ハウスメーカーと打ち合わせをするときに「嫌な客と思われたくないな」という不安を抱えていませんか?
注文住宅を建てようと思ったら、ハウスメーカーとの打ち合わせもたくさん必要になってきます。その打ち合わせ、できることならハウスメーカーの人にも嫌われることなく、楽しく円滑に進めていきたいですよね。
そこで今回は、ハウスメーカーにとって嫌な客ってどんな人なのかを詳しくお伝えしていきます。
また、後半には嫌な客と思われない方が良い理由や、営業の人に好かれるメリットもお話ししていますので、ぜひ参考にされてください。
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ハウスメーカーにとって嫌な客とはこんな人
それでは早速ですが、まずはハウスメーカーにとって嫌な客とはこんな人!というのを一挙にご紹介したいと思います。
嫌な客にならないためには、まずはどんな客が嫌なのかを知ることから。そして、その項目になるべく自分があてはまってしまわないように気をつけましょう。
嫌な客①予算が不明確
ハウスメーカーが家のプランの提案をするときに、予算はとても重要な要素になります。
それによって建てられる家の大きさに制約が出てきますし、価格帯の高いハウスメーカーでは、そもそも金額的に家を建てるのが無理な場合もあります。
このように、予算が不明確だとハウスメーカー側もどんな提案をしたら良いのか判断がつかずに困るので、嫌がられる原因になります。
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嫌な客②無理な要求が多い
無理な要求も、ハウスメーカーから嫌われる原因の一つになります。
そして無理な要求の大半は、下記の2点です。
過度な値引き要求
注文住宅の初回見積もりは、ある程度値引き交渉されることを前提にしている場合も多いですから、値引き交渉自体はむしろやるべきで悪いことではありません。
しかし、何ごともやり過ぎは禁物。ハウスメーカーも営利企業なので、自社の利益が出なくなるほどの値引きを受け入れることはできません。
これ以上の値引きは無理という段階にきているのに、さらにそこからしつこく値引き交渉されると、さすがにハウスメーカーの人も気が滅入ります。
最悪、もうこの金額ではうちでは無理なんで、他を当たってくださいと言われてしまうことも。私たち施主にとったら少しでも安く買いたいところではあるのですが、やはりどこかで折り合いを付ける必要が出てきます。
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できないことの要求
例え注文住宅と言えども、なんでも自由に決められる訳ではありません。
ハウスメーカーにもできることとできないことがあり、できない要求をしつこくされると嫌われる原因になります。
例えば、他社の間取り図を持ってきて「これと同じ間取りのプランを提案してくれ」と言われるのはハウスメーカーにとっては無理な要求な一つです。
これは、ハウスメーカーによって得意なことや家の工法が違うので、他社と全く同じ間取りにするのはそもそもできないか、例えできたとしても自社としては最適な間取りにならないからです。
あと、ネットの情報を鵜呑みにしてこれと同じにして欲しいというのも無理な要求になる可能性があります。
ブログやインスタグラムで憧れの人のおうちを見ているとついつい同じにしたくなりますが、憧れの人とあなたの予算や条件は全く同じではないはずです。そのため、ネットの情報はあくまでも参考程度に留め、ハウスメーカーの人の提案を良く聞きながらプランを決めていくようにしましょう。
嫌な客③マナーが悪い人
マナーが悪い人というのは、例えばこんな人たちです。
- 高圧的な態度
- 営業マンを見下すような態度
- 連絡なしの打ち合わせの遅刻やキャンセル
- 言葉遣いが悪い
- 相手への気遣いがなさすぎる
こんなマナーが悪い人に、良い印象を抱くことは絶対ないですよね。
嫌な客④打ち合わせの期間が長すぎる
注文住宅を建てた後の後悔は絶対にしたくないので、私たち施主からしたら、打ち合わせの期間や回数はできるだけ多く確保したいものです。
しかし、ハウスメーカー側からしてみたら打ち合わせの段階でお金を取ることはできないので、この期間は無償対応になります。
しかし、私たちには無料でも、ハウスメーカー側は時間とお金と人手が掛かる大変な作業になります。
そのため、一般的と言われている打ち合わせの期間3〜6ヶ月、回数10〜15回を大きく超えるほど打ち合わせが長引くと、あまり良いふうには思われません。
嫌な客⑤一度決めたことを後から変える
注文住宅は決めることが盛りだくさんなので、一度決めたことを後から変えたくなってしまうこともあります。しかし、一度決めたことを後から変えるのはハウスメーカーが最も嫌がることで、確実に嫌な客リストの仲間入り決定です。
施主の方から見たらちょっと間取り変えるだけだから良いじゃんと思うのですが、その変更が他の部分にも影響して大幅な変更が必要になることもあります。
また、すでにその方向で業者や部材の手配を進めていてたら、今になってそれをキャンセルして変更するのはものすごく手間がかかることになります。
そして最悪の場合は本当に後戻りできない状態になっていて、それをお客さんに説明しても納得してもらえずトラブル発生!となることも。そのためこちらも、「これでOK」という時は、決して軽い気持ちで言わず、責任を持ってその旨を伝える必要があります。
【番外編】そもそも家を建てる気がない
このページを読んでくださっている方々にこのパターンはあまり無いと思いますが、一応これも。
ハウスメーカーの人も家を売るために働いているので、そもそも家を建てる気がないお客さん(それはもはや客とは言わない?)を相手にしている時間はありません。
さすがに初めて行った時はあまり家を建てる気がなくてもきちんと対応してもらえると思いますが、何回も足を運んでいるのに一向に家を建てる気配がないお客さんは当然嫌がられます。
そのため、ハウスメーカーに何回も通って打ち合わせを進めるのは、本当に家を建てると決めた後からにしましょう。
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嫌な客だと思われることって具体的になにがいけないの?
ここまでは、どんなお客さんだと嫌がれるのかを説明してきました。
でも、別に嫌な客だと思われてもデメリットが無いのであれば、そこまで気にする必要は無いはずです。
例えば、マンションや建売住宅の家を買うときは嫌な客と思われてもデメリットはほとんどなくて、むしろどれだけ嫌われようが全力で価格交渉して安い値段で買った方が良いくらいです。
しかし、注文住宅の場合はそうはいかないのです。
これからハウスメーカーと協力して一から家を作っていかないといけないので、嫌な客だと思われると私たち施主の方にもデメリットが発生するのです。
そこでこの章では、嫌な客だと思われると具体的になにがいけないのかを解説していきます。
嫌な客になると…①積極的な提案がもらえなくなる
私たち施主はおうちを建てることに関しては素人なので、良い家を建てるためには積極的にハウスメーカー側から良い提案をもらうことが必須になります。
でも、ハウスメーカーに嫌われてしまったら、積極的な提案を受けにくくなります。
向こうも仕事なので最低限のことはしてくれると思いますが、嫌な客にそれ以上積極的に動いて良い提案をしようという気持ちはやはり起きません。
このように、ハウスメーカーから良い提案が引き出せなくなるのが、嫌われたときに発生するデメリットの一つになります。
嫌な客になると…②打ち合わせの時間が苦痛になる
注文住宅最大の醍醐味は自分の思い通りの家を建てられることなので、本来その打ち合わせの時間はとても楽しい時間になるはずです。
しかし、ハウスメーカーの人に嫌われてお互いに険悪な雰囲気になると、打ち合わせが楽しい時間どころか苦痛な時間になります。
そしてこんな気持ちで打ち合わせを続けたら、到底良い方向には進まないでしょう。
このように、注文住宅を建てるために必須となる打ち合わせにも大きな影響を与えるので、ハウスメーカーの人にはあまり嫌われない方が良いのですね。
嫌な客になると…③最悪の場合は向こうから断られる
契約というのは、お金を払う側、もらう側、どちらも対等な立場で結ばれます。なので、別にハウスメーカーの方から契約を断っても全然良いのです。
そのため、ハウスメーカーがこのお客さんは本当に無理と思ったら、向こうの方から断ってくることあります。
客の方が立場が上ということは決してありませんので、あくまでも自分とハウスメーカーは対等という意識を持って接することが重要です。
ハウスメーカーの営業だって好き嫌いはある
ハウスメーカーの営業マンも一人の人間ですから、例え仕事とはいえ、好きな人と嫌いな人への対応は変わってきます。
良いお客さんにはやっぱり尽くしたくなって全力で家づくりを支えたいと思いますし、嫌なお客さんには仕事として最低限のことしかしたくなくなります。
そうなると、やっぱり営業マンには好かれた方が良いですよね。
ここまでは嫌われるお客さんがどんな人かを説明してきましたが、逆に好かれるのはこんなお客さんたちです。
好かれるお客さんはこんな人!
- 予算や希望が明確
- 嘘をつかず正直に話してくれる
- 明るく楽しく打ち合わせができる
- マナーと礼節がある
- 決めたことを後から変えない
- 受け入れるのが無理な過度な要求をしてこない
- ハウスメーカーからの提案も良く聞いてくれる
- 感謝の気持ちを伝えてもらえる
- 自分のことを信頼してもらえる
実際に注文住宅を建てる際はこちらも必死になるので、なかなかこれら全てに気を回せるほど気持ちの余裕を持つことは難しいですが、少しでもハウスメーカーの人に好かれるお客になって営業マンにも頑張ってもらい、こちらも得をできたら良いですね。
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ハウスメーカーの営業に好かれると良いことがあるの?
前章でハウスメーカーに好かれたらこちらも得になるというお話しをしましたので、最後にハウスメーカーの営業マンに好かれるとどんな良いことがあるかをお伝えしたいと思います。
好かれるとどうなる?①積極的に動いてくれる
ハウスメーカーの人もサラリーマンなので、基本的にはお金のために働いていますが、決してそれだけじゃないです。
星の数ほどある仕事の中からハウスメーカーの営業マンを選んだ人なのであれば、この業界が好きで、施主さんには少しでも良い家を建ててもらいたいという気持ちが必ずあります。
それが好きなお客さんに対してなら、その気持ちもMAXになります。そうなると向こうも積極的に動いてくれて、より良い提案をどんどんしてくれるようになります。
注文住宅を建てる際にはハウスメーカーの協力は欠かせませんから、これは私たち施主にとって大きなメリットになりますね。
好かれるとどうなる?②打ち合わせの時間が楽しくなる
営業マンに好かれると向こうの対応も好意的になるので、打ち合わせの時間が楽しくなります。
注文住宅を建てるためには、少なくとも10回以上の打ち合わせを重ねて、おうちの仕様を決めていく必要があります。
その打ち合わせの時間が楽しい時間になれば、お互いにテンションも上がってより素敵なプランに辿り着く確率も高まります。
好かれるとどうなる?③より良い家づくりにつながる
そして最大のメリットは、やはりそれがより良い家づくりにつながることです。
注文住宅を建てることの最大の目的は、家族にとって最適な家にして、みんなが笑顔で楽しく暮らすことができるようにするためだと思います。
ハウスメーカーの人に好かれて積極的に動いてもらったり、打ち合わせの時間が楽しくなると、その夢が叶う可能性がグッと高まります。
私たち施主にとっても、ハウスメーカーにとっても幸せなWin-Winの関係を築くことによって、理想の家づくりを進めていけたら最高ですね。
まとめ:無理に合わせる必要はない。担当変更するのも手
本記事のまとめです。
嫌なお客さんはこんな人!
- 予算が分からない
- 過度な値引き要求をしてくる
- できないことをしつこく要求してくる
- マナーや礼節が全くない
- 打ち合わせが長引きすぎる
- 一度決めたことを後から変える
- 家を建てる気がないのに頻繁にくる
嫌な客と思われない方が良い理由
- 良い提案がもらえなくなる
- 打ち合わせの時間が苦痛になる
- 最悪の場合、向こうから断られる
良いお客さんと思われるメリット
- 積極的な提案が受けられる
- 打ち合わせの時間が楽しくなる
- より良い家づくりにつながる
「嫌なお客さんと思われたくないな」という不安は、決して間違ったものではありません。
ハウスメーカーと良好な関係を築きながら、あなたにとって素晴らしい家づくりを進めていけたら良いですね!
とはいえ、嫌な客だと思われたくないがために、なんでも我慢すれば良いということではありません。
「ハウスメーカー自体は魅力的だけど、担当営業さんがいまいち合わないな」という場合は、担当営業の変更を申し出てみましょう。
▼担当営業マンを変更してもらうための具体的な手順
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ハウスメーカーの担当営業マンを変更したい!具体的な手順とコツ
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