マイホームを建築する上でとても重要となることが営業マンとの相性です。
すばらしい営業マンに出会えることができれば、次のようなマイホームづくりを行うことができます。
- 期待値以上の提案をしてもらえる
- 迷ったときに正しい方向へ導いてくれる
- 不安をすぐに解消してくれる
- なにより楽しくマイホームづくりができる
しかし、全ての営業マンがすばらしい営業マンではありません。
ハズレ営業マンが担当になってしまうと、次のような苦労が考えられます。
- 思うように打ち合わせが進まない
- 打合せを重ねるにつれ不安が大きくなる
- トラブルが起こりやすい
- 楽しく家づくりができない
上記のような状況が起こると、満足のいくマイホームづくりができない可能性が高いです。
あなたの担当の営業マンが、これから紹介する特徴に当てはまっていたら、ハズレ営業マンの可能性が高いので要注意です。
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ハズレの住宅営業マンに共通する5つの特徴
ハズレの住宅営業マンに共通する5つの特徴
- 身だしなみに気を遣っていない
- 全てを肯定する
- 予算や資金の話を後回しにする
- 「いつでも大丈夫」と言う
- 他社のことを悪く言う
順に解説します。
ハズレの特徴①身だしなみに気を遣っていない
1つ目は身だしなみについてです。
身だしなみは、ハズレ営業マンに限らず、全ての社会人に当てはまりますが、非常に大切なことです。
清潔感があるのはもちろんのこと、着こなし方や持ち物によっても営業マンのタイプがわかります。
営業マンの身だしなみは、次の6点をチェックしましょう。
- スーツの着こなし
- Yシャツの汚れ
- 爪の長さ
- 時計やベルトなどの小物
- ニオイ
- 名刺入れ・手帳などの小物
①スーツの着こなし
営業マンの仕事着であるスーツです。
一般の営業マンは革靴を履いて営業をしますが、住宅業界の営業マンはスリッパをはいて営業することが多いです。
そのため、パンツの裾丈はスリッパを履いた高さに合わせるとかっこよくきまります。
パンツの丈以外にも、肩幅に合ったジャケットを着用しているかなどの基本の身だしなみを確認しましょう。
自分に合ったサイズ感のスーツを着こなせている営業マンは、細かい事にも気が付く営業マンが多いです。
逆に、ダボっとしたサイズや色焼けしたスーツを着ている営業マンは、物事に無頓着な気の使えないダメ営業マンの可能性が高いです。
②Yシャツの汚れ
Yシャツの汚れやボタンが取れかかっていないかも確認しましょう。
Yシャツの汚れは日ごろから自分できれいにしないといけない箇所です。
きれいにできていない営業マンは自己管理能力が低く、資料などの扱いも雑なハズレ営業マンの可能性が高いです。
③爪の長さ
爪の長さもチェックしてみてください。
爪の長さもYシャツの汚れと同じく、日常的に自分で手入れをする必要があります。
そのため、爪が長く手入れがされていない人はハズレ営業マンの可能性が高いです。
④時計やベルトなどの小物
時計やベルトなどの身に着けている物も見てみましょう。
派手なデザインの小物を身に着けている営業マンは自己顕示欲が高く、自分の意見を押し通してくるタイプの人が多いです。
また、安物をぼろぼろになるまで身に着けている人は、身なりに無頓着で仕事も雑な可能性があります。
⑤臭い
タバコや口臭などの臭いが気になる営業マンは、すぐにダメ営業マンと判断していいでしょう。
⑥名刺入れ、手帳、筆箱などの小物
営業マンとして日常的に使う持ち物を見る機会があればチェックしましょう。
ポイントは、小物の使い方です。
名刺入れや筆箱の中身が乱雑になっていないか、手帳はきれいに記入がしてあるか、チェックできそうであれば見てください。
名刺入れや筆箱の整理がしっかりできていないと、書類やデータの管理も乱雑で仕事が遅い可能性が高いです。
また、手帳に乱雑に予定がかかれている場合、スケジュール管理がしっかりできていない場合が多いです。
スケジュール管理ができていないと、役所で必要な書類を急に取って来てと言われたり、工程が遅れるなどのトラブルに巻き込まれてしまいます。
読んでいて当たり前のことばかりと感じると思いますが、意外とできていないハズレ営業マンが多いです。
ハズレの特徴②全て肯定する営業マン
お客様の意見に対して全て肯定をしてくる営業マンは、ハズレ営業マンの可能性が高いです。
自分の意見に全て同調する営業マンは、考えの合ういい営業マンと思うかもしれません。
しかし、それは違います。
イエスマンのハズレ営業マンは、全て肯定することでお客様との関係性が良くなると考えています。
でも実際はお客様のためにはなっていません。
例えば、間取りの打合せを例にして、ハズレ営業マンといい営業マンの差を考えてみます。
お客様「子供部屋は将来的に区切れるようにして、子供が小さいうちは2部屋合わせて広く使いたいな」
ハズレ営業マン「いいですね!最近○○様のような考えの方が多いです。ぜひ取り入れましょう。」
いい営業マン「いいですね!でも○○様の場合お子様の性別が違うので、将来的には絶対に分けたいとおっしゃていましたよね?住んでから部屋を区切るリフォームをすると手間もお金がかかるので、私は最初から区切っておいてもいいと思います。例えば、小さいころは片方の部屋を遊び部屋、もう片方を寝る部屋などと用途ごとに使い分けてはいかがでしょうか。どうしてもつなげたい場合は、新築時に可動間仕切りをつけておくと、2部屋つなげても区切っても使えます。さらにリフォームせずに済むのでおすすめですよ。」
いかがでしょうか?ダメ営業マンは肯定して終わりです。
対していい営業マンは、お客様の家族構成を考えて自分の考えや使い方の提案をしてくれています。
結果的に、子供部屋を区切らなかったとしても、様々な選択肢の中から考え抜いて選んだ間取りの方が後悔が少なくて済みます。
イエスマンなハズレ営業マンが担当になると、打合せ中はトラブルになることは少ないです。
しかし、住んでから「もっとこうすればよかった」と後悔することが多くなる可能性が高いので注意しましょう。
ハズレの特徴③予算や資金の話を後回しにする営業マン
早めの段階で予算や資金の話を切り出さない営業マンにも注意が必要です。
なぜなら、お客様の予算や資金の感覚がつかめていない営業マンは、的確な提案ができないからです。
お金の話を聞かれることはお客様にとってもあまり良い気はしないですが、営業マンにとっても聞きにくい項目と感じている人が多いです。
そのため、何かと後回しにされがちな話題です。しかし、それではいい家づくりはできません。
資金について聞けていない営業マンと聞けている営業マンでは、トーク内容に次のような違いが出てきます。
資金の話を聞き出せていない営業マン
「お客様のご要望ですと、当社の最新の設備がぴったりです。この設備には、○○や○○のメリットがあって、○○様もきっと気に入ってくださると思います。金額ですか?こちらの設備は○○万円です。そうですね、少し金額は高いですが○○様の要望にはぴったりですよ。」
資金の話を聞き出せている営業マン
「お客様のご要望ですと、当社の最新の設備(A設備)がぴったりです。ただ、先程お伺いした予算内あれば、こちらの設備(B設備)はいかがでしょうか。予算内に収めたいのであれば、B設備はA設備と使い勝手も似ているのでおすすめですよ。ただし、B設備の方がランニングコストがA設備に比べて少しかかってしまいます。長い目で見ると、A設備の方がお得になるのでおすすめですがいかがでしょうか?」
資金のことを聞き出せていないハズレ営業マンは、お客様の要望だけを頼りに必死で新商品の売り込みをしています。
対して、資金のことを聞き出せている営業マンは、お客様の予算を踏まえた上で、A設備とB設備のメリット・デメリットを伝え、選択肢を与えています。
ハズレ営業マンの説明だけでは、高くて自分達には無理だと思ってしまいます。
しかし、資金のことを聞き出せている営業マンの話を聞くと検討してみようかなという気になりませんか?
また、資金について最初にきちんと話しておくことでズレのない提案をしてくれ、打合せがスムーズに進みます。
資金以外のメリットを伝えられて魅力を感じてオプションを選んだが、後で高額な追加費用を請求されるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ハズレの特徴④いつでも大丈夫と言う営業マン
気に入ったハウスメーカーとは打合せを続ける流れになりますが、打合せ日を決めるときに次のようなセリフを言う営業マンには注意が必要です。
- いつでも大丈夫です!
- いつならお時間とれますか?
このようなセリフが出てくるということは、あなたを接客した営業マンは売れていない暇なハズレ営業マンの可能性が高いです。
売れている営業マンは、スケジュールが埋まっていなくていつでも大丈夫という状況はありません。
そのため、打合せの日時を決めるときは、「来週の土曜日ですと、〇時からなら空いているのですがいかがですか?」のように聞いてきます。
暇な営業マンの方が自分達の都合に合わせて打合せができるからいいと思う方もいるかもしれません。
しかし、売れていない営業マンは、売れっ子営業マンと比べて次のようなデメリットがあります。
- 経験が足らないので提案力が低い
- 説明が下手で分かりにくい
- 連絡がマメではない
- 他部署の社員と連携が下手
全てが当てはまるわけではありませんが、売れない営業マンはそれなりの理由が必ずあります。
売れていないということは契約棟数が少ないということなので、契約後の打合せが不慣れでお客様が不安になったりイライラしてしまう可能性も高いです。
「いつでも大丈夫」と自ら売れてないということをアピールしてくるハズレ営業マンには注意しましょう。
ただし、1点だけ例外があります。
新人営業マンはそもそも接客の機会が少ないので、最初のうちは予定が埋まっていないこともあります。
また、新人営業マンには上司が同席することが多いので、経験が不足していても安心です。
何より新人営業マンは一生懸命さやお客様への想いが熱いことが多いです。
新人営業マンに接客されて、打合せを進めようと感じた場合は「いつでも大丈夫」と言われてもハズレと思わずに自分の都合のいい日時を伝えてください。
ハズレの特徴⑤他社のことを悪く言う営業マン
他社のことをあからさまに批判する営業マンはあまりおすすめできません。
他社を批判するということは、他社を蹴落とすことで自社の魅力が上がると考えている営業マンだからです。
この様なタイプの営業マンは、自社の商品でも自分のおすすめしたい方の魅力を上げるために、もう一方の商品を批判することさえあります。
例えば、自分がA商品を気に入っていたときに、B商品をおすすめされたとします。
あなたはどちらの営業マンの話を信頼してもっと聞いてみたいと思いますか?
批判する営業マン「A商品よりもB商品の方が○○様には絶対おすすめです。A商品は、○○や○○などのデメリットがあるし、選んだら絶対に後悔しますよ。それにA商品を選ぶ人はほとんどいません。B商品にしませんか?」
批判しない営業マン「A商品が気になっているのですね。確かにA商品や○○や○○な機能があるので使いやすいですよね。でも、○○なデメリットも実はあるのです。そのデメリットが気になるようでしたら、B商品もご紹介できます。B商品はA商品よりも○○ですが、逆に○○な点はとても優れています。実際に使った方の意見を参考にして、A商品よりもB商品を選ぶ方の方が多いんですよ。B商品も検討してみませんか?」
同じB商品を進められていますが、批判をされた場合はすごく嫌な気持ちになります。
そして、A商品を気に入っている自分はセンスのない人間だと言われているような気もします。
対して批判をしない営業マンは、A商品の魅力も理解した上でB商品をおすすめしてくれています。
批判する営業マンが担当になると、上記のように決めつけで話をされることが多く、打合せ中にイライラしてしまう可能性があります。
また、自分の意見を否定され続けると自信がなくなり意見を言いにくく、自分達のマイホームではなくハズレ営業マンの意見を優先したマイホームになりがちです。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
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もし担当がハズレだったらどうすれば良い?
担当してくれた人がハズレ営業マンだった場合の対処法は2つです。
対処法①ハウスメーカーを変える
他にもハウスメーカーの候補がある場合は、ハズレ営業マンのハウスメーカーとは打合せを進めず、他のハウスメーカーと話を進めましょう。
2回、3回と打合せをしている場合は、他のハウスメーカーで決めましたと一言連絡を入れましょう。
曖昧な断り方をすると、その後もしつこくアプローチされる可能性があるのではっきりと断ってください。
▼ハウスメーカーへの断り方のコツはこちらで解説しています。
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ハウスメーカーの断り方は電話?メール?元住宅営業マンが解説
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対処法②担当営業を変える
他に候補のハウスメーカーがなく、ハズレ営業マンがいるハウスメーカーを気に入った場合は担当の変更をしてもらいましょう。
ハズレ営業マンに直接担当を変えてほしいとは言いにくいので、会社に電話をしてハズレ営業マンの上司に取り次いでもらい、担当を変更したい旨を伝えましょう。
変更したい理由を聞かれることが多いので、具体的に嫌だなと思う理由を考えておくといいです。
▼営業担当を変更するときのコツはこちらで解説しています。
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ハウスメーカーの担当営業マンを変更したい!具体的な手順とコツ
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ハズレ営業マンの特徴まとめ
メモハズレの住宅営業マンに共通する5つの特徴
- 身だしなみに気を遣っていない
- 全てを肯定する
- 予算や資金の話を後回しにする
- 「いつでも大丈夫」と言う
- 他社のことを悪く言う
ハズレ営業マンの特徴をお伝えしました。
ハズレ営業マンに担当されてしまうと、自分達の満足のいくマイホームが作りにくくなってしまいますので、遠慮せずに担当変更を申し出たり、他のハウスメーカーへ切り替えましょう。
また、ハズレ営業マンには当てはまらなかったとしても、自分とは性格が合わなかったり、生理的に無理だと感じてしまう営業マンも中にはいます。
そのような営業マンは一般的にはハズレ営業マンではなかったとしても、あなたにとってはハズレ営業マンです。
直感で合わないと感じた場合も、その担当営業マンとは関わらないという選択肢を取っていいと思います。
人生で1度のマイホームづくりです。
マイホームづくりの主役はお客様自身なので、営業マンに振り回されてしまってはもったいないです。
自分が心から信頼出来て何でも相談できるような営業マンと、話を進めてください。