住宅展示場へ行ってみたいけど、私なんかが行っていいの?
まだ具体的に家づくりを考え始めていないと、住宅展示場は敷居が高いように感じてしまいますよね。
実際に、住宅展示場で何となく見学していたら、冷やかしだと思われてしまった人もいるようです。
では、住宅展示場へは冷やかしのような軽い気持ちで行ってはいけない場所なのでしょうか。
今回は、住宅展示場へ冷やかしで行くことにまつわるアレコレを徹底解説します。
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住宅展示場に冷やかしで行くのはNGなの?
少しでも家を建てたいと考えているなら、住宅展示場に行っても大丈夫!
まだちゃんと家づくりについて考えてなくても、住宅展示場を見学するのは問題ありません。
実際に「何となく展示場を見てみたい」という理由で、足を運ぶ方も少なくありませんからね。
ハウスメーカー側も、見学したいというお客様を断ることはほとんどありません。
- 注文住宅に憧れがある
- いつかは家づくりをしたい
- 住宅展示場に興味がある
このような考えがあるなら、どんどん見学に行きましょう。
冷やかしで行くとどんなことが起こるの?
家づくりに興味があるなら住宅展示場へ行ってもいいと言いましたが、実際は冷やかしと思われてしまって次のようなことが起こります。
- 営業マンがしっかり説明してくれない
- 来場特典が目的だと思われて軽くあしらわれる
勉強のために間取りや性能のことを聞きたいのに営業マンがついてくれず、説明を受けられないと困りますよね。
「ご自由に見学してください」と言って営業マンがいなくなってしまい、何を見たらわからないという状況に陥ってしまった方もいます。
反対に、軽い気持ちで行ったのにガッツリ営業されて、次のような経験をする方も‥。
- 1時間以上拘束されて疲れてしまう
- 資金や土地について質問攻めにあう
- アンケートを書かされて後日しつこく営業される
冷やかしの軽い気持ちで展示場に入ったのに、営業マンから熱心な説明があって中々帰れないというケースも少なくありません。
住宅展示場に行くと1社あたり1時間くらい説明を聞くことが一般的なため、あまり家づくりに興味がない状態で行くと疲れてしまいます。
また、すぐに家づくりは考えていないのに、営業マンからしつこく電話がきたり訪問されたりする可能性も。
アンケートの個人情報は記入せずに、営業を受けたくないと話しておくことをおすすめします。
これらのことが起こることを理解した上で、住宅展示場へ足を運んでくださいね。
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そもそも「冷やかし」と「冷やかしではない」の境界はどこ?
では、営業マンから「冷やかし」と思われてしまうのは、どのようなお客様なのでしょうか。
9つのケースから、「冷やかし」と「冷やかしではない」の境界を解説します。
- まだ家を建てる気がないが住宅展示場のイベント目当てで来た
- 将来結婚したときに家を建てたいと思ってカップルで見学する
- 明らかに予算オーバーのハウスメーカーのモデルハウスに入る
- 土地に事情があってすぐに建てられないが展示場を見に来た
- 契約するハウスメーカーは決まっているが何となく他のメーカーも見てみたい
- すでに他のメーカーと契約しているがインテリアの参考のために
- 帰省時に建築エリアとはまったく異なる場所の住宅展示場へ行く
- 建てるのは息子夫婦だが親だけでモデルハウスに入る
- 建築後に間取りを後悔をしていて見に来てしまった
ハウスメーカーや担当者によって捉え方は異なりますので、冷やかしの境界はあくまで参考としてくださいね。
ケース① 家を建てる気がないが住宅展示場のイベント目当てで来た
築浅の持ち家なら冷やかし、賃貸や実家住まいなら冷やかしではない!
かなり多いケースがイベント目的で住宅展示場へ行き、特典を貰うためにモデルハウスに入るケースです。
「モデルハウスを〇個見学すれば抽選に参加できます」などのイベントで、ただ見学に来るという人も少なくありません。
最近家を建てた人が見学に来るのは、明らかな冷やかしです。
しかし、賃貸や実家で暮らしているなら、冷やかしではないと思います。
家を建てる気が無くてモデルハウスに入っても、営業マンの話を聞いて家づくりを始める方は実際にたくさんいます。
イベント日はそのようなお客様が多いため、ハウスメーカー側も間口を広げていますので冷やかしとは感じません。
ケース② 将来結婚したら家を建てたいと思ってカップルで見学する
ただのデートなら冷やかし、婚約などの話が進んでいるなら冷やかしではない!
まだ結婚していないが、デートスポットとして住宅展示場を訪れる方も中にはいます。
住宅展示場は無料で入れますし、お互いの将来を想像できる素敵な場所ですからね。
学生や結婚する気が全然ないようなカップルは、冷やかしだなと捉えられてしまうケースがほとんどです。
家づくりに具体性がないため、営業しても無駄と思われてしまうでしょう。
対して、まだ結婚はしていないが婚約をしていて家を建てたいというケースは、まったく冷やかしではありません。
婚約の場合でも家は建てられますし、婚約を証明するような書類を用意すれば住宅ローンの借入も可能です。
早くマイホームを建てた方が同棲の家賃が無駄になりませんし、住宅ローンも早く完済できますので、冷やかしと思わず住宅展示場へ足を運びましょう。
ケース③ 明らかに予算オーバーのハウスメーカーのモデルハウスに入る
予算オーバーの額にもよるが、冷やかしと捉えられることも‥。
ローコストメーカーを検討しているが、最大手メーカーのモデルハウスを見学する方もいます。
予算や借入可能額から明らかに買うことができないとわかっているなら、冷やかしと捉えられる可能性が高いです。
実際に、予算が合わないお客様に対して「当社での建築は難しいと思います」と伝える大手ハウスメーカーもいます。
ただし、予算が大きくオーバーしていても、次のようなケースなら冷やかしではないと認識してくれるケースも。
- 建物の坪数をかなり削ってでも大手ハウスメーカーで建てたい
- 大手ハウスメーカーで建てられるなら土地の予算を削っても良い
- 親に援助してもらえるように何とか交渉している
これらの考えがある場合は、事前に伝えて冷やかしと思われないようにしてくださいね。
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ケース④ 土地に事情があってすぐに建てられないが展示場を見に来た
先にハウスメーカーを決めることは可能なので冷やかしではない!
建てる土地は決まっているが、申請などの関係ですぐに建てられないというケースもあります。
土地が決まっているなら建物の打合せが進められますので、どんどん住宅展示場へ足を運んでハウスメーカーを比較しましょう。
土地の資料なども持って行くと、具体的な間取りや配置の相談もできます。
ケース⑤ 契約するハウスメーカーは決まっているが何となく他のメーカーも見てみたい
まだ契約していないなら冷やかしではない!
自分達の中でお任せするハウスメーカーは決まっていても契約していないなら、冷やかしではありません。
なぜなら、営業マンのスキル次第では自社に興味を持ってもらうチャンスがあるからです。
実際に「A社に決めたけど本当に契約して良いのかな‥」と不安に感じて、他の展示場を見る方もいます。
そして、B社の説明を聞いて魅力に感じ、A社とは契約をしなかったというケースも。
他のハウスメーカーの展示場を見たいと思う方は、契約を考えているハウスメーカーに対して潜在的に不安や不満を感じていることが多いです。
冷やかしになると思わずに他のハウスメーカーへ足を運び、再度自分に合う会社を検討することをおすすめします。
ケース⑥ すでに他のメーカーと契約しているがインテリアの参考のために
契約済みで打合せを進めているなら冷やかし!
他のハウスメーカーと契約をしたが、間取りやインテリアを迷っていて他のハウスメーカーの展示場を見たいという方もいます。
こちらは、他のハウスメーカーと契約する気が全くないため、冷やかしと捉えられるでしょう。
快く見学させてくれるハウスメーカーもあれば、断られることもあります。
もし他の展示場を見たいなら、初めに契約している旨を伝えてから営業マンの迷惑にならないようにササっと見学してくださいね。
ただし、契約をしたがトラブルなどが続いていて、他のハウスメーカーを再検討したい場合は冷やかしではありません。
この場合も、見学したいハウスメーカーにしっかりと事情を説明した上で、見学するようにしましょう。
良いハウスメーカーに出会えれば、契約を解除してから再契約することが可能です。
ただし、契約解除するには手付金を放棄するなどの条件がありますので、冷静に判断してくださいね。
ケース⑦ 帰省時に建築エリアとはまったく異なる場所の住宅展示場へ行く
実家周辺のエリアしか建築できないハウスメーカーなら冷やかしになる!
帰省時に親と家づくりの話になり、実家の近くにある住宅展示場へ行くケースです。
実家周辺のエリアしか建築を行っていない「地域ビルダー」や「工務店」は、建築地が遠方のお客様は冷やかしと思われてしまうでしょう。
帰省時に見学するなら、全国展開しているハウスメーカーをおすすめします。
ハウスメーカー選びの参考になりますし、快く見学させてくれることが多いです。
ただし、中には自分達の営業所で契約が取れないため、冷やかし客のように扱われてしまう可能性もあります。
その場合は、そのハウスメーカーの評価を落とすのではなく、建築エリア周辺の展示場で再度見学してみてくださいね。
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ケース⑧ 建てるのは息子・娘だが親だけでモデルハウスに入る
基本的には冷やかしと思われるケースが多い!
家づくりを検討している息子・娘夫婦の親だけで見学に来るケースがあります。
この事例は次のような理由から、冷やかしと思われることが多いです。
- 親だけが先走って家づくりを進めていそう
- 息子・娘夫婦の要望や予算がわからない
- 親が気に入ってくれても息子・娘が再来場してくれるかわからない
親だけが見学に来る場合、息子・娘は家づくりに対してそれほど熱量が高くないことも少なくありません。
実際に建てる人の情報が何も得られないため、冷やかしと捉えられてしまうでしょう。
ただし、二世帯住宅を建てる場合などは、しっかりと対応してくれるはずです。
建築内容をしっかり伝えて、モデルハウスを案内してもらってくださいね。
ケース⑨ 建築後に間取りを後悔をしていて見に来てしまった
基本的には冷やかし、リフォームする気があるなら冷やかしではない!
最近マイホームを建てたが間取りなどで後悔していて、他のハウスメーカーを見に来てしまったという方もいます。
「ここの展示場のような間取りにすればよかった‥」などと、ただ後悔している場合は冷やかしと思われてしまうでしょう。
ただし、具体的に直したい場所があって展示場に来るなら、冷やかしと思われることはありません。
リフォームのお客様として接客してもらうことができるでしょう。
ハウスメーカーによっては、展示場でリフォームの受付を行っていないケースもあるため、あらかじめ確認してみてくださいね。
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でも、本当は冷やかしかどうかなんて気にしなくていいと思っています
ここまで「冷やかし」と捉えられるかもしれないさまざまなケースを解説しました。
しかし、本当は冷やかしなんて気にせずに住宅展示場は行っていいと個人的には思っています。
住宅展示場を訪れる理由は人それぞれですが、モデルハウスを見たいという気持ちは一緒ですからね。
ハウスメーカーの営業マンからどう思われるかなんて、まったく気にする必要はありません。
もし冷やかしと思われて冷たく対応されても、複数のハウスメーカーを見てみましょう。
中にはしっかりと対応してくれる、誠実な営業マンもいます。
いざ家を建てるときにスムーズに進められるよう、早い段階で住宅展示場へ行くことはとても良いことだと思います。
展示場やハウスメーカーの雰囲気を事前に知ることができるのは、大きなメリットですからね。
家づくりに少しでも興味があるなら、気軽な気持ちで住宅展示場へ足を運びましょう。
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まとめ:大げさに警戒することなく、とりあえず行ってみよう
まだ家づくりに関して具体的に考えることができていない段階で、住宅展示場へ行くのは「冷やかし」ではありません。
少しでも家づくりに興味があって、将来マイホームを建てる可能性があるなら、どんどん住宅展示場を見学してOKです。
実際にモデルハウスを見ることで建築したい気持ちが強くなり、話を進める方もたくさんいます。
ただし、冷やかしと捉えられると営業マンから冷たい対応もされることも。
反対に、すぐに建てる気はないのに強気な営業をされて、疲れてしまうこともあります。
そういうものだと理解した上で、ハウスメーカーのモデルハウスを見学すれば問題ありません。
早い段階で住宅展示場を見ておき、実際に家づくりをするときに役立ててくださいね。