マイホームの購入を検討しているけれど、「家は買わないほうが賢い」という意見を聞いて不安になり、購入を躊躇ってしまっている人は多いかもしれません。
家の購入に関しては、人それぞれいろいろな意見が飛び交っていますが、なぜ「家は買わないほうが賢い」と言われてしまうのでしょうか?
今回は、「家は買わないほうが賢い」と言われる理由を徹底解明し、それに対する私の意見も伝えていこうと思います。
マイホームの購入で悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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「家は買わないほうが賢い」と言われる10の理由
なぜ「家は買わないほうが賢い」と言われてしまうのか、ここではその理由を10こ挙げて詳しく紐解いていきたいと思います。
早速、1つずつ見ていきましょう。
「家は買わないほうが賢い」と言われる10の理由
- 転勤などに柔軟に応じられるから
- 家の不具合の修理を自分でしなくて済むから
- 近隣トラブルがあっても気軽に引っ越せるから
- 収入の変化応じた家賃の物件に住めるから
- 高額な頭金を用意する必要がないから
- 固定資産税などの税金がかからないから
- 家族構成が変わっても対応しやすいから
- 住宅ローン審査はハードルが高いから
- 家の購入には多大な労力がかかるから
- 多額のローン返済への不安を抱えなくて済むから
10の理由①転勤などに柔軟に応じられるから
家を買ってしまうと、長期間にわたるローン返済が完了するまでは、気軽に引っ越すことができなくなります。
そのため、転勤などに柔軟に応じられなくなってしまうことから、買わずに賃貸に住んでおいたほうが賢いと主張するケースは少なくありません。
実際に家を買った直後に転勤が決まってしまい後悔したという経験から、このような意見を持つようになった人も多いでしょう。
10の理由②家の不具合の修理を自分でしなくて済むから
マイホームを買わずに賃貸に住んでいれば、家の設備などに不具合が生じたとしても、修理を自分で行う必要がありません。
賃貸の場合、不具合が生じた際は基本的に大家さんが修理を行ってくれるケースが一般的です。
しかし、自己所有の家となれば、不具合の修理はすべて自分で行わなければならないため、手間も費用もかかってしまいます。
このような点を踏まえて、「買わないほうが賢い」と考える人も多くいるでしょう。
10の理由③近隣トラブルがあっても気軽に引っ越せるから
マイホームか賃貸かにかかわらず、近隣トラブルが起こる可能性は誰にでもあります。
しかし、万が一近隣トラブルが起こった場合、既に家を買ってしまっていると、気軽に引っ越すことができません。
賃貸なら比較的気軽に転居することができるため、近隣トラブルに悩み続けることなく、早めに引っ越してトラブルから回避することが可能です。
買った家で近隣トラブルに悩みながら住み続けるぐらいなら、買わないほうが賢いだろうという考えになる人も多いようです。
10の理由④収入の変化に応じた家賃の物件に住めるから
家を一度買ってしまうと、数十年にわたって一定額のローンの返済を続けなければなりません。
そのため、途中で収入が減ってしまった場合、毎月の支払いが苦しくなってしまうリスクがあります。
家を買わなければ、その都度収入に応じた家賃の物件を選んで住むことができるため、毎月の出費に苦しめられるという不安は払拭できるでしょう。
このような点を考えると、家計的に無理のない家賃の物件をその都度選んで住んでいたほうが賢いといえるということです。
10の理由⑤高額な頭金を用意する必要がないから
一般的に、家を購入する際には、ある程度の金額の頭金を用意するケースが多くなっています。
しかし、賃貸住まいなら、住み替える際にも家賃数ヶ月分程度の頭金があれば足りるケースが多く、生活を切り詰めて高額な頭金を用意する必要はありません。
そのため、家は買わずに賃貸暮らしをしていたほうが気が楽だと感じる人も多いようです。
10の理由⑥固定資産税などの税金がかからないから
マイホームを所有すると、毎年固定資産税などの税金がかかってしまうので、その点を気にする人も多いでしょう。
固定資産税などの税金は、不動産の所有者に対して課税されるものなので、家を買わずに賃貸で暮らしていれば負担する必要はありません。
税額は所有する家の評価額に応じて決まりますが、決して安い金額ともいえないケースが多いため、もったいないと感じて家の購入をやめる人も一定数いるはずです。
10の理由⑦家族構成が変わっても対応しやすいから
家を買わなければ、家族構成の変化に応じた物件に何度でも住み替えることができるため、買わないほうが賢いと主張する人も多くいます。
例えば、子供が生まれたり、逆に子供が成長して家を出ることになったり、高齢の親世帯と同居することになったりと、一緒に暮らす家族の人数が変わるケースは少なくありません。
そんなとき、家を買ってしまっていると、家族構成の変化に対応するのが難しくなってしまいます。
部屋数が足りない、不要な部屋が余ってしまっている、もっと広い部屋があればよかった、などと悩むことを考えると、気軽に住み替えが可能な賃貸のほうが賢い選択であるということです。
10の理由⑧住宅ローン審査はハードルが高いから
家を購入する場合、住宅ローンの審査を通過しなければならないケースがほとんどです。
しかし、住宅ローン審査はハードルが高いといったイメージを持つ人も多く、だったら買わないほうが楽だし手間もかからなくていいと思っている人も多いでしょう。
賃貸の入居審査に比べると、住宅ローン審査は提出する書類も多く、審査結果が出るまでにかかる時間も長くなるのが一般的です。
賃貸の入居審査は問題なく通っていたのに、住宅ローン審査となるとなかなか通らずに苦戦したという人も実際に多くいるため、ハードルが高いといったイメージを持つ人は多いのかもしれません。
10の理由⑨家の購入には多大な労力がかかるから
実際に家を買うとなると、予算を計算して、土地を探して、ローン審査を受けて、など、購入までのステップが多く多大な労力がかかることを気にする人もいるでしょう。
その点、賃貸であれば、物件探す作業や契約手続きなど、比較的手間も時間もかけずに契約することが可能です。
家を買うためにいろいろな手順を踏んで時間をかけなければいけないと考えると、買うことが億劫になってしまうケースは多いと思われます。
10の理由⑩多額のローン返済への不安を抱えなくて済むから
家を買って多額のローンを組むことになると、将来数十年にわたって返済し続けなければならないといった不安を抱えてしまう人も多いかもしれません。
「本当に全額返済できるだろうか」と日々不安を抱えながら生きていくぐらいなら、何も背負わず気楽に過ごせる賃貸に住んでいたほうが賢いと感じている人も多いでしょう。
特に、収入が安定していなかったり、転職を考えていたりする人に多いかもしれませんね。
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「家は買わない方が賢い」とは私は思いません
「家は買わないほうが賢い」と言われる理由にはいろいろなものがありますが、私個人としては、「買わないほうが賢い」とは思いません。
むしろ、買えるのであれば買ったほうがいいと思っています。
ここでは、私の思う家を買うメリットを4つ挙げて、解説していきます。
家を買うメリット
- 無駄な家賃を払わなくて済む
- 間取りや設備をすべて自由に決められる
- 自由にリフォームが行える
- ローン完済後は負担が軽くなる
家を買うメリット①無駄な家賃を払わなくて済む
やはり何より、家を買うことで無駄な家賃を払わなくて済むというのは、大きなメリットといえるでしょう。
賃貸で支払う家賃は、大家さんの手元に渡るだけで、自分にとって何の資産にもなりません。
しかし、家を買った場合に毎月支払うローンは、払った分だけ自分の資産になっていると捉えられるため、無駄なものとはいえませんよね。
どうせ払うなら、無駄な家賃よりもマイホームのためのローンのほうが、将来長い目で見たときに得であると私は思います。
家を買うメリット②間取りや設備をすべて自由に決められる
マイホームを持つことで、家の間取りや設備を自分の好きなように自由に決めることができます。
部屋の配置や広さ、水回りの設備環境などを、自分の家庭に合わせて作ることができるので、圧倒的に使いやすくなるはずです。
また、家のデザインなども自由に決められるので、家を買ったことで毎日の生活がより楽しくなったという人も多いのではないでしょうか。
家を買うメリット③自由にリフォームが行える
賃貸の場合、リフォームを行うには大家さんの許可を得なければなりません。
しかし家を買っていれば、自分の好きなようにリフォームが行えます。
例えば、子供の成長に合わせて部屋をリフォームしたり、自分の年齢に合わせてバリアフリー仕様にしたりすることも可能です。
好きなタイミングで好きなようにリフォームできるのは、家を買うことの大きなメリットといえるでしょう。
家を買うメリット④ローン完済後は負担が軽くなる
家を買って住宅ローンを完済すれば、そのあとの負担が一気に軽くなるというのも、賃貸にはない魅力です。
賃貸に住んでいると、家賃の支払いに終わりが来ることはなく、住み続ける限り家賃も一生支払い続けなければなりません。
しかし住宅ローンには終わりがあるため、完済後は何も支払わずに同じ家に住み続けることができます。
そのため、ローン完済後を見据えて考えれば、早めに家を買っておいたほうがお得だと私は感じています。
家を買わないデメリット
ここでは、家を買わないとどのようなデメリットがあるのかについても確認しておきましょう。
私の思う家を買わないデメリットとしては、次のようなものがあります。
家を買わないデメリット
- 家賃を一生支払い続けなければならない
- 子供に資産としての家を残すことができない
- 高齢になってからは賃貸の審査が通りにくくなる
- 理想の間取りやデザインの家に住めない
- 自由にリフォームなどができない
上記のようなデメリットを考慮すると、家を買わないままでいるよりは、早いうちに買ってしまおうという気持ちになる人もいるのではないでしょうか。
家を買うかどうか迷ったときに考えるべきこと
家を買うかどうかについては、それぞれ賛成派と反対派の意見が飛び交っている現状があるため、迷ってしまう人も多いでしょう。
そのため、家を買うかどうかで迷ったときは、次のことを1つずつじっくり考えてみてください。
家を買うかどうか迷ったときに考えるべきこと
- 家を買いたいと思う明確な理由があるか
- 無理のない予算計画を立てられそうか
- さまざまなリスクを理解したうえでも買いたい意思がはっきりしているか
上記3つのことをよく考えてみることで、1歩踏み出すことができるかもしれません。
まとめ:買いたい人は買えばいい。そう思えないなら買わないだけ
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家を買うということは、人生において最大のイベントの1つと言っても過言ではありません。
そのため、「買ったほうがいい」「買わないほうが賢い」など、さまざまな意見が出てくるのも当然のことです。
今回は、買わないほうが賢いと言われる理由について詳しく解説してきました。
ただ、大事なのは結局自分自身の気持ちなので、ほかの意見についてはあくまで参考程度に聞いておくという心構えも大切です。
今回の内容を参考にしつつ、これから家を買うかどうか、もう一度じっくり考えてみてくださいね。