マイホームを建てようと思ったときに、誰もが一度は迷うのが「間取り」ではないでしょうか。
- 提案された間取りがしっくりこない
- しっくりこないけれど何をどうすれば解消できるのか分からない
- 何度も間取りを提案されたけど、良くなっている感じがしない
こういった悩みを持つ方も少なくありません。
早く間取りを決めて次に進みたい気持ちにもなりますが、間取りは家づくりの重要な部分の一つ。
妥協してしまうと後から後悔する可能性も高いので、しっくりこないときはその原因をはっきりさせて解消することが重要です。
そこで今回は、間取りがしっくりこないときの解決方法と間取りづくりにおいて重要なポイントを紹介します。
間取りづくりでモヤモヤしている方は、ぜひ参考になさってみてください。
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間取りがしっくりこないときの解決方法
「間取りがどうしても納得できない」そんなときにはどうすれば良いのでしょうか。
解決方法を5つご紹介します
- しっくりこない部分をまとめる
- 優先したい箇所を明確にする
- 要望の伝え方を変えてみる
- 間取りのプラン集を見る
- 設計士を変更する
解決方法①しっくりこない部分をまとめる
現在の間取りで不満に思っている部分はどこなのか、一度まとめてみましょう。
間取りがしっくりこないと思っている人で多いのが、「どこがしっくりこないのか分からないけど何となく不満」となっているケースです。
間取りを見て何が不満なのかをしっかりと見える化してみることで、改善すべき点が見えてくるかもしれません。
「LDKをもっと広くとって欲しい」「廊下を広く取りすぎている」といったように、しっくりこない点を探してみましょう。
改善したい具体的な部分が分からない場合には、何となくでも良いので考えてみてください。
「この収納なんだか使いにくそう」「扉がここにあるのがなんか気に入らない」など、とりあえず気になる箇所を見つけて設計士に伝えてみましょう。
ピンとこない間取りを改善するためには、まずはモヤモヤの原因をはっきりさせて伝えることが大切です。
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解決方法②優先したい点はなにか明確にする
家づくりにおいて、優先したい要望はなにかはっきりしていますか?
「何度か提案してもらったけど、どれが良いのか分からない」「はじめの間取りが良かったかも」などと迷ってしまう人は、自分たちの要望の優先順位がはっきりしていないことがあります。
優先順位が明確になっていないと、間取りを見てもどこがしっくりこないのか分からないといった状況にも陥ることがあります。
すべての要望が叶えられるのであればもちろんそれに越したことはありませんが、多くの場合では土地や予算に制限があります。
その中で、優先順位をはっきりしないまま進めると結局どっち付かずの微妙な間取りが作成されることがあるのです。
「家事動線だけは譲れない」「家族が過ごしやすいようにリビングは広くとって欲しい」「子ども部屋は必ず〇つ必要」など、譲れないポイントはなにかということを、きっちりを決めて考えるようにしてみてください。
解決方法③要望の伝え方を変えてみる
何度要望を伝えても納得のできる間取りにならない場合には、要望の伝え方を変えてみるのも一つです。
間取りづくりにおいて、設計士にきちんと要望を伝えることはとても大切なプロセスです。
要望を伝えたときに、こちらの意図を組んで提案をしてくれる設計士もいますが、全員がそうとは限りません。
より分かりやすく伝えるためにも、「どうしてそういった要望を叶えたいのか」まで伝えてみるようにしてみましょう。
例えば、あまり広くないリビングに子どもの学習のためのスタディスペースが欲しい場合で考えてみてください。
「リビングにはスタディスペースが欲しい」とだけ伝えると、とりあえずリビングに間に合わせのスタディスペースが確保されて何だかしっくりこない。といったことに陥りがちです。
しかし、「子どもにはリビング学習をさせたいと思っているからスタディスペースが欲しい」と目的まで含めて伝えると、「広さ的にスタディスペースは難しいけれど、勉強するときだけこの場所をスタディスペースとして使うのはどうでしょうか」といった違う目線での提案がくる可能性が上がります。
解決方法④間取りのプラン集を見る
提案された間取りの何が気に入らないのかいまいち分からないといった人は、間取りのプラン集を見てみましょう。
メーカーに頼めば、ほとんどの場合でプラン集を見せてもらえます。
家づくりは慣れていない人が多い中で、どういった間取りが自分の好みなのか把握できている人はまれです。
間取りのプラン集を見てイメージをふくらませながら、どういった間取りに住みたいと思うのか探してみましょう。
間取りを見て、全部が気に入らなくても全然問題ありません。
「この部分良いな」と思った部分だけをピックアップして設計士に伝えてみてください。
間取りは土地に左右されることも多いため、気に入った部分すべてが反映されるとは限りませんが、理想の間取りに近づく可能性は上がります。
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実は私も利用したサイトです。良かったら私のレビュー記事を読んでみてください。
▼間取り・見積もりネットオーダーサイトのレビュー
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解決方法⑤設計士を変更する
何度打合せを重ねても間取りが改善されない場合には、思い切って設計士の変更を検討しても良いかもしれません。
こちら側も要望をきちんと伝える努力は必要ですが、そういった努力を行ったにもかかわらず、良い変化が見られない場合にはもしかしたら設計士の技量不足である可能性もあります。
担当してくれる設計士が優秀であるかどうか見極めることも大切です。
良い設計士の特徴
- こちらの要望をきちんとメモしている
- 要望だけなく、生活の話を聞こうとしてくれる
- 土地を活かした間取りを考えてくれる
良い設計士は、要望をしっかりと聞くだけなくメモをちゃんと取ります。
また、家を建てる人がどういった人なのか知るために、間取りについての要望だけでなく普段の生活についても質問する場合が多いです。
「料理は普段良くするのか」「家事で嫌だと思っていることはなにか」「休日はどういった過ごし方をするのか」など間取りとは関係なさそうな質問ですが、その人自身を知るための質問をします。
間取りは土地との相性も非常に大切です。
要望を上手に取り入れながら、土地の良さを生かした間取りを提案してくれる設計士も優秀といえます。
希望とは異なる部分があったとしても、すぐに拒否をするのではなくどうしてそういった間取りにしたのか理由まで聞いてみると、案外納得できる場合もあります。
ただ単に、要望だけをはめ込んだ間取りを考えるような設計士でないかどうかは、優秀な設計士を見極めるポイントの1つとなるのです。
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納得のいく間取りづくりにおいて重要なこと
満足度の高い間取りづくりをするためには、おさえておきたいポイントがあります。
ここでは、納得のいく間取りづくりをするために重要なこと3つを紹介します。
- 生活を具体的にイメージして考える
- 要望は他の人から見て分かるかたちにする
- 完璧を目指さない
間取りづくり①生活を具体的にイメージして考える
間取りで後悔しないためにまず大切なのは、どこまで生活を具体的にイメージできるかです。
そこで、1日の生活の流れを具体的に書き出してまとめてみましょう。
良い点や改善したい点から、間取りに取り入れたい自分たちの要望を考えてみましょう。
要望の優先順位まで決めることができればベストです。
満足した間取りづくりをするためには、とにかく現状を把握して、要望をしっかりとまとめることなのです。
間取りづくり②要望は他の人から見て分かるかたちにする
間取りづくりが上手くいかない原因のひとつとして考えられるのは、「要望が上手く相手に伝わっていない」ことです。
打ち合わせではきちんと伝えたつもりでも、次の打合せでまったく反映されていなくてがっかりした。なんて経験をした人もいるのではないでしょうか。
要望が伝わらないといったことを避けるためにも、伝えたい要望はなるべく他の人から見て理解できるようなかたちで伝えてみましょう。
- 要望は口頭だけなくメモでも伝える
- 好みの動線や間取りがあれば実際に図面を見せる
- 気に入ったインテリアや設備の写真で伝える
少し手間にも感じてしまいますが、どんなにしっかりとした要望を持っていても相手に伝わらなければ間取りには反映されません。
逆に、こちらの要望がきちんと伝われば、好みの間取りを作成してもらえる可能性は上がります。
間取りづくり③完璧を目指さない
間取りを決める際に、完璧を目指さないのもポイントです。
せっかくのマイホームなので、妥協はしたくないといった気持ちもとても分かります。
しかし、土地にはそれぞれ規制や制限があるため、すべてを完璧にしようとすると間取りがいつまで経っても決まらないなんてことにもなりかねません。
どこかで妥協点を見つけていくことは、時にはとても重要になってきます。
もちろん、はじめから妥協ばかりでは楽しくないと思うので、「行き詰ってきたな」と感じたときには、どれかを諦めてみるといった選択肢を持っておくと、追いつめられるようなことにならなくて済みます。
まとめ:「しっくりこない」を言語化してみよう
間取りがしっくりこないときの解決方法
- しっくりこない部分をまとめる
- 優先したい点はなにか明確にする
- 要望の伝え方を変えてみる
- 間取りのプラン集を見る
- 設計士を変更する
しっくりこないときには、その原因を探ってみることから始めましょう。
納得のいく間取りづくりにおいて重要なこと
- 生活を具体的にイメージして考える
- 要望は他の人から見て分かるかたちにする
- 完璧を目指さない
満足できる間取りになるかどうかは、間取りを作成する前の段階がとても大切。
自分たちの要望をはっきりさせるためにも、まずは家族も含めた1日の生活をイメージしましょう。
納得のできる間取りができるまで、手間も時間もかかる大変な道のりです。
しかし、自分たちの希望に向き合ってひとつずつ解決していけば、理想の間取りはきっとできます。
今回の記事が少しでも参考になると幸いです。
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