こんにちは!注文住宅業界歴6年、きのぴーです。
- 大空間を作りたい
- 耐久性の高い住宅を建てたい
- 災害に強い家を建てたい
このような要望がある方は、鉄骨ハウスメーカーを検討されていると思います。
軽量鉄骨のハウスメーカーであれば、大手木造ハウスメーカーと近い価格帯で建てられるということもあり、人気が出ています。
鉄骨ハウスメーカーの中でも…
- 耐震性を極めているハウスメーカー
- 細かい設計を得意とするハウスメーカー
- 短い工期で建物をつくりあげるハウスメーカー
などなど、特徴は様々です。
今回は、おすすめの大手鉄骨ハウスメーカーの特徴や構法についておすすめしていきます。
鉄骨ハウスメーカーを比較検討したい方、必見です!
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大手鉄骨ハウスメーカーおすすめ6選
鉄骨ハウスメーカーの紹介ですので、鉄骨の構法や、その構法による強みなどをご紹介していきます。
- 鉄骨造が良い!
- 安心のハウスメーカーが良い!
という方は、以下の6社を検討しましょう。
鉄骨おすすめハウスメーカー① 積水ハウス
(画像引用:積水ハウスHP)
積水ハウスのプロフィール
【構造】軽量鉄骨軸組工法「ダイナミックフレーム・システム」
【特徴】設計の自由度と、高い安全性をもつ建物
鉄骨軸組工法は鉄骨住宅の中でも設計自由度が高い工法ですが、積水ハウスの「ダイナミックフレーム・システム」は、特に自由度が高いことが特徴です。
最大7mの空間設計を可能にすることができますので、大空間も思いのままに実現できます。
また、2階の天井部分には最大8mスパンの小屋吹き抜けも取れますので、横の広がりだけでなく縦の空間利用もでき、さらに大空間をつくることができます。
この大空間を地震から守っているのが、制振構造「シーカス」です。
フレームの中に組み込まれたシーカスダンパーは、震度7の地震を想定して作られており、地震の際の住宅の変形量を1/2に抑えることが可能です。
また、ダンパーの要となる特殊ゴムも100年相当の対応年数を確認している為、長い間家族の安心を守る建物です。
▼積水ハウスで注文住宅を建てた方へのインタビュー記事がこちら(間取り&見積もり公開中)
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鉄骨おすすめハウスメーカー② 大和ハウス
(画像引用:大和ハウスHP)
大和ハウスのプロフィール
【構造】軽量鉄骨軸組工法「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」
【特徴】建物に負担をかけず、天井の高い居心地のいい空間を作ることができる建物
大和ハウスの「xevoΣ」の最大の特徴は、エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」です。
名前の通り、この耐力壁についている「Σ型デバイス」が上へ下へとしなやかに動き建物の揺れを収束させます。
横向きの金物と縦向きの金物のそれぞれの良いところを採用し弱点を克服した、ダイワハウスオリジナルの「Σ型」の金物は揺れを吸収し分散させます。
その結果、柱や梁の損傷を防ぎ、建物の高い耐震性を維持することができます。
この強靭な構造体により、天井高2m72cmを実現しています。
さらに、希望があれば3m16cmの天井高(1階のみ)にも対応できるという驚きの構造体の強さです。
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鉄骨おすすめハウスメーカー③ セキスイハイム
(画像引用:セキスイハイムHP)
セキスイハイムのプロフィール
【構造】ボックスラーメン構造「ユニット工法」
【特徴】圧倒的な工場生産率で、短い工期と高い耐震性を実現するハウスメーカー
ラーメン構造は、鉄骨同士を金物で接続するのではなく、溶接によって接続させますので、高い耐震性を持つ構造です。
セキスイハイムでは、機械による精度の高い溶接と品質管理を行っています。
その溶接で作られたユニットは、単体でも大きな地震にも耐えれる実験結果を確認しています。
また、セキスイハイム8割以上の工場生産率ですので、天候や現場環境に左右されません。
ユニットを工場で作り上げ現場で連結させるだけなので、連結事態はほとんどの場合1日で完了します。
全体の工期の最短で60日で引き渡しが可能の為、近隣住宅への迷惑や仮住まい金の負担を抑えるというメリットも魅力的です。
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鉄骨おすすめハウスメーカー④ トヨタホーム
(画像引用:トヨタホームHP)
トヨタホームのプロフィール
【構造】鉄骨ラーメン構造
【特徴】自動車生産技術を活かしたコスパのいい建物
トヨタというと車メーカーのイメージを持たれる方がほとんどだと思います。
実はトヨタホームでは様々な点で車づくりの技術が活かされています。
代表的な技術は、防錆技術です。鉄骨住宅において、サビ対策は非常に大切です。
トヨタホームでは、「カチオン電着塗装」を採用しています。
塗料の入った電着層に鉄骨を浸し、耐久性の高い樹脂の塗料を電着させる仕組みです。
鉄骨を丸ごと浸す為、鉄骨の裏側や小さな部品の細かな隙間にもムラなく塗料が入り込みます。
また、熱によって防錆性能が下がってしまうので防錆塗装後に行う溶接は1ユニットにつき8箇所に限り、溶接個所にも防錆テープで覆って溶接するなど、細部にわたって徹底されています。
他の鉄骨ハウスメーカーに比べ、坪単価も比較的低い点もメリットです。
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鉄骨おすすめハウスメーカー⑤ ヘーベルハウス
(画像引用:ヘーベルハウスHP)
ヘーベルハウスのプロフィール
【構造】鉄骨ALC工法「ハイパワード制震ALC構造」
【特徴】独自の制振技術で高い耐久性や耐震性を実現するハウスメーカー
ヘーベルハウスは制振技術に力を入れています。
制震ダンパーの中心点に動きが出る制振デバイス「ハイパワードクロス」を採用しています。
可動する「ハイパワードクロス」は地震時に受ける負荷が、通常の制振フレームと比べて1/6しかかかりません。
その為、建物全体の揺れも1/2に軽減することができます。
また、「ハイパワードクロス」と組み合わせて採用されているのが「剛床システム」です。
このシステムは、床を同士をコッターで固定させ、さらにモルタルを流し入れ強固な面として一体化させているものです。
それにより、地震や台風などの横からかかる力を面で受け流しています。
この2つの制振技術の組み合わせで建物を守ります。
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鉄骨おすすめハウスメーカー⑥ パナソニックホームズ
(画像引用:パナソニックホームズHP)
パナソニックホームズのプロフィール
【構造】制振鉄骨軸組構造「POWERTECH(パワテック)」
【特徴】高い制振技術と細かい間取り設計を得意とするハウスメーカー
パナソニックホームズは超高層ビルでも用いられている技術を工業化住宅で初めて採用したと言われています。
その制振技術を実現しているのが「アタックダンパー」という制震ブレースです。
斜材に「アタックダンパー」を取り付け、地震などにより引張力と圧縮力のどちらを受けた時でも強い耐力を発揮します。
どちらかの力に負けることがないつくりなので、地震の力が繰り返し加わっても建物の損傷を最小限に抑えます。
また、業界最小モジュールの15cmピッチでの設計が可能なのもパナソニックホームズの特徴です。
細かい設計が可能ですので、敷地の有効活用や厳しい斜線制限にも対応可能です。
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鉄骨住宅のメリット・デメリット
ここまで様々な鉄骨ハウスメーカーの紹介をしてきましたが、木造ハウスメーカーと比較検討されている方も多いと思います。
そこで、鉄骨住宅全般のメリットとデメリットをご紹介します。
鉄骨住宅のメリット
大空間、大開口が造りやすい
軸組工法単体で木造と鉄骨造を比べると、鉄骨の方が強度があります。
各ハウスメーカーは基本の工法にプラスαで耐震面を強化してありますので、木造と鉄骨造どちらとも耐震性は遜色ないと言っても過言ではありません。
ただ、鉄骨造は柱梁1本1本の強度が高い為、少ない本数で強度を保つことができ、大空間や大開口に向いています。
広々とした開放的な空間を作りたい方や、大型のビルトインガレージを作りたい方におすすめです。
工場生産率が高い為、品質のばらつきが少なく短工期
セキスイハイムやトヨタホームなどのユニット工法では工場生産率が8割を超えるほど、鉄骨住宅では工業化が進んでいます。
他の鉄骨ハウスメーカーも基本となる鉄骨は工場で生成される為、木造と比べて品質のばらつきがありません。
鉄骨住宅は工場生産が多い分、工期も短いことが特徴です。
基礎着工から引き渡しまでの期間を比べると、木造住宅は平均3~4か月と言われていますが、鉄骨住宅は平均2~3か月と約1か月短いというメリットがあります。
鉄骨住宅のデメリット
地盤によってコストがかかることがある
鉄骨住宅は木造住宅に比べて建物の重さがあります。
その為、建物に耐えれるだけの強靭な地盤が必要になってきます。
各ハウスメーカーが開発している基礎の施工のみで建物を支えられるのであれば費用はそこまで上がりません。
しかし、地盤が弱いとなると100万円以上の地盤改良費がかかることがあります。
また、地盤調査で木造住宅の重量であれば耐えれるが、鉄骨住宅の重量では地盤改良が必要と言われる場合もありますので、鉄骨住宅を検討するのであればこちらの費用はあらかじめ覚悟しておいた方が良いでしょう。
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シロアリの被害を受けることがある
「え?鉄骨なのにシロアリ?」と疑問に思われた方も多いと思います。
実は鉄骨住宅といっても、全ての部材に鉄骨が使われているわけではありません。
主要となる構造体はもちろん鉄骨ですが、鉄骨住宅にはたくさんの木材や木製ボードが使われています。
ぜひ建築中の鉄骨住宅がある場合は中を覗いてみてください。
木造は防蟻処理を済ませればいいですが、鉄骨住宅は防錆処理に加えて防蟻処理も気を遣う必要があります。
ぜひ、検討する鉄骨ハウスメーカーには、防蟻処理にも対応してくれるのか確認してみてください。
鉄骨おすすめハウスメーカーまとめ
様々な鉄骨ハウスメーカーの特徴をお伝えしました。
同じ軽量鉄骨という材を使っていても、耐震の対策や建築方法は大きな違いがあります。
災害に強い家が建てたい方や、建物に高い品質を求める方に鉄骨ハウスメーカーはおすすめかと思います。
工場見学も行っているハウスメーカーも多いですので、ぜひ参加してみてください。
工業化されている住宅は、自分の目でその安全性や技術力を確認した方が信頼度も上がると思います。
世界と比較しても高い技術レベルを開発し採用している日本の大手鉄骨ハウスメーカーで、安心安全のマイホームづくりをしてください。
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