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軒が深い家は暗いってほんと?メリット・デメリット一覧

 

こんにちは!

注文住宅業界歴6年、きのぴーです。

 

軒とは、建物の壁よりも外側にせり出した屋根のことです。

住宅展示場をよく見てみると、各ハウスメーカーによって軒の長さが大きく違います。

 

例えば、住友林業は軒の深さが印象的です。

 

軒を意識してみる方は少ないのではないでしょうか。

しかし、軒を深くするか浅くするかで、建物の印象は大きく変わります。

 

軒を深くすると高級的な外観になりますので、和風テイストな外観や大手のハウスメーカーでは採用されることが多いです。

 

軒が深い家ってほんとに素敵なんです!

 

外観はよくなりますが、実際に住んでみると室内が暗いと感じる方もいます。

一方で、軒を深くした結果、生活がしやすくなったと感じている方も多いようです。

 

今回は、軒が深いことによるメリット・デメリットと、軒を深くしたい方にとってのお役立ち情報をしっかりお伝えします。

 

軒が深い家のデメリット

 

軒が深いデメリット①部屋が暗い

タイトルにもある通り、軒を深くすると室内が暗くなります。

軒が長いと太陽の光を遮ってしまいますので、室内に光が届きにくいです。

 

その結果、昼間でも部屋が暗くなってしまい、電気をつけているという方もいます。

室内が暗く電気をつけている時間が多いと、無駄な電気代がかかります。

 

軒を深くするのなら、採光は工夫しないといけないよ!

 

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お金を出して軒を深くしたのに、余計なランニングコストがかかってしまうともったいないです。

日差しを室内にたっぷりと取り入れて部屋を明るくしたい方は、軒を深くしない方がいいでしょう。

 

軒が深いデメリット②屋根が風の影響を受けやすい

屋根が壁からせり出す面積が大きいので、強風が吹いたときに影響を受けやすいです。

最近の住宅は耐久性が優れているため、すぐに屋根が吹き飛ばされてしまうなんてことはありません。

 

しかし、長年の蓄積で屋根が脆くなってしまうことがあります。そして、台風などで強風が吹いたときに、屋根が飛ばされたり、屋根がゆがんで雨漏りの原因につながることがあるのです。

 

必ず起こり得る現象ではありません。

しかし、しっかり対策をしておく必要はあります。

 

軒を深くすればするほど、耐久度は落ちるよ!

 

屋根の耐風強度は構造によって違いがあります。

軒を採用するときは屋根の強度を確認して、ハウスメーカーが推奨する軒の深さを採用するようにしましょう。

 

軒が深いデメリット③お金がかかる

軒を深くすると、当然屋根面積が広くなるので、費用がかかります。

また、屋根材だけでなく軒天に使う材料も増えます。

 

軒を深くするための具体的な費用については、解説が長くなるので後ほど解説します!

 

軒が深いデメリット④建物のバランスが悪くなる

軒が深い外観が似合う建物と似合わない建物があります。

下記のような建物は、深い軒との相性が悪いです。

 

  • キューブ型の家

キューブ型の建物は軒が短いどころか、軒がない家がほとんどです。

 

  • モダンテイストの家

モダンテイストな建物に長い軒は合いません。

しかし、和モダンテイストにすると軒が深い方がかっこよく仕上がります。

 

  • 洋風の家

洋風の建物は、軒が全く悪くてもバランスが悪いですが、軒が深すぎてもバランスが悪いです。

洋風住宅を建てる方は、軒の長さを400~500mmあたりで設計するといいでしょう。

 

  • 3階建て以上の家

高さがある建物と深い軒の相性はよくありません。

縦に長い建物で軒が深いと建物全体のバランスが悪くなってしまいます。離れてみると大きなキノコのようです。

 

また、建物が長いと風の影響も受けやすいので、3階建て以上の建物を建てる場合は軒は浅くしましょう。

 

とにかく軒を伸ばせばオシャレになるわけでもないのね!建物とのバランスが重要…っと。

 

軒が深い家のメリット

 

軒が深いメリット①重厚感のある外観になる

軒が深い建物は、重厚感や高級感のある印象を与えてくれます。

軒の深い建物にする場合には、次のような建物のテイストを選ぶといいでしょう。

 

  • 和風な建物

和風の建物に深い軒を採用すると、非常に重厚感が出て外観がとてもかっこよくなります。

 

  • 和モダンの建物

和風テイストを取り入れたモダンな建物は、軒が深いと高級感が出て素敵な建物になります。

 

積水ハウス、ダイワハウス、住友林業などの和モダンの展示場は必ず軒が深くなっていますので、機会があればぜひ見てみてください。

 

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軒が深いメリット②夏場の日差しを遮れるので涼しい

軒を深くすると、夏場の日差しを遮ってくれることも大きなメリットです。

夏は太陽の高度が高いので、直射日光をそのまま取り入れると室内が高温になります。

 

しかし、深い軒があれば太陽の光を遮ってくれるので、室内を快適な温度に保ってくれます。逆に、冬場は太陽高度が低いので、室内に程よく太陽の光が降り注ぎます。

 

夏の日差しはカットして、冬の日差しは採り込むことができる。それが深い軒なんだね!

 

室内が暖かいと感じることは少ないと思いますが、日中は心地よく感じることができるはずです。

 

▼軒が深いと、冷暖房費も少しカットできるかも。

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軒が深いメリット③雨が外壁に当たりにくい

軒が深いと雨などから外壁を守ってくれます。

屋根周辺の外壁は太陽からも近く、日差しによって傷みやすいです。

 

特に外壁同士をつないでいるシーリング材は紫外線によって急激に劣化します。そこに雨が当たると雨漏りや構造材の腐食につながってしまいます。

 

軒が深ければ屋根周りの外壁は雨が外壁に当たりにくいです。

また直射日光も当たりにくいため、外壁の劣化を防ぐことができます。

 

窓にも雨が当たらなくなるよ!窓が汚れないし、雨音も気になりません!

 

軒が深いメリット④洗濯物が濡れにくい

バルコニー上部だけ軒を深くする方も多いです。

バルコニー上部の軒を深くすると、雨がバルコニー内に吹き込みにくく洗濯物が濡れにくいです。

 

共働きの方は、急な雷雨のときにすぐに取り込むことができず、再度洗濯物を洗い直す経験をしていると思います。

軒が深ければ、少しの雨で洗濯物は濡れずに済みますので、安心して出掛けることができます。

 

軒って好きなだけ深くできるの?

 

結論から言うと、軒の長さは構造上耐えられる長さであれば好きなだけ深くできます。

建築基準法では、軒の長さによる建築面積への影響はありますが、軒の長さの決まりはありません。

 

では構造上耐えられる長さとは、どのくらいの長さでしょうか。

 

一般的に90cmの深さがあれば、軒で夏の日差しを遮ることができると言われています。そのため、90cmの軒はどの構造でも耐えることができます。

 

さらにバルコニー上などの雨を吹き込ませたくない場合は、さらに伸ばして150cm弱の長さでも耐えることができます。

 

木造の場合、それ以上の深さにすると耐久性が保てない可能性が高いため、軒先に柱を立てるなどして強度を上げましょう。

 

構造によって可能な軒の深さは違います。

また、各ハウスメーカーで標準の軒の深さが違いますので、事前に必ず確認してください。

 

軒にこだわりたい人は、あらかじめどれくらいの長さにしたのか決めておこうね!

 

軒を深くするための追加費用はいくらくらい?

 

軒を深くするための費用は約20~40万円です。

上記は、30坪の建物で標準が455mmの軒を、60cm~90cmに伸ばした時の費用です。

 

軒を深くすると構造材、屋根材、軒天材の費用が追加でかかります。

 

構造材を規格サイズで大量に仕入れているハウスメーカーでは、さらに追加で費用がかかる場合があります。

また、屋根材や軒天材の素材によっては単価が上がりますので、相場より高くなる可能性も高いです。

 

正直、会社によって費用はバラバラなので、要確認ですよ!

 

軒が深くなると、軒天の見える面積が多くなります。

そのため、軒天も木目調のタイプを採用するなど工夫するとより高級感のある外観に仕上がります。

 

どんな軒に仕上げたいかハウスメーカーと相談して、軒の深さを活かしたデザインを楽しみましょう。

 

軒は意外と重要なのです!

 

軒の深さの良し悪しや、価格についてお伝えしました。

 

軒についてはあまり意識せずに家づくりを進める方が多いと思いますが、意外と重要なポイントです。

 

軒の深さを検討するときは以下の4つのポイントを検討しましょう。

  • バルコニー上に屋根をかけたいか
  • 重厚感、高級感のある外観を希望しているか
  • 室内に夏場の日差しを取り込まないようにしたいか
  • 外壁を長持ちさせる家づくりをしたいか

 

上記のポイントが当てはまると感じた方は、軒の深い建物を選ぶといいでしょう。

軒の長さに関しては、担当してもらうハウスメーカーと構造面・デザイン面・機能面を相談した上で決めていってください。

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