庭と言えば、日当たりの良い南側に作ることが一般的とされています。
しかし、実は「北庭」も意外な魅力が詰まっているんです◎
さらに、北庭のデメリットや、北に庭を作る際の注意点についても解説します。
「北庭を作るか検討中」「北向きにしか庭が作れなくて不安…。」という方は、ぜひ参考になさってくださいね。
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北側の庭、北庭(ほくてい)ってなに?
北庭とは、家の北側に庭を作る間取りのことです。
基本的に庭を作る場合、日光が当たりやすいことから、敷地の向きに関わらず南側に庭スペースを作ります。
ポイント
しかし、「狭小地や変形地のため南側に庭を作れない」「北側の景色が綺麗なので北向きに庭を作りたい」などの理由から北庭を選ぶ人も一定数います。
北側の庭と聞くと「日が当たらなくて暗い」とネガティヴなイメージを持つ人も多いですが、実はメリットもたくさん。
北側はダメ!と決めつけるのではなく、メリット・デメリットをしっかりと理解して、自分に合った選択をすることが大切です。
北庭のメリット一覧【意外と魅力が多い】
あまり良い印象を持たれない北庭ですが、意外な魅力がたくさんあります。
ここでは、北側のメリットを紹介します。
北庭のメリット
- 暑い時期に庭で過ごしやすい
- 日差しを気にせずガーデニングが楽しめる
- 雑草が生えにくい
- プライバシーが確保しやすい
- 植栽がキレイに見える
北庭のメリット①暑い時期に庭で過ごしやすい
北庭は、暑い夏の時期に過ごしやすいです。
注意
家を建てる際に、庭でプールやBBQをしたいと思っている人も多いですよね。しかし、南側の庭だと、夏はシェードやタープをつけなければ日差しが強くて過ごすことができません。
一方、何もしなくても影ができやすい北庭は、夏に庭で思いっきり楽しみたい方にうってつけと言えるでしょう。
北庭のメリット②日差しを気にせずガーデニングが楽しめる
日差しを気にせずガーデニングを楽しめるのもメリットの一つ。
日当たりが悪くなりやすいことから、北庭はガーデニングに向いていないと思われがちですがそんなことはありません。
ガーデニングは好きだけど、日焼けは嫌と思っている人は北庭を検討してみると良いでしょう◎
北庭のメリット③雑草が生えにくい
北庭はすぐに伸びてくるような雑草がほとんど生えてこないのもメリットです。
日当たりの良い南庭の場合、抜いても抜いても生えてくる雑草に悩まされている人も多いですよね。
対して北庭は、雑草が生えにくく、もし生えたとしても育つスピードがゆっくりです。
北庭のメリット④プライバシーが確保しやすい
北庭は、プライバシーが確保されやすいといったメリットもあります。
建物の裏側に庭があると、人目に付きにくくカーテンを開けっぱなしにできるので、開放的で良いといった意見も。
周囲の視線を気にせず過ごしたい人は、北向きの庭も悪くないですよね◎
北庭のメリット⑤植栽がキレイに見える
北庭は、建物ではなく植栽が日光を正面から受けることが多いため、緑がキレイに見える効果があります。
さらに、植栽の後ろにフェンスなどがあると、影が出来てより美しい庭に。
ポイント
北庭には落ち着いたやわらかな光が届くので、リラックスしながらキレイな植栽を眺められるのもメリットです。
北庭のデメリット一覧
北庭にはメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。
ここでは、北庭のデメリットを解説します。
北庭のデメリット
- ジメジメする
- 冬は寒くて庭が使えない
- 部屋が暗い印象になりがち
- 芝生を育てにくい
- 洗濯物が乾きにくい
北庭のデメリット①ジメジメしやすい
直射日光が当たりにくい北庭は、雨水が乾きにくくジメジメしやすいです。
特に、梅雨や直射日光があまり当たらない冬の時期は、湿気がこもりやすくなります。
カビが生えると、見栄えが悪くなり庭で過ごすのも憂鬱になってしまいますよね。
北庭のデメリット②冬は寒くて庭が使えない
冬は寒くて庭が使えないのもデメリット。
南向きの庭は、冬でも昼間は日光が当たるためポカポカと暖かいです。
しかし、北庭の場合は、冬は日光が当たる時間が少ないので寒くてほとんど使わないといった人も少なくありません。
北庭のデメリット③部屋が暗い印象になりがち
北庭は、部屋が暗い印象になりやすいです。
日中は家にいないという家庭であればあまり気にならないかもしれません。
しかし、在宅で仕事をしているなど昼間家にいる時間が長い人の場合は、暗さが気になってしまうでしょう。
北庭のデメリット④芝生を育てにくい
戸建ての庭で人気の芝生ですが、北庭には向いていません。
もし、北庭で芝生を育てたとしても、枯れてしまったり苔が生えてきてしまったり見栄えが悪くなるでしょう。
ポイント
「絶対芝生のある庭が良い!」と思っている人は、北庭ではなく日当たりの良い場所に庭を作るようにしてくださいね。
北庭のデメリット⑤洗濯物が乾きにくい
北庭は、日光が当たりにくく湿気もこもりやすいことから洗濯物が乾きにくいです。
日に当てて乾かしたぱりっとした仕上がりが好きな方にとっては、デメリットに感じるでしょう。
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北側に庭を設けるなら注意したい3つのこと
「メリット・デメリットを知ってもやっぱり北庭が気になる!」という方もいますよね。
北庭はいくつか注意点を押さえて作ると、過ごしやすい空間になります。
北側に庭を設けるなら注意したい3つのこと
- 日当たりを確保する
- 風通しを意識する
- 日陰に強い植物を選ぶ
北側に庭を設けるなら注意したいこと①日当たりを確保する
北側に庭を作る際、できるだけ日当たりを確保することが大切。
ポイント
例えば、最近は軒の深い家も人気ですが、北側の場合だと庭全体が暗くなってしまうのでNGです。
また、北庭にすると、日光が入りにくく部屋の中も暗くなりがちです。
北側に庭を設けるなら注意したいこと②湿気対策をする
湿気がこもりやすい北庭は湿気対策も重要です。
湿気対策に効果的な方法
- 水を吸い上げる植物を植える
- フェンスは風通しの良いタイプにする
- 風が通る場所に大きな木など障害物を置かない
また、フェンスやシンボルツリーなど外構を決める際には、風通しを意識すると庭がジメジメしにくくなりますよ。
北側に庭を設けるなら注意したいこと③日陰に強い植物を選ぶ
庭に植栽を植える場合、日陰に強い種類を選びましょう。
アジサイは日陰でも育てられる代表的な植物です。
他にも、Webで「日陰 植物」で調べると、日陰でも育つ植栽がたくさん出てきます。
日陰だからこそ楽しめる植物を植えて、北庭を楽んでくださいね。
まとめ
この記事では、北庭について紹介しました。
内容をまとめましょう。
北庭のメリット | 北庭のデメリット |
|
|
ポイント
また、北庭を設ける際には、「日当たり・湿気・植栽」の3つに注意して作ると上手くいきやすいですよ。
日光のよく当たる南向きの庭が、誰にとっても快適な庭になるとは限りません。
メリット・デメリットを踏まえたうえで、自分にとって理想の庭を見つけることが大切です。
本記事の内容を参考に、後悔のない庭づくりをしてくださいね◎