- 南向きの家って建てたらダメなの?
- 「南向きの家は建てるな」と言われている理由が知りたい
- 南向きの家を建てる際の注意点は?
南向きの家といえば、日当たりが良い・家の中が明るいなど、良いイメージを持っている人も多い人気の方角です。
しかし、中には「南向きの家は建てるな」という声もあるので、一体どっちが良いのか悩んでしまう人もいるかと思います。
そこで今回は、「南向きの家は建てるな」と言われる理由をご紹介します。
南向きの家を建てるメリットや、南向きの家を建てるなら気をつけたいポイントも解説していくので、「南向きの家に建てるか迷っている」という方はぜひ参考になさってくださいね。
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なぜ「南向きの家は建てるな」と言われるのか?
南向きの家は、どうして建ててはいけないと言われるのでしょうか。
ここでは、南向きの家は建てるなと言われている理由を8つご紹介します。
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理由①人気なので価格が高い
南向きの土地は人気があるため、価格が高い傾向にあります。
しかし、マイホームを建てる際に、気になるのがやはり予算ですよね。
南向きというだけで、土地の価格が20〜30%も上がる場合もあります。
予算に限りがある場合には、南向きにこだわりすぎてしまうと、予算オーバーになってしまうので注意が必要です。
理由②夏は室温が高くなる
直射日光が当たるため、夏場は部屋の室温が高くなります。
南向きの家の場合、彩光のために掃き出し窓や大きな窓を南に配置することが多いです。
しかし、窓は断熱性能が高くないため、室温が上がりやすくなってしまうことに。
暑さのあまりカーテンを閉め切ってしまって、せっかくの日当たりの良さを活かしきれないといった家も多いのです。
理由③日差しが強すぎる
南向きは確かに日当たりが良いですが、良すぎるとデメリットとなることも。
日差しが強いと部屋の中が眩しくなってしまい、過ごしにくい環境になってしまいます。
カーテンやシェードで調整すれば良さそうに感じますが、閉めると部屋が暗くなり開けると眩しすぎてしまい、意外と調整も難しい。
日当たりが良い南向きはメリットばかりではなく、過ごしにくくなるといったデメリットになる場合もあるのです。
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理由④家具やフローリングが痛みやすい
南向きの家は、室内にある家具やフローリングが痛みやすいのも理由の1つ。
日光が直接室内に入ってくるため、紫外線によって家具やフローリングが傷みやすくなるのです。
お気に入りの家具やこだわりの内装が劣化しやすくなってしまうのは、大きなデメリットですよね。
理由⑤人目が気になってカーテンが開けられない
南側の前面に道路があると、人通りが気になってカーテンが開けられません。
南向きの家の場合、リビングを南側に配置することがほとんどです。
しかし、カーテンを開けたままにしておくと、通行人からの視線が気になり、リビングでくつろいで過ごせないケースがあります。
せっかく開放感のある南向きでも、カーテンを閉めたまま過ごすのであれば、あまり意味がないと感じてしまう人も多いでしょう。
理由⑥騒音が気になる
南側道路の交通量が多い場合、騒音が気になることも。
リビングにある窓の前を車がしょっちゅう行き交うような環境だと、車の走行音で落ち着いて過ごせないですよね。
騒音が気になるからと、窓を閉め切ってしまうケースも多いです。
開放感のあるリビングで窓を開けて過ごしたいと考えている方にとっては、大きなデメリットと感じるでしょう。
理由⑦洗濯物が干しづらい
南向き家は、洗濯物を干すときに視線が気になって干しづらいということもあります。
日当たりの良さを活かして、南側に洗濯物を干すスペースを作る方も多いです。
しかし、南側に道路がある場合、通行人に見られることも。
洗濯は毎日のことなので、プライバシーが気になる方にとっては、ストレスに感じてしまうでしょう。
理由⑧家の反対側は日がほとんど当たらず暗い
日当たり抜群のイメージがある南向きの家ですが、家の反対側は日がほとんど当たらないことも。
真南に向かって家を建築したとき、反対の北側には日光が全然当たらないといったことになる場合があります。
南向きの家は道路に面していることが多いため、北側は道路とは反対にあり、比較的プライバシーが保たれた空間になります。
そのため、人目を気にせず洗濯物を干したりガーデニングを楽しみたいと考える方も。
しかし、いざ家が出来上がってみると北側は日光がほとんど当たらず、使いづらいスペースとなってしまうのです。
南向きの家を建てるメリット
南向きの家にはメリットもたくさんあります。
南向きの家を建てるメリット
- 1日を通して部屋が明るい
- 洗濯物が乾きやすい
- 冬でも暖かい
- 電気代が安くなる
- 売却時に高く売れる
1番のメリットは、やはり部屋の明るさです。
南側にある部屋は日照時間が長いため、1日を通して部屋の明るさが保たれます。
昼間は電気を付けなくても部屋の中が明るいので、電気代を抑えられるのも大きなメリット。
南向きの家は、1年中安定的に日が当たるので、冬でも部屋の中が暖かく、洗濯物も乾きやすいです。
東西南北の中では1番人気の高い方角なので、資産価値が高いのもメリットでしょう。
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南向きの家を建てるなら気をつけたいポイント
南向きの家を建てる場合には、どういった点に注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、南向きの家を建てるなら気をつけたいポイントを3つご紹介します。
気をつけよう①プライバシーに配慮した間取りを考える
南向きの家を建てる際には、プライベートな空間が確保できるかどうかを、しっかりと考えた間取りにしましょう。
南向きの家を建てた方が、後悔しているポイントとしてよく挙げるのが「人目が気になる」といったことです。
特に家の前面が道路の場合には、外からリビングの窓を通して家の中が丸見えになることがあります。
- 家と道路の間に、庭や駐車場でスペースを作る
- フェンスを設置して見えにくくする
- 2階リビングにする
上記のような工夫をするとプライバシーを確保しやすくなります。
気をつけよう②暑さ対策をしておく
日差しが室内に入りやすい南向きの家は、あらかじめ対策をしておくことで、暑さを和らげることができます。
例えば、LDKの掃き出し窓に、長めの軒や庇を作っておくと部屋に直射日光が入るのを防ぐことができます。
日光が当たる部分は、断熱性能にこだわることで部屋の温度が上がるのを抑えてくれます。
気をつけよう③日当たりが悪くなる場所を確認する
日当たりが良いイメージの南向きの家ですが、日光が当たらない場所があるかどうかは確認しておきましょう。
「南向きの家だから」と、日当たりのことを何も考えずに間取りを考えてしまうと、家が完成してから「日光が当たらない場所がある!」と後悔することにもなりかねません。
あらかじめ、日当たりが良くない場所を把握しておけば、暗くても生活に影響が少ない部屋を配置するなどの対策が取れます。
まとめ:南向きがあなたの好みかどうかによる
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「南向きの家を建てるな」と言われるのはなぜか、をもう一度おさらいしましょう!
南向きの家を建てるなと言われる理由
- 人気なので価格が高い
- 夏は室温が高くなる
- 日差しが強すぎる
- 家具やフローリングが痛みやすい
- 人目が気になってカーテンが開けられない
- 騒音が気になる
- 洗濯物が干しづらい
- 家の反対側は日がほとんど当たらず暗い
南向きの家を建てるメリット
- 1日を通して部屋が明るい
- 洗濯物が乾きやすい
- 冬でも暖かい
- 電気代が安くなる
- 売却時に高く売れる
南向きの家を建てるなら気を付けたいポイント
- プライバシーに配慮した間取りを考える
- 暑さ対策をしておく
- 日当たりが悪くなる場所を確認する
「南向きの家を建てるな」と言われる理由は確かにあります。
しかし、南向きの家にはメリットもたくさん。
どうしようか迷ったときには、南向きの家の特徴が、自分たちのライフスタイルに合っているかを確認することが大切です。
本記事を参考に、南向きの家のメリットデメリットをしっかりと理解して、素敵なマイホームを建ててくださいね!