こんにちは!日本はコンビニよりもお寺のほうが多いらしいですよ!
今回は「家族のコミュニケーションが増える間取りアイデア特集」!
家族が自然と顔を合わせたり、親子の会話が弾んだり。
さりげなくコミュニケーションが取れる住まいは、家族の距離がぐんと近づきます。
夢のマイホームで家族全員いつまでも仲良く暮らしたい、そう思いませんか?
この記事には、家族のコミュニケーションが自然に増える間取りのアイデアが満載!
家族が思い思いに過ごしながらも、なんとなく家族の雰囲気を常に感じられるような、そんな家にしましょう。
一番条件の良い場所にリビングを配置しよう
家の中で家族が最も集まる場所は「リビング」ですよね。
この「リビング」を家の中で最も心地の良い空間にすることで、家族は自然とリビングに集まってくるようになります。
自然と家族が集まれば、そこにコミュニケーションは生まれやすくなります。
"一番条件の良い場所"とは、日当たりのよさや周囲の景観の良さなどを考慮して、最も気持ちよくリラックスできる場所のことです。
日当たりの良い場所にリビングを配置すれば、常に明るくぽかぽかと温かい空間に。
眺めの良い場所にリビングを配置すれば、遠くに視線が抜けるため広く感じられ、広々のんびりとした空間に。
最も条件の良い、リラックスできる場所にリビングを配置しましょう。
もし視界の抜け感や眺めの良さが望めない土地なら、リビングにデッキを隣接させることでスペースを広く見せたり、リビングの上部を吹き抜けにして高さを出すことによって開放感を出したりと、間取りの工夫次第でいくらでも居心地の良い空間は作り出すことができます。
日当たりが気になるならリビングにトップライト(天窓)やハイサイドライトを採用することによって、明るい空間を作り出すことができます。
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日当たりや眺めなどの条件が良い場所にリビングを配置したうえで、居心地の良さを追求した間取りプランにする。
そうすれば、リビングに家族が集まり、会話も弾むことでしょう。
みんなでリビングでテレビでも見ましょうよ。
リビングイン階段は家族の会話を増やしてくれる
リビングイン階段とは
文字通り「リビングの中に配置された階段」のこと。最近流行っています。
廊下などによって子供部屋とLDKが分けられているプランでは、子供は玄関から入ってそのまま自分の部屋に行くことができます。
でも、「ただいま」の一言もないまま子供部屋に行ってしまうのは寂しいものですよね。
「子供が家に帰ってきて顔も見せずにそのまま自分の部屋に行ってしまう…」
「友達を連れてきたみたいだけどどんなお友達を連れてきたんだろう…」
そんな悩みを解決するのが、リビングイン階段です。
玄関→リビング→リビングイン階段→子供部屋という動線にすれば、帰ってきた子供は必ずリビングを通ります。
リビングイン階段なら「行ってらっしゃい」も「おかえり」も必ず言えますし、子供が元気なさそうにしていたらすぐに気づいてあげることができます。
遊びに来たお友達の顔も見ることができて、親としては安心ですよね。
キッチン横にリビングイン階段を配置すれば、料理をしながらでも子供の様子を見ることができます。
顔を合わせる機会が自然に増えるので、コミュニケーションも増えること間違いなしです。
リビングイン階段を採用するなら、冷暖房効率には注意しなければいけません。
2階まで空間が繋がってしまうので、エアコン1台では空調が行き渡らないことも考えられます。
コストは高くなりますが全館空調などの高効率設備を採用するか、リビングイン階段の入口に扉を設けて冷暖房効率を上げましょう。
リビングイン階段 × スケルトン階段というアイデア
見渡せるLDKにすると家族の気配が感じられる
家族の気配が感じられる間取りは、コミュニケーションが増える間取りです。
それぞれ別のことをして過ごしていても、そこに家族がいて何をしているのかが雰囲気で分かれば、声をかけやすく、会話が生まれやすいです。
家族の気配を感じられるようにするためには、LDKのどこにいてもLDK全体が見渡せるようなプランにすることです。
例えばLDKがL字型になっていると、視界が届かないスペース(死角)が生まれ、家族の気配を感じられなくなってしまいます。
LDKは一直線にし、キッチンに立った時に全体が見えるようなプランにしましょう。
キッチンに立ったままテレビが見られるようなプランニングは特におすすめです。
テレビほど家族のコミュニケーションを増やしてくれるアイテムは他にないでしょう。
キッチンに立ったまま、リビングダイニングにいる家族と一緒にテレビを見ることができれば、テレビを見ながら自然とコミュニケーションが生まれます。
最近人気のオープンキッチン(アイランドキッチン)も、家族のコミュニケーションを増やしてくれます。
オープンキッチンにすれば視線を遮るものはありませんし、複数人で料理がしやすくなるので、子供と一緒に料理をする機会も増えるでしょう。
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家族が同じ空間にいながら、思い思いの時間を過ごしている。
同じ時間を共有しながら、家族全員がそれぞれ居心地の良さを感じられる。
それが理想的なリビング。リビングの究極形ですね。
LDKと子供部屋を吹き抜けで繋ぐ
子供部屋をLDKの真上に配置して、吹き抜けで繋ぐプランもコミュニケーションが取りやすい間取りです。
子供部屋からはLDKの家族の気配が感じられますし、LDKから子供部屋へは簡単に声が届くようになります。
晩御飯の準備ができたときに、そこまで大きな声を出さなくても子供に声が届くようになります。
子供部屋の吹き抜け側に窓を設けても良いですし、思い切って子供部屋の吹き抜け側は落ちない程度の高さの壁や手すりにすれば、子供部屋も吹き抜けの開放感を共有することができます。
子供が大きくなった時にプライバシーを守れる独立した部屋にしたければ、あらかじめ間仕切り壁を配置しておけば、いざというときにすぐ独立したプライベート空間を作ることができます。
コミュニケーションの機会は家の中だけではない
家族のコミュニケーションは家の中だけに留まりません。
道路や玄関、庭などに目が届くことで、中と外でのコミュニケーションが可能になります。
例えば、会社に行くパパをリビングの大きな窓から手を振って見送ることができる家。
学校から帰ってくる子供を、バルコニーで洗濯物を干しているママが「おかえり」と迎えることができる家。
間取りを工夫することで家の中と外でのコミュニケーションが可能になります。
何気ないようですが、「あたたかみのある家族」という感じがして良いですよね。
家の中と外でのコミュニケーションを可能にするためには、道路側に向けて大きな窓やバルコニーなどを配置することです。
外出や帰宅の時だけでなく、車や庭の手入れをしている気配まで伝わるような間取りにすれば、もっとコミュニケーションは増えるでしょう。
【まとめ】家族の気配が感じられるオープンな間取りにしよう
家族のコミュニケーションを増やすためには
- リビングを家の中で最もリラックスできる場所にしよう
- リビングイン階段で家族が顔を合わせる機会を増やす
- 全体が見渡せるLDKは家族の気配が感じられる
- LDKと子供部屋を吹き抜けで繋ぐ
- 道路や玄関側に大きな開口やバルコニーを配置する
家族のコミュニケーションを増やすためには、家族の気配を常に感じられるような間取りにすることがポイント。
できる限り壁や仕切りなどを少なくしたオープンな間取りプランにしたり、リビングイン階段のように顔を合わせる機会を増やすことが大切です。
家の中で同じ空間にいる時間が長くなったり、顔を合わせる機会が増えれば、自然と家族のコミュニケーションは増えるものです。
つかず離れずの心地よい距離で、仲良く家族が暮らせたら、それはすごく幸せですよね。
ぜひ、間取りプランに取り入れてみてください。