- 知り合いの建築士・工務店に依頼しようか迷っている
- メリット・デメリットが知りたい！
- 知り合いに頼んでも後悔しない人って？
注文住宅を建てる際に、必ず決める必要があるのが「建築会社」。
どこにすれば良いのか迷う人も多いですよね。そんな時、知り合いが建築士や工務店をやっていると「知り合いに依頼すれば良いのでは」と考える人もいます。
確かに知り合いであれば気心も知れているし、何かと頼みやすいのでメリットも多そうです。しかし、中には「知り合いに頼まなければ良かった」と後悔している人も。
そこで今回は、住宅を知り合いの建築士・工務店に依頼するメリット・デメリットをご紹介します。
知り合いに依頼をしても後悔しない人の特徴も解説しているので、「知り合いに依頼するか迷っている」といった方はぜひ参考になさってくださいね！
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注文住宅を知り合いの建築士・工務店に依頼するメリット
ここでは、知り合いの建築士・工務店に依頼するメリットを4つ解説します。
知り合いに依頼するメリット①ハウスメーカーをイチから探す手間を省ける
知り合いに依頼すると、ハウスメーカー探しを省略できるといったメリットがあります。
たくさんあるハウスメーカーの中から自分にあったメーカーを探し出すのは一苦労。
知り合いに頼めば、探す手間がいらないのでその分の労力を家づくりにかけることができます。
一般的には、避けて通れないハウスメーカー選びを省略できるのは、メリットと言えるでしょう。
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知り合いに依頼するメリット②コミュニケーションが取りやすい
依頼する建築士や工務店が知り合いの場合、コミュニケーションが取りやすいのもメリットです。
ハウスメーカーに頼んだ場合にも担当者が付いてくれますが、慣れないうちは要望など伝えたいことがあっても、気軽に伝えられないこともありますよね。
一方で、相手が知り合いだと話しやすいため、気軽にコミュニケーションをとることができます。
家づくりは完成までに何度も打ち合わせを重ねる必要があるので、はじめからコミュニケーションが取りやすい相手と進めていけるのはメリットでしょう。
知り合いに依頼するメリット③趣味趣向を理解している人に担当してもらえる
自分の趣味趣向を理解している人に担当してもらえるのも、知り合いに依頼するメリット。
家づくりで失敗しがちなのが、「メーカー側に希望きちんと伝わっていなくて想像と違った家になってしまった」といった点です。
打ち合わせでしっかりと希望を伝えていても、担当者がしっかりと理解していないことがあります。
知り合いに依頼した場合であれば、あらかじめこちらの好みを把握してくれていることが多いです。
家が完成してから「好みの仕上がりにならなかった」といった可能性が低くなるメリットがあるでしょう。
知り合いに依頼するメリット④サービスしてもらえる可能性がある
知り合いに依頼するメリットで期待できるのが、サービスしてもらえる可能性があるといった点でしょう。
ハウスメーカーでも割引などの対応はしてくれる場合もありますが、あくまでメーカー内で許容される範囲までの割引です。
知り合いの建築士や工務店の場合は小規模で運営していることも多く、臨機応変なサービスをしてくれることも。
造作棚を無料で付けてくれたり、たまたま在庫であった質の良い資材を安くで提供してくれたり、など大手のハウスメーカーにはないサービスしてくれる可能性があるといった点はメリットと言えるでしょう。
注文住宅を知り合いの建築士・工務店に依頼するデメリット・リスク
知り合いに頼むとメリットがたくさんありますが、良い点ばかりではありません。
ここでは、注文住宅を知り合いの建築士・工務店に依頼するデメリット・リスクについて5つ解説します。
知り合いに依頼するデメリット①不満があっても言いづらい
知り合いに依頼した場合に、デメリットとしてよく言われるのが「不満があっても言いづらい」といった点です。
家づくりを進めていくと、不満や改善してほしいことが出てきます。しかし、知り合いとの関係性が崩れることを恐れて、不満を我慢してしまうことも。
我慢した結果、満足できる家にならずに後悔してしまうことがあります。知り合いに頼む際のデメリットとして認識しておきましょう。
知り合いに依頼するデメリット②値引き交渉がしにくい
値引き交渉がしにくいのも、知り合いに依頼するデメリットです。
家づくりで気になるのがやっぱりお金。
なるべく安くで建てたいと思いますが、知り合いに値引き交渉をするのは気が引けるといった人も多いです。
「知り合いにお金の話はちょっと」と感じている人であれば、デメリットとなるでしょう。
知り合いに依頼するデメリット③契約を断りにくい
知り合いの建築士・工務店に依頼する場合、途中で契約を断りにくいのもデメリットの一つ。
ハウスメーカーに依頼する場合、まずは間取りや見積もりを出してもらい、納得してから契約を行います。メーカーの提案が気に入らなければ、もちろん契約をせずに断ることも可能です。
一方で、知り合いに依頼する場合であれば、間取りや見積もりを出してもらってから「やっぱりやめます」とは言いづらいのがデメリット。
知り合いに依頼すると、納得していないまま家づくりが進んでしまうリスクがあるのです。
知り合いに依頼するデメリット④価格が高くなることがある
知り合いに依頼すると価格が高くなってしまうことがあります。
「知り合い価格で安くで施工してもらえる」といったイメージを持っている人も多くいますが、建築士や工務店によってはむしろ高くなることも。
ハウスメーカーの中には、コストを抑えるために資材や設備を一括で調達するなどの、工夫を行なっているメーカがあります。
対して、知り合いの建築士や工務店の場合だと、家を建てるための材料を安く仕入れるルートを持っていないことも珍しくありません。
特に住宅の建築実績が少ない建築士や工務店は、材料コストが高くなりがち。その結果、ハウスメーカーに依頼するよりも高くなってしまうことがあるのです。
「知り合いだから安い」と思い込んでいると、予想以上にコストがかかり後悔するリスクがあるでしょう。
知り合いに依頼するデメリット⑤対応がずさんになることがある
対応がずさんになることがあるのも、知り合いに依頼するデメリットです。
ハウスメーカーであれば、基本的にマニュアルに沿った対応が行われます。不満があった場合にも、相談する窓口が設けられていることがほとんどです。
しかし、知り合いの工務店であれば、「対応を後回しにされる」「納期遅れが発生する」「工事がいい加減」といったことが発生することがあります。
もちろん、親身に対応してくれる建築士・工務店もありますが、知り合いだからこそいい加減な対応をされてしまう可能性もあるのがデメリットでしょう。
知り合いの建築士・工務店に依頼しても後悔しないのはこんな人
知り合いの建築士・工務店に依頼しても後悔しない人とは次のような人です。
- ビジネスライクな対応ができる人
- 実績をきちんと確認してから依頼する人
- 他の建築士・工務店と比較した上で依頼する人
施主と施工主としてビジネスライクな対応ができる人は、不満があってもきちんと伝えることができるため、後悔する可能性が低いです。
依頼する建築士・工務店が、知り合いだからと全面的に信用するのではなく、実績などをきちんと確認してから依頼する人も、「こんなはずじゃなかった」と思うことは少ないでしょう。
知り合いに依頼をして後悔するポイントとしてよくあるのが「他の建築士・工務店の方が良かった」と後になって思うことです。ハウスメーカー探しを省略できるのが、知り合いに頼むメリットではありますが、全く比較もせずに依頼してしまうのはおすすめできません。
後悔しないためにも、知り合い以外の建築士や工務店と比較をした上で依頼をしましょう。
まとめ：意外と思い通りにいかないことも多い
注文住宅を知り合いの建築士・工務店に依頼するメリット・デメリットについておさらいしましょう！
注文住宅を知り合いの建築士・工務店に依頼するメリット
- ハウスメーカーを探す手間が省ける
- コミュニケーションが取りやすい
- 趣味趣向を理解している人に担当してもらえる
- サービスしてもらえる可能性がある
注文住宅を知り合いの建築士・工務店に依頼するデメリット・リスク
- 不満があっても言いづらい
- 値引き交渉がしにくい
- 契約を断りにくい
- 価格が高くなることがある
- 対応がずさんになることがある
知り合いの建築士・工務店に依頼しても後悔しないのはこんな人
- ビジネスライクが対応ができる人
- 実績をきちんと確認してから依頼する人
- 他の建築士・工務店と比較した上で依頼する人
満足できるマイホームづくりにおいて、建築業者選びは非常に重要なポイントです。
知り合いに建築士や工務店がいると心強いですが、「知り合いだから大丈夫だろう」と思って依頼をすると後悔してしまうかもしれません。
