季節や天候に左右されず、いつでも衣類を乾燥させることができる「乾太くん」。
最近では、マイホーム建築の際に乾太くんを導入する方も増えてきています。
我が家では毎日フル稼働しているほど、乾太くんは便利な家電です。
しかし、デメリットがゼロではありません。使う人の感じ方や生活スタイルによっては「乾太くんいらなかったな…」となってしまうことも。
そこでこの記事では、「乾太くんはいらない」と言われてしまう7つの理由をご紹介します。
我が家が乾太くんを採用した理由や、乾太くんを採用する際に気をつけたいことについても解説して行くので、「乾太くん付けるか迷っている」といった方はぜひ参考になさってみてくださいね!
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乾太くんは大人気のオプション
(引用:乾太くんHP)
乾太くんとは、ガスを使用して衣類を乾燥させる乾燥機のことです。
乾燥機といえば電気式もありますが、電気式の乾燥機よりも乾燥時間が約半分と短いのが特徴です。
80℃以上の温風で乾燥を行うので、生乾き臭を発生させないのもポイント。
外干しでも除去できないようなニオイでも乾太くんなら取り除くことができます。
乾燥時間のスピーディーさと、天候に左右されない利便性から、新築住宅を建てる際の大人気オプションです!
「乾太くんはいらない」と言われてしまう7つの理由
大人気の乾太くんですが、人によっては「いらない」と感じることも。
ここでは、「乾太くんはいらない」と言われてしまう7つの理由についてご紹介します。
- 初期費用が高い
- ガス代がかかる
- 衣服が縮む
- 場所を取る
- 設置するための条件が多い
- 洗濯機から衣類をうつすのが面倒
- 音が気になる
「乾太くんはいらない」①初期費用が高い
乾太くんは、導入する際の初期費用が高いのがネックです。
乾太くんの種類にもよりますが、本体価格+工事費で約15〜20万円の費用がかかります。
電気式の洗濯機であれば、本体のみ購入して自分で設置することも可能です。しかし、乾太くんの場合は専門業者に取り付けてもらわなければなりません。
決して安い金額ではないので、導入する際にはよく検討する必要があります。
「乾太くんはいらない」②ガス代がかかる
ガス代がかかるのも乾太くんがいらないと言われる理由です。
乾太くんを使用した際にかかるガス代はざっと次のとおり。
5kgタイプの標準コース(乾燥時間:52分)
- 都市ガス:1回あたり約53円・1日1回利用で月々約1,640円
- プロパンガス:1回あたり約74円・1日1回利用で月々約2,220円
上記の金額が高いと感じるかどうかは人によりますが、ランニングコストがかかることを認識しておきましょう。
「乾太くんはいらない」③衣服が縮む
乾太くんがいらない理由に、「衣服が縮んでしまう」ということもよくあげられます。
乾太くんは高温で乾燥させるため、素材によっては縮んでしまうことが。
綿・麻・ウール・ナイロン・絹・ポリウレタンなどの素材は縮みやすいですが、いちいち素材を確認しながら乾燥機に入れるのは面倒ですよね。
間違えてお気に入りの服を乾燥してサイズが縮んでしまうとショックも大きいので、気をつけなければなりません。
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「乾太くんはいらない」④場所をとる
乾太くんは場所をとるという理由からいらないと言われることもあります。
乾太くんのサイズは、種類にもよりますが約70cm角くらいの大きさです。
乾燥機を設置する場所は洗面所あたりが多いかと思いますが、広さによっては乾太くんを置くことでかなり場所をとってしまうことに。
乾太くんの大きさをしっかりと確認して、置くスペースに関しても慎重に検討しましょう。
「乾太くんはいらない」⑤設置するための条件が多い
乾太くんを設置するためには制約がいくつかあり「なんか面倒そうだしいらない」となる人も。
乾太くんを設置するための条件
- 都市ガスorプロパンガスが使用できる
- 設置スペースがある
- 設置場所にガス栓・コンセントがある
- 湿気を出すための排湿筒を取り付けられる
乾太くんはガスが必須です。そのため、オール電化の家は乾太くんのためにガスを導入する手間が発生するため、「いらない」となることも。
湿気を外部に出す排湿筒を取り付けるためには、「壁に穴を開ける」または「近くに窓がある」などの条件も必要です。
「乾太くんはいらない」⑥洗濯機から衣類をうつすのが面倒
洗濯機から衣類をうつすのが面倒だから乾太くんをいらないと思う人も。
乾太くんを使用する場合、洗濯機で洗濯をしてから衣類を乾燥機に移動させる必要があります。
ちょっとした手間なので気にならない人もいますが、人によっては面倒に感じることも。
電気式のドラム式洗濯乾燥機であれば、洗濯〜乾燥までをボタン一つで一気に終わらせることができます。
どういったスタイルで洗濯をするのが快適なのか、自分の好みに合わせて選ぶようにしましょう。
「乾太くんはいらない」⑦音が気になる
乾太くんの音が気になって導入をやめる人もいます。
60dBで日常会話や走行中の自動車内くらい、70dBで掃除機や高速走行中の自動車内くらいの音量です。
80dB以上になるとほとんどの人がうるさいと感じるレベルですが、60〜70dBは人によってうるさいと感じる場合もあれば我慢できるレベルなので微妙なライン。
自分が我慢できたとしても、隣家の人が音に敏感だったり、家と家の距離がかなり近い場合だと、せっかく導入したのに音を気にして使うことになっていまします。
乾太くんを導入する場合には、音に関しても気をつけることが大切です。
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それでも我が家が乾太くんを採用した理由
乾太くんにデメリットはありますが、我が家ではマイホーム建築時に乾太くんを採用しました。
我が家が乾太くんを採用した理由
- 天候に関係なく洗濯物を干したかった
- 時短で乾燥を完了させたい
- 洗濯ばさみを使用したくない
- 洗濯動線を短くしたかった
- ベランダが不要になる分お金が浮くから
乾太くんを導入する際に、洗濯物が縮むなどのデメリットもある程度は知っていました。
しかし、それよりも我が家は乾太くんを導入するメリットの方が上回っていると思ったんです!
実際に導入してみて感じたのは、どんな天候でも1時間程度で洗濯物を乾かすことができるのは本当に便利。
濡れた洗濯物を洗濯ばさみにはさむ作業も嫌いだったのですが、解放されて最高です!!笑
初期費用はかかりますが、その代わりに我が家はベランダを無しにすることによって、費用を抑えることもできました。
乾太くんを採用するなら気をつけたいこと
乾太くんを購入してから後悔しないためには、いくつかポイントがあります。
ここでは、乾太くんを採用するなら気をつけたいことを解説していくので参考になさってみてください。
①スタンダードにするかデラックスにするか
乾太くんには、スタンダードとデラックスの2種類があるので、希望に合ったモデルを選ぶのがポイント。
- スタンダード:標準コース、除菌コースなど使用するうえで十分な機能が備わった標準的なモデル。
- デラックス:音を抑えたマイルドコースや花粉ケアコースなど、デラックスにしかない機能があるハイグレードモデル。
予算、使用したいコースが備わっているのか、お手入れのしやすさ、などでどちらのモデルにするのか検討してみてくださいね。
②容量はどれくらいにするか
乾太くんを選ぶ際には容量も気をつけたい点です。
乾太くんの容量
- スタンダード:3kg、5kg、8kg
- デラックス:6kg、9kg
デラックスは、5kgタイプのみでしたが、2023年7月12日にフルモデルチェンジを行っており、6kgまたは9kgからチョイスできるようになりました。
どの容量が良いかは、家族の人数や洗濯物の量にもよりますが、3〜4人家族であれば、スタンダードの5kgかデラックスの6kgで対応できるかと思います。
シーツやバスタオルなどかさばるものをたくさん乾燥させたい場合には、スタンダートの8kgかデラックスの9kgを選ぶと間違いないでしょう。
③高さはどれくらいがいいか
乾太くんを設置するとき「高さはどれくらいがいいか」も事前にチェックしておきたいポイントです。
「洗濯物を出し入れする際に負担にならない高さ」「設置してあっても邪魔にならない高さ」などに気をつけて高さを決めましょう!
乾太くんには専用台があり、高さ約52〜150cmまで対応しています。
快適に使用できる高さをきちんと確認しておきましょう。
④洗濯機は縦型にするかドラム式にするか
洗濯機を縦型にするかドラム式にするかも気をつけたいポイント。
一般的に、ドラム式よりも縦型の方が洗浄力が高いと言われています。そのため、せっかく乾太くんを導入するなら、洗濯機はしっかり洗える縦型を選びたいという方も多いです。
しかし、乾太くんを洗濯機の上に設置するのであれば、縦型を置いてしまうと洗濯機のフタが開けられなくなってしまうことがあります。
洗濯機を選ぶ際には、機能面も大切ですが設置スペースも考慮して選ぶようにしましょう。
まとめ:デメリットを上回るメリットがあると感じます
乾太くんについてもう一度おさらいしましょう!
「乾太くんはいらない」と言われてしまう7つの理由
- 初期費用が高い
- ガス代がかかる
- 衣服が痛みやすい
- 設置スペースが必要になる
- 設置するための条件が多い
- 洗濯機から衣類をうつすのが面倒
- 音が気になる
我が家が乾太くんを採用した理由
- 天候に関係なく洗濯物を干したかった
- 時短で乾燥を完了させたい
- 洗濯ばさみを使用したくない
- 洗濯動線を短くしたかった
- ベランダが不要になる分お金が浮くから
乾太くんを採用するなら気をつけたいこと
- スタンダードにするかデラックスにするか
- 容量はどれくらいにするか
- 高さはどれくらいがいいか
- 洗濯機は縦型にするかドラム式にするか
乾太くんは、「コストがかかる」「衣服が縮んでしまう」などのデメリットはありますが、「洗濯の量が多くて困っている」「とにかく早く乾燥させたい」と感じている人にはピッタリです。
この記事を参考に自分の生活スタイルと合っているかどうか検討してみてくださいね!