アイ工務店で2023年から導入をスタートした全館空調の「Z空調」。
どんな設備なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、アイ工務店の「Z空調」の費用や特徴を解説します!

さらに、アイ工務店に近い価格帯の全館空調が得意なハウスメーカーも紹介!
「アイ工務店でZ空調を入れるか迷っている」「マイホームに全館空調を入れたい!」といった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 安くて信頼できるメーカーが見つかる! /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
アイ工務店で全館空調は採用可能?
引用:Z空調特設ページ
アイ工務店は、「Z空調(ゼックウチョウ)」と呼ばれる全館空調が採用可能です。
以前は通常のエアコンを各部屋に設置する方法のみでしたが、2023年から全館空調を導入しました。

ただし、アイ工務店の全館空調は標準装備ではなく追加で費用が必要です。
アイ工務店の全館空調は「Z空調」
「Z空調」は、ヒノキヤグループが開発した全館空調システム。
ダイキンの「空調システム」と協立エアテックの「換気システム」を用いて作られています。

Z空調は、天井に埋め込んだエアコンから、各部屋にダクトを使って送風する仕組みになっています。
一般的な全館空調は、空調を調整するための大きなエアコン設備を部屋に置く必要があるので、0.5畳ほどのスペースが必要です。対して、Z空調であれば天井に埋め込めるので、スペースが取れない家でも導入しやすいのが利点◎
また、故障が心配な全館空調ですが、Z空調には10年の保証が付いているのも特徴です。
長く安心して使えるのは嬉しいですよね。
アイ工務店で採用できるZ空調の特徴・強みは?
大人気のZ空調ですが、どういった点が良いのか気になる人もいるのではないでしょうか。
ここからは、Z空調の特徴や強みを4つ紹介します。
Z空調の特徴・強み
- 設置コストが安い
- 電気代が抑えられる
- 1階と2階で温度調整ができる
- 専用の加湿システムが付けられる
Z空調の特徴や強み①設置コストが安い
Z空調は、通常の全館空調に比べて設置コストが安いのがメリット◎
設置費用
- Z空調:約100〜150万円
- 一般的な全館空調:約200〜300万円

安さの理由は、通常の全館空調のような専用設備が必要ないからです。
Z空調は、市販の埋め込みタイプのエアコンを使うため、初期費用が抑えられます。
また、万が一エアコンが故障したとしても、市販のものを購入して交換すればOK。

Z空調の特徴や強み②電気代が抑えられる
Z空調は、電気代が安いのも魅力です。
全館空調は基本的に付けっぱなしにして使うので、電気代が気になりますよね。
Z空調では、ランニングコストを下げるため「ココチE」という第一種換気システムを導入しているのが特徴。
ココチEは、熱交換システムで外の空気を適温に変えて取り入れるため、最低限の消費電力で快適な室温になります。

Z空調の特徴や強み③1階と2階で温度調整ができる
フロアごとに温度調整ができるのもZ空調の特徴です。
通常の全館空調は、1つの空調設備で家全体を温度管理するため、フロアごとの調整はできません。
ポイント
Z空調は1階と2階それぞれにエアコンを埋め込むため、フロアごとの温度調整が可能です。
「人がいないフロアはエアコンを切っておこう」など細かい調整ができるので、電気代節約にもなりますよ。
Z空調の特徴や強み④専用の加湿システムを付けられる
Z空調は、専用の加湿システムをオプションで付けられます。
全館空調のデメリットとしてよく挙げられるのが「乾燥」ですよね。
しかし、Z空調は完全自動タイプの加湿器「極楽加湿」が採用可能◎

極楽加湿は、壁付けの専用給水コンセントから給水を行ってくれるので、給水作業は不要です。
また、室内の湿度を感知して運転するため、スイッチを入れたらあとは放っておくだけで快適な湿度にしてくれますよ。
Z空調のデメリット・弱みはある?
メリットが多いZ空調ですが、次のようなデメリットや弱みも。
Z空調のデメリット・弱み
- 部屋ごとの温度管理ができない
- 故障するとフロア全体に影響が出る
- 定期的なお手入れが必要
- ダクトが通る場所は天井が低くなる
Z空調は1階や2階などフロアごとの調整はできますが、部屋ごとの温度管理はできません。

また、空調が故障してしまうと、フロア全体の温度管理ができなくなるのもデメリット。
故障を防ぐためにも、2週間〜1カ月の頻度でエアコンや換気フィルターのお手入れが推奨されています。
注意
さらに、通常の全館空調よりは省スペースですが、Z空調は天井にダクトを通すスペースが必要です。ダクトが通る部分は、20センチほど天井高低くなることを認識しておきましょう。
アイ工務店で全館空調を採用する費用はいくら?
アイ工務店の全館空調の採用費用は、約100〜150万円です。

家のサイズが大きくなるほど、設置するエアコンも高額になる傾向があります。
全館空調に加湿器をプラスする場合は、+約5万円ほどとリーズナブルな価格で付けられますよ。
電気代やメンテナンス費用は年間でいくらくらいかかる?
メーカーによる電気料金の調査※では、夏場平均(7〜9月)3,348円、冬場平均(12〜2月)9319円といった結果に。
※Z空調搭載の住宅(地域区分4~6地域、約30~40坪の家)を1年間電力調査

また、Z空調は、エアコンをベースに作られているので、メンテナンス費用に関しては基本的にかかりません。通常のエアコン同様、フィルター掃除を自分で行えばOKです。
故障した場合でも、10年の保証期間内であれば無料で修理をしてもらえますよ。
アイ工務店で全館空調を採用した方が良いのはこんな人
アイ工務店で全館空調を採用した方が良いのは次のような人です。
アイ工務店で全館空調を採用した方が良いのはこんな人
- 室内の空調にこだわりたい
- エアコンが見えるのが嫌
- コスパよく全館空調を取り入れたい
全館空調の強みはなんといっても、家全体を快適な温度にしてくれるところ。

また、エアコンは天井に埋め込むので、インテリアの邪魔にならないのも◎
さらに、Z空調なら初期費用やメンテナンス費用も比較的低いため、コスパを求める人にも向いているでしょう。
全館空調が合わないかもしれないのはこんな人
全館空調が合わないかもしれない人は次のような人です。
こんな人は全館空調が合わないかも
- 部屋ごとに温度管理したい
- こまめな掃除は面倒
- 住宅の初期費用をとにかく抑えたい
全館空調は家全体の温度を管理するシステムなので、部屋ごとに温度管理したい人には不向き。

掃除に関しても、定期的に行う必要があるので、苦に感じる人は合わないかもしれません。
注意
Z空調は天井埋め込みタイプなので、通常のエアコンよりも掃除が大変といった声もあります。
また、Z空調は全館空調の中ではリーズナブルですが、100万以上かかる設備です。
住宅の初期費用を抑えたい人は、エアコンを採用した方が安くすむでしょう。
アイ工務店と近い価格帯で全館空調が得意なハウスメーカー3選
「全館空調を採用したいけど、アイ工務店以外ならどこがいいんだろう」と思う人もいますよね。
そこで、全館空調が得意なハウスメーカーを3つ紹介します。
アイ工務店と近い価格帯で選んだので、ハウスメーカー選びの参考になさってください。
①桧家住宅
引用:桧家住宅HP
桧家住宅は、「Z空調」を開発したヒノキヤグループが運営するハウスメーカーです。
桧家住宅の特徴
- 全館空調が標準装備
- 8割の人が全館空調を選んでいる
- オリジナルの住宅設備でコスト削減
桧家住宅の魅力は、Z空調が標準装備されている点。
さらに、オリジナルの住宅設備を導入することで、家全体のコスト削減も行っています。
一方で、間取りに制限が多く、完全自由設計とは言えないのが難点。
とにかく費用を抑えて全館空調を入れたい人におすすめです。
②アキュラホーム
引用:アキュラホームHP
アキュラホームは、「匠空調」という専用のエアコン1台で家全体の温度管理する全館空調を採用しています。
アキュラホームの特徴
- 初期費用は200〜250万円ほど
- 全館空調はフロアごとの温度調整が可能
- 間取りの自由度が高い
アキュラホームの全館空調は、オプションで200〜250万円ほどかかります。
費用は安くはありませんが、エアコン1台でフロアごとに温度管理できるのが魅力。

また、アキュラホームは間取りの自由度が高いのも特徴です。
全館空調を入れて希望の間取りも叶えたいといった人におすすめですよ。
③ヤマト住建
引用:ヤマト住建HP
ヤマト住建のYUCACOシステムは、家庭用エアコン1台で住宅全体の暖冷房を行う全館空調です。
ヤマト住建の特徴
- 100万前後で導入可能
- 断熱・気密性を高めた住宅
- 耐震性を強化した木造住宅
yucacoシステムは、100万円程度の費用で導入できるのが特徴です。

さらに、ヤマト住建地震は、エネルギーを吸収する制振ダンパーも標準なので家の耐震性が気になる人でも安心◎
家自体の性能を高めて、快適な空間を作りたい人におすすめのハウスメーカーです。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 安くて信頼できるメーカーが見つかる! /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
Z空調は非常に優秀!アイ工務店の家に採用してみよう
▼まだハウスメーカー・工務店が決まっていないあなたにおすすめの記事まとめ
-
-
ハウスメーカー・工務店探し中のあなたに読んでほしい記事まとめ
続きを見る
▼アイ工務店の見積もり公開|35坪2,500万円の事例紹介
-
-
アイ工務店の見積もり公開|35坪2,500万円の事例
続きを見る
アイ工務店の全館空調「Z空調」について解説しました!
内容をおさらいしましょう。
Z空調の強み・特徴
- 設置コストが安い
- 電気代が抑えられる
- 1階と2階で温度調整ができる
- 専用の加湿システムが付けられる
Z空調は、約100〜150万円と比較的リーズナブルながら、機能面でも優れているのが魅力◎

ただし、「ダクト部分の天井が下がる」「定期的な掃除が必要」などのデメリットも…。
メリット・デメリットを比較して、導入するか検討しましょう。
また、全館空調はアイ工務店以外でも導入可能です。

他メーカーとも比較して、より自分に合ったハウスメーカーを見つけてくださいね!