こんにちは!きのぴーです。
理想的な間取りの建物を建てるのに欠かせないのは、車と庭の配置場所です。
車を停めておく場所の配置面積と庭の配置面積を同時に考えないと、理想的な間取りの建物を配置することは非常に難しいでしょう。
とはいえ、車と庭の配置面積を適当に考えるのはNGです。
車と庭の配置面積のバランスが取れてこそ、初めて建物の配置に着手することができます。
それでは、土地に対する車・庭・建物を美しく配置するコツについてご説明しましょう。
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車・庭・建物を美しく配置するにあたって気を付けたいこと
車・庭・建物の3種類を美しく配置するのは、簡単そうに見えてかなり難しいと言えるでしょう。
建物の配置を先に決めてしまうと限られた面積の中で車や庭の配置を決めなければなりませんし、3種類を同時進行で進めていくと混乱することになりかねません。
おかしな配置が理想的な建物の間取りを遠ざけてしまうので、ここは先に車と庭の配置を先に決めてしまいましょう!
車と庭を先に配置してしまうと、建物の配置がおかしなことにならないか不安に感じる人もいるかもしれません。
しかし、先に車と庭を配置してしまえば、後に残った面積内で自由に建物の間取りを決めることができます。
先に建物を優先して配置してしまうと車や庭の十分な広さを確保できなくなる可能性があるので、できる限り理想的な間取りにするためにも、まずは車と庭の配置から考えていきましょう。
車を配置するコツ
車を配置するにあたって忘れてはならないのが、限られた土地の中でどのように車を停めておくのかどうかです。
土地が広い場合ならビルトインガレージを設置しても良いでしょうし、多少なりとも余裕を持って車を配置できるでしょう。
しかし、狭い土地で車を配置する場合、道路に面する場所に配置しなければなりません。
そうしないと後々建物の配置を決める時に邪魔になりかねませんし、何より車をスムーズに出し入れすることが難しくなります。
まず第一に考えたいのは、車を駐車する時の状況を想定することです。
車を駐車する方法として、『直角駐車』『縦列駐車』『並列駐車』の3種類があります。
主に利用するのは直角駐車と縦列駐車ですが、それぞれの駐車方法を選ぶ時は、その方法に応じてスムーズに駐車できるように必要な面積を確保しなければなりません。
もちろん土地が狭い場合は道路に車がはみ出さないように注意しなければなりません。
なんとか駐車できる面積だとしても玄関ドアを塞いでしまったり、玄関ポーチにぶつかってしまう程度の面積は理想的ではないでしょう。
玄関ドアが車に接触してしまうようだともはや玄関として成立しませんし、駐車するたびに玄関ポーチとタイヤが接触するようだとタイヤが傷つきやすくなってしまいます。
理想的な駐車スペースを確保するためには、最低でも『玄関ポーチにぶつからない』『玄関ドアが車に接触しない』『十分な駐車スペースを確保する』、これらの3つを念頭に置いて決めることが大切です。
例えば軽自動車の駐車スペースを配置する場合、軽自動車の全長3.4m×全幅1.48mに対し、直角駐車なら全長4m×全幅2.1mを確保する必要性があります。
縦列駐車の場合、全長6m×全幅2.1mの駐車スペースを確保しなければなりません。
車の大きさによって多少の誤差がありますが、車を十分な広さの駐車スペースに確保するためには以上のような広さを確保することになります。
また、全長と全幅だけでなく、電柱や塀などの障害物にぶつからないように駐車する時のイメージも大切です。
いくら十分な駐車スペースを確保できていても、障害物にぶつかって車に傷をつけるような駐車スペースでは意味がありませんよね。
さらに、南向きのリビングに対して車を配置したり、強制的にカニのような歩き方をさせられるようなスペースを作らないように注意しましょう。
せっかくの大事な車に傷をつけないようにしたり、リビングからの眺めを台無しにしないように注意してくださいね。
庭を配置するコツ
庭を配置する時に何よりも覚えておきたいのは、庭は建物の内部に光と風を呼び込む空き地だということです。
日中は十分な光が差し込む陽気な空間になり、風通しが良い穏やかな時間が過ごせる空間が欲しいと多くの人が考えますよね。
そのためにはできる限り庭を広く配置する必要性がありますが、光と風を呼び込むために無理に南側に庭を配置しようとしても失敗してしまうこともあるので注意しましょう。
庭を設置するにあたって「家庭菜園を始めたい」「DIYをする場所として利用したい」といった使い方を想像するかもしれません。
しかし、最初からそれらの目的のために庭を配置することでも失敗する可能性があります。
あくまで建物内に光と風を呼び込むために必要なスペースだということを忘れないようにしましょう。
庭を設置する時のコツは、『開けた場所に向けて配置すること』『土地の形状によっては眺望も気にすること』です。
もし道路が北側にあった場合、オープンスペースだからといって北側に庭を配置してしまうと南側にある建物の陰になってしまい、暗くなります。
北側がオープンスペースであっても、建物の陰にならないように南側に庭を配置しましょう。
また、中には眺望を気にする人もいますよね。
特に傾斜地に家を建てた場合は、向きに関係なく谷側に庭を配置することで眺望を楽しむことができるでしょう。
建物を配置するコツ
車と庭を配置したところで、最後に建物を配置していきます。
車の配置が決まったことで庭の配置に困る要因は減りましたが、建物を配置する時のコツは、何よりも車と庭を優先して配置することです。
つまり、『車と庭が南側に配置してある場合は北側』に、『道路が北側なら建物も庭を優先して北側に配置』したり、『庭のスペースを確保するために道路から離れて配置する』など、様々なコツがあります。
もちろん車が配置されている場所が道路に面していなければ駐車しにくくなりますし、庭が建物の陰になって暗くなってしまうと室内に光や風を呼び込みにくくなってしまいます。
重要なのは『駐車のしやすさ』と『室内に光と風を呼び込むこと』、そして『広いスペースの庭を確保すること』です。
この3つのコツを押さえた上で建物の配置を決めることで、快適な住まいで過ごせるようになるでしょう。
もう一つ決めなければならないのが、隣の家との距離です。
これには『50cm』『75cm』『1m』『1.5m』の4種類があり、最低でも民法上で決められている50cmは距離を離さなければなりません。
ただ、50cmではカニ歩きでなければ移動できないほど狭いので、なるべくなら換気窓や室外機が設置できる75cmを基準に距離を離すのがおすすめです。
もし自転車を停めておきたいなら、1mほど距離を離すと問題なく駐車することができます。
まとめ
理想的な住まいを建てるには、建物だけでなく車や庭の配置場所にも気を付けなければなりません。
長く住むことを想定しているならなおさら気を付けなければなりませんし、後から後悔するような事態にはなりたくないものです。
先に車の配置を決めておけば庭の配置場所に苦労する要因が減りますし、車と庭の配置場所が決まっていることで建物の配置場所に困ることもありません。
車と庭、建物の3つが揃ってこそ、理想的な住まいだと言えますね。