新築一戸建てを検討中で、注文住宅と建売住宅のどちらにしようか迷われていませんか?
この2つはどちらも新築一戸建てを手に入れるための立派な選択肢ですが、「建売住宅はやめたほうがいい」と言われることが多いです。
そこで今回は、「建売住宅はやめたほうがいい」は真実なのか、そこに迫っていきたいと思います。
まずは建売住宅をやめたほうが良い理由と本当にやめるべきなのかを確認した後、注文住宅との違いやどちらの選択肢が合うのかについてをさらに深掘りして解説していきます。
注文住宅と建売住宅のどちらを買おうか迷っている方は、ぜひ参考にされてください。
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「建売住宅はやめたほうがいい」と言われてしまう4つの理由
それでは早速ですが、まずは「建売住宅はやめたほうがいい」と言われてしまう4つの理由をお伝えします。
理由①間取りや設備を自分で選べない
建売住宅は、既に建設された後のおうちを買うので、基本的には間取りや設備を自分で選べません。
そのため、自分がこうしたいと思った間取りの実現や、こだわりの家具家電で揃えた家にすることはできません。
このように、せっかく高いお金を出して新築一戸建ての家を買ったのに、ほとんど自分の想いを詰め込むことができないことが、やめた方が良いと言われる理由の一つです。
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理由②外観に個性がない
建売住宅のおうちは規格品のものが多いので、外観にも個性がなくどこかで見たことがあるような家のデザインになってしまいます。
そのため、家の見た目にはあまり特徴がなく、周囲の家と同じような外観の家になってしまい、家の個性を出すのが難しくなります。
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理由③建築途中の状態が分からないので、欠陥住宅の不安が残る
建売住宅は建築中の状態を見ることができないので、どんな工事がされたのかが分かりません。
そのため、問題なく工事が進んで完成したのか、どこかにトラブルがあって欠陥住宅になるような施工ミスがあったのか判別できません。
欠陥住宅かどうかは外から見える部分で判断することが非常に難しいので、家のどこかに欠陥があるのではないかという不安はどうしても発生してしまいます。これも、建売住宅をやめた方が良いと言われる理由になっています。
理由④安っぽく思われて恥ずかしい思いをする可能性がある
これは気にする人と気にしない人に別れるかと思いますが、建売住宅は周りに住んでいる人から安っぽく思われて恥ずかしい思いをする可能性があります。
やはり高いお金とこだわりを詰め込んだ注文住宅を買った人から見ると、建売住宅はどうしても安っぽいと思われがちになってしまいます。
この部分は全然気にすることではないと思うのですが、現実問題としては、やはりそういう目で見る人が少なからずいらっしゃいます。
では、建売住宅はやめたほうがいいのか?
先ほどの章では、「建売住宅はやめたほうがいい」と言われる理由について確認してきましたが、では、建売住宅はやめた方が良いのかと言われると、一概にはそうとも言えません。
なぜならば、建売住宅には注文住宅には無いメリットもたくさんあるからです。
そこでこの章では、建売住宅の良い部分を確認していけたらと思います。
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建売のメリット①注文住宅よりも価格が安い
建売住宅は、同じ広さや間取りの家の注文住宅と比べると、数百万円というレベルで注文住宅よりも安い場合が多いです。
これは、建売住宅は規格が決まっているものが多いので、同じ資材を大量に購入して価格を抑えることができるからです。
また、注文住宅と違って細かい打ち合わせや住宅展示場なども必要なくなるので、その分の人件費も浮きます。
このような理由で、建売住宅の家は注文住宅よりもかなり安く買うことができます。
建売のメリット②すぐに引っ越せる
これは、特に子供の入学直前など、すぐに引っ越したい時には非常に大きなメリットになります。
また、何も残らない無駄な家賃を払い続ける期間も短くなりますし、すぐに引っ越せるとローンの支払いが完了する時期もそれに合わせて早くなります。
このようにすぐに引っ越せるというのは結構嬉しいことが多いです。
建売のメリット③大変な家づくりの打ち合わせをする必要がない
注文住宅は自分の理想通りの家を作ることが可能ですが、その代償として、家づくりに関する大変な苦労が伴います。
土地探しから始まって、その後にハウスメーカー選び、そしてハウスメーカーが決まったらその後どんな家にするかの打ち合わせが始まります。
また、おうちの工事が始まったら差し入れや棟上げなどのことも考えなければならないので、家づくりの間はやることだらけになります。
家づくりは子供が生まれた直後などただでさえ忙しい時期に始めることが多いので、そこに家づくりのことまで入ったら日常生活がかなりきつくなる可能性があります。
しかし建売住宅の場合は、もう家が完成しているので家づくりに必要な苦労を全くする必要がありません。
このように、手間なく新築一戸建てを手に入れることができるのは、仕事や家事・育児で毎日が忙しすぎる人にはかなりありがたいメリットになります。
建売のメリット④入居後のイメージが簡単
これは、注文住宅にはない大きなメリットです。
注文住宅の場合は図面や3Dソフトなどから家を想像するしかありませんが、これが結構難しくて、住んでみたら実際にイメージと違ったということが割とおきます。
しかし、建売住宅は既に建っているおうちを確認することができるので、イメージと違って後悔するというリスクはほぼ無くなります。
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注文住宅と建売住宅の具体的な違いは?
ここまでは、建売住宅の良いところと悪いところを見てきました。
そしてここからはちょっと視点を変えて、注文住宅と建売住宅の違いという面にスポットを当ててお話ししていきます。
ここでは3つほど両者の違いをお話ししますので、何が違うのかもしっかりと確認しましょう。
注文・建売の比較①自由度の違い
注文住宅と建売住宅の最も大きな違いは、やはり自由度の違いでしょう。
注文住宅は基本的には自由設計で、ハウスメーカーと相談しながら自分の理想通りの間取りを考えて家づくりをするので、自由度が非常に高いです。
反対に、建売住宅はすでにできた家を買うので、自由度はほぼありません。
このように、注文住宅と建売住宅では、家づくりに対する自由度が正反対になっています。
注文・建売の比較②家づくりの労力の違い
家づくりにかかる労力も、注文住宅と建売住宅の大きな違いです。
注文住宅を建てるというのは楽しい反面、本当に大変な作業になります。
ざっと箇条書きにしてみても、下記のようなことを家族で力を合わせてこなしていかなければなりません。
- 土地探し
- ハウスメーカー選び
- 間取り決め
- 設備決め
- 外構をどうするか?
- 地鎮祭や棟上げなどのイベント対応
- 工事中の差し入れ
家を買うというのは何千万円もする人生で一番高い一生に一度の買い物なので、絶対に失敗して後悔したくないので精神面でのプレッシャーもかなりかかります。
対して建売住宅であれば、家づくりに必要な労力はほとんどゼロです。
自分では何の苦労もせずにすでにおうちが建っているので、必要な苦労は購入の手続きだけです。
このように、家づくりにかかる労力の違いは、注文住宅と建売住宅では雲泥の差があります。
注文・建売の比較③入居までの期間の違い
注文住宅を建てようと思ったら、土地探しから始める場合は普通にやっても約1年、長い場合は2年以上も入居できるまでの掛かる時間があります。
また、いざ工事が始まっても予定の工期から何らかの理由で遅れることもザラにあって、予定通りの時期に入居できないなんてことも普通に起きます。
そのため、予定では子供の入学前に引っ越しが間に合う予定だったのに、実際には建築期間が長引いて間に合わなかったなんてことも注文住宅あるあるです。
それに対して、建売住宅は入居までの期間が圧倒的に短いです。
すでに住める状態の家がもうあるので、購入の手続きさえ完了すればすぐにお引っ越しできます。
なので、入居までの期間が読めないということがないので安心です。
また、何も残らない家賃を払い続ける期間が減ったり、ローンの支払い完了の期日が早くなったりと、入居までの期間が短いのは金銭的にもメリット大きいです。
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建売住宅が合う人・注文住宅が合う人
ここまで、建売住宅を様々な角度から見てきました。
そこで最後の章では、それぞれの住宅はどんな人が会うのかについてお話ししていきます。
建売住宅が合うのはこんな人
まずは、建売住宅が合う人です。
下記の項目に当てはまったら、建売住宅が良い選択肢になります。
建売が合う人①すぐ引っ越しをしたい人
建売住宅の最大のメリットは購入の手続きさえ終わればすぐに引っ越せることなので、すぐに引っ越しをしたい人はこちらがピッタリです。
子供の入学や転勤など、何らかの理由ですぐに引っ越さなければならない時は時間的な余裕が全くない状態になります。
そんな時には、購入手続きさえ済まさればすぐに入居できる、建売住宅が強い味方になってくれるでしょう。
建売が合う人②打ち合わせを手短に済ませたい人
打ち合わせを手短に済ませたい人も、建売住宅がピッタリです。
注文住宅の打ち合わせは本当に長い期間と労力がかかりますので、それをめんどくさいと感じだり、日常生活が忙しすぎて無理だと感じる人もいると思います。
そんな場合は、無理をせずに建売住宅を検討した方が良いでしょう。
夫婦お互いが忙しい中で注文住宅を建てようとすると、精神的にも余裕がなくなりそれが夫婦喧嘩の原因になったりします。
▼注文住宅を建てる際に夫婦喧嘩になりやすいポイント
家族の幸せのために購入するマイホームのせいで夫婦関係が崩れてしまったら、それこそ本末転倒になってしまいますからね。
建売が合う人③新築一戸建てをなるべく安く買いたい人
家を買う際に、「新築一戸建て」は一国一城の主人になる感じがして、やはり憧れますよね。
そんな新築一戸建てをなるべく安く買いたい人は、建売住宅がピッタリです。
先ほどもお話しした通り、同じような間取りの家で比べると、建売住宅の方が注文住宅よりも数百万円ほど安く手に入ります。
そして、それだけ安く買えるのですが、「新築一戸建て」という事実には何ら変わりはありません。
そのため、憧れの新築一戸建てをなるべく安く買いたいと思っている人には、建売住宅が非常に良い選択肢になります。
注文住宅が合うのはこんな人
次は、注文住宅が合う人です。
下記の項目に当てはまったら、注文住宅が良い選択肢になります。
注文が合う人①自分の思い通りの家を建てたい人
注文住宅と建売住宅を比べると、注文住宅の方が家を建てるのに圧倒的に苦労が多いのに値段は高いという状態になっています。
では、その苦労と金額の見返りの先に何があるのかといえば、そう、「自分の思い通りの家が建てられる」というところですよね。
なので、注文住宅が合う人は、理想のマイホームを建てるためなら大変な苦労とそのために掛かるお金は厭わない、という人がピッタリになります。
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注文が合う人②家づくりを楽しむことができる人
前述の通り、注文住宅を建てることには大変な苦労と労力が伴います。
そしてこの苦労と労力を楽しめるかどうかが、注文住宅が合う人の一つの条件になります。
どんなところに住みたいかを含めて探す土地探し、理想の間取りを追求するための間取り決め、自分のおうちが一から建っていくところを見届ける、これらのことを考えたときに心がワクワクしてきたら、あなたは家づくりを楽しむことができる人です。
家づくりを楽しむことができないと本当にただただ辛いだけの作業になってしまいますので、これらの作業が楽しいと思えるようであれば、注文住宅がピッタリです。
注文が合う人③すぐに引っ越さなくても大丈夫な人
先ほどの章でもお伝えしましたが、注文住宅は入居までの期間が1年以上とかなり長くなるの普通ですし、予定したいたタイミングで引っ越せないということも普通に起きます。
そのため、新しいおうちが欲しいけど、すぐには引っ越さなくても大丈夫な人が注文住宅には向いています。
注文住宅建築中は予期せぬトラブルや納期遅延が起こることもあるので、余裕を持った日程で計画を立てることが非常に重要です。
まとめ:どっちを選んでも後悔のないようにしよう
本記事のまとめです。
「建売住宅はやめたほうがいい」と言われてしまう4つの理由
- 間取りや設備を自分で選べない
- 外観に個性がない
- 建築途中の状態が分からないので、欠陥住宅の不安が残る
- 安っぽく思われて恥ずかしい思いをする可能性がある
建売住宅の良いところ
- 注文住宅よりも価格が安い
- すぐに引っ越せる
- 大変な家づくりの打ち合わせをする必要がない
- 入居後のイメージが簡単
注文住宅と建売住宅の具体的な3つの違い
- 自由度の違い
- 家づくりの労力の違い
- 入居までの期間の違い
建売住宅が合う人
- すぐ引っ越しをしたい人
- 打ち合わせを手短に済ませたい人
- 新築一戸建てをなるべく安く買いたい人
注文住宅が合う人
- 自分の思い通りの家を建てたい人
- 家づくりを楽しむことができる人
- すぐに引っ越さなくても大丈夫な人
建売住宅か注文住宅かを悩まれていたあなた、このページを読んで、その結論まで辿り着けましたでしょうか?
そしてもしその結論が建売住宅なのであれば、このブログがお役に立てることは少ないかもしれません。
しかし、やっぱり建売住宅ではなくて注文住宅を買いたいと思われたのなら、このブログの出番です。
良い注文住宅を買うための方法が満載ですので、ぜひ他のページにも足を運んで家づくりの勉強をされてみてください。
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