土地探しをしていると、「この土地って買っても大丈夫なのかな?」と不安に思うことってありませんか?
家づくりで重要な土地選び。
しかし、土地を選ぶ基準が分からないため気になる土地が出てきても、なかなか購入に踏み切れないといった人も多くいます。
そこで今回は、土地探しに慣れていない人でも買ってはいけない土地を回避できる、おすすめしない土地の特徴7選を紹介します。
積極的に買いたい土地や、魅力的な土地を見つけるコツについても解説していくので、土地探しの参考になさってくださいね。
この記事を読めば、「満足できる土地選びをするために見極めるべき本当に大切なポイント」がすべて分かりますよ!
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こんな土地は買うな!どんな土地?
買ってはいけない土地には、いくつかの特徴があります。
今回は「こんな土地は買うと後悔するよ!」といったポイントを7つご紹介しますので、土地選びをする際の参考にしてみてください。
こんな土地は買うな①水はけの悪い土地
水はけの悪い土地は、庭や建物に悪影響を及ぼす原因となります。
水はけが良くないと、雨が降ったときに水たまりができやすく、乾くまで時間もかかるのでジメジメした庭になりがち。
さらに、庭からの水分が地盤にまで浸透してしまい、建物に影響がでることもあります。
地盤に湿気がたまると、建物の劣化やカビが発生する原因となるのです。
土地の水はけが良くないかどうかをチェックするポイントは3つ。
- 雨の日に水たまりが中々はけていかない
- 晴れの日でも土質が粘土のようにしっとりしている
- 土の表面に苔が生えている
こんな土地は買うな②災害時に被害リスクのある土地
地震、台風、大雨など自然災害が起こったときに、被害リスクのある危険な土地は避けた方が良いです。
マイホームは今後何十年も生活する場所なので、安全な場所というのは譲れない条件と言えます。
土地の契約時に水害情報については説明を受けますが、必要最低限の説明しかされません。
「ハザードマップ」「国土交通省のWebサイト」から、浸水被害や過去にどのような自然災害が起こったのかを自分で調べることができます。
土地の購入前に安全性はしっかりと確認しましょう。
こんな土地は買うな③地盤の弱い土地
地震の多い日本で、地盤の弱い土地を買うことはおすすめできません。必要以上に費用がかかりすぎたり、建物への影響があるからです。
地盤が弱い場合には、地盤改良という土地の強度をアップさせる工事を行います。
地盤改良は、土地の広さや工事の内容にもよりますが、地盤が弱いと100万以上かかることも少なくありません。
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さらに、地盤改良を行ったとしても、地震の発生や年月の経過により家が傾いてくる可能性もあります。
家が傾いてくると、「ドアが開閉しづらい」「すきま風が吹く」「床がきしむ」など不便が生じます。
地盤の弱い土地を買うのは後悔するリスクが高いと言えるでしょう。
こんな土地は買うな④市街化調整区域
市街化調整区域の土地は、デメリットが多いため購入は避けた方が無難です。
土地には、大きく分けて「市街化区域」と「市街化調整区域」があります。
一般的に家が建っているのは市街化区域で、街全体を発展させようとしているため住宅環境が整っているエリアです。
一方で、市街化調整区域というのは、自然を守ることを優先しているエリアのため家を建てようとするとさまざまなデメリットが。
市街化調整区域のデメリット
- 役所の申請に費用や時間がかかる場合が多い
- 住宅ローンが組めない可能性がある
- インフラ(電気・水道・ガス)の整備に費用がかかる
- 家を建てるのに制限が多
家を建てるための申請の手間や希望の家が建てられないリスクも考慮すると、購入すべきでない土地と言えます。
こんな土地は買うな⑤周囲との高低差が大きい土地
隣家や道路など周囲よりも、高低差の大きい土地は注意したい土地のひとつ。
周囲より低いケース
- 隣家から水が流れてくる
- 道路より低いと土で埋める工事が必要になる
- 地盤が弱くなる
周囲より低い場合、気になるのは水がたまりやすくなることです。また、道路より低い場合には、高低差を埋めるため盛土をしなければなりません。
盛土を行うと地盤が弱くなることもあるため、地盤改良が必要となりさらに追加費用が発生してしまうことになります。
周囲より高いケース
- 道路より高いと土を削る工事が必要になる
- 地盤が弱い可能性がある
道路より土地の位置が高い場合には、土を削るための費用が発生します。
さらには、盛土によって土地の位置が高くなっているという場合、地盤が弱く改良工事が必要になるケースもあります。
高低差があまりなければ大きなデメリットにはならないかもしれませんが、大きい場合には購入は避けた方が良いでしょう。
こんな土地は買うな⑥道路の幅がせまい土地
土地の目の前に接している道路の幅がせまい土地は、以下のような困ったことになるケースがあります。
- 土地が少なくなってしまう
- 工事費用が高くなる
まず、家を建てるために使える土地が少なくなる可能性が出てきます。
道路の幅が4m以下だと自分の土地を後退させて、土地幅を確保しなければならない「セットバック」という決まりがあります。
セットバックした部分は家を建てることができないので、自分たちの敷地が狭くなってしまいます。工事の際にも、道路幅がせまいと大型の工事車両が入ることができません。
車が使用できないとなると、人の手で工事をするしか方法がないので、工事費が通常よりも高くなります。
道路幅がせまい土地は価格が安いですが、何も考えず購入していまうと後悔することになってしまいます。
こんな土地は買うな⑦住環境の良くない土地
マイホーム購入において住環境は重視したいポイントです。
住みやすい土地かどうかは人それぞれ価値観がありますが、一般的に避けた方が良い項目は以下です。
- 騒音やニオイが気になる土地
- 日当たりが良くない土地
- 風通しの良くない土地
- 街灯がなく夜は真っ暗な土地
- 治安の良くない土地
住んでから「住みづらいな」となるのを避けるためにも、住環境の良くない土地はおすすめできません。しっかりと確認するようにしましょう。
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では、積極的に買いたい土地とはどんな土地?
どういった土地を見つけたら「買い」なのでしょうか。
ここでは、積極的に買いたい土地の特徴を3つ解説します。
積極的に買いたい①安全性の高い土地
土地選びにおいて、安全性は無視できない部分です。
安心して住める土地の特徴
- 災害リスクの低い土地
- 地盤の強い土地
安全性の低い土地を選んでしまうと、災害時に危険なだけでなく建物の劣化が早いといった悪影響が出ることもあります。
家族全員が安心して暮らしていくために、安全性の高い土地は選んでおいて後悔はないでしょう。
積極的に買いたい②利便性の良い土地
利便性の良い土地は、住んでからの満足感が高い土地であることが多いです。
駅、学校、会社、スーパー、病院、公園、などが土地からどのくらいの距離にあるのかは、確認するようにしましょう。
すべてが揃っているケースだと土地の価格も高くなってしまうため、利用頻度の高い施設が近くにあるかどうかでチェックしてみてください。
立地の良い土地は人気が高くてすぐに売れてしまうことも多いですが、見つけることができれば購入を検討することをおすすめします。
積極的に買いたい③土地代金以外の追加費用が少ない土地
土地を購入するときには、土地代金以外にも追加で費用がかかります。
諸費用は「土地購入時に必ずかかかるもの」と、「土地によってかかるもの」とがあります。
必ずかかる費用
- 仲介手数料(不動産会社からの仲介で購入する場合)
- 印紙税、登記費用、不動産取得税などの税金
土地によってかかる費用
- 地盤が弱い場合の改良費
- 古家を壊すための解体費
- 電気・ガス・水道などのライフラインの整備費
- 土の高低差を解消するための工事費
- 道路幅がせまかった場合の人件費や運搬費
土地代金が安かったとしても、追加費用がかさむことで高額になるケースもよくあります。
追加費用のかからない土地は、土地自体がそれなりの価格であっても追加で必要となってくるお金がないので、予想外の出費を避けることができます。
追加費用の少ない土地は、積極的に購入したい土地だと言えるでしょう。
魅力的な土地を見つけるコツは
満足できる土地を見つけるには、やみくもに探しても見つかりません。
そこで、魅力的な土地を見つけるためのコツをご紹介します。
良い土地を見つけるコツ①優先順位をつけてから探す
土地探しをする前に、まずは優先したい土地の条件を決めておきましょう。
土地の条件
- 価格
- 安全性
- 立地
- 周辺環境
- 広さ
優先するべきことを決めていないと迷ったときに指針となるものがなく、購入に踏み切れないうちに売り切れてしまうといったことにもなりかねません。
焦って購入する必要はありませんが、明確な理由もなく先延ばしにすると、せっかくの好条件の土地も見逃してしまうことにも。
良い土地の条件は人それぞれ違います。まずは、どんな条件の土地を選ぶのか優先すべき項目をチェックしましょう。
良い土地を見つけるコツ②現地に何度も足を運ぶ
魅力的な土地かどうかは、現地で見学する時間帯や曜日を変えて何度も足を運ぶことが大切です。
さすがに一度も土地を見学せずに土地を決める人は(ほぼ)いません。
しかし、価格や広さなど土地自体の条件が希望と合致しているからと、土地の見学はサラッと終わらせて契約してしまう人は意外といます。
土地の周辺環境はいつも同じではなく、訪れるタイミングによっては想定外のデメリットが発生するかもしれません。
「土日に見たときは静かだったけれど、いざ住んでみると平日は車通りが多くて騒音も気になる」なんてこともあります。
本当に満足できる良い土地かどうかを判断するために、出来る限りさまざまなタイミングで見学するようにしましょう。
良い土地を見つけるコツ③プロの意見を聞く
家づくりは初心者の人も多く、自分たちだけで良い土地を探すのはハードルも高く困難です。
そこで、ハウスメーカーの営業マンや設計士などプロの力を借りて土地探しをしてみましょう。
プロに頼る一番のメリットは、土地選びの失敗が高確率で防げることです。
初心者には分からない現地のメリットやデメリットも、プロであればしっかりと判断してくれます。
土地の良し悪しだけでなく、どんな家が建物が建てられるかという先の部分まで考えて土地探しを手伝ってくれるのも、プロだからこそできることです。
自分たちだけで土地を探し不動産会社に行って契約をしてしまうと、あとから思いもよらないトラブルが発生することもあります。
プロの視点でアドバイスをしてもらいながら土地選びを進めることで、魅力的な土地が見つかる可能性は高くなるでしょう。
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土地は80点取れたら「買い」です
100点の完璧な土地を追い求めるのは現実的ではありません。どんな土地にもデメリットは存在するからです。
そのため、80点くらいの土地に出会ったら合格として、購入しても良いと思います。
「もっと良い土地があるかも」と探し続けていると、時間ばかりが経ってしまい「前に見た土地を購入しておけば良かった」と後悔に繋がることも。
大切なのは100点を目指すのではなく、自分たちの優先順位の高い条件がそろった土地を見つけたときに、適切なタイミングで購入できることです。
良いなと思った土地を買い逃さないためにも、絶対に譲れない条件とそうでない条件を明確にして、自分に合った土地を選びましょう。
▼土地が見つからないときに、妥協すべきポイント・妥協してはいけないポイント
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土地が見つからない!妥協すべきポイント・妥協すべきではないポイント
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まとめ:優先順位を決めるとブレない判断ができる
こんな土地は買うな!どんな土地?
- 水はけの悪い土地
- 災害時に被害リスクのある土地
- 地盤の弱い土地
- 市街化調整区域
- 周囲との高低差が大きい土地
- 道路の幅がせまい土地
- 住環境の良くない土地
では、積極的に買いたい土地とはどんな土地?
- 安全性の高い土地
- 土地代金以外の追加費用が少ない土地
- 利便性の良い土地
買ってはいけない土地の特徴や、買うべき土地の特徴をお伝えしましたが、これらがすべて叶う土地というのはありません。
魅力的な土地を見つけるコツは
- 優先順位をつけてから探す
- 現地に足を運ぶ
- プロの意見を聞く
土地選びをするときは、「失敗したらどうしよう」と不安になってしまいますよね。
しかし、土地選びに正解はなく自分たちの絶対に譲れない要望が叶っていれば、それが自分たちが満足できる土地なのです。
この記事を参考に、「ここは妥協したら後悔しそう」といったポイントを明確にしながら、土地選びをしてみてくださいね。
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