- 注文住宅を建てるときに決めることを知りたい!
- 特に決めるのが大変なことは何?
注文住宅はゼロから家を作り上げていくので、決めることがたくさんあります。
しかも、建物のことを考えればいいだけではなく、土地やローンなど様々な分野について考えなければいけませんので、正直言って大変です。
前もって決めることのリストを見ておくことで、ゆとりを持って色んなことを検討できるようになります。
じっくり冷静に検討できると後悔のない選択をしやすく、満足度の高い注文住宅を建てやすいです。
今回は、注文住宅で決めることをリストでまとめましたので、事前に確認しておきましょう。
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注文住宅で決めることリスト
家づくりのタイミングに合わせて、決めることを分野別でまとめました。
順番は前後することがありますのでご了承ください。
それでは、さっそく確認していきましょう!
家づくり開始~契約
まずは、家づくりを検討し始めてからハウスメーカーと契約するまでに決めることです。
資金・ローンに関すること
資金や住宅ローンに関することでは、以下のような内容を考えて決めていきます。
決めることリスト
- 月々の返済額を決める
- ボーナス返済をするか決める(するなら1回あたりいくら支払うのか)
- 頭金はいくら出すのか決める
- 親からの援助などはあるか確認する
- 総予算を決める
- 総予算から、土地・建物・諸費用の予算を振り分ける
- 借入年数・金利タイプ(変動・固定)を考える
- 1人で組むのか夫婦2人で組むのかを決める
- 事前審査を出す金融機関を決める
予算決めはとても重要なステップなのですが、素人にはなかなか難しいです。
ハウスメーカーからFPを紹介してもらい、ライフプランを作成してもらうのもひとつの手ですね。
▼ハウスメーカーから紹介されたFPは信用できるのか?
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ハウスメーカーから紹介されたFPは信用しても良いの?
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土地に関すること
次に土地に関することです。
土地あり・なしの場合で分けてお伝えします。
土地ありの方の決めることリスト
- 親が複数の土地を持っているときはどこにするか決める
- 親などから貰うときは贈与なのか使用貸借なのか決める
- 井戸や塀、樹木等があるときは残すのか残さないのかを決める
使用貸借とは、無償で土地を借りて使用し契約終了後に返還することです。
しかし、親の土地を使用貸借する場合は返還せず、ほとんどの場合は将来的に相続して自分の土地として名義変更します。
土地なしの方の決めることリスト
- 住むエリアを決める
- 大きさを決める(駐車場は何台か・庭でやりたいことを考える)
- 通勤・通学の距離を決める
- 土地をリストアップしてもらう
- 土地を見に行って夫婦間の意見をすり合わせる(できれば朝昼晩、平日と休日、晴れの日と雨の日)
- 土地を決める(ハウスメーカーなどに配置を作ってもらって検討する)
- 手付金の額を相談する→土地の売買契約
土地を見に行くときは、様々な時間帯に行った方が決めやすいでしょう。
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建物・ハウスメーカーに関すること
建物と・ハウスメーカーについて決めることを紹介します。
間取りの決めることリスト
- 何部屋ほしいか
- どんな空間が欲しいのか
- こだわりポイント(wantとmustで分ける)
性能・構造の決めることリスト
- 構造はなにか(木造なら軸組or2×4、鉄骨なら軸組orユニット等)
- 断熱材はなにか(グラスウールなどの種類、内・外断熱などの施工方法)
- サッシの断熱性能(ガラスの枚数、サッシはアルミor樹脂、ガスは充填しているか等)
- 換気や空調の方法(換気は1種or3種、全館空調や暖炉は採用するかなど)
ハウスメーカーに関する決めることリスト
- どこのハウスメーカーを見に行くか絞り込む
- 打合せをして間取りや仕様、スケジュールを決める
- 建築を任せるハウスメーカーを決定する
- 手付金の額を決める→信頼できるハウスメーカーと契約
契約前は建物とハウスメーカーに関することのボリュームが1番大きいです。
契約後~着工前
契約後から着工前は建物の詳細について打合せしていきますが、その他にも決めるべきことはたくさんあります。
建物に関すること
建物について打合せする内容をまとめます。
間取りの決めることリスト
- 空間の大きさ
- 部屋の配置
- 窓の大きさや種類
- 収納の種類(クローゼット・物入れ・押し入れ・玄関収納等)
- 棚の高さ
- 扉の種類や開く方向
- 造作家具やカウンター
- 下地の入れる位置(壁掛けTVや収納裏など)
配置の決めることリスト
- 土地に対する建物の位置
- 土地に対する建物の高さ
- 排水経路や水道の引き込み位置
- 外水栓の位置
- 駐車場や庭の使い方
外装の決めることリスト
- 外壁の種類・色
- 屋根の種類・色
- 玄関ドアの性能やデザイン
- 屋外側のサッシの色
- 破風・軒天の種類や色
- 雨どい・水受けの種類や色
- シャッターの有無や性能(手動or電動等)
- インターホンの位置や性能
- 外水栓の種類
- テレビアンテナの位置や種類(壁付けにするかなど)
- 屋外物干しの位置や種類(天井付or壁付けなど)
- 太陽光発電システムの有無(採用するならメーカーや容量)
電気配線の決めることリスト
- 照明の位置や種類(引掛けor埋め込み等)
- 通常のコンセントの位置や口数
- TVコンセントの位置や数
- 屋外コンセントの位置や数
- テレビ周りの配線計画
- ネットの引き込み位置
- BS・CSの有無
- ケーブルTVの契約の有無
水回りの住宅設備の決めることリスト
- キッチン本体の色・設備・仕様
- カップボードの色と収納の種類
- トイレの色や仕様
- 洗面台の色や仕様
- ユニットバスの色や仕様
- 給湯機の種類(電気orガス等)
建材の決めることリスト
- 床の色や種類(フローリング・無垢材・タイル・クッションフロア等)
- ドアや収納扉の色やデザイン
- 巾木・廻り縁・笠木の色(廻り縁は無しも可)
- 窓枠・サッシの内観色
- カウンターや収納棚の色
- 階段や手すりの色
- 【和室のみ】畳の色や種類(い草or樹脂など)
- 【和室のみ】襖や床の間の仕様
内装材・インテリアの決めることリスト
- クロスのデザインや貼り分け(アクセントクロス等)
- タイルの施工場所とデザイン
- 照明のデザインや明るさ
- カーテンのデザインや機能性
- 施主支給品の有無
外構の決めることリスト
- 全体の配置(駐車場・アプローチ・庭など)
- 塀やフェンスのデザインや範囲
- 門柱のデザインや機能性(ポスト・宅配ボックス・インターホンの有無)
- アプローチのデザイン
- 駐車場の仕様(カーポート・ガレージ・コンクリート敷きなど)
- 庭の仕様(人工芝・天然芝・砕石など)
- 建物周りの仕様(砕石・コンクリートなど)
- 樹木の有無や位置
- 外灯の有無や位置
- 家庭菜園の有無や位置
かなりのボリュームがありますが、設計士やインテリアコーディネーターからの提案もありますので、そこまで気負わなくても大丈夫です。
外内装はメインの色やデザインが決まってしまえば、周辺の色も合わせて決まることがほとんどなので、「思っているより早く終わった!」という印象のお客様も多かったですよ。
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資金・ローンに関すること
着工前に資金についてもしっかり確定させていきましょう。
決めることリスト
- 総予算の確定
- 借入額の確定
- 本申し込みをする金融機関を決める
その他
建物やローンのこと以外にも細々と決めることはあります。
決めることリスト
- 地鎮祭をやるか決める
- 地鎮祭をやる場合はどの神主さんにお願いするか決める
- 着工前に近隣へ挨拶に行くか決める
- 挨拶へ行く場合は手土産を用意するか決める
着工~引き渡し
着工すると段々やることは減ってきますが、引き渡しに向けてダンドリよく決めていくことが大切です。
建物に関すること
建物に関してはやることがほとんどありません。
決めることリスト
- 照明・カーテン・外構などの残打合せ(着工前に終わらなかった場合)
- 内覧会をやるかやらないか(ハウスメーカーにお願いされた場合)
現場に関すること
着工したら現場のことも意識しなければなりません。
決めることリスト
- 現場への差し入れは何を持って行くのかを決める(持って行かなくてもOK!)
- 上棟式を行うのかを決める
- 上棟日の大工さんへのお礼を考える(昼食・手土産など)
引き渡し・引越しに関すること
スムーズに入居できるように決めていきましょう。
決めることリスト
- 引き渡し日と時間を決める
- アパートの解約日を決める
- 引越し日と時間を決める
- 引渡しのときに営業マン等にお礼をするのかを決める
- ネット・ガスの立会日を決める(該当する場合のみ)
その他
その他にも大切なことがありますので決めていきましょう。
決めることリスト
- 購入する家具家電を決める
- どこの火災保険に入るのか決める
- 入居後の近隣挨拶の手土産を考える
特に決めるのが難しい・悩ましいポイントBEST5
今回紹介したつの決めることの中から、特に決めるのが難しかったり悩ましいポイントを5つだけ厳選しました!
第5位 水回りの住宅設備を決める
契約後の建物の打合せの中でも水回りの設備について悩まれる方は非常に多いです。
特にキッチンはたくさんの設備があるので決めるのが大変です。
キッチンの決めることリスト
- メーカー
- スタイル(I型・L型・アイランドなど)
- 扉や取手の色やデザイン(本体とカップボード)
- コンロの種類とグレード(IHorガスなど)
- シンクやワークトップの色・素材
- 食洗機の有無やグレード(浅型・深型など)
- レンジフードの色やグレード
- 水栓や浄水器の種類
- カップボードの大きさや種類
- コンセントの有無
他の設備もそれぞれに決めることが多いです。
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第4位 土地を決める
たくさんの土地の中から気に入った土地を見つけることも大変です。
中には何年もかけて土地を探している人もいます。
要望を100%満たしている土地を探すことは、ほぼ不可能です。
建物であれば何もない状態から作り上げていくので、予算が許す限りで100%に近づけることができます。
しかし、土地はすでにある物なのでそうはいきません。
何年も土地を探していては建築意欲も下がってきてしまいますので、「要望の70%を満たしている土地が見つかれば決める!」くらいの気持ちでいることをおすすめします。
第3位 総予算を決める
予算決めに頭を悩ませる人もいます。
あらかじめ夫婦で予算を決めていても、その予算通りに家づくりが進む人はほとんどいません。
結果的には予算が上がってしまうことがほとんどです。
「希望する家には近づくが、本当に支払いができるのか‥。」と悩んでしまう方はたくさんいます。
予算が上がることは必ずしも悪いことではありませんが、返済が大変で生活が苦しくなるほど予算を上げてはいけません。
第2位 間取りを確定させる
間取りを考えることは本当に難しいですよね。
たくさんある建物に関する打合せの中で、間取りの確定に時間をかける方が1番多いです。
間取りによって生活の充実度が大きく変わりますので、悩んだときはプロの力を頼りましょう。
経験豊富な営業マンや設計士であれば、生活スタイルなどをヒアリングしてお客様に合った間取りを提案してくれるはずです。
そして、大切なのは妥協はなるべくしないことです。
妥協して決めた間取りは住んでから後悔しやすいです。
しかし、後悔しても間取りは簡単に直せません。
第1位 建築を任せるハウスメーカーを決定する
1位はハウスメーカー決めでした。
恐らく注文住宅を建てるほとんどの方が、頭を悩ませているのではないでしょうか。
お願いするハウスメーカーによって、建物も金額も住んでからの快適さも全て違いますので難しいですよね。
また、2社以上で検討していると夫婦で意見が分かれてしまうこともあります。
そんなときは熱くならずに、各社のメリット・デメリットを挙げて冷静に判断してください。
本当に決められないときは営業マンの人柄や会社への信頼度で判断すると後悔しにくいと思います。
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全体の流れを把握して、冷静かつ楽しく家づくりを進めよう!
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決めることをリスト化したら、全部で112個もあることがわかりました。
自分でもびっくりです‥。
さらにメーカーや建てる家によってはもっと決めることがあるはずです。
ただし、全体の流れが分かっていれば頭を整理させながら、家づくりを進めることができます!
また、決めることがわかっていれば、予算オーバーにもなりにくいです。
たくさん決めることがあり、時には嫌になることもあると思います。
そんな時は、マイホームでの楽しい生活を思い浮かべてください。
冷静かつ楽しく、そして無理せず家づくりを進めて、理想のマイホームを立てましょう。