こんにちは!
注文住宅業界歴6年、きのぴーです。
私が注文住宅の営業をしていた時に、いつも感じていたことがあります。
それは、どのお客様も採用するオプションのラインナップは、ほぼ同じだということです。
もちろんすべて同じではありません。
それぞれにこだわりを持たれているため、被らないオプションもたくさんあります。
しかし、採用率70%を超えるオプションが割とたくさんありました。
これだけ人気なら、いっそ標準仕様にしてしまえばいいのにと、何度も思ったくらいです。
採用率が高いということは、その分住んでからの実用性が高く、満足度の高いオプションということがわかります。
そこで今回は、私が営業時代に採用率の高かったオプションを紹介します。
同じものを採用しておけば、住んでからの満足度が上がること間違いなしです。
ただし、この記事で発表するランキングは、あくまで私が営業マンだった頃の感覚値に基づくランキングです。
すべての方に当てはまるわけではありません。あらかじめご了承ください。
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採用率が高いオプションランキングBEST15
15位 ニッチ
費用 :5,000~1万円
採用率:約70%
ニッチとは、壁をくり抜いて作る空間のことです。
ちょっとした収納に使ったり、可愛いインテリアを飾る棚として活用できます。
空間をおしゃれにしたい方や、収納をたくさんつくりたい方には、ぴったりなオプションです。
▼ニッチはどこに採用すべき?おすすめ場所と後悔した場所
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14位 外構の防草シート
費用 :3,000~1万円(㎡あたり、防草シート+砂利敷きの金額)
採用率:約75%
外構工事をされる方がほとんど採用するオプションです。
防草シートとは、土の上に張るシートのことで、雑草の成長を防ぐことができます。
通常、「土+防草シート+砂利or芝」ような順番で施工されます。
最初から見積もりに含めて出すことが多いほど、当たり前に採用されるオプションです。
13位 部屋ごとの床色変更
費用 :3~5万円(無償のメーカーもあります)
採用率:約78%
部屋ごとに床色を変更すると、オプション扱いになるメーカーもあります。
例えば、寝室だけ暗めの床にしたり、子供部屋だけ明るい床色にすることで、部屋の雰囲気を変えることが可能です。
全部の部屋の床色を変えてしまうと、トータルのコーディネートがおかしくなってしまいますので、ポイントで床色を変更する部屋をえらびましょう。
12位 浴室換気乾燥暖房機
費用 :6~9万円
採用率:約80%
最近では標準のハウスメーカーもありますが、標準ではないメーカーで建てる方の採用率はとても高いです。
室内干しをする人が多くなった現代は、室内に干していても中々乾かないという経験をしている人が多いです。
浴室に乾燥機があれば、室内干しの最後の仕上げとして使うことができます。
また、暖房機能がついていれば冬場でも浴室が暖かくなり、ヒートショック対策につながります。
11位 半畳タタミ
費用 :5,000~7,000円(1帖分、い草タタミとの差額)
採用率:約83%
和室や畳コーナーを採用する方は、和紙や樹脂で作られた半畳タタミを選ぶ方が多いです。
い草のタタミと比べて、次のようなメリットがあります。
- カラーバリエーションが多い
- 水拭きできる
- い草特有のにおいがない
- 耐久性が高い
- 色やけしにくい
- 虫がわかない
い草のタタミと比べて、機能性がとても高いです。
また、現代の洋風のタタミスペースにマッチするデザインため、和室があっても洋風なおしゃれ空間を作り上げることができます。
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10位 トイレ内ミニ手洗い器
費用 :3~15万円
採用率:約85%
1階のトイレはタンクレスが主流になっているため、トイレ内にミニ手洗い器をつける方が多いです。
標準でついているハウスメーカーも多いですが、中にはついていないメーカーもあります。
また、ついていても低いグレードの物が多く、グレードアップする方も非常に多いです。
手洗い器だけのシンプルなものや、カウンターや収納がついているタイプなど、様々なバリエーションがあります。
9位 キッチンのカップボード
費用 :10万~50万円
採用率:約88%
カップボードとは、キッチンの背面にある大きな収納のことです。
ローコストメーカーの場合、オプション扱いになっているケースもあります。
オプションになっているハウスメーカーで建てる場合、カップボードの採用率は非常に高いです。
カップボードは、キッチンと色味を合わせることができたり機能性も高いため、食器棚を購入するよりもメリットが多いです。
8位 カウンター
費用 :3~10万円
採用率:約90%
カウンターをオプションとして採用している方はとても多いです。
つける場所は様々ですが、家のどこかに高い確率で採用されています。
人気な場所をいくつか紹介します。
- リビング・ダイニング
スタディスペースやパソコンスペースとして採用されています。
- キッチン横
家事スペースとして使う方が多いです。
- ランドリールーム
アイロンがけや洗濯物を畳むスペースとして活用されています。
カウンターがあると様々な用途で使うことができるため、とても利便性の高いオプションです。
自分が使いやすい位置にカウンターを採用しましょう。
7位 室内ドアのデザイン変更
費用 :5,000~3万円
採用率:約93%
室内ドアのデザインを変更する方も多いです。
もちろん標準内で決める方もいますが、ほとんどの方は変更しています。
ただし、全箇所変更する方はほとんどいません。
人気な箇所は、1番目立つ玄関からリビングへつながるドアです。
人目に付く箇所のドアを凝ったデザインにし、目立たない箇所は標準仕様のままにしている方が多いです。
6位 ソフトクローズの引き戸
費用 :5,000円前後(無償のメーカーも多い)
採用率:約94%
ソフトクローズの引き戸とは、閉まるときにゆっくり閉まるドアのことです。
ソフトクローズの引き戸も、現在は標準のメーカーが多いですが、オプション扱いになる場合はほとんどの方が採用します。
ソフトクローズの引き戸にするメリットは3つです。
- 子供が指を挟むなどの危険性が減る
- 勢いよく閉めても大きな音が鳴らない
- 閉めるときの衝撃が少ないので、建具が壊れにくい
安全面を気に入って採用する人がほとんどです。
特に小さなお子様のいる家庭は、ドアに指を挟む事故が起こりやすいです。
使い勝手のいい引き戸ですが、安全面も配慮されているソフトクローズ機能付きは大人気です。
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5位 センサーライト
費用 :2~3万円
採用率:約95%
室内にも屋外にも採用する人が続出しているセンサーライトです。
センサーライトがあれば、スイッチで照明を操作する必要がありません。
両手に荷物を持っていて手が離せないときや、暗くてスイッチの位置が分からないときなどに役立ちます。
センサーライトには、人を感知して点く人感センサーと、暗さを感知して点く明暗センサーの2つの種類があります。
室内は人感センサー、玄関ポーチなどの屋外は明暗センサーをおすすめします。
4位 アクセントクロス
費用 :3,000~10,000円(㎡あたり)
採用率:約96%
注文住宅を建てる人は、ほとんどの方がアクセントクロスの採用を、検討しているのではないでしょうか。
もちろん標準仕様内でも、色物や柄物のクロスはたくさんあります。
しかし、オプションのクロスを選べば、さらにバリエーション豊かになります。
㎡あたりの費用も安いので、ちょっとした空間に取り入れやすい点も人気の理由です。
3位 室内物干
費用 :1.5万~4万円
採用率:約97%
当然のように追加するオプションと言えば、室内物干しです。
最近では、多くの方が日常的に室内干しをしたいと考えています。
考えられる理由は次の3つです。
- 共働きのため、急な雨の時に取り込めないから
- 花粉やPM2.5などの空気環境が気になるから
- 1階に干したいが、外は周りからの目線が気になるから
他にも様々な理由があるとは思いますが、とにかく室内干しの需要が増えています。
雨の日や取り込んだときにかけておきたいなど、一時的に使いたいという方も多く、万人受けする便利なオプションです。
2位 追加コンセント
費用 :3,000~5,000円
採用率:約98%
コンセントの追加も、ほとんどの方が採用しています。
金額が安いため、オプションという概念すらないかもしれません。
しかし、立派なオプションです。
通常、ハウスメーカーでは1棟に対して目安のコンセントの数が定められています。
規定数を超えた場合は、追加の費用が必要です。
コンセントはあって困らない物なので、採用しようか迷ったときには必ず追加しておきましょう。
1位 可動棚
費用 :1~5万円(棚1ヵ所につき)
採用率:約99%
可動棚とは、収納の中についている高さを自由自在に変えられる棚のことです。
こちらもオプションという認識がないかもしれませんが、しっかり金額を取られています。
見積もりの中に初めから金額が組み込まれている場合も多いです。
可動棚はどんな家にも必ず1ヵ所は採用されているはずです。
よく採用されている箇所をいくつか紹介します。
- シューズインクローゼット
- パントリー
- 日用品収納
- 洗面所の収納
- 書類などを入れるための収納
- ファッション小物をしまう収納
クローゼットと押し入れ以外は、ほとんどが可動棚になっていると思います。
固定棚も選択できますが、可動棚の方が確実に使い勝手がいいです。
唯一の弱点は、固定棚に比べて耐荷重が低い点です。
設計士にしまう物を相談しながら、可動棚か固定棚か決めていきましょう。
「採用率が高い=優秀なオプション」であるという証明
注文住宅を建てた方が、当然のように採用するオプションを紹介しました。
順位付けの関係で、微妙にパーセンテージを変えましたが、正直TOP5は100%に近い方が採用しています。
もちろんハウスメーカーによっては、本日紹介したオプションが標準仕様になっていることもあります。
しかし、営業マンから説明がない場合は、標準仕様ではない可能性もあります。
本日紹介したBEST15については採用されているのか、必ず営業マンに確認しましょう。
多くの方が採用したオプションは、万人が採用して良かったと感じている証です。
言い換えると、採用すべき最低限のオプションとも言えます。
本日紹介したオプションは当たり前のように採用し、さらに自分のこだわりのオプションを追加してオリジナル性を高めていきましょう。
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