こんにちは!注文住宅業界歴6年、きのぴーです。
今回は、間取りの自由度が高いハウスメーカーランキング!
注文住宅であれば自分の要望が全て取り入れられた間取りができると思うかもしれませんが、実はそうではありません。
ハウスメーカーの構造や売り方などにより、自分の想い描いていたプランが制限されてしまうことがあります。
例えば…
- 変形な土地に建物を建てようと計画している
- 大空間や大きな窓をとりたい
- 特徴的な外観にしたい
などのような希望があると、それを実現できる構造のハウスメーカーは限られてくる可能性があります。
また、注文住宅といわれているハウスメーカーに要望を伝えると、「ではこのパターンの中から、要望に近い間取りと外観を選んでください。選んで組み合わせたものをベースに間取りを少し変更したり、外装内装を選びましょう。」と言われることもあります。
これでは、オンリーワンのマイホームにはなりませんね。
では、自分たちの理想を叶えてくれる間取りの自由度の高いハウスメーカーはどこでしょうか?
ランキング形式でご紹介します。
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間取りの自由度が高いハウスメーカーランキングBEST5
全国展開しているハウスメーカーに絞って、様々な間取りの要望を叶えてくれるハウスメーカーをお伝えします。
間取りの自由度ランキング 第5位 積水ハウス(鉄骨)
「とにかく開放的な家にしたい」
最近人気の大開口や大空間。
そんな開放的な空間を実現できるのが鉄骨造の積水ハウスです。
積水ハウス「ダイナミックフレームシステム」では、その名前の通りダイナミックな空間を作り上げることができます。
対応スパンはなんと7m、1階の天井高は2.74mまで高くすることができます。
2階の設計の自由度にもしっかり対応しています。
2階の天井高は標準2.47m、または2cm低い2.27mも選択が可能の為、1階の天井高を高くとって2階を低くすれば斜線制限にも対応できます。
2階の天井を下げた場合に圧迫感が出ないよう、2階の居住空間には180mmの床下げも対応しております。
また、2階天井部分には最大8mスパンの小屋吹き抜けが可能なため、開放的な勾配天井により大空間を作り出すことができます。
3階建て住宅にも開放的な技術が開発されており、どんな建物でも鉄骨造の積水ハウスであれば自由な空間を実現できます。
▼積水ハウスで建てた人へのインタビュー記事はこちら(間取り&見積もり公開中)
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積水ハウスの坪単価は?実際に建てた人に直撃インタビューしてみた
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間取りの自由度ランキング 第4位 三井ホーム
「設計事務所がデザインするような家を建てたい」
こんな要望に幅広く対応してくれるハウスメーカーが三井ホームです。
採用している2×6という構造は、構造上必要な壁が出てきてしまい間取りの制限が多いというイメージをお持ちの方が多いと思います。
しかし、三井ホームの構法は、この概念を覆す進化した2×6構法です。
三井ホームが開発した空間創造テクノロジーは「Gウォール構法」と「Gフレーム構法」と呼ばれているものです。
まず、「Gウォール構法」とは開放的な大空間を作り出す為のテクノロジーです。
高強度耐力壁「Gウォール」を外周壁に用いることで、家全体の必要な壁量をクリアすることも可能です。
その為、従来2×6構法で懸念されていた壁による間取りの制限や、下がり壁による空間の圧迫をなくすことができるのです。
将来的なリフォームにも柔軟に対応することが可能です。
「Gフレーム構法」では壮大な大開口を実現できます。
最大で約7.3mまでの全面開口が可能です。
リビングに大きな窓をつけたり、1階の1部をオープンガレージにするなどのこだわりの間取りにも対応できます。
その他にも、曲面加工パネル「ラウンドウォール構法」により曲面壁を可能にしていたりと、三井ホームのデザイン性を実現する技術が多く開発しています。
これら技術と高い設計力が合わされば、三井ホームは間取りの自由度はかなり高いハウスメーカーと言えます。
▼三井ホームで建てた人へのインタビュー記事はこちら(間取り&見積もり公開中)
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三井ホームの坪単価を解説!高級ハウスメーカーは伊達じゃない…?
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間取りの自由度ランキング 第3位 パナソニックホームズ
「敷地や空間を最大限に有効利用したい」
このような要望をお持ちの方におすすめのハウスメーカーがパナソニックホームズです。
その理由は業界最小の15cmモジュールに対応できる「マルチモジュールシステム」を採用しているからです。
平行方向、垂直方向どちらにも15cm刻みで建物を設計することが可能です。
まず平行方向ですが、1階に関しては15cm単位で設計することで、敷地を無駄なく最大限に利用することができます。
また2階部分単独でも15cmモジュールの調整ができる為、2階部分をせり出すオーバーハングも細かい単位で設計が可能です。
狭小地などで建築面積が限られる場合でも、駐車場上の空間を有効利用することができます。
さらに垂直方向も階高や屋根勾配の詳細な設計が可能になります。
天井高は、2.4mを基準に2.5m、2.7m又は2.25mの4段階から設定することができ、多層階の空間づくりも楽しめます。
屋根の傾斜も詳細に設定できる為、複雑な斜線制限がある場合でもぎりぎりのラインまで空間を有効利用することができます。
このように、鉄骨軸組構造の大空間がつくれるというメリットに加え、パナソニックホームズではより詳細なモジュール設定により、間取りの自由性を大幅に広げたハウスメーカーです。
▼パナソニックホームズで建てた人へのインタビュー記事はこちら(間取り&見積もり公開中)
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パナソニックホームズの評判・口コミ|3年住んだ私が感じたことのすべて
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間取りの自由度ランキング 第2位 積水ハウス(木造)
「安全性も考慮しつつ、大開口やこだわりの間取りを実現したい」
そんな様々な要望に応えられるのが積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」です。
木造軸組構法を基本とした、積水ハウスの「シャーウッドハイブリッド構造」は、耐震性が高いがその分壁量が多く開口が取れない「モノコック構法」と、開口部は大きくとれるが耐震性に欠ける「ラーメン構法」のお互いの良いところを融合したオリジナルの構法です。
必要な開口部を設けつつも、家全体の強度も確保しています。
この「シャーウッドハイブリッド構造」は木造住宅で唯一、形式適合認定を取得している、安全で自由性の高い工法です。
この構法を活かして、開口の取り方にもこだわっています。
まず大開口に関しては「ツインSPウォール」という耐力壁を使っています。
こちらは、合板を二重張りにして耐力を2倍にあげた耐力壁です。
この耐力壁を使えば通常の半分の耐力壁量設計ができる為、その分大開口が可能です。
また、室内側の間仕切りに利用すれば、より自由な空間づくりが可能です。
オリジナルの「開口耐力壁」も開発しており、従来の耐力壁には開口が取れないという概念を覆しました。
耐力壁があってもパノラマビューも楽しめるようなサッシを取り付けることが可能です。
このような高い開発力により、積水ハウスはどんな空間づくりにも対応する耐震性の高い家を提供できるハウスメーカーです。
▼シャーウッドで建てた人へのインタビュー記事はこちら(間取り&見積もり公開中)
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間取りの自由度ランキング 第1位 住友林業
「現在の生活も、将来を見据えた生活も考えた家づくりをしたい」
ロングライフに対応した家を考えるなら住友林業がぴったりです。
この考えの元になっている構法が、「BF(ビッグフレーム)構法」です。BF構法では幅560mmのビッグコラム(大断面集成柱)を主要構造材として使用しています。
このビックコラムを採用することにより、構造上必要な柱が圧倒的に減ります。
通常910mm幅の耐力壁の代わりも兼ねている為、間仕切りになる壁の幅も狭まることにより、大開口や大空間を作り出すことができます。
他のハウスメーカーに比べ、主要の構造材が分散していない為、大空間や大開口(最大7.1m)を作りやすく、将来のリフォームも自由の幅が広いのが特徴です。
将来の事を考えて平屋を選択するご家族も増えてきていますが、そんな時にも住友林業はおすすめです。
日本初の「木質梁勝ちラーメン構造」を採用している「BF構法」は平屋でも大きな力を発揮します。
天井高は2.40mの標準設定から、床下げと梁現し折上げ天井を組み合わせることで天井高約3.52mまで可変させることができます。
平屋での生活の中でも様々な天井高を組み合わせることで、ワンフロアで様々な空間を演出することができます。
現在の生活も未来の生活も有意義に暮らせるような、オンリーワンの建物を提案してくれるハウスメーカー。木造のよさを知り尽くした設計士がいる、住友林業です。
▼住友林業で建てた人へのインタビュー記事はこちら(間取り&総額公開中)
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間取りの自由度の高さ = 高い技術力の証明
ランキング形式でお伝えしましたが、ご自身の間取りの要望によりどのハウスメーカーがランキング1位になるかが変わってくると思います。
一般的には
- 間取りの自由度、将来の可変性の高さを重視するのであれば木造軸組構造
- 大空間や大開口のある建物にしたいのであれば鉄骨軸組構造
というイメージを持ってハウスメーカーを検討してみてください。
今回は大手ハウスメーカーならではの高い開発技術を紹介しましたので、どんな構造でもある程度の間取りの自由度があると感じた方が多いとは思いますがそうではありません。
むしろ、今回ランキングで紹介したハウスメーカーは特殊だと思っていただいた方がいいかもしれません。
ぜひ自分の間取りの要望を叶えてくれるハウスメーカーを探す参考になれば嬉しいです。