- 引き渡し日に引越しもできる?
- 具体的なスケジュールが知りたい!
マイホーム完成が近づいてくると、決めなければならないのが引き渡しと引越しの日程です。
- 引き渡し:住宅会社から建物を引き渡される日
- 引越し:家具・家電などを運び入れて住める状態にする日
一般的に引き渡しと引越しは別日に行うことが多いです。
でも、引き渡しと引越しが同日にできてしまえば効率が良いですよね?
今回は、引き渡し日に引っ越しをする方法をお伝えします。
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引き渡し日に引っ越しはハードだけど可能
結論から言うと、引き渡し日に引っ越しをすることは可能です。
ただし、スケジュールはキツキツですし、体力的にもかなりハードな1日になるでしょう。
また、引き渡しと引っ越しを同日に行うには、ある程度の条件がそろっている必要があります。
条件とは以下のようなものです。
- 新居と旧居の移動距離が1時間以内
- 引き渡しの時間をある程度指定できる
- 引越しは業者にお願いできる
- 子供を両親などに預けられる
- 旧居の荷造りが完全に終わっている
- 旧居の退去日は別日でもいい
条件をクリアできそうなら、引き渡し日に引越しはできるでしょう。
ただし、以下のものは今回の引越しに含まれていません。
- 不用品の処分(旧居の家具・家電など)
- 旧居の退去手続き(ガス屋・不動産屋などの立ち合い)
- 完璧な荷ほどき
ただし、引っ越し業者の時間が正確に指定できる場合や新居と旧居の距離がかなり近い場合は、すべて完了できる可能性もあります。
次項の流れを元に可能なのかチェックしてみてください。
引き渡し日に引っ越すならこんな流れ
では、当日の具体的なスケジュールを確認していきましょう。
ポイントは夫婦でバラバラの動きをすることです。
時間 | 妻の動き | 夫の動き |
8:00~9:00 | ①旧居のチェック、新居へ移動 | |
9:00~10:00 | ②新居で引き渡しを受ける | |
10:00~11:00 | ③旧居へ戻る、昼食 | ④子供を両親に預ける |
11:00~12:00 | ⑤引越し業者の対応(荷積み) ⑥旧居の掃除 |
⑦新居の掃除、昼食 |
12:00~13:00 | ⑧大物家具・家電の受け取り
⑨ガス・浄化槽・ネットの |
|
13:00~14:00 | ||
14:00~15:00 | ⑩新居へ戻る | ⑪引越し業者の対応 (荷降ろし) |
15:00~16:00 | ⑫生活に必要最低限の物の荷ほどき | |
16:00~17:00 | ||
17:00~18:00 | ⑬近隣あいさつ
⑭子供の迎え |
移動時間等は自分達に合わせて調整してください。
引渡しの所要時間も営業マンに確認して、スケジュールを組むといいでしょう。
引っ越し業者は昼の便を想定しています。
しかし、朝の便以外は引越し業者の到着時間が前後するため、当日の連絡を待ちながら動く必要があります。
では、各項目の注意点などを詳しく見ていきましょう。
①旧居のチェック、新居へ移動【夫婦】
朝起きたら、荷造りがきちんとできているかを再度チェックしましょう。
冷蔵庫や洗濯機は前日から電源を落とし、水を抜いておいてください。
車に積み込める荷物があるなら持って行った方が時間短縮につながります。
②新居で引き渡しを受ける【夫婦】
なるべく早めの時間から引き渡しを始めてもらいましょう。
9時より前でも対応してもらえそうなら、より時間のゆとりが生まれます。
営業時代の最速の引き渡しは8時半だった気がします。
スタッフの都合もありますので、無理なお願いは避けましょう。
当日引越しをしたいという旨を伝えておけば、ササっと引き渡しを終わらせてくれるでしょう。
設備の使い方の説明などは、施主検査のときに聞いておけば当日の時間短縮につながります。
ただし、引き渡しは今まで家づくりを共にしてきたスタッフの方が集まる貴重な場です。
時間短縮ばかりに気を取られずに、ゆっくりと感謝の気持ちを伝える時間は取りましょう。
③旧居へ戻る、昼食【妻】
引渡しが終わったら、奥様は旧居へ戻って引越し業者を待ちましょう。
昼食は旧居へもどる途中にコンビニなどで購入し、ササっと済ませてしまうことをおすすめします。
④子供を両親に預ける【夫】
引渡しが終わったら子供を両親に預けに行ってください。
両親にも引き渡しに来てもらえれば、預けに行く手間も省けます。
引渡しは夫婦だけで参加するなら、旧居へ行く前に子供を預けてもいいでしょう。
また、実家が遠くて預けられない方は、平日の幼稚園・保育園の日に引き渡しと引越しをしてもいいでしょう。
会社は休まなければなりませんが、子供がいてはスムーズに引っ越せません。
⑤引越し業者の対応(荷積み)【妻】
引越し業者から荷積みに来るとの連絡が来たら、荷物の最終チェックをして待ちましょう。
段ボールから積み込みを開始することが多いので、荷積みしやすいところにまとめて置くとスムーズに作業できます。
トラックが近隣住民の邪魔になるようなら、事前に声掛けすることをおすすめします。
引越し業者さんが1~2時間ほどで荷積みを完了させます。
引っ越し業者が荷積みをして旧居を出たら、奥様に連絡してあげましょう。
新居で荷物を迎え入れる準備ができます。
⑥旧居の掃除【妻】
引っ越し業者が新居へ出発したら、旧居の掃除をしておきましょう。
時間がなければ、退去の日に行っても大丈夫です。
逆に、引越しの荷物が少なくて荷積みが早く終わりそうな場合は、ガスの立ち合いや不用品の回収の依頼をしておいてもいいでしょう。
ただし、引っ越し業者の時間が読めないので、あまりおすすめはしません。
別日にガスの立ち合いや不用品の処分を行い、不動産屋との退去立ち合いをした方がスムーズに進むでしょう。
⑦新居の掃除、昼食【夫】
子供を預けた帰りにコンビニなどで昼食を購入して済ませましょう。
そして、引っ越し業者が来るまで新居の掃除をして待ちましょう。
特に大物の家具・家電は1度置いたら中々掃除ができないので、しっかり掃除しておいてください。
掃除用具は必ず旧居から持ってくることを忘れてはいけませんよ!
⑧大物家具・家電の受け取り【夫】
大物家具・家電の受け取りを行いましょう。
購入時にネットや店舗で時間指定ができますので、引っ越し業者が来る前の時間帯を見計らって依頼しましょう。
家具屋やネットでの注文の場合、配送業者は設置場所まで搬入してくれないこともあります。
そのため、ご主人が受け取りをした方がいいでしょう。
⑨ガス・浄化槽・ネットの立ち合い【夫】
新居でガス・浄化槽・ネットなどの立ち合いが必要な場合は、事前に依頼をしておきましょう。
ガスや浄化槽はハウスメーカーが手続きをしてくれたり、日程を段取ってくれる場合もありますので日時を指定してください。
こちらは契約関係が多いので、契約者(今回の場合は夫)が新居にいる方が好ましいでしょう。
特に大きな荷物を持って作業することはないので、時間帯が引っ越し業者の荷降ろしと被ってしまっても問題ありません。
⑩新居へ戻る【妻】
旧居での作業が終わったら、新居へ戻りましょう。
飲み物や小腹を満たせるものを買って行って、新居についたらご主人と小休憩を取ってください。
ずっと動き続けると、体力が持ちませんからね。
⑪引越し業者の対応(荷降ろし)【夫】
引っ越し業者が新居へ到着したら、対応をしましょう。
特に手伝う必要はありませんが、どこに何を置くかの指示を出しましょう。
段ボールに置く場所を記載しておくことをおすすめします。
⑫生活に必要最低限の物の荷ほどき【夫婦】
家具・家電の受け取りをしながら、生活に必要最低限の物の荷ほどきを行っておきましょう。
当日荷ほどきをすべき段ボールには、あらかじめ印をつけておくとわかりやすいのでおすすめです。
最後の頑張り時なので、短い時間ですが集中して荷ほどきを進めましょう。
⑬近隣あいさつ【夫婦】
夕方になると近隣住民が在宅していることが多いので、あいさつに行きましょう。
手土産を持って行くことをおすすめします。
土日であれば日中でも在宅している方が多いので、引き渡し後の午前中に行ってもいいでしょう。
スケジュール組みのときにベストなタイミングを決めてください。
⑭子供の迎え【夫婦】
ひと段落ついたら子供を迎えに行きましょう。
両親に子供を連れて来てもらって、新居を案内してもいいですね。
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引き渡し日に引っ越す人の割合は?
引き渡し日に引っ越す人の割合は、全体の30%くらいだと思います。
あくまで私の感覚値です。
半数以上の人は引き渡し日に一部の荷物だけを運んだりはしますが、引越しを完了させるまではしないです。
別日に引越しをする方が多いでしょう。
別日に引っ越しをする人の意見
- スケジュール的に難しいから
- 朝から丸々1日かけて引っ越しをしたいから
- 徐々に時間をかけて引っ越しをする予定だから
- 引き渡し日は日柄が良くなかったから
引き渡しと引越しを一気にやった方が楽だと考える方もいれば、別日にやった方が良いと感じる方もいますよね。
毎週まとまった時間が取れるなら、1日に詰め込む必要はないかもしれませんね。
引き渡しと引越しを同日にやるならスケジュール組みを綿密に
今回の記事を読んだら、引き渡しと引越しを同日にやるのはかなりハードということがわかっていただけたと思います。
最後に事前に準備することと当日の注意点を再度まとめます。
事前に準備すること
- 当日のスケジュールを決める
- 引き渡しを早めの時間にしてもらう
- 引き渡しの所要時間を確認しておく
- 引っ越し業者に時間帯を指定する
- その他の立ち合いが必要なら依頼しておく
- 親に子供を預ける段取りをする
- 旧居の荷物をまとめて置く
- 家具・家電の配達日時を指定する
- 近隣あいさつ用の手土産を用意する
- 新居・旧居にそれぞれ掃除道具を準備しておく
注意点やポイント
- 無理はせず、適度に休憩を取る
- 夫婦で頻繁に連絡を取って状況を把握する
- 引っ越し業者の時間に合わせて臨機応変に対応する
- 段ボールには置く場所と荷ほどきの優先順位を書いておく
- 家具・家電の細かい設置場所を決めておく
効率的に引き渡しと引っ越しを行って、スムーズにマイホームへ入居しましょう。