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「引き込み戸」とは?引き戸との違いやデメリットを丁寧に解説

 

こんにちは!

注文住宅業界歴6年、きのぴーです。

 

最近、引き戸を多く採用した間取りが人気です。

引き戸は開き戸と違い、開けっ放しにしていてもすっきりしていますし、開け閉めの時に扉の反対側にいる人に当たる心配もありません。

 

高齢になった時も生活しやすいよね。

 

しかし、引き戸の枠が気になったり、採用したい場所に採用できないという悩みはありませんか?

引き込み戸であれば、その悩みが解決できるかもしれません。

 

今回は、引き込み戸について解説します。

採用しようと思っている方は、デメリットもしっかり確認してから決めましょう。

 

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引き込み戸とは?

 

引き込み戸とは、壁と壁の間に引き込む扉のことです。

 

壁と壁の間のすきまのことを戸袋といいます。

 

戸袋の中にドアをすっぽりと収納できる扉のことだね。

 

開け方は引き戸と同じで、横へ扉をスライドさせて開閉します。

 

引き戸との違い一覧

では、引き戸との違いはどのような点でしょうか。

 

①設置できる場所

まず、設置できる場所は、引き込み戸の方が多いです。

 

引き込み戸は壁と壁の間に空間を作って、その間に扉を引き込みます。

つまり、扉の両側が壁になるのです。

そのため、片方の壁に収納がついていて、もう1方の壁に階段が接していても、扉をつけることができます。

 

このような状況の場合、引き戸は施工することができません。

なぜなら、引き戸は壁のどちらかにドアを引き込まなければならないからです。

 

「引き戸をつけたいけど、ここは開き戸しかつけられないや!」という時に、開き戸の他に引き込み戸の選択肢もあるということを覚えておきましょう。

 

②見た目

扉のデザインは、引き戸も引き込み戸も同じ場合がほとんどです。

しかし、枠の大きさが変わります。

 

引き込み戸は、扉を壁の中に引き込んでしまうので、枠は扉1枚分です。

扉を閉めたときに、その周りに枠がついています。

 

対して、引き戸は壁に沿ってスライドさせるので、枠は扉2枚分の大きさです。

扉を開けたときも閉めたときも周りには枠がついています。

 

扉を閉めたときに、引き戸は枠が目立つよね。

 

また、引き戸は開けたときにも扉が見めてしまうので、スタイリッシュさでは引き込み戸の方が勝っています。

 

扉を開けっぱなしにしておく確率が高い場所は、引き込み戸の方が見た目がすっきりしますのでぜひ検討してみましょう。

 

③レール位置

レール位置の選択肢は、引き戸の方が多いです。

 

一般的に引き戸にはレールがついていて、レール上を戸車つきの扉が動きます。

これは、引き込み戸の場合も同じです。

 

引き込み戸の場合は、レールが扉上についている上吊り方式が採用されることが多いです。

 

理由はホコリなどが溜まってレールの滑りが悪くなると、メンテナンスがしにくいからです。

 

対して、引き戸の場合はレールが扉の上下どちらにつけるのかを選択可能です。

 

上吊り方式は、床面にレールがつかないのでお手入れが楽になりますが、ドアの開閉時の重みは増してしまいます。

また、上吊り方式は扉の下にできる隙間の幅が広いので、冬場はそこから冷気が入ってきてしまいます。

場所によって選べる引き戸に比べ、引込戸は上吊りを勧められることが多いので選択肢が狭まります。

 

④価格

レールが上でも下でも扉自体の価格は変わらないメーカーがほとんどです。

 

引き込み戸と引き戸に扉自体の価格差はないんだ。

 

しかし、施工費が引き込み戸の方がかかりますので、金額に多少の差がつくことが多いです。

価格の詳細は後程詳しくお伝えしますが、引き込み戸を選んだ方が価格は高くなるでしょう。

 

引き込み戸のメリット・デメリット

 

では、引き込み戸のメリット・デメリットをお伝えします。

 

引き込み戸のメリット

引き込み戸のメリットを紹介します。

 

見た目がすっきりする

見た目のすっきりさは扉の中でも1番です。

引き戸のように大きな枠もないですし、開き戸のように出っ張った取手もありません。

 

開けても閉めてもスタイリッシュですっきりとした空間を演出することができます。

 

家具やインテリアの置き場が増える

先ほどもお伝えした通り、引き込み戸は壁の両側を活用することができます。

そのため、家具を壁に寄せておくことができます。

 

壁に寄せられればホコリも溜まりにくいよね。

 

また、壁に写真や絵をかけることもできますので、壁を活かした空間づくりもできます。

 

引き込み戸のデメリット

引き込み戸にはもちろんデメリットもあります。

 

①戸袋の掃除がしにくい

引き込み戸の戸袋の掃除は手間です。

隙間がほとんどない空間なので、その狭い空間から掃除をしなければなりません。

 

掃除の方法や対策は後半にお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。

 

②戸袋に物が入ると取り出しにくい

こちらも戸袋によるデメリットです。

小さなお子様がいるご家庭などは、戸袋におもちゃなどを誤って入れてしまう可能性もありますよね。

 

小さなおもちゃや折り紙、色鉛筆などが多いらしいよ。

 

戸袋に物が入ってしまうと取り出すために、扉を外さなければなりません。

重さのある扉を外すのは大変ですよね。

 

また、引き込み戸は取り付けが難しいため、業者への依頼を推奨するメーカーも多いです。

 

引き込み戸の費用は?

 

三協アルミの「リヴェルノ」という商品を例に、引き込み戸の費用についてお伝えします。

 

扉の価格:ノーマルデザインの上吊り引き戸 75,700円(定価)

施工費:5,000円~2万円

 

施工費の価格帯が幅広いね。

 

正直、施工費はお願いする住宅会社によって違います。中には引き戸と差額なしで施工してくれる会社もあるかもしれません。

引き込み戸を採用するときは、引き戸の値段にプラス1万円前後くらいの追加かなと考えておくといいでしょう。

 

引き込み戸は掃除できる?

結論から言うと、掃除はできます。

でも大変ですし、完璧にはできません。

 

簡単な方法としては、扉と壁の隙間から長い棒などを入れてホコリを取ることです。

長い棒にガーゼなどを輪ゴムで巻き付けると、ホコリがガーゼについてきます。

 

戸袋の中にガーゼを落とさないように気を付けよう。

 

また、中には、戸袋の壁の巾木を取り外しできる商品を扱っているメーカーもあるようです。

巾木を取り外すことができれば、そこからホコリやゴミを取り出すことができます。

 

いずれにせよ、通常の引き戸のように拭き掃除や掃除機をかけることはできません。

実際には狭い隙間なのでそこまで頻繁に掃除をしている方は少ないようです。

 

掃除の大変さを理解した上で、採用するか決めましょう。

 

引き込み戸を採用する人はどれくらい?

引き込み戸を採用する人はそれほど多くありません。

全体の10%を下回るかなという印象です。

 

採用した人の中でも、すべての引き戸を引き込み戸にするわけではなく、1~2ヵ所にする方が多いです。

基本は引き戸で、すっきりしたい場所や引き戸がつけられない場所に引き込み戸を採用していますね。

 

やっぱり引き戸が人気!

 

最初は前向きに検討している方でも、掃除のデメリットなどを伝えると「引き戸でいいか!」となる場合も多かったです。

 

見た目はすっきり、掃除は大変!優先度の高さで選ぼう

引き込み戸は空間をすっきりとして見せる優秀な建具です。

引き戸の枠が気になるという方にはぴったりです。

 

また、引き戸がつけられない箇所にも採用できるので、開き戸のない家が実現しやすくなります。

 

しかし、戸袋に関するデメリットも多くありました。

 

実用性は引き戸の方が高そうだよね。

 

自分たちの生活に向いているのはどちらなのかをしっかりと検討して、引き込み戸の採用を決めましょう。

 

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