みんなが憧れる高級ハウスメーカー。
富裕層やお金持ちの方は、具体的にどのようなハウスメーカーを検討しているのでしょうか。
人生で長い時間を過ごすマイホームには、「お金をかけてでも高性能でおしゃれに仕上がるハウスメーカーで建てたい!」と考える方も多いですよね。

今回はそのような方に向けて、おすすめの高級ハウスメーカーランキングを紹介します。
坪単価や構造、それぞれのハウスメーカーの特徴を解説していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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高級ハウスメーカーランキングBEST10
高級ハウスメーカー10社をランキングにして紹介します。
- 10位:トヨタホーム
- 9位:ミサワホーム
- 8位:スウェーデンハウス
- 7位:セキスイハイム
- 6位:パナソニックホームズ
- 5位:大和ハウス
- 4位:ヘーベルハウス
- 3位:住友林業
- 2位:積水ハウス
- 1位:三井ホーム
全国展開しているハウスメーカーを対象に、坪単価の高さでランキング付けしています。
ただし、商品や建物によって各メーカーとも価格に幅があるため、順位が変動する場合も少なくありません。

では、各ハウスメーカーの特徴を解説していきます。
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10位:トヨタホーム
- 坪単価:70〜95万円
- 主要構造:鉄骨ラーメン構造(ユニット工法)
トヨタホームは、工場にて鉄骨を溶接してユニットにする「鉄骨ラーメン構造」を採用しています。
工場で作るため、天候や職人の技術に左右されない高い品質の建物を建てることが可能です。
業界トップクラスである125mm角の鉄骨柱を採用し、ユニットを強靭な躯体で支えます。
工場での製造と聞くと「オリジナリティがある間取りやデザインは作れないのでは?」と不安に感じる方もいますよね。
しかし、トヨタホームでは大開口の間取りやバリエーション豊かな内外装の家を建てることが可能です。

建物の品質の高さに加えて、デザイン性などにもこだわりたい方におすすめします。
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9位:ミサワホーム
- 坪単価:70〜90万円
- 主要構造:木造モノコック構造(+制震装置「MGEO」)
ミサワホームは、木質パネルを組み合わせた面で支える木造モノコック構造を採用しています。
この工法は高級ハウスメーカーでも採用していることが多いですが、大きな違いはオリジナルの制震装置「MGEO」を取り入れている点です。
「MGEO」は全棟に標準で施工され、阪神淡路大震災の2倍レベルの規模でも効果が発揮されるとされています。
実験では、4日間で13回の連続する巨大地震を想定した揺れを与えても、構造体の損傷ゼロだったという結果も出ています。

天井高の低いスペースを活かして収納やリラックススペース、子供やペットの遊び場として活用できる空間です。
蔵を活かした多層階の間取りで、他の家と差別化を図りたいという方におすすめします。
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8位:スウェーデンハウス
- 坪単価:80~100万円
- 主要構造:木造モノボックス工法
スウェーデンハウスは、北欧の建築技術を取り入れているハウスメーカーです。
壁パネルを強固に組み合わせた木造モノボックス工法を採用しています。

大きな特徴は、業界トップレベルの断熱性と気密性を誇る点です。
断熱性・気密性と聞くと「一条工務店」を思い浮かべる方も多いと思いますが、スウェーデンハウスは同等またはそれ以上の性能を誇ります。
標準仕様の木製のトリプルガラス窓は、採用している日本のハウスメーカーほとんどなく、気温が低い北欧住宅では多く採用されています。
壁パネルの接合部にも断熱材を挟んで気密フィルムを貼るなど、細かな点まで気を配った施工を行っている点も好印象です。
デザインは、北欧テイストの可愛らしい内外装の家を得意としています。
他の高級ハウスメーカーとは一味違ったオリジナリティの高いデザインの建物を建てることができるでしょう。
7位:セキスイハイム
- 坪単価:80〜100万
- 主要構造:鉄骨ラーメン構造(ユニット工法)
セキスイハイムは、工場で建物のほとんどを作り上げるユニット工法で、約85%が機械による自動化によって製造されています。
より高い品質の均一化を図ることができ、工場生産でのユニット工法の歴史も長いことから、施工性に対する高い信頼を得ているハウスメーカーです。
特徴は耐久性の高い家づくりを行っている点です。
構造体の鉄骨には高耐食メッキ「ZAM」が採用されています。
「ZAM」は自動車や家電などの身近なものはもちろん、精密機械や特殊設備などの高い耐久性を求められるものにも使われています。

この高耐食メッキが鉄骨のデメリットであるサビから守ってくれるため、構造体の劣化がほとんどなく安心して暮らすことができます。
また、外壁にはタイル、屋根にはステンレス、庇にはアルミを採用。
外壁の耐久性に気を遣ってタイルにするハウスメーカーは増えてきていますが、屋根や庇などに高耐久なものを採用しているハウスメーカーは多くありません。
耐久性にこだわったセキスイハイムならではの強みと言えるでしょう。
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6位:パナソニックホームズ
- 坪単価:80〜100万
- 主要構造:鉄骨軸組構造
パナソニックホームズは軸組構造を採用しているため、鉄骨メーカーの中でも間取りの自由度が高い点が特徴的です。
15cm間隔で間取りの広さを調整できるため、狭小地や変形地などでも間取りが考えやすく、天井も4つの高さから選ぶことができます。
また、構造体のフレーム内には制振装置「アタックダンパー」が採用されており、これは超高層ビルなどでも採用されている仕組みです。
地震によるエネルギーを吸収するのはもちろん、繰り返しの揺れにも耐えることができる高い耐久性があります。
パナソニックホームズは、標準仕様でオリジナルタイルを採用できる点も魅力の1つです。
セルフクリーニング機能を持ったタイルのため、長い間きれいな外観を保つことができ、メンテンナンスの手間を減らすこともできます。
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5位:大和ハウス
- 坪単価:80〜100万
- 主要構造:鉄骨軸組構造
大和ハウスは、住宅・建築業界の中で売り上げランキング1位を誇るハウスメーカーです。
戸建て住宅だけでなく、賃貸住宅や商業施設などの大型建築も多く手掛けている点が要因と言えます。

建物は鉄骨住宅「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」がメイン商品です。
大和ハウスオリジナルのエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を取り入れ、震度7クラスの揺れを吸収しながら、連続した地震に耐えることができる構造体を作り上げています。
また、天井高2.72mや間口幅最大7.1mなど、大開口の間取りも得意です。開放的な間取りや大きな窓を付けたい方におすすめします。
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4位:積水ハウス
- 坪単価:80〜110万
- 主要構造:鉄骨・木造軸組構造
積水ハウスは、日本の中でトップレベルに有名なハウスメーカーですよね。
名前を聞いたことがないという方はほとんどいないでしょう。
鉄骨造と木造どちらも人気があり、構造体の強さや間取りの自由度なども大きな違いはありません。
ただし、鉄骨造には制震技術が取り入れられているため、繰り返しの地震には強いというメリットがあります。
鉄骨と木造の大きな違いは採用される外壁で、鉄骨造は重さのある「ダインコンクリート」、木造は陶版外壁「ベルバーン」が使われています。
- ダインコンクリート:耐久性の高さと、深い凹凸による陰影の美しさが特徴的
- ベルバーン:自然な風合いで陶器のような高級感のあるデザインがおしゃれ
ダインコンクリートは30年に1度塗り替えが必要ですが、ベルバーンは塗り替え不要なので、メンテナンス性では木造の方が優れていると言えるでしょう。
積水ハウスは、デザイン面や性能、ネームバリューどれを取ってもトップレベルのハウスメーカーです。

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3位:住友林業
- 坪単価:80〜120万
- 主要構造:木造軸組構造(BF構法)
木のぬくもり溢れる住宅を建てたいという方は、住友林業を検討する方も多いのではないでしょうか。
無垢や挽板などの木を活かした内装を得意としており、高いデザイン性が魅力的なハウスメーカーです。
もちろん構造面も優れており、住友林業が独自に開発した「BF(ビッグフレーム)構法」が採用されています。
BF構法は、幅56cmの「ビッグコラム」という柱を使っている点が大きな特徴で、一般的な柱の5倍の幅があります。

木材を活かしたデザイン性と、高い耐震性や設計力を求めるならぴったりのハウスメーカーでしょう。
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2位:ヘーベルハウス
- 坪単価:90〜130万
- 主要構造:重鉄制震・デュアルテックラーメン構造
ヘーベルハウスは、今回紹介したハウスメーカーの中で唯一「重量鉄骨」を主要構造として扱っているハウスメーカーです。
重量鉄骨は軽量鉄骨と比べて1本の構造材の強度が強いため、よりフレキシブルな間取りを採用することができ、建物の安定性も高いという特徴があります。
ヘーベルハウスでは鉄骨の梁と制震フレームを直接接合し、フレーム内をつなぐ特殊鋼材「極低降伏点鋼」を採用した、独自の重量制震構造を採用しています。
重量鉄骨ながらしなやかに揺れのエネルギーを吸収できるオリジナリティあふれる構造です。
また、外壁や一部の床に軽量気泡コンクリート「ALCコンクリート・ヘーベル」を使っている点も特徴です。
「ALCコンクリート・ヘーベル」は耐久性・断熱性・耐火性・遮音性など、8つの高性能を併せ持った素材のため、住まいを快適かつ安全に保ってくれます。

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1位:三井ホーム
- 坪単価:90〜130万
- 主要構造:木造枠組構造(プレミアム・モノコック工法)
三井ホームは、デザイン性にこだわるお客様が多いことから、平均的な坪単価が1番ハイコストなハウスメーカーです。
ネームバリューはもちろんのこと、圧倒的なデザイン力や設計力を持っています。

また、断熱性・耐震性なども業界トップレベルを誇る点も特徴的です。
構造は、2×6の枠を組んで面の力で建物を支える「プレミアム・モノコック構造」を採用しています。
壁・屋根・床・天井が全て三井ホームオリジナルであり、耐久性・耐震性を高めるためにさまざまな工夫が取り入れられています。
「震度7の地震に60回耐えた家」という三井ホームのCMは有名ですよね。
また、壁や屋根は断熱材と一体になっているパネルを採用しているため、高い断熱性・気密性を実現できています。
そのため、全館空調との相性も良く、オリジナルの全館空調「スマートブリーズ」は2022年の時点での採用台数が35,000台を突破しました。

大開口や大空間のおしゃれな間取りを採用しても、快適な室温の家で暮らせるのは魅力的ですね。
存分にこだわってワンランク上の注文住宅を建てたいという方は、ぜひ検討してみると良いでしょう。
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ハイコストのハウスメーカーで建てるメリット
ハイコストのハウスメーカーでマイホームを建てるメリットを紹介します。
- 性能やデザイン性に優れた建物が建てられる
- オリジナル性のある構造の家が仕上がる
- 大手企業による安心感がある
- ネームバリューがあるため知人にも紹介しやすい

メリット① 性能やデザイン性に優れた建物が建てられる
ハイコストのハウスメーカーでは、自社オリジナルの建物で構造や性能を高めているケースが多いです。
そのため、他社にない高い耐震性や耐久性、断熱・気密性能の家を建てることができます。
ローコストのハウスメーカーでは実現できない、住み心地や安全性を手にすることができるでしょう。
メリット② オリジナル性のあるデザインの家が仕上がる
ハイコストのハウスメーカーは、間取りの自由度や内外装のデザイン性の幅が広い点が特徴です。
好みに合ったテイストを得意とするハウスメーカーを選ぶことで、オリジナリティあふれるおしゃれなマイホームを建てることができます。

こだわりたい空間にとことんこだわり、デザイン性を高められる点もハウスメーカーの強みでしょう。
メリット③ 大手企業による安心感がある
ハイコストのハウスメーカーは、会社の規模が大きいため倒産しにくいという安心感があります。
小規模の工務店や地域ビルダーは住んでから倒産してしまい、アフターサービスの依頼先に困るということも。
全国規模の大手ハウスメーカーなら、一部エリア撤退の可能性はあっても、会社自体が倒産する可能性は低いと言えるでしょう。
メリット④ ネームバリューがあるため知人にも紹介しやすい
ハイコストのハウスメーカーは多くの人が認知しているためネームバリューがありますよね。

SNS上でも建てた人の情報が多いため、建築前に情報収集を行えたり、同じハウスメーカーで建てたオーナー同士で輪が広がったりすることも。
紹介制度なども充実している大手ハウスメーカーが多いため、全国に住む友人・知人におすすめできるという強みもあります。
まとめ:業界TOPメーカーで安心の住まいを
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今回は、高級ハウスメーカーをランキング形式で紹介しました。
- 10位:トヨタホーム
- 9位:ミサワホーム
- 8位:スウェーデンハウス
- 7位:セキスイハイム
- 6位:パナソニックホームズ
- 5位:大和ハウス
- 4位:ヘーベルハウス
- 3位:住友林業
- 2位:積水ハウス
- 1位:三井ホーム
お気に入りのハウスメーカーは見つかったでしょうか。
全ての住宅が「安かろう悪かろう」という訳ではないですが、やはり高価格の建物には高いなりの理由があります。

各社の強みや特徴をしっかり理解して、自分に合ったハウスメーカーを見つけてみてくださいね。