こんにちは!きのぴーです!
注文住宅の建築を検討している方のなかには、「どんな外壁にしようか?」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
そして、この記事はそんな悩みを持つ方が納得できる、間違いのない外壁を選択できる情報をランキング形式で解説します。
外壁のデザインや性能だけでなく、チェックしておくべきポイントを外さないことも外壁を選ぶ際に重視すべき点と言えます。
外壁のおすすめ人気ランキングを知る!その前に…
外壁のおすすめ人気ランキングを知る前に、失敗しない外壁を選択するポイントを正しく理解していきましょう。
さまざまある住宅の種類のなかでも、注文住宅は選択の連続です。
外壁や間取り、設備や内装など、すべてがオーダーメイドであるため、何を基準に決めるかが非常に重要となります。
そして、この記事で紹介する外壁選びのポイントは、機能とデザインを自分だけで決めないことです。
なかには「すべてを自分の好みにアレンジできる、というメリットを消してしまうのでは?」という違和感を覚える方もいると思いますが、すべてをハウスメーカーや工務店、建築事務所などのプロに任せるべきと言っているわけではありません。
外壁選びが家の外観の印象を大きく左右する要因となり、施主のセンスが現れるため、できるだけ客観的な意見を参考にした機能とデザインを重視することをおすすめします。
外壁のおすすめ人気ランキングTOP5を紹介!栄えある1位は…?
数多くある外壁のなかから納得できるものを選ぶポイントを意識しながら、おすすめ人気ランキングをチェックしていきましょう。
今回は一般的な住宅で使われている、サイディング、タイル・レンガ、ガルバリウム鋼板、塗り壁、木の5つの外壁を分かりやすい特徴と併せて、ランキング形式で紹介します。
「できるだけオリジナリティを表現できるものが良い」「お金のかからないものが良い」など、優先順位を明確にするためにも役立てることができます。
おすすめの外壁ランキング第1位:塗り壁
さまざまな種類が用意されているなかで、栄えある第1位に輝いたのが塗り壁です。
塗り壁は基本的に下地の上に土などの素材を塗り、その上に塗り重ねていく工法が用いられており、最後の1層に土を用いたものが土壁、漆喰を用いたものが漆喰壁と呼ばれます。
無駄がないデザインは長年住み続ける家を飽きのこないものにしてくれるだけでなく、オリジナリティも兼ね備えているという特徴があります。
おすすめの外壁ランキング第1位の塗り壁を採用する際の注意点
オリジナリティがありつつ、シンプルな仕上がりにできる塗り壁ですが、「使用する素材」と「職人の実績」の2点は事前に確認しておきましょう。
最近の塗り壁にはあまり見られなくなりましたが、一昔前までは汚れが目立ちやすさとひび割れの起こりやすさが大きなデメリットと言われていました。
また、サイディングやガルバリウム鋼板といった外壁との1番の違いは、その場で職人が仕上げるかどうかです。
もちろん、信頼できるハウスメーカーや工務店、建築事務所に依頼することができていれば、神経質になりすぎる必要もありませんが、使用する素材と職人の実績の2点は念には念を入れて確認しておくことをおすすめします。
おすすめの外壁ランキング第2位:サイディング
おすすめの外壁ランキング第2位はサイディングです。
サイディングは「最近建てられた住宅の7割以上が採用している」と言われるほどポピュラーな外壁であり、安く、さまざまなバリエーションが選べるという楽しさがあります。
一口にサイディングといっても、窯業系サイディングや金属系サイディング、樹脂系サイディングなどの種類があるため、ありきたりなデザインになりにくいという魅力もあります。
外壁と聞くと一生ものと考えている方もいるかもしれませんが、実際は10~15年の周期でのメンテナンスが必要です。
おすすめの外壁ランキング第2位のサイディングを採用する際の注意点
おすすめランキング第2位のサイディングですが、採用する際にしっかりと吟味することを忘れてはいけません。
先ほど解説したように、さまざまな種類のある住宅のなかでも、注文住宅はすべてがオーダーメイドであり、選択の連続です。
そんな特徴があるため、間取りや内装、設備などを重視するあまり、「外壁はなんでも良い」「予算を抑えるため」といったいい加減な決め方をしてしまう方が少なくありません。
一般的にサイディングは、1㎡あたり3,000〜10,000円ほどが相場とされていますが、10~15年の周期でのメンテナンスが必要になることは見落としてはいけません。
出産を機に注文住宅を建てる方にとっては、10~15年後は子供の教育費が高くなるころです。
その時々の支出も計画に入れ、採用する理由を明確にした外壁選びを行いましょう。
おすすめの外壁ランキング第3位:タイル・レンガ
おすすめの外壁ランキング第3位がタイル・レンガです。
言わずもがなではありますが、洋風なオリジナリティのある住まいには、独特の雰囲気を醸し出すタイル・レンガがうってつけです。
また、特にレンガは土の成分や焼きムラによって表情が違うため、唯一無二の外壁に仕上げることができる点も魅力的です。
ただし、自然由来の成分であり、汚れや紫外線などにも強いためメンテナンスの手間がかからない反面、初期費用が高いという点には注意が必要です。
おおよその相場として初期費用が1㎡あたり13000円ほど、外壁洗浄と目地の補修などのメンテナンスが約20年ごとに必要と認識しておきましょう。
おすすめの外壁ランキング第4位:ガルバリウム鋼板
おすすめの外壁ランキング第4位がガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼鈑は、鉄板表面にアルミニウムや亜鉛などの化学物質が使用され、その上にアルミ亜鉛でメッキ塗装された素材です。
化学物質を使用した外壁の大敵はサビがですが、ガルバリウム鋼板はメッキが剥がれても亜鉛が先に溶け出し、錆を防止してくれる優れものです。
ただし、素材自体に重みや厚みがないため、ほかの外壁と比較すると遮音性に劣ります。
閑静な住宅街であれば気になることはありませんが、騒音や雨風の音が気になるという声も少なくありません。
おすすめの外壁ランキング第5位:木
おすすめの外壁ランキング第5位は木です。
注文住宅を検討しながら、素材の勉強をしている方は、木に「湿気によって歪んでしまうイメージがある」という方も多いのではないでしょうか?
しかし、一説では木の外壁がもっともメンテナンスフリーに近いとも言われています。
もちろん、5年〜10年という期間で業者に依頼する必要がありますが、工法によっては1部分だけの補修に抑えることができ、もっとも費用がかかりにくいのが外壁としての木なのです。
まとめ
注文住宅の建築を検討し、「どんな外壁にしようか?」と頭を悩ませている方は第1に納得感のある外壁選びのポイントから理解することをおすすめします。
そして、さまざまな外壁のなかから納得できる外壁を選ぶポイントは機能とデザインを自分だけで決めないことです。
間取りや外壁、内装などの住宅の要素を、すべてオーダーメイドで決めることができる注文住宅ですが、外壁選びは客観的な意見が必要不可欠です。
今回紹介したランキングも、それぞれの特徴を把握し、自分の優先順位を確認するために活用することをおすすめします。
信頼できるハウスメーカーや工務店、設計事務所のアドバイスと、自分のこだわりを融合させることで、センスを感じさせる住まいづくりを形にすることができるでしょう。