こんにちは!カップラーメンは2分くらい待って食べちゃいます。
注文住宅で建てよう!でもどこにお願いすればいいのかなあ?選択肢は3つです。
「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」。
それぞれ得意なこともあれば、ちょっと苦手な部分もあります。
特徴をしっかりと理解し、違いを把握したうえで、どこにお願いするのか決めよう!
家づくりのパートナー探しはとっても重要です。
ご両親や友達などの身近な人で家を建てた経験者がいるなら、依頼先を選んだ理由や感想を聞いてみよう。
そして情報を幅広く集めるには、やはりメディアが楽チンだしとっても便利。
間取り&見積りの無料作成サービスであなたの家づくりは劇的に進む! では会社選びに便利なおススメ無料サービスを紹介しています。
「それぞれの違いだけ知れれば良いのよ!もう!」という人は、記事の後半までひとっ飛びしてください!
違いを解説する前にまずはそれぞれの特徴を少しだけ説明させてください!!
まずはそれぞれの特徴を簡単に説明させてください!!
それぞれ特徴が理解できていないと、違いも分かりづらいので…。
ハウスメーカーの特徴
安心感を求めるなら建築棟数実績が圧倒的なハウスメーカーがおススメ。
TVコマーシャルでもよく見かけますよね。建築実績が多いということはそれだけ多くの人に信頼されているということです。
会社・組織が安定しており、接客対応や建築技術もマニュアル化されているので、営業・設計・建築部門のサービスやクオリティが安定しています。
地域ごとに住宅展示場を構えているので、気軽にモデルハウスを見に行くことも出来ます。
会社の規模が大きいため、保証面でも安心できますね。
弱点を挙げるなら、「下請け工務店の良し悪しで施工に差が出てしまう」「あまりに細かい注文住宅の要望には応えられないケースもある」という2点ですかね。
工務店の特徴
手厚いサポート&ローコスト住宅を目指すなら工務店がおススメ。
地域に根付いて何十年も運営している会社が多いので、地元の土地・環境・業者の情報に精通しています。
親しみやすく、家庭的なサービスを得意とし、建てた後でも何かあった時にはすぐに駆け付けてくれる機動力があります。
工務店ごとに大工さんがいますので、職人さんの顔が見える家づくりができるのは安心ポイント。
弱点を挙げるなら、「デザインや設計に斬新さは期待できず個性に欠ける」「業者によっては良い会社とそうでない会社が存在する」という2点。
実際の施工例を見ること、口コミや評判を調べることで、安心して任せられる工務店なのか見極める必要があります。
設計事務所の特徴
とにかくオシャレ!圧倒的オンリーワンの家が欲しいなら設計事務所がおススメ。
斬新なデザインで個性を強く発揮する家を手掛ける「設計事務所」、近年人気が出てきました。
変形土地・狭小土地に対しても、悪条件を活かした間取り設計・デザインを提案することに長けています。
設計費は工事費の10~15%前後が相場。3,000万円の住宅なら300万円~450万円ほど。
間取り・外観デザインのみを手掛けているケースが多く、施工に関しては他の工務店に依頼することになります。
弱点を挙げるなら、「設計には時間がかかる(半年~1年が目安)」「オシャレにこだわり過ぎて居住性を損なうリスクがある」という2点です。
それぞれの特徴はザックリ掴めたでしょうか。ではでは…
「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の違いに迫っていくぞ!!
この記事のメインディッシュであるそれぞれの「違い」についていろんな角度から見てみましょう!
優れている点やそうでない点を比較しながら見ていき、最後は一覧表でまとめてみました。
間取りの設計力が違う!!
設計事務所 > 工務店 ≧ ハウスメーカー
間取りのオリジナリティーは設計事務所が1番。
お客様のライフスタイルを尊重しながらも斬新でお洒落な間取り設計を提案してもらえる。
反面、居住性を損なわないように気を付けましょう。
ハウスメーカーは間取りに関して融通が利かないこともあります。
デザイン力が違う!!
設計事務所 > ハウスメーカー > 工務店
デザイン力も設計事務所が1番。
高い設計料はかかるけど、斬新で強い個性を備えたオンリーワンのデザイン住宅を叶えることができます。
多くの施工実績を持つハウスメーカーも、様々な住宅を手掛けてきた経験値があり、デザイン提案の引き出しは豊富。
工務店はデザインに関してはその他と比較してハッキリと劣っており、独創性は期待できません。
コストが違う!!
工務店 > ハウスメーカー ≧ 設計事務所
もちろん注文住宅だから何でもかんでもグレードアップさせたり希望を全て叶えていったらコストはかさんでしまうので、一概に「高い」「安い」は比べづらいです。
比べづらいですが、基本的には工務店が一番コストを低く抑えることができます。
ハウスメーカーはCMなどの広告宣伝費やモデルハウスの建設費・維持費がかかっているので、その分コストは高くなってしまっている傾向です。
設計事務所は高い設計費がかかります。
アフターサービスが違う!!
ハウスメーカー = 工務店 > 設計事務所
アフターサービスに関してはハウスメーカーと工務店が優れています。
ハウスメーカーは長期間の無料点検・保証がついていて安心。
工務店はすぐに駆け付けて、すぐに直してくれる機動力・小回りの良さがあります。
設計事務所はアフターサービスが充実しておらず、ハッキリと劣ります。
工期が違う!!
ハウスメーカー > 工務店 (基本的に設計事務所は施工しない)
工期とは、工事を始めて(着工)から家が建つまで(竣工)の期間のこと。
工期が短いのはハウスメーカーです。
ハウスメーカーは自社工場で機械によって木材を加工・カットし、工場内である程度家を組み立ててから建設地まで運搬してササっと組み上げます。
もちろん、工期が短いからと言って品質やクオリティが落ちているわけではありません。
むしろその逆で、機械などによって緻密に計算・加工された建材や部品を用いているため、品質が安定しています。
工務店は全て職人の腕で仕上げていくので、ハウスメーカーと比べて工期が長いです。
手間が違う!!
ハウスメーカー > 工務店 > 設計事務所
ハウスメーカーは様々な住宅ローンの紹介や、面倒な諸手続きの代行など、初めての人には難しく、面倒に感じられる作業を代わりにおこなってくれます。
工務店は住宅ローンにおいても提携していない金融機関などがあり、借りたい金融機関が提携していない場合は自分の力で手続きをしなければいけません。
接客対応がマニュアル化されているハウスメーカーは、その会社規模を活かしたあらゆる機関との提携で、お客様のスピーディーな契約をサポート。
この辺りも契約に繋げるテクニックなのかもしれませんね。
設計事務所は設計の打合せだけで半年から1年ほどかかり、打合せ回数が多いです。
設計の打合せの後は施工会社探しと、手間はだいぶかかります。
表でまとめると…
ハウスメーカー | 工務店 | 設計事務所 | |
間取りの設計力の高さ | △ | ○ | ◎ |
デザイン力の高さ | ○ | △ | ◎ |
コストの安さ | ○ | ◎ | △ |
アフターサービスの充実度 | ◎ | ◎ | △ |
工期の短さ | ◎ | ○ | ー |
手間のかからなさ | ◎ | ○ | △ |
こんな感じに。
安心感を求めるならハウスメーカー。
ローコストに抑えたいなら工務店。
オシャレなデザイン住宅にしたいなら設計事務所。
あなたはどれに惹かれましたか?
まとめ:それぞれの違いを理解したうえで生涯のパートナーを決めよう!
いかがでしたか?
「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の違いが分かったでしょうか。
それぞれに得意なこと、苦手なことがあるというのが分かりましたね。
後は、あなたがどんな家を建てたいと思っているのか。
この1点を深く深く考えてみましょう。パートナーとも相談しましょう。
建てたい家によって、お願いする会社も変わってくるでしょう。
1回で数千万円もする買い物は、生涯で1度だけだと思います。
それだけに、慎重に越したことはありません。
失敗しないためにも、じっくり時間をかけて情報収集、口コミや評判もたくさん調べてください。