注文住宅を建てようと思ったときに、まず必要なのが家を建てるための土地です。
しかし、いざ土地を購入しようとしても「どんな土地を選べば良いのだろう」と悩む方も多くいます。
ベストな土地というのは個人の価値観にもよりますが、一般的に「こんな土地は避けた方が良い」といった土地は、買わない方が後悔する可能性は低くなります。
そこで今回は、買わない方がいい土地15連発をご紹介します。
満足のいく土地に出会うためのポイントも解説するので、土地選びに悩んでいる方はぜひ参考になさってください!
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買わない方がいい土地15連発
ここでは、買うと後悔する可能性が高い「買わない方がいい土地」の特徴を紹介していきます。
1.日当たりの悪い土地
日当たりの悪い土地は、次のようなデメリットが多いため、買わない方が良い土地です。
- 湿気が溜まる
- 洗濯物が乾きにくい
- 冬は寒い
- 日中でも部屋の中が暗い
土地のデメリットは建物を工夫することで改善できる場合もあります。
しかし、日当たりは改善することが難しいため、購入は避けた方が良いでしょう。
2.水はけの良くない土地
水はけの良くない土地もおすすめできません。
土地の水はけが良くないと、湿気が溜まってしまい建物の老朽化を進めてしまうことがあります。
湿気はシロアリなどの害虫が発生する原因にもなるため、購入はやめておきましょう。
土が水を含んで粘土のような質感になっていたり、水たまりが残っている土地は水はけが悪い土地である可能性が高いです。
3.境界線が決まっていない土地
土地には、境界がきちんと決まっていない土地があります。
境界が曖昧なままだと、どこまでがどちらの土地かわからず、家を建てる時にお隣さんとのトラブルに発展する可能性が。
土地を検討する時には、境界が定めらているのか確認するようにしましょう。
4.市街化調整区域の土地
市街化調整区域の土地も、買ってはいけない土地の一つです。
市街化調整区域とは、市街化を抑制する地域のことです。基本的には、人が住むための建物は認められていません。
条件によっては建築ができる場合もありますが、「自治体から許可を得る必要がある」「建物に関する規制が厳しい」「上下水道などインフラがない」など、デメリットも多くあります。
将来的に売却する際にも、価格が極端に低くなってしまったり、売却できないといったことにもなる可能性があるので、購入はやめておいた方が良いでしょう。
5.交通量が多い土地
周辺の車の交通量が多い土地も、買わない方が良い土地の特徴です。
交通量が多いと、車の排気ガスや騒音が気になってしまい、窓を開けられなくなってしまいます。
小さなお子さんやペットがいる家庭であれば、家から飛び出してしまうこともあるので、前面道路の交通量は特に気を付けたいポイントです。
よほど気に入った土地でなければ、買うのはやめておいた方が良いと言えるでしょう。
6.災害のリスクがある土地
地震や津波、浸水など災害のリスクのある土地は購入すべきではありません。
土地によって、災害が起こった際のダメージはさまざまなので、購入前に必ず確認しておくことが大切です。
調べ方は、自治体が提供しているハザードマップで、土地の情報を確認することができます。
ハザードマップで災害リスクがあると想定される土地は、購入をやめておきましょう。
7.近隣に傾斜がある土地
土地の近隣に傾斜がある場合も購入はやめておくべきです。
傾斜の土の状態を予測するのは困難で、大雨などがなくても急に土砂崩れを起こすことがあります。
ハザードマップにも土砂災害については記載がありますが、記載がなかったとしてもやめておくのが無難です。
安全面を考えるのであれば、傾斜がある土地は避けたいといえます。
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8.周辺に街灯が少ない土地
土地の周辺に街灯が少ない土地も、防犯面から考えて買わない方が良い土地です。
街灯が少ないと夜は暗くなってしまうため、夜道を歩くのが怖いと感じてしまうことも。
夜に実際に土地の周辺を歩いてみて、街灯が少ないと感じた場合には、購入はやめておきましょう。
9.学区の評判が良くない土地
お子さんがいらっしゃる家庭は、小中学区の評判は要チェックです。
小中学校がどういった雰囲気なのかは、ご近所の方に聞くのも良いですし、不動産会社や工務店でも教えてもらえます。
学区の評判が良くない土地は治安があまり良くないこともあるため、評判の良くない学区の土地は買わない方が良いでしょう。
10.周辺より低い位置にある土地
周辺より低い位置にある土地も買わない方が良い土地です。
低い位置にある土地は、雨が降った時に雨水が溜まりやすくなります。
雨水が溜まりやすいと湿気も多くなるためジメジメした空気になりがちです。
土などを盛って高さを出そうと思うと余計な費用もかかってしまうため、低い地にある土地はやめておきましょう。
11.極端に地盤の弱い土地
地盤の極端に弱い土地も、通常は購入を避けた方が良い土地です。
土地の地盤が弱いと、地盤改良といって建物を安全に建てるための補強工事を行います。
地盤改良の費用は、地盤の弱いとその分高くなります。そのため、極端に地盤が弱い土地を購入してしまうと、費用が思った以上にかかってしまうのです。
補強工事を行なったとしても安全面でのリスクは残るため、極端に地盤の弱い土地は買わないようが良いでしょう。
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12.形がいびつな土地
三角や台形、L字型などの形がいびつな土地も購入はおすすめできない土地です。
形がいびつな土地は、価格が安い場合も多いですが、土地の形に対応するために外構費用や建築費用が高くなることがあります。
希望する間取りが叶えられなかったり、土地を有効活用できないこともあるので、できるだけ避けた方が良い土地です。
土地の形は、正方形や長方形などの土地を選ぶようにしましょう。
13.近隣住民とトラブルになりそうな土地
近隣住民とトラブルに発展しそうな土地も買わない方が良い土地です。
マイホームは長年住むことになるため、近隣住民との関係もとても大切。
マナーが悪い、庭にゴミがたくさん置いてある、挨拶しても全く返してくれない、などの特徴がある場合は、トラブルになるかもしれません。
購入しようか迷っている土地があった場合には、近隣住民についても必ずチェックしておいてください。
14.価格が相場から離れすぎている土地
土地の価格が相場から離れすぎている土地もおすすめできません。
相場よりも高すぎる土地は、費用がもったいないので避けた方が良いのはもちろんですが、安すぎる土地も要注意。
安すぎる土地には、地盤が弱い・建物の規制が厳しい・変形地など理由があることがほとんどです。
土地の相場は、不動産屋に聞いてみても良いですが、住みたい地域で売りに出されている土地価格をいくつか自分で確認してみましょう。
何件が確認すると大体の相場がつかめてくるので、相場からあまりに離れている土地は買わないようにすると良いです。
15.上下水道が引き込まれていない土地
上下水道が引き込まれていない土地も購入はやめておきましょう。
土地を購入する際に気になるのが土地価格ですよね。
上下水道が引き込まれていない土地は、水道を使用するための引き込み工事をする必要があります。
引き込み工事の費用の目安は50〜70万ほどかかるため、負担としては非常に大きいです。
安くで購入したいと考えてる場合には、買わないようが良いと言えるでしょう。
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満足のいく土地に出会うためにはどうすればいい?
ここでは、土地を購入する時に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
①予算を明確にする
まずは、家づくりにかけられる予算を明確にしましょう。
予算を決める際には、建物と土地にそれぞれいくら出すのかを決めておくと安心です。
決めた予算内で土地を購入することで、土地にお金をかけすぎて建物にお金をかけられないといったことも避けられます。
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②土地の条件の優先順位を決める
予算を決めたら、土地の条件の優先順位も決めておきましょう。
チェックしたいポイント:立地、広さ、周辺の利便性、教育環境など
選ぶ際に重視したいポイントはなにかをしっかりと決めて選ぶことで、購入後に「こんなはずじゃなかった」とならずに済みますよ。
③現地の確認は必ず行う
土地の現地確認も必ず行いましょう。
日当たりや風通し、周辺の環境を実際に目で見て確認してください。
確認する際には、昼間の状態だけでなく夜も確認することが大切です。
平日と土日で環境が変わる場合も少なくないため、曜日を変えて訪れるようにするようにしましょう。
まとめ:後悔のないように下調べを入念にしよう
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買わない方がいい土地の特徴15連発を、もう一度おさらいしましょう!
- 日当たりの悪い土地
- 水はけの良くない土地
- 境界線が決まっていない土地
- 市街化調整区域の土地
- 交通量が多い土地
- 災害のリスクがある土地
- 街灯が少なく暗い土地
- 小中学区の評判が良くない土地
- 近隣に傾斜がある土地
- 周辺より低い位置にある土地
- 極端に地盤の弱い土地
- 形がいびつな土地
- 近隣住民とトラブルになりそうな土地
- 価格が相場から離れすぎている土地
- 上下水道が引き込まれていない土地
満足のいく土地に出会うためにはどうすればいい?
- 予算を明確にする
- 土地の条件の優先順位を決める
- 現地の確認は必ず行う
土地は、パッと見ただけでは良いか悪いか判断できないことがたくさんあります。
買ってはいけないポイントと満足のいく土地の探し方をしっかりと確認して、満足度の高い土地を探してみてくださいね。