- 地盤改良になる確率ってどのくらい?
- 地盤改良になりやすい土地の特徴をしりたい!
- 地盤改良費っていくら位かかる?
家を建てるときはどんな土地でも必ず地盤を調査して、地盤改良を行う必要性を見極めなければなりません。
地盤改良が必要であれば数十万円は必ずかかりますし、必要なければ費用負担は0円です。
これってかなり大きな違いですよね。
数十万円の費用がかからなければ、建築費が下がりますので助かります。
今回は地盤改良について解説していきます。
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地盤改良が必要になる確率は何%?
では、地盤改良が必要になる確率は何%くらいなのでしょうか?
結論から言うと、一概に何%とは言えません。
地域によっては全く改良がでない場合もありますし、別の地域はほとんどの土地で改良が必要になったりします。
そのため、「この地域だと何%くらい」という言い方ならできますが、日本全国で何%とお伝えするにはあまりにも不確かな情報になってしまうのでお伝えすることができないのです。
また、同じ分譲地内でも改良のあり・なしが分かれることもあります。
運頼みのところもありますが、土地について詳しく調べることで地盤改良の可能性が低い土地を選ぶ可能性は可能です。
Instagramで聞いてみた
とは言っても、実際に地盤改良が必要だった確率はどのくらいなのか気になりますよね!
そこで、チューモンズーのInstagramで「あなたの土地は地盤改良が必要でしたか?」と、アンケートを取ってみました。
調査の結果、地盤改良が必要だった方は全体の36%でした!
有難いことに579名もの方に回答いただけたので、結構信ぴょう性は高いと思います。
ちなみに筆者きのPの土地は調査の結果、「地盤改良の必要性」はなしでした。
地盤改良の確率が比較的高い土地の特徴10選
では、地盤改良になる確率が高いのはどのような土地なのでしょうか?
絶対という訳ではないですが、改良の可能性が比較的高い土地の特徴を10個お伝えします。
地盤改良の可能性が比較的高い土地の特徴10
- 河川・池・沼・海が近くにある土地
- 近くに水田がある土地
- 高低差のある土地
- 埋立地
- 傾斜した土地
- 昔は山や海だった土地
- 近くの電線が傾いている土地
- 近くの道路が波打っていたりひび割れしている
- 「地盤サポートマップ」で地盤が弱い地域
- 地名に「水」が関連する感じが使われている地域
河川・池・沼・海が近くにある土地
河川・池・沼・海のように、水が溜まっているような場所が近くにある土地は地盤か弱い可能性が高いです。
なぜなら、周辺の土にもたっぷりと水が染み込んでいるからです。
水分を含むと土はどろどろと軟弱化してしまうので、地盤全体が弱くなってしまいます。
近くに水田がある土地
近くに水田がある土地も危険性があります。
理由は先ほどと同じく、土が水を含んでいて軟弱化している可能性があるからです。
また、周り一体が水田の場合は、建築予定地も昔は水田だった可能性が高いです。
すると、表面の地盤は固くても深いところの地盤は軟弱だったりします。
高低差のある土地
高低差のある土地も地盤改良が必要になる可能性があります。
なぜなら盛土が必要になるからです。
元々の地盤は強くても、上に盛った土は締固められていないので弱いです。
そのため、地盤が沈下してしまう恐れがあります。
20~30cmの高低差なら問題ないですが、1mなどの大きな高低差だと地盤に影響が出てくることがありますので注意しましょう
埋立地
埋立地も地盤が弱い可能性が高いです。
埋立地とは元は河川や海だった場所に、土や砂などを大量に積み立てて平地にした土地のことです。
元々の地盤も水分を多く含んでいますし、新たに埋め立てた土地も締固められていないので弱いです。
埋立地はほとんどの場合、地盤改良が必要になるでしょう。
傾斜した土地
地盤が斜めになっている土地も地盤改良が必要になることがあります。
理由は高低差のある土地と同じで、斜めになっている部分を平坦にするために盛土をしなければならないからです。
すると、盛土をした部分の地盤の方が柔らかく、建物が傾いてしまう可能性があります。
昔は山や海だった土地
土地の現状ではなく、昔はどんな使われ方をしていたかを知ることも、地盤の強さを知るための1つの方法です。
海だった場合は、深い地盤は水分をたくさん含んだ柔らかい土かもしれません。
また、山だった場合は切り崩したあとに傾斜地に盛土をした可能性があります。
すると、土地の一部は軟弱な地盤かもしれません。
機械があれば、昔から住んでいる近隣住民に聞いてみましょう。
近くの電線が傾いている土地
土地の周辺環境をみれば、地盤の強度がわかることもあります。
例えば、電柱が傾いている場合です。
何かがぶつかって倒れたような跡がなければ、地盤が電柱を支えきれなかったということです。
地盤が弱い可能性があるため、地盤改良になるかもしれません。
近くの道路が波打っていたりひび割れしている
土地の周辺の道路を見ることでも、地盤の状況がわかることもあります。
道路が波打っていたり、ひび割れしている原因は、地盤の軟弱化が原因かもしれません。
もちろん要因はそれだけではないですが、あまりにも多く見られる場合は危険です。
また、地震のときに液状化する危険性もありますので、しっかりチェックしておきましょう。
地盤サポートマップで地盤が弱い地域
少し番外編にはなりますが、地盤サポートマップというサイトでその地域の地盤の強さを知ることができます。
URL:地盤調査・解析実績100万棟感謝キャンペーン 第4弾 気になる土地を調べてみよう (j-shield.co.jp)
ジャパンホームシールドという大手の地盤調査会社が、過去の調査データを元に作成しているマップです。
住所を入力すると、自分の建築する地域の地盤の強さが色分けされてて出てきます。
また、地盤の強さだけでなく、液状化の危険性や地震のときの揺れやすさなども分かるので、とても参考になります。
無料で手軽にできるので、土地購入時は事前にチェックしてみてください!
地名に水に関連する漢字が使われている
こちらも番外編のような内容ですが、地名に水に関する漢字が使われていると地盤が弱い可能性があります。
なぜなら地名は、その土地の様子を表して名付けられることが多いからです。
例えば、次のような地名は地盤が弱いかもしれません。
- 牟田(ムタ)、新田(シンデン)などの「田」がつく土地
- 谷津(ヤツ)、谷地(ヤチ)などの「谷」がつく土地
- 鷺(サギ)、鶴(ツル)、鵜(ウ)、亀(カメ)などの水辺の動植物の名がつく土地
- 船(フネ)、橋(ハシ)、堀(ホリ)、堤(ツツミ)などの水に関連する名がつく土地
今回紹介したのは、ほんの一例です。
ネットで調べると情報が出てきますので、ぜひチェックしてみましょう。
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地盤改良が必要になったらいくらかかるの?
では、地盤調査をしたら改良が必要になってしまった場合、工事費用はいくらかかるのでしょうか。
こちらも一概には言えず、建物の大きさや地盤の弱さによって大きく変わります。
相場で考えても50~150万円くらいという、かなり幅広い回答になってしまいます。
実際に調査してみないと金額がわからないのが、地盤の恐ろしいところです。
Instagramで聞いてみた
そこで!こちらも皆様の協力の元、インスタグラム調査を行ってみました。
すると、地盤改良工事の平均額は992,608円という結果でした。
大きな出費ですよね。
こちらは、46人の方にご協力いただきました。
細かな内訳を見てみましょう。
工事金額 | 人数 |
~50万円 | 7人 |
51~75万円 | 10人 |
75~100万円 | 11人 |
101~125万円 | 9人 |
126~150万円 | 5人 |
151万円~200万円 | 2人 |
201万円~ | 2人 |
150万円までの間に30人いますので、90%以上の人は相場の上限の150万円を予算取りしておけば足ります。
しかし、残りの約10%弱の人は予算オーバーになってしまいます。
万が一の場合を想定して、支払えるように備えておきましょう。
改良が必要になったとしても、地盤が強い地域であればそこまで大規模な工事になる可能性は低いです。
地盤改良費はしっかり準備し、必要なければラッキーと思おう
地盤改良は必要だと考えて、初めから予算取りをしておくことにしましょう。
改良工事がなければラッキーと思って、予算削減をしたり家の質を高めればいいだけのことです。
しかし、予算取りをしていないと大変なことになってしまいます。
借入金額を上げたり、自己資金をさらに出さなければならないからです。
地盤改良工事によって、自分がやろうとしていたオプションが採用されないのは悲しいですよね。
しっかり予算取りをして、万が一のときのために備えておきましょう。
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