人生で間違いなく一番高い買い物、合計数千万円というお金が掛かる新築注文住宅。
しかし、現実というのは甘くはなく、ほぼ全ての施主さんが家を建てた後に何かしらの後悔を感じています。
そこで今回は、新築注文住宅のあるある後悔20選をお伝えしていきます。
合わせて、記事の後半には後悔しないための方法についてもお話ししていますので、注文住宅で後悔したくない方は、ぜひ参考にされてください。
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新築注文住宅で後悔ばかり…あるある後悔20選
それでは早速、新築注文住宅のあるある後悔20選を発表します!
20選のうち15選は、いろんな施主さんが後悔しているみんなのあるある後悔を、残りの5選は私自身の後悔ポイントをお伝えします。
みんなのあるある後悔15選!
まずは、多くの施主さんが共通して感じているあるある後悔15選です。
こちらの項目は本当に良くある失敗事例なので、同じ後悔をしないように気をつけてください。
みんなの後悔①土地選びの失敗
注文住宅で最も危険な後悔は、土地選びの失敗に関する後悔です。
注文住宅は、一度建てると簡単には引っ越しできません。でも、土地に関する失敗は真剣に引っ越したいと思うレベルの後悔につながります。
そのため、土地選びは決しておろそかにせず、全力で取り組む必要があります。
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みんなの後悔②返済計画の失敗
土地の次に危険な後悔が、返済計画の失敗です。
注文住宅を買う際は、やはり自分の思い通りの家を建てたいという思いが強いので、ついついやりたいことを詰め込んで予算オーバーになりがちです。
そして予算オーバーのままおうちの契約を結ぶと、毎月のローンの支払いが苦しくなって後から後悔することになります。そんなことにならないように、余裕を持った無理のない返済計画にすることが大事です。
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みんなの後悔③メンテナンス費用が高額
注文住宅は建てて終わりではなく、住み始めてからも色々とメンテナンス費用が掛かります。
住んでから10年も建てば、屋根や壁なども傷んでくるので、修理や再塗装が必要な場面も出てきます。
また、大抵の家電製品は耐久年数10年くらいで設計されているので、10年経ったらエアコンや給湯器、トイレなども身銭を切って買い換えなければなりません。
そのため、想像以上に家のメンテナンスにお金が掛かり、後悔してしまうことがあります。
みんなの後悔④固定資産税がきつい
またまたお金の話にはなってしまいますが、家を買うと毎年固定資産税というものがかかります。
こちらも金額にすると毎年10万円を超えるかなり大きな出費になります。
この固定資産税があるかどうかは、賃貸と持ち家の大きな違いです。
維持費も掛かる上に毎年の固定資産税の支払いも必要となり、お金関係の悩みは尽きません。
みんなの後悔⑤隣人トラブル
注文住宅は簡単に引っ越せないので、隣人トラブルも大きな後悔の原因になります。
例えば、下記のような点がトラブルにつながりやすいです。
- 家の工事中の作業の仕方や騒音
- 土地の境界に関するトラブル
- 騒ぎ声、楽器、室外機などの騒音
- 車や駐車場に関する問題
- ペット関係のトラブル
- 近所の住人がクレーマー体質
隣人トラブルに関してはこちら側の努力で100%回避することは難しいですが、こちらもお隣さんへの配慮を忘れないようにするなどして、できる限りトラブルに巻き込まれないように注意しておく必要があります。
みんなの後悔⑥外観がイメージと違った
注文住宅で意外と多いのが、外観に関する後悔です。
やはり人間は見栄えも気にする生き物なので、外観が平凡だったり安っぽく見えると、後悔につながります。
ここは気になる人にとっては思いのほか精神的にダメージを受けるところなので、外観を重視したい人は妥協しない方が良いです。
みんなの後悔⑦庭・外構の手入れが大変
庭が広かったり植栽が多かったりすると、庭・外構の手入れがとても大変になります。
家の周りに植物があると見た目はとても良くなりますが、雑草や落ち葉など掃除が大変ですし、将来的には剪定も必要になります。
暑い時期や寒い時期の外での作業は特に辛いので、庭・外構の手入れが大変なことも後悔ポイントの一つになります。
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みんなの後悔⑧空調関係の失敗
空調関係の失敗も、注文住宅のあるあるです。
例えば、下記のような失敗があります。
- 家の断熱性能が悪く電気代が高い
- 吹き抜けにしたらエアコンの効きが悪い
- エアコンのない場所が暑い・寒い
- 全館空調システムがイメージほど快適ではなかった
空調の効き具合はなかなか想像するのが難しいので、暑い時期や寒い時期にハウスメーカーの宿泊体験をして確認するのがオススメです。
みんなの後悔⑨設備関係の失敗
日常生活に欠かせないおうちの設備も、後悔しやすいポイントです。
設備関係の失敗は、例えば下記のような例があります。
- 海外製の食洗機が使いづらい
- 照明の色がイメージと違う
- エコキュートの水圧が思ったより弱い
- コンロの数が2口だと少なかった
高い設備で失敗すると簡単に買い替えとはいきませんので、設備選びも慎重に行いたいです。
みんなの後悔⑩オプションの採用・不採用
注文住宅は自由に家を建てられるので、オプションを採用して自分好みに仕上げることが可能です。
しかし、このオプション選びは結構難しく、下記の2つの後悔が混在しています。
- これはいらなかった、無駄なお金だった
- これはいれといた方が良かった、安い買い物だった
このように、自分の思った通りのオプションにするのは想像以上にハードルが高いので、いるもの・いらないものを真剣に吟味しながら選んでいく必要があります。
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みんなの後悔⑪生活動線の失敗
日々の生活動線に不便な点があると、地味にストレスを感じてしまいます。
生活動線の失敗事例は、下記のようなものがあります。
- キッチンと洗濯機が遠く家事の両立が大変
- 玄関からリビングが丸見え
- 水回りを2階にしたら、帰宅後の手洗いが大変
- 玄関とキッチンが遠く、荷物を運ぶのが大変
- リビングを通らないとお風呂にいけない
生活動線は毎日のことなので、より良い生活動線になるよう、しっかりと間取りを考えていきたいです。
みんなの後悔⑫生活音の配慮不足
家の中での生活音の配慮不足も、後悔の原因に繋がります。
特に後悔につながりやすいのが、寝室に他の部屋の音が聞こえることです。
寝室とトイレやリビングが隣だったりすると、音関係の後悔をしやすくなります。
家族間の生活音もストレスの原因になりますので、生活音への配慮も要チェックです。
みんなの後悔⑬トイレの場所と数
トイレの場所と数も、後悔ポイントになりやすいです。
先ほどの話とは逆ですが、寝室とトイレが遠すぎると、寝ている時にトイレに行きたくなった時に不便ですし、途中に階段などがあれば寝ぼけている状態で通るので危険です。
また、リビングとトイレが近いと、来客時にトイレに行きづらいということもおきます。
トイレはプライバシーにも関わる最も繊細な場所なので、どこに配置するかはしっかりと考えるようにしましょう。
みんなの後悔⑭収納関係の失敗
収納関係で失敗すると、家の中が散らかる原因になります。
なので、収納スペースの位置・場所をしっかりと考えて、使い勝手の良い収納にしていきたいです。
ちなみに収納関係では、ファミリークローゼットがトレンドになっており、採用している人が増えています。
ファミクロに関しては実際に使用している方の評価も高く、便利との声が多数上がっています。
そのため、ファミクロを付けなかったことを後悔している人が結構いるので、ファミクロはぜひ検討したい間取りの一つです。
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みんなの後悔⑮コンセント関係の不満
コンセントの不足や位置など、コンセントに関する不満も良くある後悔ポイントです。
住み始めてから思った場所にコンセントがないとかなり不便で、後から増やすのも難しいです。
また、部屋の模様替えなどにより、当初の予定とは違った位置にコンセントが必要になることもあります。
コンセント関係の後悔の大半は足りなくて困ることなので、コンセントは余裕を持って多めに付けておくことをオススメします。
私の後悔5選…
ここからは、私の後悔ポイント5選をお伝えします。
わたしの後悔①洗面室にエアコンがない
わが家は洗面室を約5畳と広くして何でもできるようにしたのですが、洗面室にエアコンを付けなかったことを後悔しています。
冬はお化粧など長時間使用するシーンでは寒く感じますし、夏のドライヤーは汗だくになります。
広い洗面室はメリットがたくさんあって良かったと思っているのですが、空調もできる部屋にしておけば完璧でした!
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私の後悔②和室が一部屋欲しかった
わが家は和室なしの家を建てたのですが、やはり和室は一部屋欲しかったと後悔しています。
その理由が、こちらです。
- 子育て中に使いたいシーンが多い
- 3人目ができた時に子供部屋が足りない
- 老後の寝室にできた
- 来客対応に使えた
このように和室はいろいろな用途で使えるので、あったらとても便利だったのになと良く思っています。
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私の後悔③LDKの明るさが足りない
わが家ではLDKを暗めのムーディーな感じにしたかったのですが、その夢が叶った反面、少し明るさが足りなくて後悔している部分があります。
明るさが足りなくなった原因は、主に下記の3つです。
- ハウスメーカーの提案を採用せず、ダウンライトをつけなかった
- 照明の色を電球色にした
- LDKのクロスの色が白ではなかった
やはりプロの提案を採用しないことは、それなりのリスクを伴います。
また、LDKのクロスの色を白以外にすると思ったよりも暗くなるので、白以外の色を採用する場合も注意が必要です。
私の後悔④壁掛けテレビのアーム固定
スッキリさせるためにLDKのテレビを壁掛けにしたまでは良かったのですが、アームを固定にしたのが失敗でした。
アームを固定にするとテレビの角度が変えられないので、ダイニング方面から見たときにかなり斜めの角度から見る状態になってしまいました。
アームはプラス2万円で角度調整ができるタイプに変えれたのですが、それをしなかったことが後悔ポイントとなりました…。
テレビの角度を変えれないと想像以上に不便ですので、壁掛けテレビを検討中の方は角度調整できるタイプのものをオススメします。
▼壁掛けテレビは高さを失敗してしまう人がとても多いです
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私の後悔⑤深く考えずに植えたシンボルツリー
外観の見栄えを良くしたくてシンボルツリーを植えたけど、完成直前に引っこ抜いて撤去する事態になりました。
撤去した理由は、植えた位置が隣との境界付近で、落ち葉で迷惑を掛けてしまうと判断したからです。
このようにシンボルツリーは思わぬリスクがありますので、採用の際には注意が必要です。
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あなたが後悔しないためにできること・すべきこと
ここまで、注文住宅に関する様々な後悔を確認してきました。
どれも、絶対にしたくない後悔ばかりですよね。
そこで最後に、家づくりで後悔しないためにできること・すべきことを、3つほどあなたにお伝えします。
後悔しないためにできること①絶対に妥協しないと決意する
まず一番始めにやってほしいのが、「自分は絶対に後悔しない家を建てる」と決意することです。
長く厳しい注文住宅の完成までの道のり、途中、あまりの大変さに気持ちが折れてついつい妥協したくなることがたくさんあります。
しかし、初めての注文住宅の場合、絶対に後悔しないと決意して家を建てても、必ず何かしらの後悔が出てきます。
絶対に後悔しないと決意してもこうなるので、そこに妥協の気持ちが入ると本当に後悔だらけの家になりかねません。
そのため、後悔しない家づくりにするとしっかり決意して、注文住宅完成までの道のりを歩いていくことが大事です。
後悔しないためにできること②先輩施主さんの後悔事例を徹底チェックする
最近はインターネットのお陰で、先輩施主さんの後悔事例を簡単に知ることができるようになりました。
私自身もこのブログやインスタグラムでたくさん後悔事例をお話ししていますし、他にもたくさんの先輩施主さんがその事例をネットにアップしてくれています。
そのため、超貴重な情報である先輩施主さんの後悔事例を徹底チェックして、どんなところでみんなが後悔しているのかを把握することが大切です。
後悔しないためにできること③複数社を比較検討する
後悔しない家づくりをするためには、複数のハウスメーカーを比較検討することも大事です。
一社検討だけだと、本当にそれで良いのかどうか分かりません。
金額面でも仕様面でも、複数社を比較検討することによって、より自分に最適なプランが見つかります。
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【注文住宅】相見積もりを取らないことで発生するリスクとは
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まとめ:先人たちの後悔ポイントをたくさん知ることが大事
本記事のまとめです。
みんなのあるある後悔15選!
- 土地選びの失敗
- 返済計画の失敗
- メンテナンス費用が高額
- 固定資産税がきつい
- 隣人トラブル
- 外観がイメージと違った
- 庭・外構の手入れが大変
- 空調関係の失敗
- 設備関係の失敗
- オプションの採用・不採用
- 生活動線の失敗
- 生活音の配慮不足
- トイレの場所と数
- 収納関係の失敗
- コンセント関係の不満
私の後悔5選!
- 洗面室にエアコンがない
- 和室が一部屋欲しかった
- LDKの明るさが足りない
- 壁掛けテレビのアーム固定
- シンボルツリーを植えたけど抜いた
後悔しないためにすべきこと
- 後悔しない家を建てると決意する
- 先輩施主さんの後悔事例を徹底チェックする
- 複数社を比較検討する
たくさんの熱い気持ちと時間とお金をかけた夢のマイホームなのに、住んでから後悔するようなことになったら本当に嫌ですよね。
このページでお伝えした後悔ポイントをしっかりとチェックして、後悔のない家づくりを進めていってください。