こんにちは!
注文住宅業界歴6年、きのぴーです。
マイホームが着工すると現場の様子が気になり、頻繁に足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。
現場には毎日、大工さんや様々な職人さんが作業してくれます。
そんな大工さんたちに感謝を伝える方法が差し入れです。
しかし、差し入れについてたくさんの疑問を持っている方も多いです。
- 差し入れをして迷惑じゃない?
- 差し入れって何を持って行けばいいの?
- どのタイミングで差し入れすればいいの?
今回は大工さんに喜ばれる差し入れや、差し入れのタイミングや頻度についてお伝えします。
これから現場が始まる施主の方は、差し入れを利用して大工さんとの仲を深めていきましょう。
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大工さんへの差し入れって絶対すべき?
大工さんへの差し入れは絶対すべきというわけではありません。
しかし、たまに差し入れを持って行くと喜ばれるとは思います。
差し入れがあってもなくても、大工さんがその家に対する思いが変わることはありません。
とはいえ、現場に行ったときに感謝の気持ちを込めて簡単な差し入れをするといいでしょう。
喜ばれるモノランキングBEST5【夏・冬】
では、どのような差し入れが喜ばれるでしょうか。
夏と冬に分けてランキング形式でお伝えします。
夏に差し入れすると喜ばれるモノランキングBEST5
第5位 アイス
暑い夏にアイスの差し入れは喜ばれます。
しかし、アイスを差し入れするときはタイミングに注意しましょう。
なぜなら、アイスはすぐに食べないと溶けてしまうからです。
アイスを差し入れされると、大工さんは忙しいタイミングでも作業を止めて食べなければいけません。
できれば、休憩時間内に差し入れするようにしましょう。
第4位 お酒
家に帰ってから飲むことができるお酒も喜ばれます。
ただし、お酒を飲まない職人さんもいるので、栄養ドリンクなども一緒に購入し、好きなものを選んでもらってもいいでしょう。
ちょっとしたおつまみも一緒に差し入れすると、より喜んでくれると思います。
第3位 お菓子
定番のお菓子も喜ばれます。
お菓子を差し入れするときのポイントは3つです。
- 常温で保管ができるもの
- 小分けになっているもの
- 手が汚れにくいもの
夏場は高温になるので、チョコなどの溶けるものなどは避けましょう。
また、一気に食べるわけではないので、小分けになっているお菓子の方がいいです。持ち帰りもしやすいため喜ばれます。
夏場はさらっと食べられるゼリーなどがおすすめです。
第2位 暑さ対策品
暑い夏には、暑さや熱中症対策ができる差し入れも喜ばれます。
食べ物であれば塩分が補給できる飴や飲み物などがいいでしょう。
食べ物以外であれば、濡らすと冷たくなるタオルなどもおすすめです。
ただし、あまり高価なものだと大工さんも受け取りにくいので、手ごろな価格の物がいいでしょう。
第1位 冷たい飲み物
1位は冷たい飲み物です。
暑い夏に現場に入る大工さんは、1日に何リットルもの水分を飲みます。
そのため、冷たい飲み物は必ず喜ばれるでしょう。
できればペットボトルなどの蓋付きの飲み物が好ましいです。
また、休憩時間外に差し入れする方は、凍った飲み物を渡すと休憩時間に飲み頃になるため喜ばれるでしょう。
飲み物を買うときはお茶やコーヒー、炭酸飲料など様々な種類を選んだ方が、大工さんの好みに合った飲み物を渡すことができます。
冬に差し入れすると喜ばれるモノランキングBEST5
第5位 お酒
夏場と同様に冬場にもお酒がランクインしました。
季節問わずに飲む方が多いお酒は、1年を通して喜ばれる差し入れでしょう。
注意点は夏場と同じく、お酒を飲まない方への配慮を忘れずに行うことです。
第4位 ホットスナック
寒い冬にはコンビニのホットスナックを差し入れすることもおすすめします。特に肉まんなどは喜ばれるでしょう。
ただし、夏場のアイスと同じく、差し入れしたらすぐに食べた方がいいため、タイミングによっては迷惑をかけてしまうこともあります。
なるべく休憩が始まる頃に持って行くようにしましょう。
第3位 寒さ対策品
寒さをしのぐためのグッズもおすすめです。
カイロなどのアイテムは、貰った日に必ず使わなくてもいいので、大工さんとしても気兼ねなく受け取れるアイテムでしょう。
また、施主さんの中にはお湯の入ったポットとスティックタイプのコーヒー・紅茶持って行き、ドリンクバースタイルにしたという方もいました。
コンビニなどで購入した飲み物はすぐ冷めてしまいますが、この方法ならいつでも暖かいドリンクを飲むことができます。
ただし、手間になりますので、購入したものを差し入れるだけで十分でしょう。
第2位 お菓子
お菓子も1年を通して喜ばれる差し入れです。
冬場は保管が楽になるため、チョコなどの差し入れでも大丈夫でしょう。
夏場と同じく、小分けになっていてサッとつまみやすいお菓子がおすすめです。
第1位 暖かい飲み物
冬場も1位は飲み物でした。
ただし、冷たい飲み物よりも、暖かい飲み物や常温の飲み物が喜ばれるでしょう。
暖かい飲み物を購入したときは、保温バッグや発泡スチロールの箱に入れておくと温度を保ちやすいです。
また、冷めてしまっても飲めるものを選ぶといいでしょう。
休憩時間外に差し入れをするときはぜひ参考にしてみてください。
差し入れを持っていくベストタイミングについて
差し入れを持っていく日はいつが良い?
差し入れをする日は、基本的にいつでも大丈夫です。
着工した日でもいいですし、上棟した日でもいいですし、暇な日でも構いません。
ただし、差し入れする日によって大工さん以外の業者さんが入っていることもあります。
上棟後の大工工事のタイミングでは、大工さんの他に外壁屋さんや設備屋さんなどが一気に入る日もあります。
差し入れの量が少ない日に限って職人さんがたくさんいることもありますので、不安な方は事前に営業や現場監督に確認してみるといいでしょう。
「明日、現場には何人くらい職人さんがいますか?」と聞けば教えてくれると思います。
差し入れを持っていく時間は何時が良い?
また、何時に持って行けばいいのか疑問に持たれている方も多いと思います。
基本的に何時に持って行っても大丈夫ですが、次のような場合は職人さんの休憩時間に行きましょう。
- 職人さんと話をしたい
- すぐに食べてもらわなければならない物を差し入れる
- 建築現場の中に入ってゆっくり見たい
職人さんの作業中では邪魔になってしまいますので、なるべく休憩時間に差し入れすることが好ましいです。
ちなみに、一般的な休憩時間は以下の通りです。
- 10時から30分間
- 12時から1時間
- 15時から30分間
休憩の後半は仮眠を取る職人さんもいますので、休憩になったばかりの10時・12時・15時頃をおすすめします。
差し入れをするだけであれば、「差し入れ置いておきます」と一声かけるだけですので、時間を気にせず持って行っても大丈夫です。
大工さんがいるタイミングはいつ?お休みはある?
最後に、大工さんがいるタイミングについてです。
せっかく現場に行っても、大工さんがいなくて差し入れができなかったという話も聞きます。
そのようなことがないように、事前に知識をつけておきましょう。
基本的に、着工後は現場内に様々な業者さんが出入りします。
中でも大工さんがいる期間は、上棟してから1~2ヵ月間です。
上棟してしまえば建物の中での作業ですので、雨の日でも大工さんはいます。
8~17時の間は現場に職人さんがいる確率が高いです。
ただし、基礎・外壁・屋根などの工事の業者さんは、雨の日は現場に行かないことが多いでしょう。
また、大工さんにもお休みはあります。
住宅メーカーによっても異なりますが、基本的には日曜日が休みのことが多いです。
その他にも、GWやお盆、年末年始は現場に入らない大工さんも多いと思います。
事前に工事監督にスケジュールを聞いておくことをおすすめします。
差し入れをもっていく頻度はどれくらいが良い?
差し入れの頻度についても迷われるかと思いますが、特に何日に1回がいいというおすすめはありません。
ただし、それでは疑問は解決しないと思いますので、目安をお伝えします。
- 現場から家が近い方:1週間に1回くらい
- 現場から家が遠い方:1ヵ月に1回くらい
あくまで目安ですが、上記の頻度で現場に来る方が多いような気がします。
もちろん着工から完成まで1回しか来ない方、1度も来ない方もいますが、だからと言って大工さんの仕事ぶりが下がることはありません。
また、現場に行く度に毎回差し入れを持って行く必要はないです。
週に1回現場に行っていても、差し入れをするのは2回に1回でも十分だと思います。
逆に毎日現場に行って差し入れをし、長時間大工さんと話すことはやめましょう。
毎日では大工さんも気を使いますし、作業に遅れが出てしまう可能性もあります。
休憩時間に行ったとしても、大工さんの休息時間を削ることになりますので迷惑です。
大工さんとコミュニケーションを取ることも大切ですが、大工さんに最高のコンディションで仕事をしてもらうことはもっと大切です。
過剰な差し入れは困らせてしまいますのでやめましょう。
差し入れの量はどれくらいが良い?
差し入れの量についても解説します。
こちらも特にベストアンサーはないですが、おすすめをお伝えしますので現場の状況などを見て判断してください。
飲み物の場合
まず、ペットボトルの飲み物などの1人に対して1つ渡すような差し入れです。
このようなものは、差し入れする日に現場にいる職人さん全員に行きわたるように購入していきましょう。
大工さんには渡して、外壁職人さんに渡さないのでは失礼です。
しかし、その日に現場に入っている方の人数が把握できないと思います。
そのようなときは、1度現場に行き現場の人数を確認してから、近くのコンビニなどで購入してもいいでしょう。
現場監督に事前に人数を確認する方法もありますが、何度も聞いていると監督にも迷惑をかけてしまいます。
お菓子の場合
また、お菓子などのみんなで食べてほしい差し入れは、小分けになったお菓子を1~2袋買っていけば十分でしょう。
例えば、コンビニやスーパーで売っている、数百円のせんべいやチョコの詰め合わせなどがおすすめです。
食べやすさや手軽さを重視して選びましょう。
建築中には様々な職人さんが現場に入りますので、少し多めに購入しても大丈夫です。
また、お菓子は毎回差し入れるのではなく、食べきってくれたタイミングで差し入れましょう。
差し入れって迷惑じゃない?
差し入れをして迷惑になることはありません。
中には、「好きじゃない食べ物を渡してしまったら迷惑なのでは?」「作業途中に声をかけたら迷惑では?」など、不安に思う方もいると思いますが、気にしなくて大丈夫です。
なぜなら、言い方は悪いですが、大工さんは差し入れされることに慣れているからです。
また、差し入れされないことにもなれています。
そのため、大工さんは差し入れがなくても何も思わないですし、差し入れしてくれればありがたいなと感じます。
例え、大工さんの嫌いなものだとしても、現場には多くの職人さんが入りますので、誰かしらが食べてくれます。
また、作業中に声をかけても、大工さんは迷惑だと感じることはありません。
毎日何時間も話されては、作業が滞りますので迷惑になることもあります。
しかし、差し入れをして感謝の気持ちを伝え、現場の状況を聞いたりするくらいであれば、何も問題ありません。
大工さんも喜んで話をしてくれると思います。
むしろ、何も言わずに現場にいる施主の方がイメージが悪いです。
作業中は話しかけづらいタイミングもあると思いますが、思い切って大工さんに話しかけてみてください。
あまり難しく考えず、差し入れを持って感謝の気持ちを伝えに行こう
大工さんへの差し入れについては、様々な疑問や不安があるとは思いますがそこまで神経質になる必要はありません。
自分が現場に行きたいタイミングで、ちょっとした飲み物とお菓子があれば十分です。
また、営業や工事監督と現場の立ち合いがあるときに差し入れを持って行けば、大工さんへの声掛けもスムーズに行うことができます。
施主に負担がなく、大工さんにも気を使わせない程度の適度な差し入れをするように心がけましょう。