- どこにリモコンニッチがあると便利?
- リモコンニッチのメリット・デメリットを知りたい!
注文住宅ではニッチを採用する方は非常に多いです。
ニッチとは壁の厚みを利用して作る飾り棚のことで、壁をくぼませて作ります。
外周や耐力壁などがない壁であれば好きな高さや大きさで作れるため、空間のデザイン性にオリジナリティが出せて人気です。
最近ではリモコンをまとめるための「リモコンニッチ」を採用する方も増えてきました。
ではリモコンニッチのおすすめな場所はどこでしょうか。
メリット・デメリットや採用率などと合わせて解説していきます。
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リモコンニッチのおすすめ配置場所6選
リモコンニッチはLDK内につける方がほとんどです。
では、LDKの中でもどこにつける方が多いのでしょうか。
リモコンニッチおすすめ配置場所6選
- ダイニングの壁
- リビングの壁
- キッチンの横
- 玄関につながる扉の横
- 寝室の枕もとの壁
- 洗面所
おすすめ配置場所①ダイニングの壁
ダイニングの壁に採用する方は多いです。
なぜなら、ダイニングはLDKの真ん中に配置されることが多いため、どこからでもリモコンの操作がしやすいからです。
おすすめ配置場所②リビングの壁
リビングの壁に採用する方もいます。
リビングは家族の誰かしらいる可能性が高いため、ドアホンなどが鳴った時にすぐに対応しやすいです。
おすすめ配置場所③キッチンの横
キッチン横にリモコンニッチを採用する方も多いです。
キッチン横であれば機械的なリモコンが集まっていても、LDKの内装の雰囲気を崩しにくいです。
また、キッチンにいながらお風呂を沸かすことができるなど、家事の効率を考えて採用する方もいます。
おすすめ配置場所④玄関につながる扉の横
玄関につながる扉の横に採用する家庭もいます。
玄関の近くにリモコンニッチを採用することで、ドアホンを受けてからすぐに玄関へ向かうことができるからです。
また、扉のすぐ横に採用することで、リモコンだけでなく照明のスイッチもニッチ内に施工できる点もメリットです。
LDK以外にも、寝室や洗面所にリモコンニッチをつける方もいます。
おすすめ配置場所⑤寝室の枕元の壁
寝室では照明とコンセントをまとめて、枕元にリモコンニッチをつける方が多いです。
ニッチのカウンター部分に眼鏡や携帯を置いておけるため、サイドテーブル的な使い方としても活用することもできます。
おすすめ配置場所⑥洗面所
洗面所には照明のスイッチと浴室換気乾燥暖房機などのリモコンがつきます。
それらをまとめるために洗面所にリモコンニッチを採用する方もいます。
洗濯機横に採用する方はリモコンをニッチの端の方にまとめ、残りの空間を洗剤置き場としてニッチを活用することもおすすめです。
リモコンニッチにはどんなスイッチがまとめられるの?
リモコンスイッチには、どんな種類のリモコンやスイッチがまとめられるのでしょうか。
配線ができて使い勝手さえ悪くなければ、どんなスイッチでもニッチ内に入れることができます。
思いつく限りのリモコンを挙げてみます。
- ドアホン
- 給湯器のリモコン
- エアコンのリモコン
- 照明のスイッチ
- 床暖房のリモコン
- 第1種換気のリモコン
- 太陽光発電システムのリモコン(メーカーによっては卓上タイプです)
- 玄関ドアの施解錠リモコン
- 電動シャッターのリモコン
- 浴室換気乾燥暖房器のリモコン
- コンセント(リモコンではないですが‥)
給湯器や照明などの毎日使う物もあれば、第1種換気のリモコンや太陽光発電システムのリモコンなどはほとんど使うタイミングがありません。
中々使わないリモコンは、廊下やパントリー内などの人目につかない場所にまとめてもいいでしょう。
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そもそもリモコンニッチは必要?
リモコンニッチのメリットとデメリットを確認していきますので、自分にとって必要か考えてみましょう。
リモコンニッチの4つのメリット
リモコンニッチのメリットを4つお伝えします。
リモコンニッチ4つのメリット
- リモコンがまとまるのですっきりとして見える
- ニッチにこだわることでオシャレに見える
- 1か所で操作が完結する
- どこに何のリモコンがあるか覚える必要がない
メリット①リモコンがまとまるのですっきりとして見える
リモコンが1ヵ所にまとまっているとすっきりとして見えます。
また、リモコンは白系が多いので、色のついたクロスの上に取り付けるとかなり目立ってしまいます。
また、ニッチ内に取り付けることで壁面に飛び出さないので、横から見たときもすっきりとします。
その結果、空間が広く感じることもあります。
メリット②ニッチにこだわることでおしゃれに見える
ニッチに工夫を施すことで、空間をおしゃれにすることができます。
ニッチをおしゃれにするアイディア
- ニッチ内のクロスの色・柄を変える
- ニッチの形にこだわってオリジナリティを出す
ただリモコンを壁につけただけでは絶対におしゃれになりません。
メリット③1ヵ所で操作が完結する
リモコンをニッチにまとめることで、1ヵ所に行けば操作が完結します。
あちこちに行かなくていいので家事の時短にもつながります。
例えば、夜に家に帰ってきたときにリモコンニッチがあれば、次の操作を一気に行うことが可能です。
- 照明のスイッチを入れる
- 床暖房のスイッチを入れる
- エアコンのスイッチを入れる
- 電動シャッターを閉める
- 不在時に誰か来ていたかドアホンで確認する
5つのスイッチやリモコンを操作しますが、これらが別々の場所にあったら移動が手間です。
リモコンニッチであれば、その場ですべての操作が完結します。
メリット④どこに何のリモコンがあるか覚える必要がない
リモコンニッチでリモコンを1ヵ所に集約させれば、どこに何のリモコンがあるのかを覚える必要はありません。
ただし、使っているうちに自然と覚えますので、このメリットを感じるのは最初の数ヵ月だけでしょう。
リモコンニッチの4つのデメリット
リモコンニッチにはもちろんデメリットもあります。
リモコンニッチ4つのデメリット
- 費用がかかる
- スイッチが目立つ
- 場所によっては採用できない
- まとめることで不便になることがある
デメリット①費用がかかる
リモコンを取り付けるだけなら標準仕様に含まれていますが、ニッチを作る場合は費用が追加になります。
材料費よりも大工さんの手間なので、金額はハウスメーカーによって差があります。
デメリット②スイッチが目立つ
スイッチをまとめることで、逆にスイッチが目立ってしまう場合もあります。
ただの白いクロスなら壁にスイッチがあっても気になる人はあまりいません。
しかし、リモコンニッチにしてしまうと、来客は必ずそこに目が行きます。
スイッチを目立たせたくないという方は、あえて普通に取り付けるか目につきにくい位置にリモコンニッチを採用しましょう。
デメリット③場所によっては採用することができない
リモコンニッチは場所によっては採用することができません。
リモコンニッチが採用できないケース
- 耐力壁が入っている位置
- 構造上必要な壁がある位置
- 建物の外周
- 薄壁で施工している壁
ハウスメーカーによっては他にも施工できない場所がある可能性も考えられます。
リモコンニッチだけに限らず、ニッチを採用したいと考えている方は早い段階で設計士に相談することをおすすめします。
デメリット④まとめることで不便になる場合もある
リモコンを1ヵ所にまとめることで、逆に不便になってしまう可能性があります。
例をいくつか紹介します。
リモコンニッチがあると不便な例①
照明のスイッチなどを1ヵ所にまとめたケースです。
リモコンニッチが扉の入り口や階段の上り口から遠いと、真っ暗の中リモコンニッチまで歩いて行かなければなりません。
慣れれば平気かもしれませんが、照明をつけるのが大変で不便に感じることがあります。
リモコンニッチがあると不便な例②
インターホンに関する例です。
リモコンニッチをキッチンの方につけておくと、インターホンの使い勝手が不便になる可能性があります。
なぜなら、インターホンが鳴ったらリビングからキッチンに行って対応をし、リビング寄りの玄関へ再度行く必要があるからです。
このように、まとめることで便利になるリモコンもあれば、不便になってしまうリモコンもあります。
生活イメージを膨らまし、自分たちにとって使いやすい位置にリモコンを取り付けましょう。
リモコンニッチの採用率はどれくらい?
リモコンニッチの採用率は、ずばり20%くらいです!
5組のお客さんがいたら1組はつけているかなという印象です。
普通のニッチであれば採用率は上がりますが、リモコンニッチに限定してしまうとそこまで採用率は高くありません。
使いやすい場所を選んでリモコンニッチを採用しよう
リモコンニッチは1ヵ所にリモコンやスイッチを集約できるため、空間をすっきりとさせる効果があります。
また、1ヵ所でまとめて操作ができるため、時短にもつながります。
ただし、リモコンニッチの位置によっては逆に不便になってしまうこともあります。
ニッチ内にまとめるリモコンの種類を検討し、最適な場所にリモコンニッチを採用しましょう。
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