- 住友林業・一条工務店の特徴や違いが分かる!
- 自分にはどちらのハウスメーカーが合っているかわかる!
住友林業と一条工務店はどちらも木造住宅を扱う会社です。
そして、両メーカーとも会社の特徴が分かりやすいという点が似ています。
両メーカーの特徴
- 住友林業:木の素材感を活かした四季の移り変わりを楽しむ家
- 一条工務店:断熱性能を高めて一年中同じ快適さを求める家
あなたにはどちらの考え方が合っているのでしょうか。
今回は、住友林業と一条工務店の様々な特徴を紹介します。
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住友林業VS一条工務店 様々な観点から違いをチェック!
住友林業と一条工務店の違いを確認していきます。
- 坪単価
- 構造
- 断熱性
- 耐久性
- デザイン性
- 間取りの自由度
- 提案力
- 住宅設備
- 外装
- 保証・アフターサポート
- その他のアピールポイント
ちなみに今回は、住友林業のBF構造の建物と一条工務店のアイスマートを想定して解説しています。
また、見出しには「VS」とありますが、どちらも優れていて勝敗が付けられないケースもあります。
「自分に合っているのはどちらかな」という感覚で読み進めてみてくださいね。
住友林業VS一条工務店|坪単価
坪単価は一条工務店の方が低いです。
- 住友林業:100万円前後
- 一条工務店:70万円前後
どちらも基本的な構造・性能で、こだわりのオプションを採用した場合の坪単価はこのくらいでしょう。
坪単価30万円の差があるので、35坪の建物を建てると税込1,155万円の差が出ます。
かなり大きな差ですよね。
価格面を重視するなら一条工務店をおすすめします。
住友林業VS一条工務店|構造
続いて構造についてです。
- 住友林業:BF構法(木造軸組工法)
- 一条工務店:ツインモノコック構法(木造2×6工法)
同じ木造のハウスメーカーですが主体となる構造は違います。
軸組工法と2×6工法の違いを簡単に紹介します。
軸組工法と2×6工法
- 軸組工法:柱・梁を組み上げていく工法
- 2×6工法:枠組みの面材を1つのボックスにする工法
よく言われるのは「軸組工法は点で支え、2×6工法は面で支える」という解説ですね。
ただし、住友林業の軸組工法はただ点で支えるだけではありません。
それぞれの構法を詳しくチェックしていきましょう。
住友林業のBF構法(木造軸組工法)
BF構法のベースは軸組工法なので、基本的には柱と梁を金物でつないで建物を組み上げています。
しかし、大断面集成材「ビッグコラム」を構造材に使っている点が大きな特徴です。
「ビッグコラム」は一般的な柱の約5倍相当である、56cm幅の柱を採用しています。
また、軸組工法の弱点と言われた接合部にもこだわっています。
具体的には、柱と梁を特殊な金物で剛接合することで、一般的な金物のピン接合に比べて大きな強度アップを実現しています。
剛接合は高層ビルでも採用されている方法で、住友林業ではこの工法を「メタルタッチ」と呼んでいます。
一条工務店のツインモノコック構法(2×6工法)
一条工務店のツインモノコック構法は2×6工法を採用し、全棟耐震等級3の建物を建築しています。
2×6工法とは、厚み2インチ×幅6インチの枠材に面材を接合し、さらに面材同士を組み合わせて箱を作る工法です。
2×6工法は面全体で地震などの揺れを受け止めて分散できるため、建物に負荷がかかりにくいというメリットがあります。
一条工務店では床に剛床を採用していたり、1・2階の間の床に構造用合板を採用するなどの工夫をして水平方向の剛性を高めています。
また、基準の量の2倍かつ長さ1.5倍の釘で部材同士をつなぎ、より強固な箱に仕上げています。
ただ、自社オリジナルの構造は見受けられないので、一般的な2×6が強化された構造という感じでしょう。
住友林業VS一条工務店|断熱性
一条工務店の1番の特徴として挙げられるのが断熱性です。
次の4つの項目に分けてそれぞれを比較します。
- 断熱の構法・断熱材
- サッシ
- 換気方法
- 断熱性能を表す数値(UA値)
それでは確認していきましょう。
【住友林業VS一条工務店】断熱の構法・断熱材について
まずは両メーカーの断熱工法や断熱材について紹介します。
断熱工法
- 住友林業:内断熱(壁の内側に断熱材を充填する)
- 一条工務店:外内ダブル断熱
住友林業は軸組された構造体の内側から断熱材を敷き詰めています。
対して、一条工務店は内側から断熱材を敷き詰めるのに加えて、構造体の外側からも断熱材を施工しています。
使っている断熱材も比較しましょう。
住友林業の断熱材 | 一条工務店の断熱材 | |
壁 | 高性能グラスウール24K(105mm厚) | 高性能ウレタンフォーム(内:140mm厚、外:50mm厚) |
天井 | 高性能グラスウール24K(210mm厚) | 高性能ウレタンフォーム(235mm厚) |
床 | 押出法ポリスチレンフォーム(100mm厚) | 高性能ウレタンフォーム(140mm厚) |
まず、使っている断熱材が異なります。
高性能グラスウール24Kと高性能ウレタンフォームでは、ウレタンフォームの方が熱伝導率が低いため断熱性能が高いです。
また、それぞれの厚みを比べると全体的に一条工務店の断熱材の方が厚いですよね。
一条工務店の方が熱を通しにくい断熱材を、たくさん施工しているということです。
そのため、断熱材に性能に関しては一条工務店の大勝利です。
【住友林業VS一条工務店】サッシについて
続いては、サッシのグレードを確認してみましょう。
住友林業のサッシ | 一条工務店のサッシ | |
サッシ枠 | アルミ・樹脂複合サッシ | 樹脂サッシ |
ガラス | Low-E複層ガラス | Low-Eトリプルガラス |
中空層 | アルゴンガス充填 | クリプトンガス充填 |
まず、住友林業では外アルミ・内樹脂のサッシを使っているのに対して、一条工務店は内外樹脂サッシです。
アルミより樹脂の方が熱伝導率が低いため、断熱性能は高くなります。
また、ガラスが2枚の住友林業に対し、一条工務店は3枚のガラスです。
特殊な金属膜をコーティングしたLow-Eガラスが1枚増えるだけで、大きく断熱性能は向上します。
さらに一条工務店のサッシの間にはクリプトンガスが充填されています。
クリプトンガスは、住友林業のサッシに充填されているアルゴンガスに加えて、約1.7倍も熱を伝えにくいと言われています。
基本となるサッシの断熱以外で、気になる点をいくつか挙げておきます。
その他のサッシのポイント
- 一条工務店:防犯合わせガラス付き(実質ガラスが4枚)
→性能は高いが、4枚分の重さがあるため開け閉めは大変
- 住友林業:寒冷地には樹脂サッシやトリプルガラスなどで対応
一条工務店はそもそも窓を開けないという考えなので、重くても問題ないという認識です。
気になる方は展示場で体感してみましょう。
【住友林業VS一条工務店】換気方法について
住友林業と一条工務店では、建物の24時間換気をする方法が異なります。
- 住友林業:第三種換気(自然の力で給気、機械の力で排気)
- 一条工務店:第一種換気(機械の力で給気・排気)
住友林業は第三種換気なので、外気をそのまま室内に給気します。
そのため、夏場なら暖かい空気、冬場なら冷たい空気が室内に取り込まれてしまうのです。
春・秋は不快感を感じにくいですが、夏・冬は室内が外気温の影響を受けやすいでしょう。
対して、一条工務店は第一種換気を採用しています。
熱交換器によって、外気と室内の空気の熱が90%交換されてから給排気されます。
そのため、夏・冬でも快適な温度が室内に給気され、家の断熱性が高まるのです。
【住友林業VS一条工務店】断熱性能を表す数値(UA値)について
ここまで来たら一条工務店の断熱性能の優秀さは伝わっていると思いますが、断熱の数値でも比較しておきましょう。
両メーカーの断熱性能を示す外皮平均熱貫流率(UA値)を見てみます。
- 住友林業:0.41W/㎥K
- 一条工務店:0.25W/㎥K
一条工務店では全地域でこの数値が標準と言うのが驚きです。
ただし、住友林業の断熱性が低いわけでなく、むしろ優れています。
なぜなら、省エネルギー基準では「北海道や東北地方で0.46W/㎥K以下を確保すること」と定められているからです。
住友林業の家は北海道・東北でも快適に過ごせるということですので、安心してください。
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住友林業VS一条工務店|耐久性
建物の耐久性についてもチェックしていきましょう。
耐久性に関しては、防蟻処理と壁内の湿気対策について両メーカーの特徴を解説します。
防蟻処理について
防蟻処理はどちらのメーカーも特徴的です。
防蟻処理
- 住友林業:建築時に高さ1mまでの構造材へ直接塗布、10年後に建物外周部に埋設したパイプへ薬剤を注入
- 一条工務店:工場にて床下と1階の構造材のほぼすべて、1階の断熱材、バルコニー、破風板に防蟻処理
住友林業は、「タームガード」という防蟻処理方法を採用しています。
これは、建築時に外周部へパイプを埋設しておき、10年後に薬剤を注入してさらに防蟻対策をするという方法です。
構造躯体を食べられないための対策ではなく、そもそも構造体にシロアリを近づけさせないという目的があります。
対して、一条工務店では工場にて躯体に防蟻処理を行っています。
特徴は防蟻処理の範囲がかなり広いことです。
建築基準法では「地面から1メートルの高さまで防蟻処理をすればいい」と定めれれています。
しかし、一条工務店では床下と1階の構造材のほぼすべて、1階部分の断熱材、バルコニー、破風板に処理を行っています。
シロアリは木材だけでなく断熱材にもかじりつく事例がありますので、しっかり対策してあると安心ですね。
どちらも防蟻処理の質は高く、定期的にメンテナンスを行えば安心できる内容です。
ただし、将来のメンテナンス性では、パイプに薬剤を注入するだけで完了する住友林業の防蟻処理の方が優れているでしょう。
壁内の湿気対策について
続いて、壁内の湿気対策についてです。
壁内の湿気対策
- 住友林業:壁内の湿気はきづれパネルを通って屋外へ、外の湿気は半透明高分子防水シートがシャットダウン
- 一条工務店:外壁材と透湿防水シートの間に通気層を設けて湿気を逃がす
湿気対策に関しては、住友林業の方が対策に力を入れています。
格子状に組まれた「きづれパネル」を壁内に施工しているため、通気層に空気が満遍なく通るように設計されています。
そのため、室内の湿気が壁内に溜まりにくいです。
対して、一条工務店は一般的な通気層を壁内に設けています。
一条工務店も通気層があるので問題はありませんが、空気の通りは住友林業の「きづれパネル」の方が優秀でしょう。
ただし、そもそも一条工務店は気密性が高いため、壁の内部結露が起こりにくいというメリットがあります。
また、断熱材にも水分を吸収しにくいウレタンフォームも採用しているため、壁内に湿気が溜まりにくい構造です。
住友林業VS一条工務店|デザイン性
デザイン性は住友林業の方が圧倒的に高いと言えるでしょう。
それぞれがメインで売り出しているデザインのテイストを紹介します。
- 住友林業:和モダン系の内外装
- 一条工務店:モダン系の内外装
どちらもモダン系を得意としていますが、住友林業は木の質感を活かした高級感あるデザインを得意としています。
対して、一条工務店は自社商品の仕様が多く、選択の幅がかなり狭いことで有名です。
そのため、オリジナリティを出したデザインを採用したい方には不向きです。
一条工務店で建てた家は外観も内観も似たような家が多いので、デザイン性を重視したい方には不向きでしょう。
住友林業VS三井ホーム|間取りの自由度
間取りの自由度も住友林業の方が高いです。
理由は次の2点です。
【住友林業】間取りの自由度が高いワケ
- 木造軸組工法をベースとしているため細かな設計ができる
- BF構法を採用することで大空間・大開口を可能に
そもそも2×6工法よりも軸組工法の方が間取りの自由度が高いです。
そのため、一条工務店では採用できない間取りが、住友林業では採用できることがあります。
また、一条工務店は耐震等級3を確保したり、大容量の太陽光発電システムをおすすめしたりするスタイルです。
耐震等級3を確保するために壁量を増やしたり、大容量の太陽光パネルを敷くために屋根形状が制限されてしまいます。
その結果、採用したい間取りが実現不可能になることがあるのです。
対して、住友林業ではデザイン性を活かすために構造も考えられています。
通常の柱の5倍の太さがあるビッグコラムを使うことで、木造住宅には不向きだった大空間や大開口も採用することができます。
大空間や大開口の空間は開放感を与えますし、間取りの幅も広がります。
住友林業の間取りの自由度の高さは、木造ハウスメーカーの中でトップレベルと言っていいでしょう。
住友林業VS三井ホーム|提案力
提案力の高さも住友林業の方が高いでしょう。
なぜなら、一条工務店には耐震性などを高めるために、間取りを作る際のルールがあるからです。
そのため設計士がお客様の要望を聞いて提案したいと思っても、実際に提案できないこともあります。
対して、住友林業は間取りの自由度が高いので、高い要望でも設計士は実現しようとします。
住友林業の設計士は経験を活かして高い提案をしてくれる方が多く在籍しますし、提案数が増えることで設計士の技術アップにもつながっているはずです。
ただし、一条工務店のルール化が悪いわけではありません。
そう感じる理由は次の2つです。
- 性能の高い家が建てられる
- 設計ごとに提案の差が出にくい
自由設計のハウスメーカーは提案力の差で完成する家が大きく変わります。
しかし、一条工務店ではルールが明確化されているため、設計士の当たり外れが出にくいという点がメリットです。
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住友林業VS三井ホーム|住宅設備
それぞれの標準仕様の住宅設備を紹介します。
住友林業 | 一条工務店 | |
キッチン |
|
|
ユニットバス |
|
|
洗面化粧台 |
|
|
トイレ |
|
|
一条工務店はトイレ以外すべて自社のオリジナル商品です。
自社商品なら展示場でも仕様打ち合わせができるので、スムーズに決めることができそうですね。
他メーカーの設備はすべてオプション扱いになるため、選択肢はかなり少ないです。
住友林業は様々なメーカーの設備の中から選択することができます。
たくさんの中から選びたいという方にはおすすめでしょう。
住友林業VS三井ホーム|外装
両メーカーの外装を紹介します。
住友林業 | 一条工務店 | |
外壁材 |
|
|
屋根材 |
|
|
玄関ドア |
|
|
住友林業は吹付外壁が標準仕様です。
貝殻などを混ぜた「シーサンドコート」という塗り壁が有名で人気が高いでしょう。
一条工務店ではタイル外壁が標準ですので、メンテナンス性を高めたい方におすすめです。
ただし、標準タイルのバリエーションは「ホワイト」しかありません。
他のカラーを選びたいならオプションの「ハイドロテクトタイル」を選びましょう。
「ハイドロテクトタイル」はセルフクリーニング機能がついているので、長い間外壁をきれいに保つことができます。
住友林業VS一条工務店|保証・アフターサポート
住友林業と一条工務店の保証・アフターサポートを比較します。
保証期間と無料点検を表にまとめました。
住友林業 | 一条工務店 | |
最大の保証期間 | 60年 | 30年 |
初期保証期間 | 30年 | 10年 |
保証適用条件 | 30年目に有償メンテナンスと建物診断を実施、
その後は10年ごとに点検時に判断 |
10年目、15年目、20年目に無料の定期点検を実施し、必要な有償メンテナンス工事を実施 |
無料点検 | 計12回
(3ヵ月・1年・2年・5年・10年・ 20年・30年・40年・50年・60年) |
計3回
(10年・15年・20年) |
保証やアフターサポートについてはかなり大きな差が出ました。
まず保証に関してです。
どちらも最大期間まで保証を受けるためには点検と有償のメンテナンス工事が必要です。
ただし、一条工務店は初期保証が10年なのに対し、住友林業は無条件で30年も保証してくれます。
これは大きな違いですし、初期保証30年のハウスメーカーはほとんどありません。
そのため、住友林業の保証制度は優秀と言えるでしょう。
また、無料の定期点検に関しても住友林業の方が優れています。
一条工務店は3回しかないため、他のハウスメーカーと比べても少ない方です。
両メーカーの坪単価の差が、保証やアフターサポートなどの見えない部分にも表れていることがわかります。
住友林業VS一条工務店|その他のアピールポイント
その他のアピールポイントを紹介します。
アピールポイント
- 住友林業:床材のグレードが高い
- 一条工務店:他社にない自社設備がある、耐水害住宅がある
それぞれ見ていきましょう。
住友林業のアピールポイント|床材のグレードが高い
「住友林業といえば木」とイメージしている方も多いと思いですよね。
実際に住友林業では、他のハウスメーカーよりも床材のグレードが高いです。
具体的には、1階の床に無垢・挽板のフローリングを標準仕様で採用できます。
樹木の種類も豊富なのでイメージに合った床材が選べるでしょう。
住友林業では、床材以外にも木を使った内装材がたくさん用意されています。
本物の木を内装材に使った家を建てたいならぴったりなハウスメーカーでしょう。
一条工務店のアピールポイント|全館床暖房、耐水害住宅など自社設備・商品がある
一条工務店は他のハウスメーカーにはないような、設備や商品があります。
特に全館床暖房は有名ですよね。
全館床暖房は床下に温水を通し、輻射熱で部屋全体を暖めるためる仕組みです。
そのため、空気を暖める全館空調と比べて、冬場の快適さは勝るでしょう。
また、一条工務店は世界初の耐水害住宅の商品化にも成功しています。
耐水害住宅は1階部分の仕様や設備を改良し、建物に水が入ってこないように隙間を無くしています。
特殊な設備や逆流防止弁を採用して水の侵入を防ぎ、建物が流されないように建物を浮かせるなど驚きの内容です。
住友林業と一条工務店は結局どっちがいい?おすすめなタイプを紹介
あなたに合っているのは住友林業と一条工務店のどちらでしょうか。
両メーカーをおすすめしたいのは、どのような家庭なのか解説します。
住友林業がおすすめな家庭
まずは住友林業をおすすめしたい家庭についてです。
- デザインにこだわった住宅を建てたい
- 大空間・大開口などの珍しい間取りを取り入れたい
- 保証やアフターサービスを重視したい
住友林業は間取りの自由度や設計士の提案力が高いため、デザイン性を重視したい方にはぴったりなハウスメーカーです。
オプションには木の質感を活かしたウッドタイルや格子スクリーンなどもあるため、おしゃれな建物に仕上がるでしょう。
また、日本のハウスメーカーの中でトップレベルの保証やアフターサービスを実現しています。
住んでからの安心感を得たい方にも、ぴったりなハウスメーカーです。
一条工務店がおすすめな家庭
続いて一条工務店をおすすめしたい家庭についてです。
- 断熱・気密性能の高い家を建てたい
- 室内の空気環境にこだわりたい
- メーカーオリジナルのアイテムを採用したい
一条工務店の特徴は、なんといっても性能の高さです。
断熱・気密性能は業界トップレベルと言って間違いないでしょう。
また、高い性能を活かして換気設備や冷暖房システムにも力を入れています。
季節に関わらず、快適な空気環境で過ごしたいならぴったりでしょう。
住友林業・一条工務店はウリが大きく異なるハウスメーカー!
住友林業と一条工務店は異なる分野で、業界トップレベルの住宅を提供しているハウスメーカーです。
再度、両メーカーの特徴をまとめます。
住友林業 | 一条工務店 | |
坪単価 | 100万円前後 | 70万円前後 |
構造 |
|
|
断熱性 |
|
|
耐久性 |
|
|
デザイン性 |
|
|
間取りの自由度 |
|
|
提案力 | 提案力のある設計士が提案 | ルールの中で提案 |
住宅設備 | 選べる設備メーカーが多い | トイレ以外は自社商品 |
外装 | 吹付・サイディング外壁が標準 | タイル外壁が標準 |
保証・アフターサポート |
|
|
その他のアピールポイント | 床材のグレードが高い | 全館床暖房、耐水害住宅など自社設備・商品がある |
自分の要望に合うハウスメーカーを選んでくださいね。