間取りのアイデア

スタディスペースは必要?メリット・デメリットから冷静に判断する

 

こんにちは!

注文住宅業界歴6年、きのぴーです。

 

スタディスペースとは、勉強をするためのちょっとしたスペースのことです。

書斎のようなしっかりとした部屋は必要ないけど、ちょっと読み書きできるスペースは欲しいという要望を叶えることができます。

 

パソコンをよく触る人には良いかもね!

 

特に以下のような家庭に需要があります。

  • これから小学生になるお子様がいる
  • 読書や細かい作業が趣味
  • パソコンを使いたい

 

しかし、上記のような条件は当てはまるけど、本当に必要?と感じている方もいると思います。

今回は、メリット・デメリットを考えた上で、スタディスペースの必要性について考えていきましょう。

 

スタディスペースのメリット

 

スタディスペースのメリット

  1. 子どもの勉強している姿を見守れる
  2. ダイニングテーブルは食事用として使える
  3. 広い空間が必要ない
  4. 費用があまりかからない
  5. 用途が多い

 

メリット①子供の勉強している姿を見守れる

スタディスペースをLDKの中につければ、子供の勉強する姿を見守ることができます。

また、近くで勉強する姿を見ることができるため、適切なタイミングで褒めたり注意することができます。

 

親子間のコミュニケーションも増えそうだね!

 

さらに子供にとっても、メリットがあります。

それは、わからない所をすぐに聞いて解決できることです。

 

自分の部屋で1人で勉強をしていると、わからない問題があってもそのままにしがちです。

しかし、スタディスペースで勉強をしていれば近くにいる家族に相談することができます。

 

なかなか自分の部屋だと勉強中に家族でコミュニケーションを取ることはできません。

しかし、LDK内のスタディスペースであれば、家族のコミュニケーションを取る場としても活躍します。

 

メリット②ダイニングテーブルは食事用として使える

スタディスペースがないと、ダイニングテーブルを勉強机として使わせる方が多いです。

 

しかし、ダイニングテーブルを勉強と食事で併用すると、次のようなデメリットがあります。

  • 食事前に片づける手間が増える
  • テーブルの上や下に消しゴムのカスが散乱する
  • 文房具をしまう棚などを別に作らなければならない

 

特に、食事前の消しゴムのカスの片づけが手間だと感じる方が多いようです。

 

食事の前にいちいちテーブルの上を片づけるのは、親も子どもも面倒だと感じるよね。

 

スタディスペースがあれば、上記のようなデメリットはすべて解決します。

そして、ダイニングテーブルは食事のためのテーブルとして、いつも清潔に保っておくことができるのです。

 

メリット③広い空間が必要ない

 

スタディスペースはちょっとした空間があれば、作ることができてしまいます。

  • キッチン前のちょっとしたスペース
  • 階段の踊り場を使ったスキップフロア
  • 階段を上がってすぐの2階ホール

 

書斎のようにしっかりとした空間を取る必要がないため、建物の大きさにほとんど影響しません。

 

メリット④費用があまりかからない

スタディスペースは書斎と比べてあまり費用が掛かりません。

 

それぞれを比較してみます。

書斎スタディスペース
空間2~3帖は必要

(坪単価に合わせて金額増)

他の空間と共有できる

(ほとんど金額のアップなし)

ドア必要(2~3万円)不要
必要(2~3万円)必要(他の空間と共有のため、費用追加なし)
カウンター必要(2~5万円)必要(2~5万円)
本棚場合に応じて必要場合に応じて必要

 

書斎を作るよりも費用を抑えられることが、おわかりいただけたと思います。

スタディスペースや書斎は、1日の中で多くの時間を過ごす場所ではないという方は、なるべくお金をかけない方法をおすすめします。

 

スタディスペースは作るのも気軽でイイネ!

 

メリット⑤用途が多い

スタディスペースは勉強以外にも様々な使い勝手があります。

 

  • 読書やPCスペース

子供だけでなく、おとなが読書をしたり、パソコンを使う時にも使いやすい空間です。

 

  • ミシンやアイロンがけなどの家事スペース

家事スペースとスタディスペースを、共有して使うことができます。

子供の勉強時間と家事の時間がズレる方は、採用してみてください。

 

  • 季節物の飾り棚

長めのカウンターにすれば、飾り棚として使うこともできます。

特にリビングやダイニングにスタディスペースをつける方にはおすすめです。

また、固定電話を置いたり、学校の書類をまとめて置いたりと、勉強道具以外もすっきり整頓できます。

 

将来的に子供が使わなくなったとしても、スタディスペースの用途はたくさんあります。

ぜひ自分のお気に入りの活用方法を探しましょう。

 

スタディスペースというよりは「多目的カウンター」って感じだね♪

 

スタディスペースのデメリット

 

スタディスペースのデメリット

  1. 空間が狭く感じる
  2. 使わない可能性がある
  3. プランニングが難しい

 

デメリット①空間が狭く感じる

スタディスペースを採用すると空間が狭くなります。

スタディスペースは他の空間と共有で作ることが多いため、圧迫感を感じることがあります。

 

特に、スタディスペースを使っているときは椅子に座るため、余計に空間が狭く感じてしまうのです。

 

空間をとにかくすっきりさせたい方は、スタディスペースはキッチン横などの人目につきにくい位置に配置するといいでしょう。

 

出来るだけ圧迫感がない場所に設置したいね!

 

デメリット②使わない可能性がある

スタディスペースは使われない可能性があります。

子供がリビングで勉強したがらないと、ただの物置になってしまう場合が多いです。

 

また、子供が小さい頃は使っていても、大きくなると使わないという意見も多く聞きます。

使わないとカウンター上には物がどんどん増えていき、空間が汚く見えてしまってもったいないです。

 

スタディスペースを採用するときは、子供が自分の部屋以外で勉強をする習慣がついている場合や、これから勉強を始める年齢の子供がいる場合をおすすめします。

 

結局は子どもが使ってくれないと採用した意味が半減するね。笑

 

デメリット③プランニングが難しい

スタディスペースは意外とプランニングが難しいです。

ただ空いている場所にカウンターをつければいいのでは?と、思う方も多いと思いますが、配置には工夫が必要です。

 

なぜなら、スタディスペースは「集中して勉強をするスペース」だからです。

 

スタディスペースは次のポイントに気を付けてプランニングしましょう。

  • 見守る人が勉強する人の背後にならないようにする

子供の勉強している姿を、背後から見守らないようにしましょう。

背後から見ていると、見守りではなく見張りと感じる子供も多いです。

 

すると、スタディスペースで勉強をしたがらなくなってしまいます。

子供から親の位置が何となくわかるような位置に配置することをおすすめします。

 

  • テレビやゲームが正面にくるように配置しない

テレビやゲーム、おもちゃなどが常に視界に入る位置に、スタディスペースを作ることはやめましょう。

 

誰でも誘惑が目の前にあると、負けそうになりますよね。

わざわざ正面にゲームなどを置いて、誘惑をする必要はありません。

 

  • 人が頻繁に通る場所に配置しない

ドアの横などの人が頻繁に通るような場所だと、集中力が下がります。

コミュニケーションを取りやすいけど、人の行き来は少ないところをおすすめします。

 

意外とスタディスペースのプランニングは難しいです。

必ずすべてをクリアしなければならないわけではないですが、できればポイントを意識してみてください。

 

親の目線は届きつつ、子供にとって勉強しやすい場所…難しい!よく考えて!

 

スタディスペースは必要ないと思います

 

私個人の意見ですが、スタディスペースは必要ないと思います。正確に言うと、造り付けのスタディスペースは必要ありません。

 

カウンターなどは施工せず、机を購入してスタディスペースもどきを作ることをおすすめします。

理由を2つ説明します。

 

  • 位置を変えることができる

カウンターをつけてしまうと、位置を変えることができません。

購入した机であれば、位置を変えることができます。

 

例えば、次のような場合にスタディスペースを移動できた方が使い勝手がいいです。

  • 生活してみたらスタディスペースが邪魔になってしまった
  • 子供が勉強しにくい位置に作ってしまった

 

カウンターを造り付けてしまうと我慢して使い続けなければなりません。

もしくは使わなくなってしまうでしょう。

 

しかし、購入した机であれば別の場所へ移動して、使いやすいように改善することが可能です。

 

  • 将来的に子どもの部屋の勉強机として使える

購入した机であれば、子供部屋に運ぶことも可能です。

すると、将来的に子供部屋の勉強机として使うこともできます。

 

中学生~高校生になると、子供はスタディスペースで勉強しなくなる可能性も出てきます。

しかし、造り付けのカウンターの場合、子供部屋用に新たに机を購入しなければなりません。

余分な費用が掛かってしまいます。

 

購入した机であれば、使い慣れているため自分の部屋に持って行っても集中しやすく、自室での勉強の習慣も付きやすいです。

また、勉強机がなくなれば、スタディスペースとして使っていたLDKなどの空間が広くなります。

 

子供にお気に入りの机を選ばせることが、勉強のやる気につながることもあります。

様々な空間で勉強をさせてみて、ベストな位置を決めてみてもいいでしょう。

 

スタディスペースってみんな採用してるの?

 

スタディスペースを採用する人の割合は3割程度です。

 

あまり多くないんだね!

 

採用する方の多くは、幼稚園に通う年齢以下のお子様がいる家庭が多いです。

小学生のお子様がいる家庭では、展示場などを見て子供がスタディスペースを気に入れば採用する家庭が多かったです。

 

中学生以上のお子様がいる家庭になると、スタディスペースを採用することはほとんどありません。

お子様の年齢に合わせて、採用を決める家庭が多い印象でした。

 

中学生くらいになると一人で静かに勉強したいもんね~。

 

子どもを含めた家族全員で検討しましょう

 

リビングで学習すると成績が上がるというデータが発表されてから、一気に人気が上がったスタディスペースです。

しかし、実際の採用率はそこまで高くありません。

 

リビングで勉強している割合はもう少し高いですが、スタディスペースをわざわざ作る方はまだまだ少ないようです。

 

しかし、様々な用途として使えるスタディスペースはたくさんのメリットがあります。

家族全員が長い間使えるようなスタディスペースならば、作っても後悔はしません。

 

スタディスペースで勉強するかどうか、子どもに直接聞いてみてもいいね!

 

ぜひ自分たちの家庭に合った、スタディスペースのカタチを探してみてください。

 

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