結婚していきなりマイホームを建てたいと思っても、実際にはリスクがありそうで躊躇してしまっている人は多いのではないでしょうか?
結婚という大きなステップを超えると、その次のステップとしてマイホーム購入を検討するケースは少なくありません。
しかし、結婚してすぐにマイホームを建てようとしても、親や周りから反対されたり、いろいろなリスクを考えたりしてしまい、「もう少し後にしておいたほうがいいのかな?」と悩んでしまいがちですよね。
そこで今回は、結婚していきなりマイホームを建てるのは実際どうなのか、メリットやリスクなどを明らかにしていきたいと思います。
結婚後のマイホームについて悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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結婚していきなりマイホームを建てるメリット
まずは、結婚していきなりマイホームを建てるとどんなメリットがあるか、確認しておきましょう。
結婚していきなりマイホームを建てるメリット
- 値上がりする前にマイホームを手に入れられる
- 若いうちにローンを組めば完済するのも早い
- 無駄な家賃を支払わなくて済む
- 子供ができる前のほうが動きやすい
- 家づくりの楽しさやワクワク感は新婚のときが1番
ざっくりと並べると、上記のようなメリットが挙げられます。
これを見ても分かるように、結婚していきなりマイホームを建てることには、意外とメリットがたくさんあります。
そのため、結婚したばかりで悩んでいる人は、これらのメリットに背中を押してもらい、一歩踏み出してみてもよいかもしれません。
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結婚していきなりマイホームを建てるリスク
結婚していきなりマイホームを建てようとしている人は、その前にリスクについてもきちんと理解しておいたほうがよいでしょう。
メリットも多い反面、リスクとなる部分も複数あるのが現実なので、事前に理解したうえで判断することは重要です。
ここでは、5つのリスクを紹介し、それぞれ詳しく解説していきます。
結婚していきなりマイホームを建てるリスク
- 気軽に引っ越しできなくなる
- 子供の人数が計画通りにならないと住みにくい家になるかもしれない
- 働き方の変化によってローン返済が厳しくなるかもしれない
- 借入可能額が少なく理想の家が建てられないかもしれない
- マイホーム以外のためのお金が足りなくなる可能性がある
リスク①気軽に引っ越しできなくなる
マイホームを建てた場合、賃貸のように気軽に引っ越しができなくなってしまいます。
特に、転勤の可能性がある人の場合は、よりリスクが高く感じるでしょう。
実際、結婚してすぐにマイホームを建てたものの、完成後に遠方への転勤が決まってしまい困ってしまったというケースは珍しくはありません。
また、マイホームを建てて住み始めてから予想外の近隣トラブルなどが起きてしまっても、そのまま我慢して住み続けることになり、後悔するケースもあります。
リスク②子供の人数が計画通りにならないと住みにくい家になるかもしれない
結婚してすぐは、夫婦で子供は何人欲しいかについて、話し合っている人も多いかもしれません。
しかし、新婚当初の計画は必ずしもその通りになるとは限らず、予定よりもたくさん子供を持つ可能性もあれば、反対に少なくなったり、そもそも子供を産まない可能性もあります。
そのため、計画している子供の人数に合わせて部屋数などを決めても、実際には計画通りにならず住みにくい家となってしまうケースは少なくありません。
結婚してしばらく経ち、子供を産んで落ち着いてから家を建てたほうが、家族に合わせた住みやすい家づくりができるという見方もあります。
リスク③働き方の変化によってローン返済が厳しくなるかもしれない
結婚したばかりの夫婦の場合、まだ年齢が若く、社会に出てからの経験も比較的浅いケースが多いでしょう。
そのため、マイホームを建てた後に夫婦の働き方が大きく変化する可能性は高いはずです。
例えば、ある程度経験を積んでから別の会社へ転職したり、出産を機に共働きから専業主婦になったりするケースはよくあります。
このように、働き方に変化が生じると、夫婦としての収入が減ってしまうことも考えられるので、住宅ローンの返済が苦しくなってしまうかもしれません。
リスク④借入可能額が少なく理想の家が建てられないかもしれない
結婚してすぐの若い夫婦の場合、収入がまだ安定していないというケースも少なくありません。
それにより、住宅ローンの借入可能額が少なくなってしまい、安い予算で家を建てなければならない可能性が考えられます。
マイホームの予算が限られてしまうと、理想の家を実現させるのが難しくなり、妥協だらけの家となってしまうかもしれません。
心から満足できる家を建てられるようになるまで、結婚してからしばらくは働いて収入を上げることを優先するというのも1つの手です。
リスク⑤マイホーム以外のためのお金が足りなくなる可能性がある
結婚していきなりマイホームを建てるには、どうしても出ていくお金が多くなります。
そのため、マイホーム以外のことにかけるお金が足りなくなってしまうというリスクも考えられるでしょう。
例えば、毎年豪華な旅行に出かけるのを我慢しなくてはならなくなったり、食費を抑えるために外食を控えなければならなくなったりするかもしれません。
マイホーム以外にもお金をかけてやりたいことがあるなら、それも含めて夫婦で話し合うことも非常に大切です。
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結婚していきなりマイホームを建てても大丈夫な人・そうでない人
結婚していきなりマイホームを建ててもよいかどうかという悩みに、全員共通の正解はありません。
なぜなら、結婚していきなりマイホームを建てても大丈夫な人もいればそうでない人もいるからです。
ここでは、それぞれの特徴をまとめてみたので、自分がどっちに当てはまるか考えてみましょう。
結婚していきなりマイホームを建てても大丈夫な人の特徴
- 夫婦共に転勤の可能性が少ない
- ある程度収入が安定している
- 将来転職する予定はない
- マイホームのためなら節約も頑張れる
- マイホームを建てたい意思が夫婦共にはっきりしている
結婚していきなりマイホームを建てるのは要注意な人の特徴
- 全国転勤がある
- 収入がまだ安定していない
- 勤続年数が浅い、もしくは今後も転職する可能性が高い
- 将来の子供の計画が何も決まっていない
- お金がかかる趣味などが多い
「いったん賃貸に住んで頭金を貯めたほうがいいのか?」
結婚してすぐにマイホームを建てようか迷っている人にとって、最大の悩みは金銭的なことかもしれません。
そのため、家を建てるなら頭金を十分に貯めてからのほうがいいと思って、マイホーム計画を先延ばしにする人も多くいます。
しかし、個人的には、頭金を貯めるために賃貸に住むのはおすすめしません。
なぜハッキリとそう言えるのか、3つの理由を解説しておきます。
理由①賃貸に住むにもお金がかかるから
賃貸に住みながらマイホームのための頭金を貯めようとする人は多いかもしれませんが、実際は賃貸に住むのにもお金がかかるという点を見落としてはいけません。
賃貸に住めば、当然ながら毎月家賃の支払いがあり、長く住めば更新料などその他の出費もあります。
家賃は、どれだけ支払っても大家さんの元に渡るだけで、自分の資産には一切ならず、ただただ手元から消えていく一方です。
早めにマイホームを建てて、家賃として支払っていた分のお金を住宅ローン返済にあてたほうが、支払った分だけ自分の資産として残るので、メリットは大きいといえますよね。
理由②賃貸に合わせた家具を買っても将来のマイホームにはサイズが合わないかもしれないから
頭金のために賃貸に住むことになれば、賃貸物件に合わせた家具を買うことになるでしょう。
しかし、賃貸物件に合わせて買った家具は、将来マイホームを建てた際にサイズが合わず、改めて買いなおすことになるかもしれません。
そうなれば、無駄な出費がかさんでしまいますし、不要になった家具の処分や買い換えなどに手間もかかります。
どうせなら、早いうちにマイホームを建てて、それに合わせた家具を初めから揃えていったほうが、無駄がなくスマートな方法といえそうです。
理由③住宅はどんどん値上がりしているから
事実として、住宅の価格は値上がり傾向にあるのをご存じでしょうか?
住宅は、どんどん値上がりを続け、今後もさらに高くなっていくことが予想されます。
そのため、賃貸に住みながら頭金を貯めている間に価格が上がってしまい、結果として損してしまう可能性も高いでしょう。
まとめ:リスクを承知の上で選択をしよう
結婚していきなりマイホームを建てるのには、確かにリスクがいくつかあります。
そのため、今回解説してきたリスクを何も知らないまま勢いだけでマイホームを建ててしまうと、後悔することになるかもしれないので注意が必要です。
しかし、早いうちにマイホームを建てるのにはメリットも意外と多くあるので、必ずしもやめたほうがいいということはありません。
実際、結婚していきなりマイホームを建てて、幸せに暮らしている家庭もたくさんあります。
大事なのは、自分にとってどの選択が最適であるかを見極めることです。
今回は、結婚していきなりマイホームを建てて大丈夫な人とそうでない人の特徴についてもそれぞれ紹介したので、迷ったときの参考にしてみてください。
とはいえ、未来のことは不透明で、夫婦だけで判断するのは難しいと感じるかと思います。
お金のプロであるFPに無料相談をして、「いま建てても家計的に無理がないか?」を相談してみるのも良い選択肢だと思います。
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