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犬や猫を飼っている方は自分たちの暮らしだけでなく「ペットも快適に暮らせるようなマイホームを建てよう!」と思う方も多いですよね。
愛犬・愛猫と暮らす上で、意識する家づくりのポイントは3つです。
- 犬や猫がストレスなく快適に暮らすことができる
- 飼い主が世話をしやすい環境を作る
- 犬や猫がケガをしにくい環境を作る
上記のポイントを実現するために、注文住宅で採用できる様々な設備やおすすめな間取りがあります。
ペットに合った設備や間取りを、ぜひチェックしてみてください。
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犬・猫と暮らすなら採用すべき間取りとオプション25選【注文住宅】
犬や猫と暮らすのにおすすめな間取りやオプションを紹介します。
犬・猫に共通しておすすめな間取りとオプション10選
まずは、犬・猫どちらにも当てはまる、おすすめの設備や間取りを紹介します。
おすすめオプション10選
- ペットにやさしい床材
- 換気扇
- ペット用ドア
- ケージ置きスペース
- ペット用品収納
- 全館空調
- 多目的シンク
- 消臭機能のある設備
- 腰高で貼り分けたクロス
- 上吊りレールの引き戸
オプション①ペットにやさしい床材
ペットが歩き回る範囲は、滑りにくい床材を選びましょう。
また、床におしっこをしてしまうこともありますので、耐水性にも優れた床材もおすすめです。
一例を紹介します。
ペット用フローリング
ペット専用のフローリングを販売しているメーカーがあります。
滑りにくいのはもちろん、傷づきにくさやお手入れの楽さにも力を入れている、ペット向け商品です。
メーカーと商品名の一例
- DAIKEN 「ワンラブフロアⅢ」
- EIDAI 「スキスムSパートナーワン」
ワックスコーティング
通常のフローリングの上にワックスがけをする方法もあります。
通常のワックスよりもしっかりとコーティングされるペット用コーティングがありますので、入居前にきれいに施工してもらいましょう。
タイル
タイルは表面にざらつきがあるため滑りにくです。
しかし、タイルは他の床材に比べて冷えやすいというデメリットがあります。
床暖房対応のタイルを選んで併用するか、暖かいマットなどを置きましょう。
また、タイルは固い素材のため、皿などを落とすと割れる危険性もあります。
施工する場所には注意が必要です。
クッションフロア
クッションフロアは柔らかいため、フローリングと比べるとペットが走っても滑りにくいです。
ただし、全く滑らないという訳ではないので、カーペットなどと併用してもいいでしょう。
クッションフロアは洗面所やトイレで多く使われている床材のため、耐水性も高くペット用の床材として適しています。
トイレ置き場やあまり走り回らないペットスペースの床材として採用することをおすすめします。
クッションフロアの床は柔らかいので家具などの跡がついてしまったり、傷付きやすいという特徴もあります。
重い家具などを置くときは下にマットなどを敷いて、傷みにくいような工夫をしましょう。
オプション②換気扇
ペットを飼う方は、家の中のニオイが気になると思います。
自分たちは慣れてしまって気づかなくても、来客に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
ニオイ対策として以下の場所にペット専用の換気扇をつけることをおすすめします。
- トイレ
- ケージ
- ペット専用スペース
ペットが長く過ごす場所やトイレはニオイがこもりやすいため、常に換気して対策をしましょう。
オプション③ペット用ドア
ペット用ドアとは通常の室内ドアの下部に小窓のようなものがついていて、そこからペットが出入りできるようなドアのことです。
エアコンなどの空調機器を使う季節はドアを閉めっぱなしにできるため、部屋の温度を保ちやすくおすすめです。
トイレを別の空間に設置している家庭や、ペットを室内どこでもフリーにしている家庭は採用すると使い勝手が良いでしょう。
オプション④ケージ置きスペース
ケージやサークルを置く方は、専用のスペースを確保しましょう。
専用スペースを確保しておかないと、住んでから空間が狭く感じてしまうことがあります。
設置場所はペットが落ち着いて過ごせる場所、家族の存在が感じられる空間がおすすめです。
ケージの上は収納にするなど、空間を有効的に活用しましょう。
また、ケージを置かずにペットスペースを作ろうと考えている方も多いと思います。
愛犬・愛猫が落ち着くことができる、階段下の高さの低いスペースなどを利用することもおすすめです。
オプション⑤ペット用品収納
ペット用の収納は1ヵ所にまとめるのだはなく、各空間に作ると便利です。
適材適所の収納を作り、お世話がしやすい環境を作りましょう。
おすすめの収納場所と入れる物の例
- 玄関周り:お散歩用品、足ふき用品
- 洗面所:トイレ用品、シャンプー用品
- キッチン:ごはん用品
- リビング:トイレ用品、掃除用品、お手入れ用品(ブラシや爪切り等)
家庭によってトイレやお手入れをする場所は違いますので、自分たちが使いやすい位置に収納を配置しましょう。
オプション⑥全館空調
人間もペットも快適に生活できるように、全館空調の採用をおすすめします。
全館空調であれば極端に涼しく(暖かく)なるわけではないので、ペットにも優しい温度環境を作り出すことができます。
また、全館空調は機械の力で計画的に換気ができる第1種換気もセットです。
温度管理もできて空気の入れ替えも計画的にできるため、いつでもいい空気環境を保つことができます。
全館空調に抵抗がある方は、第1種換気だけは採用してもいいでしょう。
ペットが長時間過ごす空間は快適な温度になるようにエアコンを設置してください。
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オプション⑦多目的シンク
多目的シンクとは簡易的な洗面台のようなものです。
洗面所や玄関付近につけることで次のような使い方ができます。
多目的シンクの使い方の例
- 散歩終わりにペットの足を洗う
- ペットのお手入れをする
- 食器やおもちゃを浸け置き洗いする
様々な使い方ができるので大変便利です。
人間と共有で使うことももちろんできますので、大活躍する設備になるでしょう。
オプション⑧消臭機能のある設備
ペットのニオイ対策として、消臭機能のある設備もおすすめです。
メーカーの商品を2つ紹介します。
LIXIL 「エコカラット」
壁に貼るタイルの一種で消臭機能もついています。
デザイン性も高いので良く見えるリビングや玄関に採用してもいいでしょう。
Panasonic 「エアイー」
より強い消臭効果を期待するなら、天井付のナノイー発生器「エアイー」がおすすめです。
消臭効果のあるナノイーが発生されるため、嫌なニオイを取り除いてくれます。
自分たちに合った消臭設備を選んで、快適な空間づくりをしましょう。
オプション⑨腰高で貼り分けたクロス
腰の高さでクロスを貼り分けることもおすすめです。
ペットを飼っているとクロスをひっかいて破いたり、おしっこがかかってしまうことがあります。
そのため、通常の家よりクロスが汚れたり傷みやすく、張替えの頻度も短くなってしまうことが多いです。
腰高でクロスを貼り分けていれば、下半分だけの張替えで済むので費用を抑えることができます。
オプション⑩上吊レールの引き戸
掃除を楽にするために上吊レールの引き戸もおすすめです。
通常の引き戸は床面にレールが敷いてあるので、ペットを飼っているとレールの溝に毛が溜まってしまいます。
レールの溝の掃除は手間ですよね。
また、溜まった毛を放置しておくと引き戸の滑りが悪くなったり、ドアがつっかえて動かなくなることもあります。
上吊レールの引き戸はレールがドアの上部についているため、毛が溜まることがなく掃除の手間を減らすことが可能です。
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【犬編】おすすめな間取りとオプション9選
犬を飼う方におすすめの設備や間取りを紹介します。
犬を飼うのにおすすめの間取り・設備9選
- 足洗い用水栓
- リードフック
- ウッドデッキ
- 芝
- 回遊動線
- 玄関と洗面所が近い間取り
- 地窓
- キッチンゲート
- 滑り止め付き階段
犬におすすめ①足洗い用水栓
屋外や玄関に足洗い用の水栓をつけることでお手入れの手間を減らすことができます。
散歩帰りの愛犬は足が汚れますので、毎回足を洗う飼い主には特におすすめです。
玄関先に足洗い用水栓があれば、愛犬を抱っこして洗面所まで連れていく必要がありません。
足をきれいにしてから室内に入れることができるため、室内をキレイな状態で保つことができます。
犬におすすめ②リードフック
リードフックとはリードをかけておくためのフックです。
散歩前後で愛犬を一時的に待機させておくときに使えます。
リードフックにかけて愛犬を待たせている間に、足を洗う準備をしたり鍵の施解錠ができるため大変便利です。
また、リードだけでなく一時的な荷物かけとしても活用できます。
犬におすすめ③ウッドデッキ
ウッドデッキも犬にやさしい設備です。
室内と段差がないウッドデッキは、屋外に出るときに犬の足腰に負担がかかりません。
また、ウッドデッキで外の空気に慣らすことで、スムーズに散歩へ連れていきやすくもなります。
忙しくて散歩に行けない日はウッドデッキで遊ばせておくだけでも、犬はストレスを解消することができます。
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犬におすすめ④芝
庭が広い方は芝を敷くことをおすすめします。
芝は柔らかいので犬の足腰に負担がかかりにくく、足も汚れにくいです。
土だと足が汚れてしまいますし、砂利だと足をケガする恐れがあります。
愛犬が全力で走ることができる広さの土地なら、芝を敷いた外構をぜひ取り入れてみてください。
犬におすすめ⑤回遊動線
室内で飼っている小型犬は、毎日散歩に連れて行かないという飼い主もいると思います。
そのような家庭はワンちゃんが室内で適度な運動ができるような間取りづくりが大切です。
回遊動線とは階段などの空間を中心としてぐるぐると回れる動線のことです。
家事楽のための間取りとして有名ですが、ペットの運動不足解消のためにもいい間取りです。
小型犬であれば回遊動線をぐるぐる走り回るだけでも、十分な運動になるでしょう。
ただし床が滑りやすいと足腰に負担がかかりやすくなりますので、カーペットを敷くなどの工夫をしましょう。
犬におすすめ⑥玄関と洗面所が近い間取り
玄関付近に足洗い場をつけない方は、玄関と洗面所が近い間取りがおすすめです。
散歩後に毎回は足を洗わない方は、玄関の足洗い場をつけない方も多いと思います。
しかし、散歩中に急に雨が降ったり愛犬が泥んこの中を歩いてしまうと、やむを得ず足を洗わなければなりません。
玄関と洗面所が近い間取りは、汚れた愛犬を抱っこしてすぐに洗い場へ連れていけることができ便利です。
犬におすすめ⑦地窓
犬が外を眺められるような地窓を取り入れましょう。
犬は猫と違って高い場所へ上がることができないので、通常の腰高の窓では外を眺めることは不可能です。
床面に近い位置の地窓であれば、犬の目線でも外を眺めることができます。
家族の帰宅がわかるような位置につけると、ペットもお出迎えがしやすく喜びます。
愛犬の体高に合わせて窓の大きさや位置を決めましょう。
犬におすすめ⑧キッチンゲート
愛犬のキッチンの侵入は大きなケガの元となります。
誤飲や油ハネ、落下物でケガをする犬もいるので、なるべく調理中には愛犬をキッチンに入れないようにしましょう。
効果的な方法はゲートをつけることです。
新築時に造り付けにすることも可能ですし、後から購入することもできます。
後付の場合はキッチンにゲートをつけられるような壁を確保しておきましょう。
犬におすすめ⑨滑り止めつき階段
1階と2階の行き来をさせようと思っている飼い主の方は、滑り止めのついた階段を採用しましょう。
階段1段分と自分の背の高さが同じくらいの犬も多いので、落下するとかなりの衝撃が伝わります。
骨折などの大ケガにつながることもありますので、必ず滑り止めをつけてください。
階段にもともとついているゴムのタイプでもいいですし、後から購入できるマットタイプも滑りにくくておすすめです。
【猫編】おすすめな間取りとオプション6選
猫ならではのおすすめ設備と間取りを紹介します。
猫を飼うのにおすすめの間取り・設備6選
- キャットウォーク
- 爪とぎ用柱
- 吹き抜けに繋がるステップ
- 奥行き広めな窓枠
- 埋め込み型カーテンボックス
- 採光の取れる引き戸
猫におすすめ①キャットウォーク
猫と言えばキャットウォークですよね。
キャットタワーは後から購入もできますが、広い壁を使ったキャットウォークがあれば猫ちゃんが喜ぶこと間違いなしです!
ただし安全性も考慮して、建築時に大工さんに施工してもらうことをおすすめします。
自分で後付する場合は、壁内に補強下地を必ずつけてもらってください。
キャットウォークの施工アイディア
- 壁に板を取り付ける
- 収納BOXの上を歩けるようにする
- 既製品を購入して取り付ける
様々な方法がありますね!
猫におすすめ②爪とぎ用柱
愛猫の爪とぎで室内が傷ついて困っている飼い主も多いです。
爪とぎ専用の柱を施工してもらうことで、そのほかの空間を傷つけにくくなるためおすすめです。
この場合は造作よりも既製品を購入して取り付けてもらった方がメリットが多いです。
既製品取り付けのメリット
- 安全性が高い
- 安価に仕上がることが多い
- 傷んだら交換がしやすい
本物の柱を使いたい場合は、設計士にしっかりと「猫の爪とぎ用」と伝えてください。
ただ、柱を見せたいとだけ伝えると、構造的に重要な柱が爪とぎ用になってしまう可能性があります。
また、塗装などがしてあるととペットが舐めたときに危険です。
猫におすすめ③吹き抜けにつながるステップ
猫は上下方向に移動することを好む動物です。
吹き抜けを作り1階から2階につながるステップを作ると、長い距離のキャットステップができあがります。
また、吹き抜けに見せ梁をつけると、その梁もキャットウォーク代わりになるためおすすめです。
ただし、エアコンの上に乗ると危険のため、キャットステップの配置には注意しましょう。
猫におすすめ④奥行き広めな窓枠
猫はあたたかい場所でくつろげるが大好きですよね。
童謡の通り冬はこたつでもいいですが、太陽の光を浴びながら日向ぼっこができる空間も作ってあげましょう。
おすすめは窓枠の奥行を広く取ることです。
出窓などの場合はゆったりとスペースが取れるため向いていますが、断熱性に欠けるというデメリットもあります。
また、窓の高さに合わせて収納ボックスを置いたり、カウンターをつけてスペースを作ってあげてもいいでしょう。
自分たちの家の日当たりに合った、猫ちゃん専用の日向ぼっこスペースを確保してあげてください。
猫におすすめ⑤埋め込み型カーテンボックス
猫のいる家庭は天井に埋め込み型のカーテンボックスがおすすめです。
なぜなら、猫がカーテンレールの上を歩いてしまい、踏み外してケガをしたりエアコンの上へ飛び乗ってしまう可能性があるからです。
天井にカーテンレールが埋め込まれていれば上に乗ることができないので、思わぬ事故を防ぐことができます。
猫におすすめ⑥採光の取れる引き戸
愛猫の侵入を防ぎたい箇所には採光の取れる引き戸を採用しましょう。
猫は犬と違って、高いジャンプ力を持っていますよね。
そのため、犬の場合はゲートをつけることで侵入を防ぐことができましたが、猫はゲートを軽々と飛び越えてしまいます。
採光が取れる引き戸を選べば閉めたときの圧迫感が少なく、愛猫の存在も感じることができます。
ただし器用な猫によっては手で開けてしまうこともあるので、猫ちゃんの性格をよく理解した上で採用を検討してください。
ペットの性格や生活スタイルに合った間取り・オプションを選ぼう
近年、注文住宅を建てるときにペットのことを考えて、家づくりをする飼い主は非常に多いです。
ペットにやさしい建物は人にも優しく、家族全員が安心して快適に暮らすことができます。
人と同じで、ペットの性格によっておすすめな設備や間取りは変わります。
また、現在の暮らしからガラッと変えてしまうと戸惑ってしまい、ストレスになるワンちゃん・猫ちゃんもいます。
なるべくトイレや寝床は慣れている環境を引き継ぎ、より快適に過ごせるような工夫をしてあげましょう。