ミサワホームといえば「蔵のある家」が大人気。ミサワホームの代名詞とも言える商品ですね。
しかし、いざ蔵のある家に住んでみて、後悔したと感じている施主さんも中にはいらっしゃいます。
そこで今回は、実際に蔵のある家に住んでいる施主さんが感じた、ミサワホームの「蔵のある家」で後悔した7つのことをあなたにお伝えしていきます。
合わせて、蔵のある家のメリットや合う人・合わない人の特徴などについてもお話ししていますので、ミサワホームの蔵のある家を検討中の方は、ぜひ参考にされてください。
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ミサワホーム「蔵のある家」ってどんな家?
まずは、ミサワホームの「蔵のある家」がどのような家なのかを簡単に説明します。
ミサワホームの蔵のある家は、その名の通り、家の中に「蔵」と呼ばれている大容量の収納スペースがあります。
蔵があるおかげで、収納面積を普通の家の約3倍以上にすることも可能となり、とにかく収納スペースがたくさん欲しいと思っている人の強い味方になってくれます。
そしてこの蔵の位置も自由に選べて、1階・1階と2階の間・屋根裏など、自分の好きな位置に蔵を設置できるという特徴もあります。
このような蔵があることにより、例え収納したいものが多くても収納場所に困ることなく、家中どこでもすっきりした状態で暮らせるのが蔵のある家の大きな魅力です。
ミサワホーム「蔵のある家」で後悔した7つのこと
注意
蔵のある家は先ほどお話ししたような特徴がある魅力的な家ではあるのですが、実際に蔵のある家に住んでいる施主さんの中には、その家を選んだことによって後悔されている方もいらっしゃいます。
そこでこの章では、蔵のある家の後悔ポイントを詳しくお伝えしていきます。
「蔵のある家」で後悔したこと①他の会社でも普通にできる間取りだった
ミサワホームの「蔵のある家」は、CMなどでも良く見かけるしネームバリューもすごいので、なんか「蔵」が家の中にある家はミサワホームしか作れないような気がしますよね。
でも、これは実は違って、ミサワホーム同様の間取りの家は他の会社でもやろうと思えばできる間取りです。
なぜかというと、ミサワホームではその空間のことを「蔵」というかっこいい呼び方で呼んでいますが、実はその正体は単なる小屋裏収納のことなので、別にミサワホームの専売特許ではないからです。
そのため、単に大収納の家が欲しかっただけなのに、蔵のある家はミサワホームしかないと思って買ってしまうと、もっと他のハウスメーカーや工務店を検討しておけば良かったと後悔してしまいます。
「蔵のある家」で後悔したこと②天井が低くて物の出し入れがしにくい
ミサワホームの蔵の天井は、必ず1.4m以下になっています。
これがなぜかというと、それ以上の天井高にすると、小屋裏収納ではなく普通の居室スペースになってしまうからです。
実はミサワホームの蔵をはじめとする小屋裏収納・屋根裏収納は、天井を1.4m以下にするなどのいくつかの規制内で作られており、そうした部屋は床面積から除外することができるのです。
ポイント
そして床面積から除外されると、固定資産税や保険料の対象外になるという金銭的なメリットもあるため、なんとかしてこの小屋裏の条件を満たすように設計されるのですね。
でも、天井が1.4mだとやっぱり低くて、普通に立ったまま歩くことはできず、必ずかがんだ状態で部屋の移動をしなければならなくなります。
そうなるとやっぱり動きづらいし、物の出し入れもしにくくなりますので、これも後悔ポイントになるのですね。
「蔵のある家」で後悔したこと③階段の数が増えて家の中の移動が大変だった
ミサワホームの蔵は天井高が1.4mと天井としては低いのですが、それでもそのくらいの高さがあることには変わりありません。
そしてその高さの蔵が家の中にあるので、家の中に1.5階や2.5階のような場所ができます。
そのような間取りは家に立体感が出て見た目はオシャレになるのですが、その段差のせいで移動が大変になります。
家の各所にその段差を行き来するための階段を設置する必要があるので、家の中をスムーズに移動するのが難しくなります。
こうなると必然的に間取りを考える時に最も大切と言われる家事動線も悪くなってしまうので、家事もやりにくくなって後悔してしまうのですね。
「蔵のある家」で後悔したこと④子育てしにくい家になってしまった
蔵のある家は、このように家の中に段差が多くなってしまうとう特徴があるのですが、これが子育ての時にも大敵になったりします。
特に子供が小さいうちは、家の中に階段や段差が多いと転落事故につながりやすくて心配事も多くなりますし、移動が大変になると育児もやりにくくなります。
このように、家の中に段差が多いと子育てしにくい家になってしまうので、もっと平坦な家にしておけば良かったと思って後悔してしまうのですね。
「蔵のある家」で後悔したこと⑤バリアフリー化が難しく老後に住みにくい家になった
家の中の段差の多さは、バリアフリー化を難しくする原因にもなります。
そのため、老後になってあまり体の自由が効かなくなると、家の中の階段の移動や天井の低い蔵からの物の出し入れがより大変になってきてしまいます。
そうなると、やっぱりもっと老後のことを考えてバリアフリー化しやすい家にしておいた方が良かったと思って、年を取った時に後悔してしまいます。
「蔵のある家」で後悔したこと⑥家の価格が高くてローンの支払いが苦しい
注意
家の中に作る「蔵」の部分は床面積に含まれない収納スペースとして作られているので税金や保険の対象外にはなりますが、ただそれだけ大きな空間を家の中に作るという事実に変わりはありませんので、そのぶん建築費用が高くなってしまいます。
また、蔵のある家は蔵のスペースを確保するために普通の居室の天井はかなり高くなっているので、それも建築費用が上がる原因になります。
そのため、大空間の収納スペースを手に入れる代わりに、家の価格が高くなってローンの支払い金額も増えて生活も苦しくなります。
このような金銭面での辛さを住み始めたから感じた時も、蔵のある家を買った際の後悔ポイントになります。
「蔵のある家」で後悔したこと⑦蔵が単なる不要品置き場になってしまった
大容量の収納スペースが確保できる蔵に憧れて蔵のある家を買ったけど、それを上手く使いこなせないと逆に後悔の原因になります。
そしてよくある失敗は、蔵が単なる不用品置き場になってしまうことです。
もう使わなくなったものを、将来何かに使えるかもとか、捨てるのがめんどくさいからという理由でとりあえず蔵に置き続けた結果、蔵の中が不用品だらけになってしまうというパターンですね。
こうなってしまうと、蔵の中にお宝が眠っているどころの話ではなくなって、むしろ無いほうが良かったと思ってしまいます。
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ミサワホーム「蔵のある家」のメリットまとめ
ここまで、蔵のある家の後悔ポイントをお伝えしてきましたが、もちろん蔵のある家は悪いところばかりではありません。
蔵のある家ならではのメリットもあります。
そこでこの章では、蔵のある家を買うことによって得られるメリットについてお話ししていきます。
「蔵のある家」のメリット①大容量の収納スペースが確保できる
蔵のある家の最大のメリットは、やはり蔵のある家を建てる時の最大の目的でもある、大容量の収納スペースが確保できることです。
蔵があれば普通の家とは比べ物にならないくらい収納スペースが増えるので、収納に困ることなく日常生活が送れます。
特に季節物の家電や、キャンプなどのアウトドアグッズ、思い出の品など、出し入れする回数は少ないけど大きなスペースが必要になる物は、蔵での保管と相性が良いです。
このような物を家にたくさん保管したい場合は、蔵が非常に重宝します。
「蔵のある家」のメリット②ミサワホームの家に住める
ミサワホームは、大手八社と呼ばれている最大手のハウスメーカーの一つです。
また、木造でありながらも非常に優れた耐震性を有していたり、デザイン面にも力を入れていたりと、性能・デザインともに評価が高いです。
そんな誰もが憧れる大手ハウスメーカーの家に住めたら、やっぱり嬉しいですよね。
このように、ただ単に大収納スペースがあるというだけではなくて、「ミサワホーム」というブランドもしっかりと得ることができるのが蔵のある家の大きな魅力の一つです。
「蔵のある家」のメリット③間取りのラインナップが豊富
ミサワホーム以外の会社でも「蔵」となる小屋裏収納のある間取りを作ることは可能ですが、それでもやはり、ミサワホームほど実績がある会社は他にありません。
ミサワホームでは蔵のある家をブラント化するほど力を入れており、蔵の位置や間取りを多くの種類の中から選ぶことができます。
また、豊富な実績があるので建築事例やハウスメーカーからの提案力が高いのも嬉しいポイントです。
このように、ミサワホームだと間取りのラインナップが豊富で自分の思い通りの家を建てることができるところが、他の会社と違うところです。
「蔵のある家」のメリット④立体的で広々としたオシャレな家になる
蔵のある家は、蔵を作ることによって家の中に段差が増えたり普通の部屋の天井が高くなったりしますが、それを上手く利用できると、立体的で広々としたオシャレな家にすることができます。
やはりオシャレで広々とした家に住むことができたら気持ちも上がりますから、これも嬉しいポイントになりますね。
ミサワホーム「蔵のある家」が合う人・合わない人
この章では、これまでお話ししてきた蔵のある家の後悔ポイントとメリットを踏まえて、蔵のある家が合う人と合わない人の特徴をお伝えしていきます。
まずは、合う人の特徴がこちらになります。
- 大きな収納スペースが欲しい人
- ミサワホームの家が好きな人
- 色々と提案を受けながら家づくりをしたい人
- 天井の高い開放的な家が好きな人
- 家の段差をオシャレに思える人
- 収納の使い道がはっきりしている人
このように、まずは大きな収納スペースが欲しい&ミサワホームの家が欲しいと思っていることが最も大事な特徴になります。
その上で、蔵によって発生する家の段差などが苦にならず、むしろデザイン性が上がって嬉しいと思うようであれば、蔵のある家がピッタリです。
次は、反対に合わない人の特徴がこちらになります。
- ミサワホームにこだわりがない人
- 家を安く建てたい人
- 家に段差ができるのが嫌な人
- 収納スペースを上手に使える自信がない人
- 小さい子供がいる人
- 老後のことも考えてバリアフリーの家にしたい人
このように、ミサワホームにこだわりがなかったり、蔵によって発生する家の段差などが嫌だなと思う場合は、蔵のある家は合いません。
この場合は、他の商品やハウスメーカーも同時並行で検討を進めていった方が良いでしょう。
ミサワホーム「蔵のある家」を選ぶなら注意したい3つのポイント
最後の章では、ここまで読んで「やっぱり蔵のある家が欲しい」と思った方に向けて、蔵のある家を選ぶなら注意したい3つのポイントをお伝えします。
この3つのポイントを押さえれば、先ほどお話ししたような後悔を避けることができますので、ここもしっかりとチェックしてくださいね。
「蔵のある家」の注意ポイント①ミサワホームにしたい理由を考える
一つ目は、なぜミサワホームにしたいのか、その理由をしっかりと考えることです。
ポイント
後悔ポイントでもお話ししましたが、「蔵」はミサワホームの専売特許ではありません。小屋裏収納・屋根裏収納という形で、他の会社でも同様の間取りの家を建てることは可能です。
そのため、ミサワホームの蔵のある家を選ぶ際は、なぜミサワホームにしたいのかを蔵以外の視点からも考えて、ミサワホームにしたことを後悔しないようにする必要があります。
「蔵のある家」の注意ポイント②段差の多い家でも大丈夫か確認する
二つ目は、段差の多い家でも問題なく暮らせるかどうかを良く確認することです。
蔵のある家は、蔵を作ることによって家の中に段差が多くなり、階段も増えます。
その影響で家の中が立体的でオシャレな空間になるというメリットは得られますが、その反動として、階段が増えて家の中の移動が大変になったり、育児がしにくくなったり、老後に不安のある家になったりする可能性があります。
そのため、家の中に段差が増えても大丈夫かどうか、購入前に良く確認する必要があります。
「蔵のある家」の注意ポイント③蔵の使用目的をしっかりと決める
三つ目は、蔵の使用目的を事前にしっかりと決めておくことです。
ただ何となく大容量の収納スペースが欲しいからという理由で蔵を作ってしまうと、高確率でそこが不要品置き場になるという未来が待っています。
そのため、なぜ蔵が必要なのかという理由を良く考えて、住み始めてからきちんと蔵を有効活用できる体制を整えておくことが重要です。
まとめ
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本記事のまとめです。
ミサワホーム「蔵のある家」ってどんな家?
「蔵」と呼ばれる大容量の収納スペースがある家。
ミサワホーム「蔵のある家」で後悔した7つのこと
- ①他の会社でも普通にできる間取りだった
- ②天井が低くて物の出し入れがしにくい
- ③階段の数が増えて家の中の移動が大変だった
- ④子育てしにくい家になってしまった
- ⑤バリアフリー化が難しく老後に住みにくい家になった
- ⑥家の価格が高くてローンの支払いが苦しい
- ⑦蔵が単なる不要品置き場になってしまった
ミサワホーム「蔵のある家」のメリットまとめ
- 大容量の収納スペースが確保できる
- ミサワホームの家に住める
- 間取りのラインナップが豊富
- 立体的で広々としたオシャレな家になる
蔵のある家が合う人の特徴
大容量の収納スペース&ミサワホームの家が欲しい人。また、段差のある家が苦にならない人。
蔵のある家が合わない人の特徴
ミサワホームにこだわりがない人。また、段差の多い家が嫌な人。
ミサワホーム「蔵のある家」を選ぶなら注意したい3つのポイント
- ①ミサワホームにしたい理由を考える
- ②段差の多い家でも大丈夫か確認する
- ③蔵の使用目的をしっかりと決める
ミサワホームの蔵のある家は、大容量の収納スペースを確保できたり、最大手ハウスメーカーである「ミサワホーム」というブランドを手に入れることができたりと、非常に魅力のある家です。
しかし、選ぶ際はデメリットについても良く把握して対策を立てておかないと、買ったあとの大きな後悔につながる可能性のある家でもあります。
そのため、ミサワホームの蔵のある家が欲しいと思った時は、その後悔ポイントや注意点に関してもしっかりと確認しながら、慎重に検討を進めていく必要があります。