注文住宅を検討しているそこのあなた!
なるべく建築費用を抑えようと、ケチろうと思ってはいませんか?
もちろん、無駄な設備や必要以上の広さの建物にお金をかける必要はありません。
しかし、本当に必要なものまで、ケチろうとしてしまう方が意外と多いです。
私も営業マン時代に「本当にこの設備つけなくていいですか?」と聞いて、お客様から「大丈夫です。」と言われ、いざ建物が完成したら「あなたの言う通りにケチらずに採用すればよかったわ~」と言われた経験が何度もあります。
そんな思いをしないためにも、今回は実際に建てたお客様からの声が多かった「ケチらなければ良かったポイント」についてお伝えします。
営業マン時代に聞いたお客様の声をもとにランキング付けしましたので、同じ過ちを繰り返さないためにもしっかり確認していきましょう。
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ケチらなければ良かったポイントBEST15
ケチらなければ良かったポイントBEST15
- 浄化槽ではなく本下水の土地を購入すればよかった
- ローコストメーカーにしなければよかった
- 太陽光発電を搭載すればよかった
- 無垢床にすればよかった
- トイレは埋め込み収納にすればよかった
- 玄関をもっと広くすればよかった
- ランドリースペースをもっと広くしておけばよかった
- センサーライトにすればよかった
- スマートキーを採用すればよかった
- リビング内に収納をつければよかった
- 廊下を作ればよかった
- 洗面脱衣所をもっと広くすればよかった
- 電動シャッターにすればよかった
- 室内ドアは引き戸にすればよかった
- コンセントをたくさんつけるべきだった
順に解説します。
【BEST15】浄化槽ではなく本下水の土地を購入すればよかった
ケチった費用:購入する土地による
浄化槽エリアの安い土地ではなく、本下水エリアの土地を購入すればよかったと後悔する人も多いです。
注文住宅ですが、いきなり土地の話ですみません。
土地を購入して建物を建てる方もたくさんいると思いますので、その様な方はぜひ参考にしてください。
では浄化槽と本下水では何が違うのでしょうか。
価格に関しては次の3点が違います。
- 土地価格の違い
- 建物の初期費用の違い
- 住んでからの費用の違い
①土地価格の違い
浄化槽エリアと本下水エリアでは、土地の相場が違います。
わかりやすいイメージとしては浄化槽エリアは田舎で、本下水エリアは都会です。
そのため、一般的には本下水エリアの土地の方が価格が高くなっています。
すると、安い土地の方がいいから浄化槽エリアでいいやと思ってケチってしまう方も多いです。
②建物の初期費用の違い
建物の初期費用は40~60万円くらい浄化槽の方が高くなります。
なぜなら、本下水は建物から配管をのばして下水管に接続するだけですが、浄化槽のエリアは汚水をキレイにするために浄化槽を地中に埋設しなければならないからです。
この点では本下水の方がお得です。
③住んでからの費用の違い
住んでからかかる費用も違います。
本下水では、月々の水道代の中に下水道分の費用も含まれていますので、そのまま徴収されます。
そのため、月の水道代は浄化槽と比べて高くなります。
対して浄化槽は、点検や清掃をする費用が発生します。
年間数万円かかります。
また、点検や清掃をしてもらうために、浄化槽の維持管理契約をする手間もあります。
費用面では、一長一短ある本下水と浄化槽です。
しかし、長い目で見ると高いお金を出してでも、本下水エリアの土地を選んだ方がメリットが大きいと私は感じます。
また、土地の環境や住んでからのメンテナンスの差から、本下水にすればよかったと思う方が多いようです。
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【BEST14】ローコストメーカーにしなければよかった
ケチった費用:数十~数百万円
そもそもの話ですが、意外とハウスメーカーをケチらなければよかったと感じている方もいます。
すでに建築済みですが展示場に来たお客さんで、次のようなことを言うご夫婦がいました。
- 安さばかりに目を向けたが、性能や構造を考えて会社を選べばよかった
- 光熱費やメンテナンス費がかかるので、長い目で見ると損してるかも…
- 展示場ではわからなかったが、実際に建てたら安っぽくて後悔した
建てるときは目先の費用が気になりがちですが、住んでからもっとお金をかければよかったと後悔する方も多いです。
特にメンテナンス費などでは、30年間で数百万円の差がつくこともあり、結果的にローコストメーカーで建てた方が損をすることもあります。
新築時の住宅ローンは金利が安いですが、数十年たってからのリフォームローンは金利が高いので、無駄な利息を多く支払うことになります。
目先の金額だけではなく、長期的なことも考えながら後悔のないハウスメーカー選びをしましょう。
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【BEST13】太陽光発電システムを搭載すればよかった
ケチった費用:約25~35万円(1kwあたり)
住んでから太陽光発電システムを採用すればよかったと言うお客様もいます。
打合せ時は、数百万円という太陽光発電システムの見積りを見て諦めてしまう方も多いです。
しかし、住んでからの光熱費のことを冷静に考えるとつければよかったと後悔する人もいます。
また、最近では天災も多く、オール電化の家は停電するとすべての設備が使えなくなってしまいます。
太陽光発電システムが搭載してある家では、非常時も発電をしていれば電気を使うことができるため、そういった面でつければよかったと感じる人もいます。
【BEST12】フローリングではなく無垢床にすればよかった
ケチった費用:約2,000円~3万円(㎡あたり)
床材を後悔する人も多いです。
こちらは比較的住んですぐのタイミングでよく聞く意見でした。
グレードの高い無垢床は費用もかなりかかるため、諦める方も多いです。
しかし、無垢床が施工された展示場で長く打合せをしていると、それに見慣れてしまい、実際に引っ越したときにマイホームが安っぽく感じてしまう方もいます。
さらに、見た目だけでなく手触りなども大きな差を感じてしまう方も多いです。
クロスや照明、カーテンであれば、すぐに取り替えることもできますが、床の貼り替えは大規模なリフォームになってしまいます。
迷っている方は、思い切って無垢床を採用してもいいでしょう。
【BEST11】トイレは埋め込み収納にすればよかった
ケチった費用:約3~4万円
トイレの収納で後悔する人も多いです。
トイレの収納は以下の2つのどちらかを選択する方が多いです。
- 収納はつけずに後から購入する
- 壁付けタイプの収納をつける
しかし、上記のような方は、住んでからトイレの狭さを実感して、後悔したという意見が多いです。そうならないための改善策は2つです。
- トイレ自体を広くする
- 埋め込み型の収納を採用する
トイレ自体を広くすると他の空間への影響が出ますので、気軽にできる方法の埋め込み収納を採用をおすすめします。
【BEST10】玄関をもっと広くすればよかった
ケチった費用:ハウスメーカーによる
玄関を広くすればよかったと感じる方も多いです。
打合せ時は次のように考え、あまり玄関の広さを重要視していない人が多いです。
- 玄関にいる時間なんてあまりないから狭くてもいい
- 靴があまり多くないから狭くても問題ない
- そもそも玄関の広さのイメージがわかない
しかし、住んでみると次のように感じ方が変わります。
- 玄関って靴以外にも置くモノがたくさん!
- 来客と玄関で立ち話するのに窮屈
- 大量に買い物したときに玄関が狭いと運びづらい
他にも様々な後悔の声が聞かれました。
玄関は居住空間ではないですが、人や物の行き来が非常に多い空間です。
玄関はその家の顔とも言われますので、可能であれば広めに設計しましょう。
どうしても玄関の広さが取れないときは、玄関ホールより玄関タイル側を広く設計した方が、広く感じやすいです。
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【BEST9】ランドリースペースをもっと広くしておけばよかった
ケチった費用:ハウスメーカーによる
玄関に続いて、ランドリースペースを広く取ればよかったという意見もたくさん聞きます。
ランドリースペースは引渡しのときでは狭さに気づかず、実際に洗濯物を干してみて狭かったと感じる方が多いです。
理由は、洗濯物を干した状態の空間イメージができていないまま間取りを決めてしまっているからです。
洗濯物は50~60cmの幅があり、ワンピースなどは長さもかなりあります。
洗濯物を干していないときは広々と感じていても、洗濯物を干すとランドリースペース内が洗濯物でいっぱいになり、移動が大変になってしまうのです。
ランドリースペースを採用する方は、洗濯物を干してもその周りにゆとりがあるような広さにすることをおすすめします。
【BEST8】センサーライトにすればよかった
ケチった費用:約2~3万円
センサーライトの費用追加をケチり、スイッチライトにして後悔した人もたくさんいます。
特に後悔するのは以下のような箇所です。
- 玄関ポーチ(屋外)のライト
暗くなったらいちいちスイッチをつけに行くのが面倒くさいとの意見が多いです。
- 玄関ホール(室内)のライト
荷物を持って家の中に入るとスイッチを押すのが大変、真っ暗なときに家に入るとスイッチが見つからないなどの意見がありました。
- 廊下のライト
夜トイレに行くときに不便、子供が消し忘れるとずっと点けっぱなしになっているなどの意見が多数ありました。
センサーライトはそこまで高額ではないので、ぜひ採用しましょう。
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【BEST7】スマートキーを採用すればよかった
ケチった費用:約6万円~9万円(電子錠の場合)
スマートキーもケチらずに採用すればよかったという意見も多いです。
ケチりたくなる微妙なラインの追加費用なので気持ちは分かりますが、ぜひ採用してほしい設備です。
スマートキーを採用することで、次のような悩みが解決します。
- カバンの中から鍵を探すのが手間
- 荷物を持っているときに鍵を開けるのが大変
車を運転される方は、スマートキーに慣れていると思いますが、かなり便利な設備ですよね。
当たり前になると手放せません。ぜひ採用してみてください。
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【BEST6】リビング内に収納をつければよかった
ケチった費用:ハウスメーカーによる
意外と盲点なのがリビング内の収納です。
リビングの広さにこだわる方は多いですが、収納にも目を向けましょう。
リビングの広さはとにかく25帖!30帖!と考えている方は注意が必要です。
その30帖のリビングを29帖にして、1帖分を収納とするだけでかなりすっきりとしたリビングを作ることができます。
また、リビングは人が集まるところなので、隠す収納だけではなく見せる収納を作ることもおすすめです。
家族写真や思い出の品を飾ることができます。
【BEST5】廊下を作ればよかった
ケチった費用:ハウスメーカーによる
最近マイホームを建てた人で、住んでから後悔しているのが廊下のない間取りにしたことです。
少し前の家では、必ず空間同士をつなぐための廊下がありました。
しかし、最近では廊下=無駄な空間と捉えられることが多く、ワンルームのような間取りを好む方も多いです。
床面積が少なくなり建物の価格は抑えられるメリットはありますが、次のような状況ではどうでしょう。
- リビングに直結したトイレがある
音やニオイ、出入り時の目線が気になる。
- リビングに直結した寝室や子供部屋
平屋に多いが、音が気になったりプライバシーが保たれない。
上記のようなときは、空間と空間の間に廊下を挟むことで解決することができます。
廊下はただ無駄な空間というわけではないので、有効的に間取りの中へ取り入れてみてください。
【BEST4】脱衣洗面所をもっと広くすればよかった
ケチった費用:ハウスメーカーによる
玄関やリビングよりも多いのは、脱衣洗面所の広さの後悔です。
以下のような理由で、もっと広くすればよかった!と感じる方が多いようです。
- 朝風呂する家庭では、入浴後の人と朝の準備をする人で大混雑!
- 脱衣洗面所に室内物干しをつけたけど、干すと狭くて洗面台が使えない
このような方は、脱衣洗面所を広くするか、脱衣所と洗面所の空間を別々にとることをおすすめします。
必ず毎日使う空間なので、ケチらずに広めに設計しましょう。
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【BEST3】手動ではなく電動シャッターにすればよかった
ケチった費用:約4~8万円(手動シャッターとの差額)
電動シャッターにすればよかったという方もかなり多いです。
手動シャッターを採用したお客様で、毎日開け閉めしていると言っている方をほとんど聞いたことがありません。
むしろ「全然使ってないです!」と言っている家族の方が多い印象があります。
手動シャッターも安い設備ではないので、使わなくてはもったいないです。
手動シャッターで全然使わないなら、電動シャッターにして毎日使う方が絶対に良いです。
また、電動シャッターであれば窓を開けずにシャッターの開閉ができるので、真夏・真冬・雨の日などにはかなり重宝します。
また、タイマー機能付きのものもありますので、かなり機能性の高い設備です。
費用が気になる方はメインで使う窓だけも、電動シャッターを付けることをおすすめします。
【BEST2】開き戸ではなく引き戸にすればよかった
ケチった費用:約5,000円~1万円
暮らし始めてから、開き戸ではなく引き戸にすればよかったと感じる方もかなり多いです。
数千円の追加ですが、なぜかケチりたくなりますよね。
間取り上、開き戸しかつけることができなければしょうがないですが、引き戸もつけられるのであればケチらずに採用した方が後悔が少ないと思います。
開き戸を選んだ方は、次のような意見で後悔しています。
- 子どもが勢いよくドアを閉めるのでけがをしそう
- 開けたときに家具や物にぶつかる
- 狭い廊下側に開くため、家族とぶつかることがある
- ドアを全開にしたときの間口が狭い
引き戸であれば上記の悩みを解決することができます。
数ヵ所であれば大きな費用追加にはなりませんので、ケチらず採用しましょう。
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【BEST1】コンセントをもっとたくさんつけるべきだった
ケチった費用:約3,000~5,000円
ケチらなければよかったと思うポイント第1位はコンセントでした。
実際に「後からコンセント追加できますか?」という質問を受けることもありました。
電気配線によって追加できる位置もありますが、位置によっては中々難しいこともあります。
最近では、スマホ・ゲーム・タバコなどの充電の必要な電子機器も増えてきていて、その分のコンセントが足りなくなることが多いようです。
また、キッチンやダイニングの手元にコンセントをつければ、料理の効率や食事の幅が広がったという意見もありました。
2位の引き戸に続き、数千円をケチったが故の後悔でした。
金額が安い分、後悔の気持ちが大きくなりますね。
コンセントは実際の生活をどれだけイメージできるかが、後悔を防ぐコツです。
日々の生活を思い浮かべながら打合せに臨みましょう。
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ケチる・ケチらない判断は「使用頻度」で考えよう
ケチらなければよかったと感じているモノについて紹介しました。
ケチるもの・ケチらないものの判断は非常に難しいですが、価格よりも使用頻度を考えるといいでしょう。
1年に数回しか使わない物であれば、ケチらなければよかったと思う回数も少ないです。
しかし、毎日使う箇所であれば毎回後悔してしまいます。
使用頻度の高いものから優先的に採用していきましょう。
ただし、何も考えずに採用すると予算オーバーになってしまいます。
あらかじめオプションの予算を決め、その中でおさまるものはケチらずに採用していきましょう。
▼当然のように採用されるオプションランキングBEST15
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当然のように採用されるオプションランキングBEST15【採用率順で発表】
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