注文住宅を建てるとき、比較的小さい家にすることを検討する人は多いかもしれません。
しかし、一般的な家に比べて小さい家を建てることで、住んでから後悔しないかどうか不安に感じている人も多いはずです。
そこで今回は、小さい家でよかったと感じる7つの瞬間を紹介していきます。
小さい家には小さい家ならではのよさもたくさんあるので、これから小さい家を建てようとしている人は、この記事を読んで前向きな気持ちになっていただけたら幸いです。
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小さい家とはどれくらいの広さ?
そもそも、小さい家とはどのくらいの広さの家のことをいうのでしょうか?
家の大きさに関しては人それぞれ感覚もバラバラなので、明確な定義が存在するわけではありません。
この記事では、床面積の合計がだいたい25坪未満となる家のことを、小さい家と呼ぶことにします。
ちなみに、令和4年度の住宅経済関連データによると、注文住宅の平均延べ床面積は約35坪です。
平均の約35坪よりも10坪も小さい、「25坪未満」をこの記事では小さい家とします。
ちなみに「1坪=約2畳」なので、平均よりも10坪小さいということは、平均的な大きさの家よりも20畳小さいということになります。
小さい家にしてよかったと感じる7つの瞬間
実際に小さい家を建てた人は、どのような点について「小さい家にしてよかった」と感じているのでしょうか?
ここでは、小さい家にしてよかったと感じる瞬間を7つ挙げて解説していきます。
実際に小さい家を建ててみてから初めて感じることのできるポイントも多いので、これから建てる人はぜひイメージを膨らませてみましょう。
小さい家にしてよかったと感じる7つの瞬間
- 建築費用を抑えられてよかった
- 維持費用が安く済んでよかった
- 掃除が楽なのでよかった
- 庭を広くできてよかった
- 土地選びの選択肢が広がってよかった
- 内装にこだわることができてよかった
- 家庭内のコミュニケーションが豊かになってよかった
小さい家にして良かった①建築費用を抑えられてよかった
小さい家は、建築費用を通常よりも大幅に抑えられるので、よかったと感じるケースは多いでしょう。
小さい家にすれば、単純に使用する建材の量が減ることで建材費が抑えられるだけでなく、建築期間も短くなることで人件費も抑えられます。
また、建築費用が抑えられると、住宅ローンの審査に通りやすくなるというメリットもあります。
そのため、まだ収入がそこまで高くない若い世代でも、建築費用が抑えられる小さい家なら住宅ローン審査をクリアすることができ、早めにマイホームを手に入れるという夢が叶うかもしれません。
小さい家にして良かった②維持費用が安く済んでよかった
小さい家は、建築費用だけでなく、完成後の維持費用も安く済むので、実際に暮らし始めて数年経ったあとに改めてよかったと感じるポイントといえるでしょう。
注文住宅は、家が完成したら終わりではなく、住み始めてから家を維持していくのにもお金がかかります。
例えば、外壁や屋根のメンテナンスや、室内の壁紙や床材のメンテナンスなど、長い目で見るとけっこうな維持費用がかかるものです。
小さい家なら、維持費用はかなり抑えられるので、その分生活のためにお金をかけられます。
特に、家を建ててから子供が生まれた家庭では、家の維持費よりも子育てに十分なお金をかけられてよかったと感じるケースは多いようです。
小さい家にして良かった③掃除が楽なのでよかった
小さい家を建てたほとんどの人が感じているのが、なんといっても掃除が楽に済むという点です。
家のサイズが大きくなればなるほど、掃除は確実に大変になっていきます。
仕事や子育てで毎日忙しいなか、家の掃除に手間をかけるのがストレスに感じてしまうケースも少なくありません。
そのため、小さい家にすれば掃除の手間を大幅に省くことが可能になるので、忙しい人にとってはかなり大きなメリットとなるでしょう。
小さい家にして良かった④庭を広くできてよかった
小さい家にすることで敷地内に余白が生まれ、庭を広くできてよかったと感じるケースも多くあります。
庭を広くできれば、たとえ家そのものが小さくでも、のびのびと開放的な気分を味わうことができ、窮屈さは気にならなくなるでしょう。
家そのものの広さよりも、広々とした庭のある家に憧れている人は、小さい家を検討してみるとよいかもしれません。
広い庭があると、子供を外で遊ばせたり、ガーデニングを楽しめたりするので、より充実感のある生活が送れそうですよね。
小さい家にして良かった⑤土地選びの選択肢が広がってよかった
小さい家を建てる場合、やや狭い土地も候補に入れられるため、土地選びの選択肢が広がるというメリットがあります。
実際、大きな家を建てようとして土地を探しても理想のエリアには見つからなかったものの、小さな家を建てることに決めたら理想的な立地の土地に出会えたというケースは少なくありません。
家の大きさよりも、利便性などの立地条件を重視したい人は、小さい家にして土地選びの選択肢を広げるのもおすすめです。
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小さい家にして良かった⑥内装にこだわることができてよかった
小さい家にすると建築費用を削減することができるため、その分家の内装にこだわることが可能になります。
例えば、キッチンの設備を充実させたり、床材や壁材をグレードアップさせたりすることに費用をかけることができるでしょう。
家の大きさはコンパクトでも、こだわりの詰まった内装に仕上げれば、最終的な満足度はより高くなるかもしれません。
小さい家にして良かった⑦家庭内のコミュニケーションが豊かになってよかった
小さい家では、家の中の空間が比較的狭くなるため、家族との距離も近くなり自然とコミュニケーションが豊かになります。
例えば、家族それぞれの個室を最低限の広さにしておくことで、寝るとき以外は家族全員がリビングで過ごすのが当たり前の生活になったというケースはよくあります。
特に、お年頃の子供がいる家庭では、親子でのコミュニケーションの取り方に悩みがちなので、小さな家にしてよかったとより強く感じることになるかもしれません。
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小さな家のデメリット
小さな家にしたことでよかったと感じる瞬間は多々ありますが、一方でデメリットとなる点もいくつかあります。
小さな家を建てようとしている人は、これから紹介する3つのデメリットについても予め理解しておいたほうがよいでしょう。
小さい家のデメリット
- 子供が増えると窮屈になる
- 収納スペースが不足しがち
- 人を招待しにくくなる
小さい家のデメリット①子供が増えると窮屈になる
小さい家にすれば、当然ながら家の中の空間も狭くなってしまうため、子供の人数が増えると窮屈になってしまう可能性があります。
例えば、家を建てたときには夫婦2人のみでの生活を前提としていたとしても、ライフプランが変わって数年後に子供が生まれることになったら、部屋の数が足りなくなってしまうかもしれません。
また、既に子供のいる家庭の場合も、将来子供が成長したときのことを考えると、小さい家ではどうしても窮屈さを感じてしまうかもしれないので注意が必要です。
小さい家のデメリット②収納スペースが不足しがち
小さい家の大きなデメリットといえるのが、収納スペースが不足しがちであるという点です。
小さい家では、居住スペースを確保するのでいっぱいいっぱいで、収納スペースの確保は後回しになってしまうケースが非常に多くなっています。
小さい家でも十分な収納スペースを確保するためには、ロフトを作ったり屋根裏などのデッドスペースを有効活用したりするとよいでしょう。
小さい家のデメリット③人を招待しにくくなる
小さい家では、友人などを招待しにくくなってしまうというデメリットもあります。
例えば、友人を複数呼んでホームパーティを開いたり、子供の友達をたくさん呼んで家の中で遊ばせたりするのは、小さい家では難しくなってしまうかもしれません。
自宅に人を招待しておもてなしをするのが好きなタイプの人は、小さい家にして後悔する可能性もあるので、注意したほうがよいでしょう。
まとめ:「小さい=悪い」ではない!メリットも大いにある
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小さい家は、意外にも魅力的な部分が多く、「小さい家にしてよかった」と感じる瞬間はたくさんあります。
今回紹介した7つの瞬間をイメージすることで、小さい家を建てたいという思いが強くなった人も多いのではないでしょうか?
ただし、もちろん小さい家にはデメリットがないわけではないので、きちんと把握したうえで家づくりを進めることは大切です。
小さい家の魅力的な部分とデメリットとなる部分の両方をきちんと理解し、結果として「小さい家にしてよかった」と思えるような素敵な家を完成させてくださいね。