題なく建てることができます。
そのため、3階建てといどもビルのような家にはならず、木のぬくもりを楽しめる家づくりができます。
また、限られた敷地の環境をむしろ楽しむというコンセプトのもと、光と風を取り入れる工夫が得意だったり、屋上を作って空を暮らしに取り入れることなどもできます。
このように三井ホームでは、都市部の狭小地とは思えないような、木の温もりと自然を感じるおうちを建てることができます。
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【第8位】積水ハウス
第8位は、積水ハウスです。
積水ハウスでは、「鉄骨3・4階建て」の注文住宅の建築が可能です。
都市部の狭い土地でも、解放感を感じる外の自然や空と近い暮らしができるのが、積水ハウスの特長です。
コンパクトな敷地でも、様々な工夫で家をより広く快適な空間にすることができます。
また、積水ハウスは家づくりの技術がとても高くて、耐震性・耐火性の高い家づくりが可能です。
高層ビルと同等の耐震設計で震度7の地震にも耐えられるようにしたり、耐火性の優れた壁を作っているので、災害に強く安心して住むことのできる家になります。
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【第9位】トヨタホーム
第9位は、トヨタホームです。
トヨタホームには、「ESPACIO EF3(エスパシオ・エフ3)」という都市に暮らすための3階建て住宅のラインアップがあります。
狭い土地でも、上へと空間を広げることでゆったりと住むことができる家づくりが可能です。
必要なものは諦めずに可能な限り取り込み、余分だと思ったことは賢く省くことにより、狭い土地を有効活用した家づくりをすることが可能となっています。
また、フロアの高さをずらして1.5階や2.5階をつくるノウハウにも長けており、より家の中の空間を広々と見せることができます。
そして外観、内装のデザインにも抜け目がなく、都市に良く似合うスタイリッシュなマイホームを手に入れることができます。
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【第10位】クレバリーホーム
第10位は、クレバリーホームです。
クレバリーホームには、「Skyshare(スカイシェア)」という多階層住宅のラインアップがあります。
スカイシェアは、「都会でも自分らしさをあきらめない暮らしを叶える」をコンセプトにした、狭小地での家づくりに特化した商品です。
狭い土地という制約を乗り越えた、快適な家づくりをすることが可能です。
また、クレバリーホームでは住んでからのメンテナンス費用や光熱費を最小限にすることにも力を入れており、もともと維持費の掛かりにくい狭小住宅の中で、さらに維持費を安くできる家を建てることが可能です。
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狭小住宅のメリットとデメリット
この章では、狭小住宅のメリットとデメリットを解説します。
引き続き狭小住宅の検討を進めるか、やっぱりやめるかの判断材料にしてください。
狭小住宅のメリット
まずは、狭小住宅のメリットをお伝えします。
これらのメリットに魅力を感じたら、狭小住宅の検討を進めてみると良いと思います。
メリット①利便性が高い土地に住める
利便性が高い都市部にある土地は、一坪当たりの土地の値段も高くなります。
そのため、都市部でそれなりの広さの土地を買うことは金銭的にかなり大きな負担になります。
しかし、狭い土地であれば、便利な都市部でも現実的に購入可能な金額で買うことができます。
そこに家を建てることできれば、通勤・通学・買い物などに非常に利便性の良い場所に住めることになります。
このように、利便性の高い場所に住むことが可能になるのが、狭小住宅のメリットの一つです。
メリット②シンプルで楽な生活ができる
家が狭いと収納スペースなども限られてくるので、必然的にできるだけ物を多くしないように心がけるようになります。
そうすると、家の中に無駄にものが増えないので、シンプルで楽な生活ができるようになります。
また、家が小さい分、掃除をする場所も少なくて済むので、いつもキレイな状態を保つやすくなります。
メリット③家の維持費や生活費が安くなる
土地や家が小さいということは、家の維持費や生活費が安くなることにもつながります。
毎年の固定資産税も安くなりますし、修繕が必要な部分も少なくなります。
また、冷暖房が必要な場所も小さくなるので、毎月の光熱費が抑えられ生活費が安くなります。
狭小住宅のデメリット
次は、狭小住宅のデメリットです。
ここに出てくるデメリットが嫌だなと感じたら、狭小住宅以外の選択肢も視野に入れた方が良いかもしれません。
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デメリット①隣の家との距離が近くなる
狭小住宅を建てる際は、敷地を最大限有効活用するために、建物が建築可能なギリギリのラインまで使って家を建てることがほとんどです。
そのため、必然的に隣の家との距離も近くなります。
そうなると、採光や風通しが悪くなってしまったり、騒音問題などの隣人トラブルが発生しやすくしなったりします。
これは、狭小住宅の避けられないデメリットの一つになります。
デメリット②家の工事費が高くなる
狭小住宅の工事費は、同じ床面積の普通の家と比べると、どうしても高くなってしまいます。
これは、3階建ての家を建てるのにはしっかりとした素材や技術が必要になるほか、隣の家と近くて足場が組みにくくなるなどの理由からです。
そして道幅が狭くて重機が入れないと、さらなる工事費アップにつながります。
このように、狭小住宅は普通の家よりも建てるのが難しいため、工事費が高くなってしまいます。
デメリット③生活動線や家族間のプライバシー確保が難しくなる
狭小住宅では、生活動線と家族間のプライバシー確保が普通の家よりも難しくなります。
階数が増えるということはその間を行き来しなければならないということになるので、ストレスの無い生活動線の確保が難しいです。
また、どうしても各部屋同士が近くなってしまうので、部屋の音が漏れたりして家族間のプライバシーの確保も普通の家より難易度が上がってしまいます。
まとめ:好立地に住める狭小住宅は魅力的な選択肢です
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本記事のまとめです。
狭小住宅とはどんな家?
狭小住宅のメリット
- 利便性が高い場所に住める
- シンプルで楽な生活ができる
- 家の維持費や生活費が安くなる
狭小住宅のデメリット
- 隣の家との距離が近くなる
- 家の工事費が高くなる
- 生活動線や家族間のプライバシー確保が難しい
狭小住宅が得意なハウスメーカーの共通点
- 3階建ての商品がある
- 技術力が優れている
- 自由設計が得意
- 提案力が高い
狭小住宅が得意なハウスメーカーBEST10
- ダイワハウス
- ヘーベルハウス
- 住友林業
- アキュラホーム
- パナソニックホームズ
- ミサワホーム
- 三井ホーム
- 積水ハウス
- トヨタホーム
- クレバリーホーム
ここまで、狭小住宅について様々なことを見てきました。
こうして見てみると、狭小住宅の良いところがどんどん見えてきて、なんかむしろ欲しくなってしまいますよね。
狭小住宅は工夫次第で本当に素敵な家になる可能性を秘めているので、狭い土地だからといって諦めず、理想の家づくりを進めていけたら良いですね。