- スタンダードとデラックスって何が違うの?
- 結局どちらを選ぶと良いの?
こんにちは!
注文住宅業界歴6年、きのぴーです。
今回は最近人気のガス乾燥機、その名も「乾太くん」についての記事です。
乾太くんはガスの力で衣類を乾燥させるので、ふわっとした仕上がりになります。
そして、家事の時短にもつながる高性能な家電です。
乾太くんには、スタンダードとデラックスの2つのタイプがあることをご存じでしょうか?
今回は両者の違いをまとめましたので、しっかり比較した上でどちらを採用するか決めましょう。
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【乾太くん】スタンダードとデラックスタイプの違い総まとめ
デラックスタイプは乾燥容量が5kgのものしかないため、スタンダードタイプも5㎏のもので比較をしていきます。
では、様々な項目で違いを確認していきましょう。
①価格
まずは価格についてです。
どちらもメーカーの定価、税抜きの価格です。
- スタンダードタイプ ¥128,000
- デラックスタイプ ¥158,000
デラックスタイプの方が3万円高いです。
ではこの価格差に見合ったメリットがあるのか確認していきましょう。
②機能性
機能性についてです。
両者の機能を表でまとめます。
機能 | スタンダードタイプ | デラックスタイプ |
標準コース | ○ | ○ |
エココース | ○ | ○ |
厚物コース | ○ | ○ |
デリケートコース | ○ | ○ |
シーツ/毛布コース | ○ | |
消臭運転 | ○ | |
ドラム除菌運転 | ○ | ○ |
タイマー運転 | ○ | ○ |
静電気低減機能 | ○ | |
残時間デジタル表記 | ○ | ○ |
静音ドラム | ○ |
では、スタンダードタイプにはなくてデラックスタイプにはある、4つの機能について紹介します。
シーツ/毛布コース
シーツや毛布などの丸まって乾きにくいもの専用のコースです。
大型ドラムなので、コインランドリーへ行く必要はありません。
スタンダードタイプでも、タイマー機能で運転機能を調整することでシーツや毛布を乾かすことができます。
消臭運転
服についたタバコや焼き肉などの強い臭いを消す機能です。
通常の乾燥のように衣類をぐるぐる回転させるわけではなく、オプションの小物乾燥棚を本体の中に設置してその上に衣類を置いて熱風を当てます。
小物乾燥棚は税抜1,100円で販売しています。
乾いている衣類に対しての消臭なので、洗濯できないスーツなどにおすすめの機能です。
また、通常の洗濯物の場合は乾燥させて臭いが残っていたときに、消臭機能で仕上げをすればニオイ残りを除去できます。
静電気低減機能
その名の通り静電気を減らす機能です。
乾燥機は乾燥終了後に静電気が発生しやすいというデメリットがありましたが、デラックスタイプでは静電気を減らす嬉しい機能がついています。
静音ドラム
運転時の音を静かにするドラムを使用しています。
そのため、デラックスタイプでは乾燥中の音や揺れが気になりにくいです。
夜間や子供のお昼寝中に乾太くんを使う方に、おすすめな機能です。
ただし、土台によってはデラックスタイプでも音や振動が気になるという声もあります。
設置してみないとわからないので、あまり期待しないほうがいいかもしれませんね。
機能性重視!という方はデラックスタイプを選びましょう。
③サイズ・設置スペース
続いて、本体のサイズと設置するのに必要なスペースについてです。
スタンダードタイプ | デラックスタイプ | |
本体サイズ | 高さ:68.4cm
幅:65cm 奥行:56.1cm |
高さ:68.4cm
幅:65.4cm 奥行:54.5cm |
設置スペース | 高さ : 72.9cm(68.4+4.5cm)
幅 : 74.0cm(65+9cm) 奥行 : 56.1cm |
高さ : 72.9cm(68.4+4.5cm)
幅 : 74.4cm(65.4+9cm) 奥行 : 54.5cm |
高さと幅はほとんど同サイズです。
奥行は1.6cmだけスタンダードタイプの方が大きいという結果でした。
デラックスタイプは機能性が多いのに、コンパクトという優れものです。
④お手入れ
衣類乾燥機の基本的なお手入れは、フィルターに溜まる糸くずやホコリなどを取り除くだけなので簡単です。
お手入れ方法に関してはどちらも同じですが、フィルターの位置に違いがあります。
- スタンダードタイプ:本体内部の奥
- デラックスタイプ:前扉の内側
デラックスタイプは扉にフィルターがついていますので、取り外しがしやすいです。
奥まで手を伸ばさなくていいので、毎日ストレスなくお手入れできます。
⑤デザイン性
サイズ感の違いはありませんでしたが、正面から見たときのデザイン性には少し違いがあります。
スタンダードタイプ(画像上段)
中が覗けるスケルトンタイプ。
コインランドリーの乾燥機のように、丸形のスケルトン部分が扉になっている。
デラックスタイプ(画像下段)
中が見えないシンプルなデザイン。
冷蔵庫のような四角形の扉で、開けると丸形の出し入れ口が見える。
どちらともデザイン性に優れているわけでもなければ、ダサいわけでもありません。
⑥ランニングコスト
続いてランニングコストについてです。
契約するガス・電力会社によって単価が違うので一概にいくらの金額差とは言えません。
そのため、ガス消費量と消費電力からどちらが省エネなのかを比べてみましょう。
まずは、ガス消費量です。
スタンダードタイプ | デラックスタイプ | |
プロパンガス | 4.47kW(0.320kg/h)〜2.05kW(0.147kg/h) | 5.20kW(0.37kg/h)~2.91kW(0.21kg/h) |
都市ガス(13A) | 4.65kW(4,000kcal/h)〜2.05kW(1,760kcal/h) | 5.20kW(4,470kcal/h)~2.35kW(2,020kcal/h) |
都市ガス(12A) | 4.33kW(3,720kcal/h)〜1.91kW(1,640kcal/h) | 4.84kW(4,160kcal/h)~2.19kW(1,880kcal/h) |
単位の説明をしているとややこしくなりますので、単純に数値を比べます。
都市ガスエリアの方は、ほとんど13Aですので参考にしてください。
プロパン・都市ガス共に、ガスの消費量はデラックスタイプの方が高いです。
ただし、そこまで大きな金額差にはならないでしょう。
続いて、消費電力についてです。
スタンダードタイプ | デラックスタイプ | |
消費電力 | 50Hz:235W
60Hz:290W |
50Hz:230W
60Hz:260W |
待機電力 | 50Hz:0.8W
60Hz:0.8W |
50Hz:0.8W
60Hz:0.7W |
消費電力はスタンダードタイプの方が若干高いですが、50Hzの地域ではそこまで差がありません。
60Hzの地域では30Wの差がありますので、西日本地域の方はデラックスタイプを選んだ方がお得感はありますね。
⑦重さ
本体の重さも比較しておきましょう。
持ち上げることはないのであまり関係ないのですが、重ければより頑丈な土台が必要になります。
- スタンダードタイプ:31㎏
- デラックスタイプ:41㎏
以外にも重さは10kgも違いました。
専用の土台も販売されていますが、造作で台を作る場合などはそれぞれの重さをしっかり考慮しましょう。
⑧安全装置
最後に安全装置について紹介します。
スタンダードタイプ | デラックスタイプ | |
立消え安全装置 | ○ | ○ |
漏電安全装置 | ○ | ○ |
衣類温サーミスタ | ○ | ○ |
排気温サーミスタ | ○ | ○ |
過熱防止装置 | ○ | ○ |
扉開閉検知装置(ドアスイッチ) | ○ | ○ |
ドラム回転検知 | ○ | ○ |
ファン回転検知 | ○ | ○ |
漏水安全装置 | ○ |
デラックスタイプには漏水安全装置が備わっています。
しかし、乾燥機には脱水した状態の洗濯物を入れるため、そこまで重要性は高くない装置です。
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どちらを選ぶべきでしょうか?
様々な項目で比べてみましたが、どちらのタイプを選ぶべきでしょうか?
私はデラックスタイプをおすすめします。
理由は機能性の高さとデメリットの少なさです。
デラックスタイプには、スタンダードタイプにはない消臭機能や静電気低減機能などの、ありがたい機能がありました。
お手入れも毎日必要なので、フィルターの取り出しやすさは魅力的です。
対して、デメリットは価格と重さくらいでしょうか?
1つ挙げるとするならば、デラックスタイプには乾燥容量が5㎏のものしかない点です。
大家族の方だと乾燥機に入りきらず、1日に2回使わなければいけない可能性があります。
スタンダードタイプであれば、容量が3㎏・5㎏・8㎏から選べますので、家族の人数や洗濯物の量に合わせて選べます。
しかし、3~4人の家庭であれば1日分の洗濯物は5㎏の容量でも収まることが多いです。
容量が問題なければデラックスタイプを選びましょう。
デラックスタイプの乾太くんを採用して家事楽ライフを送ろう!
乾太くんには、天日干しや電気乾燥機にはないメリットがたくさんありました。
特にデラックスタイプでは多くの機能があり、家事のストレスを大幅に軽減してくれそうです。
乾太くんの販売メーカーであるリンナイは、「ホームランドリー化計画」をキャッチコピーにしています。
コインランドリーに行かなくても、お家の中で上質な洗濯物を楽して仕上げていきましょう。