家を買おうと思う時の大きな理由の一つに「家賃がもったいないから」というものがあります。
赤の他人である大家さんに毎月大金を支払い続けるのであれば、絶対に自分の家のためにお金を払った方が良いと思いますものね。
しかし、そう思って家を買おうとしていると「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という声が耳に入ってくることがあります。
そんな意見を聞くと、「いやいや、家賃を払い続ける方が頭悪いでしょ」と思いはするものの、なんでそのように言われているのかちょっとは気になってしまいます。

そこで今回は、「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」と言われている理由を解説するとともに、その意見に全力で反論して家を買っても大丈夫なことをお伝えしていけたらと思います。
合わせて、持ち家のメリットや、賃貸の方が合う人・持ち家の方が合う人の特徴もお話ししていますので、賃貸を脱却して家を買うと思われている方はぜひ参考にされてください。
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「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」と言われるのはナゼなのか?
それでは早速ですが、まずは「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」と言われるのはナゼなのか、その理由を解説していきます。
下記のような理由のため、そのように言われています。
「頭悪いよね」と言われるのはナゼ?①住宅ローンという名の多額の借金を背負うことになる
家を買う際は、金額が大きくその費用を一括で払うことは難しいので、多くの方が住宅ローンを利用することになると思います。
しかし、住宅ローンと言えば聞こえが良いですが、その正体は紛れもない多額の借金です。
なので家を買うと、そんな数千万円という借金をこれから背負って生きていくことになります。
そして借金というのはもちろん無いにこしたことはありませんから、頭悪いと言われる理由になるのですね。

「頭悪いよね」と言われるのはナゼ?②「持ち家=負債」と考えている
持ち家は一見すると資産のように見えますが、「持ち家=負債」と考えている人もいます。
これは、「金持ち父さん・貧乏父さん」という本の影響が大きいと思います。
この本では、「負債というのは自分の銀行口座からお金を減らしてしまうもの」と定義されているので、もしローンを組んで家を買ったら、持ち家がまさにこの負債の定義に当てはまってしまうのです。
そして負債というのはもちろん持たないにこしたことはないため、家を買うのは頭悪いという理屈になっています。

「頭悪いよね」と言われるのはナゼ?③自然災害のリスクを背負わなければならない
日本は自然災害が多い国なので、地震や台風・豪雨などの被害はどこに住んでもその確率をゼロにすることはできません。
そのため、家を買った後にその家が被災するという可能性も十分に考えられます。
そうなると、住宅ローンがまだ残っているのにその家に住めなくなったり、家の復旧をするのに多額の費用が掛かったりする可能性があります。

このような大変なことが起こるかもしれないことも、頭悪いと言われる理由の一つです。
「頭悪いよね」と言われるのはナゼ?④隣人トラブルが発生する可能性がある
家を買うと簡単には引っ越せないので、隣人トラブルが起こると大変です。
万が一、隣に住んでいる人がクレーマー気質でトラブルメーカーだったらその対応に苦慮することになります。
そんな時、もし賃貸だったら自分の方がササッと引っ越しするという解決策も取れますが、持ち家だとそういう訳にもいきません。
このような隣人トラブルが発生する可能性があることも、頭悪いと言われる一因です。

「頭悪いよね」と言われるのはナゼ?⑤家のメンテナンスを全部自分でやらなければならない
賃貸の場合、建物本体や元々付随している設備に関しては、こちらに何の落ち度もない経年劣化によるメンテナンスや交換であれば家主負担でやってくれます。
しかし、持ち家の場合は、家や設備まで含めて全て自分でメンテナンスをしていかなければなりません。
そうなると手間もかかりますし、その際にまとまったお金も必要になります。

この点に関しては賃貸の方が絶対に分があるという考えから、持ち家は頭悪いと言われています。
「頭悪いよね」と言われるのはナゼ?⑥万が一、引っ越しの必要が出てきた時に困る
家を買う場合はある程度そこに定住できる見込みがある状況だとは思いますが、100%定住できるとは限りません。
予期せぬ転職や転勤、ライフスタイルの変化で引っ越しの必要が出てくる可能性もゼロではないでしょう。
そしてもしそんな予期せぬことが起きた場合、賃貸であれば簡単に引っ越しをすることができますが、持ち家の場合だと今住んでいる家を売却しなければなりません。
この時、希望通りの金額で家が売れたら問題ないのですが、もしその金額で売れなかったら、住宅ローンが残ったまま引っ越しするという最悪の事態にもなりかねません。
持ち家にはこのようなリスクがあることも、頭悪いと言われる原因になっています。

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「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という意見に全力で反論してみます
先ほどの章では、「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」と言われる理由を解説してきました。
そしてその理由を見てみると、全て下記の2点に集約されていることに気づきます。
- お金に関する心配
- 将来に対する不安
このように見てみると、「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という人はお金の心配や将来の不安しか考えておらず、子どもの幸せや家族の幸福度という視点が完全に抜け落ちていることが分かります。
でも、これから家を買おうと考えているあなたであれば、子どもの幸せや家族の幸福度の方が絶対に大事だと思っていますよね。
もちろん私も同じ考えで、子どもを育てるなら絶対に賃貸より持ち家の方が良いと思っており、実際に注文住宅を買ってそこに住んでいます。
ということでこの章では、子どもの幸せや家族の幸福度を最優先にしているのであれば「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という考えには絶対にならないはずなので、その意見に全力で反論していきたいと思います!

「頭悪いよね」という意見に反論①借金は夢を叶えてくれる素晴らしいもの
家を買うことを頭悪いと思っている人は、「借金=悪」と考えているからそのように言っているのだと思います。
しかし、私は借金は悪ではなくて、夢を叶えてくれる素晴らしい手段だと思っています。
例えば、家を買うのに3000万円必要だったとします。
そしてそれを毎年100万円ずつ貯金してお金を貯めてから買おうと思ったら、家を買うまで30年も待たなければなりません。
しかし、住宅ローンを利用して家を建ててからお金を払うのであれば、多少の利子が発生するものの今すぐ注文住宅を建てるという夢が叶います。
このように、借金は利子という追加のお金を払う必要はありますが、それで何ものにも変え難い何十年という時間も一緒に買うことができるのです。
そしてこの何十年という時間は、自分の理想の家で、子どもの成長を始めとする家族にとってたくさんの楽しい思い出が刻まれる時間になるはずです。
そう考えたら、こんなに幸せな時間が手に入る住宅ローンという手段を利用しない手は無いですよね。

「頭悪いよね」という意見に反論②ローン返済後は確実に資産になる
「持ち家=負債」という考え方も、確かに一理あるかもしれません。
しかし、ローン返済後は確実に持ち家は資産になります。
まず安心になるのが、老後の生活です。
賃貸であれば老後になってもずっと家賃を支払わなければなりませんが、持ち家であればローン返済後はその支出がなくなります。
また、ローン返済後に貸出や売却という選択肢を取れば、「資産というのは自分の銀行口座のお金を増やしてくれるもの」というまさに金持父さんの本に書かれている通りの資産になります。
そうなれば、家族がより豊かな生活ができることにつながりますし、子どもにも資産として家を残すことができます。
このように、長期的な視点で見ればやはり持ち家は資産になると言えるので、負債を背負ってしまったという悪い方向に考える必要はありません。

「頭悪いよね」という意見に反論③自然災害に強い家を買えば家族を守れる
持ち家の場合は家が被災した時に大変なことになると言われていますが、自然災害が発生した時に一番気にするべきところはそこではないですよね。
そう、一番大事なのは、もちろん家族の安全です。
そのような意識があれば、自然災害に強い家を買って家族の安全を確保する方が良いという考えになるのではないかと思います。
そして近年の住宅性能の進歩はめざましいので、耐震性の最高等級である耐震等級3の家が建てられるハウスメーカーもたくさんありますし、水害に強い家を建てられるハウスメーカーもあります。
もし大きな地震が起きたときに、耐震性がどのくらいなのかも分からない賃貸に住んでいたら、一番大事な家族の命を危険にさらすことになります。
でも、耐震性の高い注文住宅を建てれば、その家に家族を守ってもらうことができます。

どちらの方が家族のためになるのかは、考えるまでもないですよね。
また、金銭面での不安も、火災保険にプラスして地震保険や水災特約をつければ、解消することは可能ですしね。
「頭悪いよね」という意見に反論④子育て中は、賃貸の方が隣人トラブルで気苦労する
持ち家にすると隣人トラブルが怖いと言われていますが、もしいま子育て中なのであれば、賃貸の方が隣人トラブルで気苦労するのは間違いないでしょう。
賃貸に住む場合はアパートなどの集合住宅がメインになってくかと思いますが、そうすると上下左右の階に必ず気を使って生活しなければなりません。
特に小さな子どもがいる場合だったら、遊んだり騒いだりするときに隣室への音や振動で迷惑を掛けてしまう可能性があるので、子どもを自由に遊ばせることが難しくなります。
そのため、せっかく子どもが楽しそうに遊んでいるのに、それを制して静かにしてもらうことの方を優先してもらわなければならないという状況になってしまいます。
親としては、こんなことをするのはとても心苦しい気持ちになりますよね。

でも、持ち家の場合はどんなに子どもが遊んだり騒いだりしても隣の家にまで迷惑をかけることはないので、家の中で安心して遊ばすことができます。
子どもにとっても自由にのびのび遊べる環境の方が絶対に良いですよね。
このように隣人トラブルに関しても、持ち家の方がむしろ少なくなって、気苦労も減ると思います。
「頭悪いよね」という意見に反論⑤現状回復を気にしなくて良いので、子どもが何をしても安心
家のメンテナンスのことだけを考えたら、確かに賃貸の方が楽かもしれません。
しかし、その楽さと引き換えに、借り物なので丁寧に扱わなければならないという責任が発生しますし、退去する時には現状回復もしなければなりません。
そうなると、こちらも子どもを自由に遊ばせることができなくなる理由になってしまいます。
遊び盛りの小さな子どもは何をするのも楽しいと感じているので、気づいたら家の壁に落書きをしていたり、傷つけたりしてしまっているものです。
そんな時、持ち家だったら何も気にする必要はありませんが、賃貸だったらやはり良くないことになるので、子どもを叱ってやめさせないといけなくなります。
これも子どものことを思うとやはり自由に遊ばせることができる環境の方が良いため、持ち家の方が良いと言える理由になります。

「頭悪いよね」という意見に反論⑥定住できる見込みがあるなら、引っ越しの心配をしすぎる必要はない
引っ越しを理由に賃貸の方が良いという人がいますが、転勤などで将来確実に引っ越しの可能性があるのなら確かにそうかもしれません。
でも、世の中そんな人ばかりではなくて、転勤の可能性がゼロまたは限りなく低い職場で働いていて、定住ができる見込みがある人もたくさんいると思います。
そんな人に対しても、将来何があるか分からないとか、会社がいつまでもあるとは限らないと言ってくる人がいますが、これらいちいち気にしていたら何もすることができなくなります。
こんな将来本当に起こるかどうか分からないことを心配して家づくりを諦めてしまう方が、家を建てたことによって得られるメリットをみすみす手放してしまう大きな機会損失につながります。

そのため、定住できる見込みがあるのなら変に引っ越しの心配をせず、家族の幸せのためにも家を買った方が良いです。
まだハウスメーカーが決まっていないあなたへ。タウンライフ家づくりでハウスメーカーを比較・検討してみませんか?あなたの希望する複数のハウスメーカーが、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
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その他の点でも持ち家の方がメリットが多いと感じます
前章で、もしあなたが子どもの幸せや家族の幸福度を最優先にしているのであれば、決して「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という考えにはならず、持ち家の方がたくさんのメリットを得られることがお分かり頂けたのではないかと思います。
そして持ち家のメリットはまだまだたくさんあって、下記のような項目も持ち家だからこそ得られるメリットになります。
- 住宅ローン控除で税制上のメリットが得られる
- 自由にペットが飼える
- ガーデニングや家庭菜園が楽しめる
- 遺産として子どもに残すことができる
- 家族のプライバシーを確保しやすい
- 地域のコミュニティに入りやすい
- 家族の思い出がしっかりと残る
このように、持ち家のメリットというのは本当にたくさんあるのです。
お金や将来の心配をしすぎて自らこのようなメリットを手放してしまう方が、よっぽど損な生き方だと思いますよね。

人間はついついマイナスを避けることばかりを考えてしまいますが、そのせいで本来得られるはずのメリットまで捨ててしまうことが本当に多いので、メリットの方にこそしっかりと目を向けていくようにしましょう。
賃貸の方が合うのはこんな人
この章では、賃貸の方が合う人の特徴をお伝えします。
下記のような特徴が当てはまる人は、このまま賃貸を選択し続けた方が良いかもしれません。
- 転勤の可能性がある職業に就いている人
- 借金を抱えたくない人
- ライフスタイルの変化と共に住む場所を変えたい人
- 自分で家を持つことによって発生する責任が嫌な人
- 身軽に人生を生きたい人
- 家のメンテナンスや修繕に手間を掛けたくない人
やはり一番大きな判断材料になるのは、今後引っ越しの可能性があるかどうかです。
転勤族などで今後高い確率で引っ越さなければならない人は、さすがに賃貸の方が良いでしょう。
また、自身の働き方や子どもの進学先などのライフスタイルに合わせて、身軽に住む場所を変えたいと思っている人も賃貸が合っています。

持ち家の方が合うのはこんな人
この章では、先ほどとは逆で持ち家の方が合う人の特徴をお伝えします。
下記のような特徴が当てはまる人は、持ち家を買った方が良いです。
- 同じ場所にずっと住み続けられる見込みのある人
- 住宅ローン返済の見込みがある人
- 家族と安定した住環境を求める人
- のびのびとした環境で子どもを育てたい人
- 自分の思い通りの家に住みたい人
- 老後に家賃を払いたくない人
- 家賃の支払いが嫌な人
まず大前提になるのが、この先も同じ場所にずっと住み続けられる見込みがあることと、住宅ローン返済の見込みがあることです。

そしてその上で、子どもの幸せや家族の幸福度を最優先にしたいと思っている人は、持ち家がピッタリです。
もしあなたがこの特徴に当てはまっていれば、「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という意見に惑わされず、家の購入検討を進めた方が良いです。
この記事のまとめ
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本記事のまとめです。
家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」と言われる理由
- 住宅ローンという名の多額の借金を背負うことになる
- 「持ち家=負債」と考えている
- 自然災害のリスクを背負わなければならない
- 隣人トラブルが発生する可能性がある
- 家のメンテナンスを全部自分でやらなければならない
- 万が一、引っ越しの必要が出てきた時に困る
子どもの幸せや家族の幸福度を最優先にしているのであれば、そんな考えにはならないと全力で反論!
- 借金は夢を叶えてくれる素晴らしいもの
- ローン返済後は確実に資産になる
- 自然災害に強い家を買えば家族を守れる
- 子育て中は、賃貸の方が隣人トラブルで気苦労する
- 現状回復を気にしなくて良いので、子どもが何をしても安心
- 定住できる見込みがあるなら、引っ越しの心配をしすぎる必要はない
その他の点でも持ち家の方がメリットが多い
持ち家には、本当にたくさんのメリットがあります。マイナスを避けることばかり考えず、メリットの方にこそしっかりと目を向けていきましょう。
賃貸の方が合う人の特徴
転勤やライフスタイルの変化に合わせて身軽に住む場所を変えたい人。
持ち家の方が合う人の特徴
定住できる見込みとローン返済ができる見込みが立っている中で、子どもの幸せや家族の幸福度を最優先にしたいと思っている人。
ここまで読んでくださったあなたであれば、「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」という意見に耳を貸す必要は全然ないことがお分かり頂けたのではないかと思います。
その意見の理由は全てお金や将来の心配ばかりで、家族のことを最優先にしていないものばかりでしたからね。
なので、もしあなたが今、家賃を払うのがもったいないから家を買いたいなと思っているのであれば、その感覚に従って全然大丈夫です。
そのほうが、今回お話ししたような持ち家のメリットをいち早く手に入れることができますし、本来であれば家のローンの支払いに当てられるはずのお金を家賃として赤の他人である大家さんに払っていたら、文字通りそのお金はもったいないと言えますからね。
子どもの幸せや家族の幸福度を上げるためにも、ぜひこのまま家の購入検討を進めていってください。