注文住宅を建てる際、契約前に確認しておくべき項目はとてもたくさんあります。
初めて注文住宅を建てる人にとっては、分からないことも多く、契約前に不安を感じてしまうケースも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、注文住宅の契約前に確認するべきことを、15のチェックリストにまとめて解説していきます。
これから注文住宅の契約を控えている人は、ぜひ契約締結前にチェックしてみてくださいね。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 安くて信頼できるメーカーが見つかる! /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
注文住宅で契約前に確認することチェックリスト15
注文住宅の契約前には、以下の15のチェックリストを確認しておきましょう。
注文住宅の契約前に確認することチェックリスト
- 着工から引き渡しまでのスケジュールは?
- 用意すべき金額はいくら?
- 支払いのタイミングは?
- 住宅ローン審査が通らなかったらどうなる?
- 違約金のルールはどうなっている?
- アフターサービスの内容は?
- 間取りに不便な点はない?
- 室内設備に不足はない?
- 外構工事はどのように行う?
- ライフラインの引き込み状況は?
- 周辺環境は問題ない?
- 駐車や駐輪スペースの確保は大丈夫?
- 現在の賃貸の解約手続きはどうなる?
- 受けられる補助金制度はある?
- 適用されるキャンペーンはある?
それぞれの項目について詳しく解説していきますので、1つずつ確認しておくことで、安心して契約の日を迎えられるようにしてくださいね。
確認①着工から引き渡しまでのスケジュールは?
注文住宅の契約において、まず確認しておきたいポイントが、着工から引き渡しまでのスケジュールです。
まずは、いつ建築工事に取り掛かるのかという日にちを示す着工日を把握しましょう。
そして、工事完了予定日となる完成日はいつ頃で、実際に引き渡しを受けられる日はいつになるか、正確に把握しておくことが重要です。
全体のスケジュールをきちんと把握しないまま契約を結んでしまうと、思ったよりも工事に時間がかかってしまったり、反対に想像以上に早く引き渡しとなり引越し準備が間に合わなかったりする恐れがあるので、注意しましょう。
確認②用意すべき金額はいくら?
注文住宅の契約前には、用意すべき金額がいくらであるか、必ず正確に確認しておきましょう。
注文住宅を建てるために必要な金額は、単純に1つの合計金額で提示されるというよりは、支払う費用の種類がいくつかに分かれているケースが一般的です。
例えば、家そのものの建築工事費用のほかに、前もって支払わなければならない手付金や、土地も購入する場合は土地代や仲介手数料、住宅ローンに関わる費用、各種税金など、用意すべきお金は意外にも多岐に渡ります。
必要な金額を事前にしっかりと把握しておかなければ、スムーズな支払いができなかったり、支払い直前に慌ててしまったりすることになりかねません。
注文住宅の契約では、大きな金額を用意することになるので、必ず見落としのないようにチェックしておきましょう。
確認③支払いのタイミングは?
注文住宅の契約で必要となる費用は複数ありますが、それぞれの支払いのタイミングについても、契約前によく確認しておくことが必要です。
例えば、建築工事費用の支払いでは、着工・上棟・引き渡しなどのタイミングごとに分割で支払うケースは少なくありません。
また、建築工事費用以外のいわゆる諸費用の支払いにおいても、支払うタイミングはバラバラであることが多いので、きちんと整理して把握しておきましょう。
頭のなかだけで支払いのタイミングを覚えるのは難しいかもしれないので、自分にとって分かりやすいようにメモなどに書いてまとめておくのもおすすめです。
確認④住宅ローン審査が通らなかったらどうなる?
万が一、契約締結後の住宅ローン審査に通らなかった場合も想定し、どのような対応になるのかも確認しておきましょう。
一般的なケースとしては、住宅ローン審査が通らなかった場合に備えて、「ローン特約」と呼ばれる内容を契約書に盛り込み、契約解除ができるように取り決めをしておくことが多くなっています。
実際に住宅ローン審査が通らずに契約解除となる場合、すでに支払った金額は返金してもらえるのかという点など、具体的に確認して理解しておくことが重要です。
確認⑤違約金のルールはどうなっている?
注文住宅の契約を結ぶとき、通常であれば違約金に関するルールが設けられるので、内容をきちんと理解しておきましょう。
例えば、契約後に何かしらの事情によってキャンセルすることになったら、違約金が発生するのが一般的です。
その場合、負担しなければならない違約金の額がいくらに設定されているか、いつまでにどのような支払い方法になるか、正しく把握しておきましょう。
違約金のルールへの理解が曖昧なまま契約してしまうと、万が一の状況になった際に予想外の費用負担に頭を抱えることになるかもしれません。
「違約金を支払うことはまずないだろう」とスルーしてしまうことなく、きちんと把握するようにしてくださいね。
確認⑥アフターサービスの内容は?
契約前のチェックで意外と見落としがちなのが、アフターサービスの内容についてです。
アフターサービスとは、建築が完了して入居を開始したあとにもサポートを受けられる制度のことで、内容としては不具合の無償修理や定期点検などがあります。
住宅の完成後、何年後までアフターサービスの対象となっているか、具体的にどのような状況が補償されるのかなど、よく確認しておくことが重要です。
アフターサービスの内容を見落としたまま契約し、いざ住み始めてから十分なサポートが受けられずに後悔したといったケースも多いので、注意が必要な点として頭に入れておきましょう。
確認⑦間取りに不便な点はない?
契約前に改めて確認しておいたほうがよいのが、家の間取りに不便な点がないかどうかという点です。
注文住宅の契約時には、ある程度の家の間取りが決まっているケースが一般的ですが、実際に暮らしたときのことをイメージしたうえで今一度不便がないか確認しておきましょう。
例えば、家事の動線を考えたときに無駄な移動は生じないか、子供の成長を考えても部屋数や配置は問題ないかなど、見直してみると改善したほうがよい点が見つかることも少なくありません。
建築図面が確定してしまってからでは、変更がきかなくなってしまうので、契約前のタイミングでもう一度間取りをよく見て改善点がないかどうか確認しておくことをおすすめします。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
\ 営業と会わずに間取り・見積もり収集 /
- 家づくりのアンケートに回答(約3分)
- ハウスメーカーを選ぶ(1,100社提携)
- 待つだけ!間取り・見積もりが届く!
\ 40万人以上が利用!安心の大手サイト /
確認⑧室内設備に不足はない?
室内設備に不足がないかどうかという点は、確認不足がゆえに契約してから後悔しがちなポイントといえるので、意識して確認することが重要です。
例えば、各部屋のエアコンや照明器具が設備として付いているかを確認し、自分で別途用意する必要があるかどうかをきちんと把握しておきましょう。
さらに、特に見落としやすいのが、それぞれの窓にカーテンレールや網戸が備え付けられているかどうかという点です。
初めて家を建てる人にとっては、当然ついているだろうと思ってしまうようなものでも、実際には標準プランに含まれていないケースも少なくありません。
室内設備の不足に気付かず、住宅の完成後に気付いて困惑してしまったという失敗例もよくあるので、注意してチェックしておきましょう。
確認⑨外構工事はどのように行う?
注文住宅の契約では、建物部分の建築のみを対象とされ、駐車スペースや庭部分などの外構工事については別として扱われるケースがあるので、注意が必要です。
そのため、契約前には、外構工事がどのように行われる契約内容となっているかを必ず確認しておきましょう。
外構工事の内容をチェックしないまま契約してしまうと、完成時に家のまわりが土の状態のままで引き渡されてしまうかもしれません。
また、外構工事の内容をきちんと把握していなかったことで、予定外に別途費用がかかってしまって後悔したという事例もあるので、忘れずにチェックしましょう。
確認⑩ライフラインの引き込み状況は?
電気やガス、水道などのライフラインの引き込み状況も、注文住宅の契約前に確認しておくべきポイントです。
問題なくライフラインの引き込みができる立地であれば特に注意しなくても大丈夫ですが、公道からやや奥に入ったところに家を建てる場合など、ライフラインの引き込みが困難になるケースもあります。
例えば、電気の引き込みに必要な電柱が近くに立っていなかったり、上下水道を新たに引き込まなければならなかったりするケースは意外と多いでしょう。
引き込みのために高額な工事費用を負担しなければならない場合もあるので、契約前にきちんと把握しておくことが大切です。
確認⑪周辺環境は問題ない?
注文住宅の契約後に後悔しやすいポイントとして、周辺環境のチェックも忘れないようにしましょう。
注文住宅の契約前は、どうしても家づくりに関することに意識が行きがちで、周辺環境の確認が不十分のままとなってしまうケースは少なくありません。
特によく確認しておくべきは、通勤経路に不便はないか、子供の学校や保育施設には通いやすいか、などといった点です。
契約前に周辺環境をきちんと把握しておかないと、いざ住み始めてから不便な点に気付いて後悔してしまうかもしれないので、注意しましょう。
確認⑫駐車や駐輪スペースの確保は大丈夫?
注文住宅の契約前に問題点に気付きにくい点ともいえるのが、駐車や駐輪スペースの確保に関することです。
例えば、家を建てる敷地の間口が狭い場合、自家用車をスムーズに出し入れできるかどうかは、事前にチェックしておいたほうがよいでしょう。
また、駐輪スペースについても、子供の成長を考慮し、自転車の台数が増えることも予想したうえでスペースを確保することが重要です。
駐車や駐輪スペースの確保についての確認を怠ると、契約後に車や自転車を停められずに困ってしまうかもしれないので、必ず確認しておきましょう。
▼駐車場は横幅・奥行きそれぞれどれくらいあるといいの?
-
横幅3m・奥行5mの駐車場は使いやすいのか?【我が家の実例紹介】
続きを見る
確認⑬現在の賃貸の解約手続きはどうなる?
契約する注文住宅に入居する前に、賃貸物件に住んでいる場合は、現在の賃貸の解約手続きはどのように行うかも確認しておきましょう。
解約の申し出が遅れてしまうと、余分な家賃を支払わなければならなくなったり、契約更新の時期によっては更新料の支払いも必要になってしまったりする可能性があります。
注文住宅の完成日を把握したうえで、賃貸の解約手続きの方法やタイミングについても、事前に確認しておくようにしましょう。
確認⑭受けられる補助金制度はある?
注文住宅を建てる地域によっては、受けられる補助金制度がある場合があります。
地域によって内容はさまざまですが、補助金制度がある場合であっても、自ら申請手続きをしなければ受けられないケースも多いため、契約前の段階で確認しておくとよいでしょう。
補助金制度があるかどうかについては、ハウスメーカーや工務店の担当者に聞いてみるか、管轄となる役所に確認してみることもできます。
なにも確認しないままでは、受けられるはずの補助金を見逃してしまい、損することになるかもしれませんので、注意しましょう。
確認⑮適用されるキャンペーンはある?
注文住宅の契約をするハウスメーカーや工務店において、独自のキャンペーンを行っているケースは少なくありません。
通常であれば、自分から確認しなくてもキャンペーンを案内されるはずですが、稀に担当者が見落としてしまい適用されずに契約が確定してしまうこともあるかもしれません。
結果として損する事態を防ぐためにも、適用されるキャンペーンがあるかどうか、ある場合はどのような内容となっているのかについて、一度自分から確認をとっておくことをおすすめします。
まとめ:後悔先に立たず。余裕をもってCHECKしておこう
注文住宅の契約前になにを確認しておけばよいのか分からずに不安を抱えていた人は、今回紹介した15のチェックリストを参考にしてみてください。
チェックリストに沿って1つずつ確認していけば、誰でも簡単に重要なポイントをチェックすることができるはずです。
事前の確認をしっかり行い不安を解消したうえで、注文住宅の契約に向けて心の準備もしてみてくださいね。