- 住友林業の外壁の特徴が知りたい!
- 他社と比べて住友林業の外壁材はどこが優れているの?
今回は住友林業の標準仕様紹介「外壁編」です。
住友林業は吹付の外壁材が標準仕様に採用されている珍しいメーカーです。
その他にもグレードの高いサイディングも標準仕様になっています。
外壁材の仕様によって建物の印象は大きく変わりますので、住友林業の外壁材が自分のイメージする外観に合うのかチェックしていきましょう。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 安くて信頼できるメーカーが見つかる! /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
住友林業の外壁の各特徴
住友林業で選べる外壁の種類は吹付とサイディングの2つです。
それぞれ2社の商品を採用しています。
住友林業の吹付外壁
- シーサンドコートⅢLS(エスケー化研)
- SODO そうど(アイカ工業)
シーサンドコート
SODO(そうど)
住友林業の吹付外壁は30年保証がついていて、保証期間内は再塗装や防水処理は不要とされています。
ただし、徐々に汚れや雨だれが気になってくるため、定期的なお手入れをした方がキレイが長持ちするでしょう。
続いて、サイディングの種類です。
住友林業のサイディング
- ネオロック・光セラ18(ケイミュー)
- モエンエクセラード(ニチハ)
ネオロック
モエンエクセラード
サイディングも30年保証がついています。
外壁メーカー独自の保証では10~15年のことが多いため、ハウスメーカーで30年保証してくれるのは有難いですね。
ただし、住友林業のサイディングはシーリング有の施工です。
サイディング同士をつなぐシーリング部分のメンテナンスが頻繁に必要ですので注意しましょう。
では、それぞれの特徴を確認していきます。
住友林業の外壁材(吹付) ①シーサンドコートⅢLS
住友林業の外壁で1番有名なのが、エスケー化研が扱っているシーサンドコートⅢLSです。
エスケー化研の「シーサンドコートⅢLS」の特徴は次の3つです。
- 貝殻やサンゴが配合されているためキラキラとした見た目
- 住友林業だけのオリジナル商品
- 3層塗装により高い耐久性・防水性を実現
それぞれ確認しましょう。
「シーサンドコートⅢLS」の特徴① 貝殻やサンゴが配合されているため素材が上質
シーサンドコートは住友林業で建てるならぜひ採用してほしい外壁材です。
住友林業で建てた方の間では、シーサンドコートは住友林業の「三種の神器」の中の1つと言われているようです。
普通の吹付外壁と異なる点は、貝殻や珊瑚が混ざった塗装が1番上に吹き付けられている点です。
貝殻や珊瑚のキラキラとした素材と独特な風合いがキレイで、高級感のある外観に仕上がるでしょう。
また、よく見ると単色でなく様々な色が混ざっているため、汚れが目立ちにくい点もメリットです。
「シーサンドコートⅢLS」の特徴② 住友林業だけのオリジナル商品
シーサンドコートはエスケー化研が製造している商品ですが、一般の建築会社に卸してはいません。
そのため、建てた後も外壁を見れば「住友林業の家だ!」と気づく方が中にはいます。
他の吹付外壁を採用した家と比べて高級感があるため差別化できるでしょう。
「シーサンドコートⅢLS」の特徴③ 3層塗装により高い耐久性・防水性を実現
シーサンドコートは3層塗装を採用しています。
- 下塗り:防水性を高める塗料「水性ミラクシーラーエコ」
- 中塗り:耐久性を高める塗料「弾性カラーサーフSi」
- 上塗り:質感が優れた塗料「シーサンドコートⅢLS」
それぞれの塗装が機能性を高める役割を果たすため、高い耐久性や防水性を実現しています。
エスケー化研の「シーサンドコートⅢLS」がおすすめの方の特徴をお伝えします。
「シーサンドコートⅢLS」がおすすめな家庭
- 高級感のある吹付外壁を採用したい
- メンテナンスがかかりにくい機能性の高い外壁が良い
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 営業と会わずに間取り・見積もり収集 /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
住友林業の外壁材(吹付) ②SODO(そうど)
吹付外壁のもう1つの商品は、アイカ工業のSODO(そうど)です。
SODOはシーサンドコートと異なる質感の外壁を楽しむことができます。
アイカ工業の「SODO(そうど)」の特徴は次の2つです。
- 土壁のような柔らかな風合いと深みのある色味
- 防藻・防カビ性能でキレイな外壁が長続きする
それぞれ確認しましょう。
アイカ工業「SODO(そうど)」の特徴 ①土壁のような柔らかな風合いと深みのある色味
「SODO」は天然の土を使用しているため、本物の土壁のような柔らかな風合いを出すことができます。
シーサンドコートのように複数の色が混ざっているわけではなく、近くで見てもキレイな単色です。
また、カラー展開も深みのあるくすみカラーが多いです。
シーサンドコートで気に入る色がないときには、「SODO」を検討してみてもいいでしょう。
アイカ工業「SODO(そうど)」 ②防藻・防カビ性能でキレイな外壁が長続きする
「SODO」は防藻・防カビ性能がついています。
そのため、藻やカビが外壁に生えにくく、長い間きれいな外観を保つことが可能です。
ただし、日陰やジメジメした部分では藻やカビが生えることもありますので、定期的に手入れは行いましょう。
アイカ工業の「SODO(そうど)」がおすすめの方の特徴をお伝えします。
アイカ工業の「SODO(そうど)」がおすすめな家庭
- 和テイストの外観にしたい
- 緑やオレンジ系の吹付外壁を採用したい
住友林業の外壁材(サイディング) ①ネオロック・光セラ18
ケイミューの「ネオロック・光セラ18 LS きれい」が、住友林業の標準仕様のサイディングに採用されています。
ケイミューの窯業系サイディングの中ではハイグレードな位置づけです。
ケイミューの「ネオロック・光セラ18」の特徴は次の3つです。
- 厚さが18mmなので柄の凹凸が大きく高級感がある
- セラミックコートで紫外線による色あせや日焼けを防ぐ
- 汚れを分解して付着力を弱める光触媒コートで汚れにくい
それぞれ確認しましょう。
ケイミュー「ネオロック・光セラ18」の特徴 ①厚さが18mmなので柄の凹凸が大きく高級感がある
「ネオロック・光セラ18」は18mmの厚さのサイディングが使われています。
通常のサイディングは15~16mmの厚みが多いです。
たった2mmの差ですが、実際に見てみると印象は大きく変わります。
2mmの厚みの分だけ模様の凹凸が深くなるため、サイディングのデメリットである安っぽさを減らし、重厚感や高級感のある外観に仕上げることが可能です。
また、厚みがあるサイディングは重さがデメリットになりますが、「ネオロック・光セラ18」は内部に空洞を設けているため軽量化を実現しています。
吹付外壁では表現できない石目や木目を採用したいなら、「ネオロック・光セラ18」を選ぶといいでしょう。
ケイミュー「ネオロック・光セラ18」の特徴 ②セラミックコートで紫外線による色あせや日焼けを防ぐ
「ネオロック・光セラ18」はサイディングの上にセラミックコートがされています。
これにより紫外線をバリアし、サイディングが色あせや日焼けをしにくくなります。
また、セラミックコートに含まれる無機系の樹脂は経年劣化がほとんどないため、長い間紫外線を防ぐことが可能です。
ケイミュー「ネオロック・光セラ18」の特徴 ③汚れを分解して付着力を弱める光触媒コートで汚れにくい
「ネオロック・光セラ18」はセラミックコートの上から光触媒コートも施しています。
光触媒は、太陽光が当たると「分解力」と「超親水性」が働く機能を持つものです。
光触媒コートがされたサイディングに汚れがついても、太陽光で汚れを分解して雨の力で汚れを流してくれます。
ケイミューの「ネオロック・光セラ18」がおすすめの方の特徴をお伝えします。
ケイミューの「ネオロック・光セラ18」がおすすめな家庭
- 石目や木目の外壁を採用したい
- サイディングでも高級感を持たせたい
住友林業の外壁材(サイディング) ②モエンエクセラード
ニチハの「モエンエクセラード」も、住友林業の標準仕様のサイディングに採用されています。
こちらもニチハの窯業系サイディングの中ではミドルグレードの位置づけです。
ニチハの「モエンエクセラード」の特徴は次の3つです。
- ケイミューよりも個性的なデザインがある
- プラチナコートで紫外線による色あせや日焼けを防ぐ
- マイクロガードで汚水を雨で流れ落とす
それぞれ確認しましょう。
ニチハ「モエンエクセラード」の特徴 ①ケイミューよりも個性的なデザインがある
「モエンエクセラード」は個性的なデザインのサイディングがあります。
濃淡のある木目や幅の太い石目は、他のメーカーでは見ないようなおしゃれなデザインです。
ケイミューの「ネオロック」と比べて厚みが2mm薄いため高級感は劣りますが、個性的なデザインを探しているなら「モエンエクセラード」がおすすめです。
ニチハ「モエンエクセラード」の特徴 ②プラチナコートで紫外線による色あせや日焼けを防ぐ
ニチハの「モエンエクセラード」はサイディングの表面にプラチナコートを塗布しています。
プラチナコートとは無機塗料と有機塗料を配合した紫外線をブロックする塗料です。
無機塗料は紫外線には強いが、ひび割れに弱いというデメリットがありました。
そこでしなやかさのある有機塗料を配合させることで、デメリットのない塗料を実現させています。
プラチナコートが塗布してあるサイディングは、30年経っても変色や色あせが目立ちにくいとメーカーは謳っています。
ニチハ「モエンエクセラード」の特徴 ③マイクロガードで汚水を雨で流れ落とす
マイクロガードはシリカ粒子を主成分とした塗料です。
シリカ粒子は水との馴染みが非常に高いため、サイディングに汚れの間に入り込んで汚れを浮かせることができます。
そして、雨が降ることで浮いた汚れを簡単に洗い流すことができるのです。
ケイミューの光触媒コートは太陽が当たることで汚れを分解する機能でしたが、マイクロガードは日陰や夜でも防汚効果を発揮します。
ニチハの「モエンエクセラード」がおすすめの方の特徴をお伝えします。
ニチハ「モエンエクセラード」がおすすめな家庭
- 大柄や個性的な外壁を採用したい
- 日当たりが良くないけど外壁をキレイに保ちたい
ケイミューのサイディングと機能性はほぼ同じですので、デザインで決めるといいでしょう。
【住友林業】外壁の標準仕様まとめ
住友林業の外壁の標準仕様をまとめます。
商品名 | メーカー | 特徴 |
シーサンドコートⅢLS | エスケー化研 | ・貝殻やサンゴが配合されているためキラキラとした見た目 ・住友林業だけのオリジナル商品 ・3層塗装により高い耐久性・防水性を実現 |
SODO(そうど) | アイカ工業 | ・土壁のような柔らかな風合いと深みのある色味 ・防藻・防カビ性能でキレイな外壁が長続きする |
ネオロック・光セラ18 | ケイミュー | ・厚さが18mmなので柄の凹凸が大きく高級感がある ・セラミックコートで紫外線による色あせや日焼けを防ぐ ・汚れを分解して付着力を弱める光触媒コートで汚れにくい |
モエンエクセラード | ニチハ | ・ケイミューよりも個性的なデザインがある ・プラチナコートで紫外線による色あせや日焼けを防ぐ ・マイクロガードで汚水を雨で流れ落とす |
どれも機能性の高い外壁材ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
自分達の好みのデザインの外壁材を選んで、かっこいい外観に仕上げましょう。
▼住友林業の標準仕様一覧はこちらからCHECK
-
【最新版】住友林業の標準仕様まとめ|2021年4月改定
続きを見る