家づくりで迷ってしまうのが間取りですよね。
- 何度打合せを重ねてもしっくりくる間取りにならない
- 提案された間取りのどこを修正したら良くなるのか分からない
- どんな間取りが自分たちの理想なのか分からなくなってきた
間取りは後から変更するのが難しいと分かっているだけに、慎重になってしまい多くの方が間取り迷子に陥りがちなのです。
そこで今回は、間取り迷子になっている人がやるべきことと、失敗しない間取りの考え方についてまとめてみました。
間取りが全然決まらなくて困っている方は、参考になさってみてください。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 安くて信頼できるメーカーが見つかる! /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
間取りが全然決まらないときにやるべきこと6選
間取りは家づくりの初期段階。
まだまだやるべきことがある中で、間取りが決まらないと焦ってきてしまいますよね。
ここでは、間取りが全然決まらないときにやるべきこと6選をまとめてみました。
間取りが決まらない①叶えたい希望の優先順位を決める
間取りが決まらずに困った時には、叶えたい希望の優先順位を明確にしてみましょう。
土地の広さや金銭的に制限がないのであれば、すべての希望を叶える間取りを実現することも可能ですが、多くの人はそうではないですよね。
しかし、設計士はなるべく顧客の要望に沿った間取りを提案しようとするため、あれもこれもと要望を伝えて詰め込み過ぎると、敷地に要望を無理やり当てはめただけの間取りになってしまい、結果的に満足できないとなってしまうことがあります。
希望を伝えることはとても大切なことですが、優先順位も決めて伝えるようにしてみましょう。
例えば、「リビングは20畳以上>駐車スペース2台>子ども部屋2つ>ファミリークローゼット」といった具合に、優先したい順番に並べてみましょう。
優先順位を明確にしておけば家づくりで迷ったときの指針にもなり、最終的に希望から大きく外れた家が出来上がる可能性も低くなります。
ここまで細かく分けるのが難しい場合には、絶対に譲れない項目だけでも明確にしましょう。
- 絶対に叶えたい要望
- できれば叶えたい要望
上記のように要望を2パターンに分けるだけでも、間取り迷子から抜け出せる可能性は高くなりますよ。
間取りが決まらない②間取り集から探してみる
どういった間取りがいいか検討もつかない、住みたいイメージすら分からなくなったといった人は、ネットや市販の間取り集から探してみましょう。
探すときのポイントは、気に入りそうな間取りをやみくもに探すのではなく、自分たちの土地と方角や形が似ているものから探すようにすることです。
自力で探すのは大変といった方は、ハウスメーカーに頼むのも一つです。
ハウスメーカーには、これまでに作成した間取り図がたくさんあります。
自分たちの土地の条件と同じような人が建てた間取りを見せてもらい、その中から気に入る間取りを探してみましょう。
探す時には、完璧に希望通りの間取りでなくても問題ありません。
ある程度気に入った間取りを見つけることができれば、あとは部分的に修正を行っていけばいいのです。
一から考えるよりずっと負担が少なく済みますし、間取りが決まらないといったことになる可能性も低くなりますよ。
間取りが決まらない③担当者を変更する
要望をしっかりと伝えているにも関わらず、間取りがしっくりこない場合は、担当者を変更することも検討してみましょう。
単に担当者の実力不足ということもありますが、お互いに人間なのでどうしても価値観や相性が合わないこともあります。
希望を伝えて出てきた間取りが気に入らない場合、そこから何度修正を重ねても劇的に良くなることは難しい場合も。
間取りの期限が決まっている場合には、時間を無駄にしてしまうことにもなります。
担当者を変更するのは申し訳ないという気持ちもあるかと思いますが、満足のいく家を建てることの方が大切ですよね。
打合せをしている中で、合わないと思った時には思い切って担当者の変更をしてみることも考えてみてください。
1番いけないのは我慢して何も言わないことです。数千万円の買い物なのですから、しっかり主張していきましょう。
打合せが長引けば長引くほど変更するのも気まずくなってしまうので、変更すると決めた場合には早めに伝えるようにしましょう。
間取りが決まらない④他のメーカーに間取り図作成を依頼する
一つのハウスメーカーに絞るのではなく、他社に間取り作成を依頼するのも有効な方法です。
最初に依頼をしたハウスメーカーが、満足できる間取りを作成してくれれば良いのですが、なかなかそうはいかない場合もありますよね。
間取りを決める流れとして、一度の提案で決まることは少ないですが大体のケースでは何度か打合せを重ねていくと、間取り決定の道筋が見えてきます。
しかし、何度打合せを行ってもモヤモヤする一方で間取りが決まらない場合、それ以上は回数を重ねたとしても解決するには限界があります。
そこで、セカンドオピニオンとして他のハウスメーカーにも間取り図作成を依頼するのです。
それぞれを比較することで、間取り図の良い点・改善したい点が明確になり、納得のできる間取りが決まる可能性も高くなります。
とはいえ、他のハウスメーカーから間取りや見積もりを提案してもらうまでには、それなりの時間と労力が要ります。
タウンライフ家づくりなら全国800社以上のハウスメーカーから間取り・見積もりを無料でネットオーダーできるので、サクッと間取りを複数社から集めたいときには有効な手段です。
間取りが決まらない⑤他の人の意見を聞き入れ過ぎない
家づくりで陥りがちなのが、他人の意見にまどわされてしまい、間取りが決められない状態になっていることです。
間取りは生活に直結するためとても大切です。
失敗したくない、後悔したくない、そんな気持ちから必要以上に外からの声を気にしてしまうこともあります。
しかし、他人は他人、住むのは自分と思って間取りを決めることが大切です。
「2階リビングは階段の上り下りが大変」「水回りは集まっていないと使いにくい」など迷ってしまう意見も確かにあります。
ただ、自分たちの生活に合っていれば、反対の意見があっても気にする必要はありません。
一番に優先するのは他人の意見ではないことを認識して、間取りを考えるようにしてみましょう。
間取りが決まらない⑥住宅見学に行ってみる
図面だけを見ていてもどうしても判断ができない、そんな時には実際の住宅を見に行ってみましょう。
家づくりをするのは慣れていない方がほとんどです。
そんな中、間取り図を見ただけで家をイメージするのは誰でも難しくて当然です。
ハウスメーカーにお願いすれば、モデルハウスはもちろん建設中の家を見学させてくれることもあります。
実際にオーナーさんが住んでいる家を見学させてもらえることもあり、よりリアルにイメージできます。
「吹き抜けは広く見えるからやっぱり欲しいな」「リビングは絶対に20畳以上欲しいと思っていたけれど、実際に見てみるともう少し狭くても許容できそう」など、目で見て体感することで間取りに関する考えもまとまりやすくなります。
間取り図だけではなかなか想像できないといった場合には、住宅の見学をしてみましょう。
失敗しない間取りの考え方
間取りを決める時にはどういったポイントに気をつければよいのでしょうか。
ここでは、失敗しない間取りの考え方を3つ紹介します。
間取りの考え方①生活動線を意識して考える
間取りを決める時には、生活動線を意識して考えるようにしましょう。
漠然としたイメージで間取りを決めるのは失敗の原因にもなりがちです。
生活動線がはっきりすれば、必要な部屋数や広さの目安も決まってきます。
- 家事をするときの動線
- 来客時の動線
- 朝起きてからの動線
- 水回りの動線
上記のようなポイントでそれぞれの行動を想定して考えてみましょう。
例えば、夫と妻の2人で料理をすることが多いのであれば、キッチンは広めで動きやすい動線だと嬉しいですよね。
見落としがちですが、朝起きてからの動線も必ず確認しましょう。
自分だけでなく家族それぞれがバタバタする時間帯なので、全員がなるべく効率よく動けるように考えてみてください。
間取りの考え方②目的別に分けて考える
間取りを家全体で見ることも大切ですが、まずはどういった目的で使用する場所なのかを分けて配置を考えるようにすると、間取りを決めやすく失敗しにくくもなります。
- 家族が集まる場所(リビング・ダイニングなど)
- 個人の部屋(子供部屋・寝室など)
- 生活で必要な場所(キッチン・トイレ・お風呂など)
大きく上記の3つで分けて考えてみましょう。
それぞれの場所を目的ごとにきちんと分けて考えることで、複雑で使いにくい間取りになることを避けることができます。
特に家族が集まる場所(リビング・ダイニングなど)は、住みやすい家づくりにおいてとても重要なポイントとなってきます。
大まかな配置は設計士が考えてくれることが多いですが、自分でもどこに配置するのが良いのか整理してみましょう。
間取りの考え方③土地の特徴を活かして考える
間取りを決める際は、土地の特徴を活かすことを意識してみましょう。
土地には方角や周辺環境など、それぞれ特徴があります。
とにかく要望だけを優先した間取りを作ってしまうと、敷地と合っていない間取りになってしまうことがあります。
敷地と間取りが合っていないと、間取り決定時は希望が叶ったと思っていても、住んでから後悔する原因になることがあるのです。
例えば、「人通りの多い場所にリビングを配置してしまって、お昼はカーテンを開けられない」「採光の良くない場所に子供部屋を作ってしまい日中でも暗い」なんてことにも。
自分で考える時はもちろんですが、設計士に間取りを依頼する時にも、要望とあわせて「土地の特徴も活かして欲しい」と伝えるようにしましょう。
まとめ:間取りが決まらないのは全て叶えようとしているから
メモ間取りが全然決まらないときにやるべきこと6選
- 叶えたい希望の優先順位を決める
- 間取り集から探してみる
- 担当者を変更する
- 他のメーカーに間取り図作成を依頼する
- 他の人の意見を聞き入れ過ぎない
- 住宅見学に行ってみる
間取りが決まらない時は、自分がどういったことで迷っているのかを整理して、適した対処方法を行ってみましょう。
メモ失敗しない間取りの考え方
- 生活動線を意識して考える
- 部屋の配置は目的別で分けて考える
- 土地の特徴を活かして考える
住みやすい間取りは、希望だけを詰め込めば良いというわけではありません。
1日の生活の流れをできるだけ具体的にイメージすることや、購入した土地に合った間取りはどういったものなのか、といった目線で考えてみると失敗する可能性は低くなります。
間取り作りは楽しい反面、完璧を求めるとなかなか決まらないなんてことになってしまいます。
譲れないところは叶えつつも妥協点も柔軟に見つけていき、家族が楽しく快適に生活できるような間取りを考えてみましょう。
この記事が、間取り迷子から抜け出せるヒントとなれば幸いです。
▼ブログ主きのぴー宅で感じた「やって良かった間取り」7選
-
本当にやって良かった間取りランキングBEST7【我が家の実例紹介】
続きを見る