- 洗い出し仕上げの特徴が知りたい!
- 駐車場には洗い出しを採用すべき?
- 洗い出し仕上げはいくらで施工できる?
広い面積を仕上げたり駐車場スペースを作るために、おすすめなのがコンクリート敷きです。
コンクリート敷きと言えば、表面がツルっとした仕上がりをイメージする方が多いでしょう。
しかし、コンクリート敷きには様々な仕上げの方法があります。
今回紹介するのは「洗い出し」という仕上げ方法です。
我が家の洗い出し
一般的なコンクリート敷きとは違った雰囲気を楽しめますが、他にもたくさんのメリット・デメリットがあります。
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洗い出し仕上げとは?
洗い出し仕上げとは、日本で昔から採用されてきた伝統的なコンクリート敷きの仕上げ方法の1つです。
一般的なコンクリート敷きは、コンクリートを打った後にコテやハケをかけて表面を均して仕上げます。
しかし、洗い出しとは表面を均すのではなく水で洗い流して、コンクリートに含まれる砂利や石を表面に見せる手法です。
最近では砂利があらかじめネットに施工されているシートタイプもあります。
大きさや色の違う砂利を選ぶことで、オリジナリティある外構に仕上げることが可能です。
また、砂利を樹脂で固めるタイプもあります。
コンクリート下地の上に玉砂利と樹脂を混ぜたものを塗るだけですので、一般的な洗い出しよりも施工性は高いです。
洗い出し仕上げのメリット
洗い出し仕上げのメリットを紹介します。
- コンクリートに表情が出る
- さまざまなテイストの外構にマッチする
- コンクリートに比べて雨の日に滑りにくい
- 子供でも歩きやすい
- タイヤ痕が目立ちにくい
1つずつ確認していきましょう。
洗い出し仕上げのメリット ①コンクリートに表情が出る
洗い出し仕上げを採用するとコンクリートに表情がでます。
コテでコンクリートを均して仕上げる手法は、無機質な仕上がりになりがちです。
しかし、洗い出し仕上げをすることで砂利の形やカラーが表面に現れるため、印象が大きく変わります。
また、コテ仕上げのコンクリートに比べて高級感がでます。
他の家の外構と差をつけたおしゃれな外構にしたいなら、洗い出し仕上げを採用してもいいでしょう。
洗い出し仕上げのメリット ②さまざまなテイストの外構にマッチする
洗い出し仕上げはさまざまなテイストの外構にマッチします。
昔は黒の玉砂利を表面に見せて和の雰囲気を作るのに適した手法でした。
しかし、最近では砂利の形やカラーが豊富なため、洋風やモダンな住宅にもぴったりな仕上げ方法です。
建物の外観に合う好みの砂利を選んで、素敵な外構に仕上げましょう。
黒でかっこよく!
【画像】
洗い出し仕上げのメリット ③雨の日に滑りにくい
洗い出し仕上げは、コンクリートやタイルに比べて雨の日に滑りにくいという特徴があります。
コテで均したコンクリートは表面がツルツルのため、雨の日はとても滑りやすく危険です。
コンクリートは固さもあるため転倒するとケガをする恐れがあります。
対して、洗い出し仕上げは砂利がストッパーの役割を果たしてくれます。
ただの砕石敷きに比べると滑りやすいですが、ツルツルなコンクリートやタイルに比べると安全性は高まるでしょう。
洗い出し仕上げのメリット ④子供でも歩きやすい
洗い出し仕上げは、砕石敷きに比べて歩きやすいというメリットがあります。
砕石敷きは凹凸が多いため、子供がつまづいて転んでしまうことも多いです。
また、車イスなども使用するときも、タイヤが砂利に埋まってしまい操作しにくくなってしまいます。
洗い出し仕上げも多少の凹凸はありますが、砕石敷きほどではありません。
そのため、子供や車イスの方にも優しい仕上げ方法と言えるでしょう。
洗い出し仕上げのメリット ⑤タイヤ痕が目立ちにくい
洗い出し仕上げはコテ仕上げのコンクリートに比べて、タイヤ痕が目立ちにくいです。
ツルツルに仕上げられたコンクリートは、車やバイクなどのタイヤ痕がすぐについてしまいますよね。
新築時はきれいなコンクリートでも、数日経つとすぐに汚れてしまいます。
洗い出し仕上げは表面に砂利が出ているため、タイヤ痕が目立ちません。
明るい色の砂利は黒ずみますので、タイヤによる汚れが気になるなら黒系の砂利を選ぶといいでしょう。
洗い出し仕上げのデメリット
洗い出し仕上げのデメリットを紹介します。
- 費用が高い
- 汚れが溜まりやすい
- 施工が難しい
- しばらくすると砂利が取れることがある
1つずつ確認しましょう。
洗い出し仕上げのデメリット ①費用が高い
洗い出し仕上げは、コテ仕上げのコンクリートや砕石敷きに比べて費用が高いです。
なぜなら、施工に手間がかかりますし、見栄えの良い砂利は値が張りますからね。
詳しい金額は後ほどお伝えしますが、砂利によっても大きな金額差があります。
洗い出し仕上げを広い面積に採用したいと考えているなら、外構の予算を多めに確保しておきましょう。
洗い出し仕上げのデメリット ②汚れが溜まりやすい
洗い出し仕上げは汚れが溜まりやすいというデメリットがあります。
なぜなら、表面に砂利が出ている分、凹凸部分に汚れが溜まってしまうからです。
細かな凹凸部分は汚れが落ちにくく、お手入れに手間がかかります。
小さな砂利を選ぶと凹凸も多くなりますので、お手入れの面も考慮しながら砂利の種類を選びましょう。
洗い出し仕上げのデメリット ③施工が難しい
洗い出し仕上げはコテ仕上げのコンクリートに比べて施工が難しいです。
施工技術がイマイチだと砂利が美しく見せられなかったり、逆に砂利が出すぎてしまいます。
実は、我が家も洗い出しを1度やり直してもらいました。
また、「施工できる=仕上がりが良い」わけではありません。
施工してくれる業者さんの実績や施工例などもチェックできると安心ですね。
洗い出し仕上げのデメリット ④砂利が取れることがある
洗い出し仕上げは施工の質が悪いと、砂利が取れてしまうことがあります。
また、掃除で高圧洗浄機を使うと、砂利の隙間に水や空気が入り込んでしまい、小石が吹き飛んでしまいます。
お手入れをするときは、ブラシやスポンジなどで優しくこすって水で洗い流すようにしましょう。
高圧洗浄機を使うときは、水圧をかなり弱めてお手入れしてくださいね。
洗い出し仕上げは駐車場に最適?
洗い出し仕上げは駐車場に最適な仕上げなのでしょうか。
メリットでタイヤ痕がつきにくいとお伝えしましたが、実は駐車場に洗い出し仕上げを採用することはあまりおすすめしません。
理由は、車の出入りによって洗い出しの石がぽろぽろ剥がれやすくなるからです。
車のような重量のあるものが行ったり来たりすることで、砂利が取れてしまうことがあります。
必ず取れるわけではないですが、長い期間の耐久性を考えるとコテ仕上げのコンクリート敷きを採用するのが無難でしょう。
我が家は車を停められるようにしたのですが、来客用。
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洗い出し仕上げの費用
洗い出し仕上げの費用をお伝えします。
洗い出し仕上げの㎡単価の費用
- 約15,000~25,000円/㎡
もちろんお願いする業者、採用する施工方法や砂利の種類によって金額が異なります。
コテ均しのコンクリートや砕石敷きは㎡あたり数千円で施工できるため、洗い出し仕上げは倍以上の金額がかかることが一般的です。
アプローチなどのアクセントになるような場所だけ洗い出し仕上げにするなどの工夫をして、費用を調整するといいでしょう。
洗い出し仕上げのメリット・デメリットのまとめ
洗い出し仕上げは見た目の美しさがある分、費用などのデメリットがありました。
再度まとめます。
洗い出し仕上げのメリット
- コンクリートに表情が出る
- さまざまなテイストの外構にマッチする
- コンクリートに比べて雨の日に滑りにくい
- 子供でも歩きやすい
- タイヤ痕が目立ちにくい
洗い出し仕上げのデメリット
- 費用が高い
- 汚れが溜まりやすい
- 施工が難しい
- しばらくすると砂利が取れることがある
砂利が取れるのが気になるなら、駐車場の採用はおすすめしません。
予算をしっかり確保した上で、お気に入りの砂利を使った洗い出し仕上げを採用しましょう。