注文住宅の間取りで、畳リビングを検討するケースは多いかもしれません。
畳リビングは、より落ち着ける空間を作ることができ、人気が高まっている商品ともいえるでしょう。
しかし、畳リビングは意外にもデメリットや後悔ポイントが多く潜んでいることを見落としてはいけません。
そこで今回は、畳リビングのデメリットや後悔しやすいポイントについて、徹底解説していきます。
これから注文住宅を検討している人は、後悔しないためにもぜひ最後まで読んでみてください。
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畳リビングってなに?
(引用:住友林業HP建築事例)
畳リビングとは、床全体がフローリングではなく畳になっているリビングのことです。
特に、子供が自由に寝転んだり、床に座っておもちゃで遊んだりできるリビングにしたいという人にとって、理想的な間取りといえるでしょう。
また、畳リビングは、子供だけでなく家族全員が自然と集まるような憩いの場としてもぴったりかもしれません。
畳リビングのデメリット・後悔ポイントまとめ
一見魅力的でメリットが多そうな畳リビングですが、実はデメリットも多く、後悔に繋がってしまったというケースもよくあるので、注意が必要です。
ここでは、畳リビングのデメリットや後悔しやすいポイントを4つ挙げて解説してきます。
畳リビングのデメリット・後悔ポイント
- 掃除が面倒
- 家具の配置が制限される
- 価格が高くなる
- ペットがいるとボロボロにしてしまう
畳リビングデメリット・後悔①掃除が面倒
畳は、フローリングに比べて掃除が面倒になるというデメリットがあります。
そのため、畳リビングにしたことで掃除の手間が増えてしまい後悔したというケースは少なくありません。
例えば、飲み物などの液体をこぼしてしまったとき、フローリングならサッと拭き取れば簡単にきれいになりますが、畳の場合はすぐに染み込んでしまい、拭くだけでは汚れが落ちにくくなります。
また、畳はフローリングよりも吸湿性が高いことから、カビが生えやすい点にも注意が必要です。
特に、日が当たりにくかったり、風通しが悪かったりする場合は、よりカビが生えやすくなってしまい、さらに掃除が面倒になるでしょう。
畳リビングにするなら、清潔な状態をキープするのが大変ということを把握しておく必要がありそうです。
畳リビングデメリット・後悔②家具の配置が制限される
畳リビングにしたことで、リビングでの家具の配置が制限されてしまったと後悔するケースもよくあります。
畳はフローリングに比べて柔らかい素材であるため、重たい家具を置くと跡がつきやすく凹んでしまう可能性もあり、注意しなければなりません。
そのため、リビングに設置する家具は重さを考慮しなければならず、気に入った家具を選べなくなってしまう可能性もあります。
「畳リビングにせずフローリングのリビングにしていればもっと自由に家具を配置できたのに」と後悔する人は多いので、リビングに置く家具のことも考慮しながら畳リビングにするかどうかを検討したほうがよいでしょう。
畳リビングデメリット・後悔③価格が高くなる
一般的に、畳はフローリングよりも価格が高くなっています。
そのため、リビング全体に畳を使用すると、費用が少し高くなってしまうので注意が必要です。
また、畳はフローリングよりも汚れたり劣化したりしやすく、数年ごとに交換費用がかかるという点も見落としてはなりません。
初めの費用に加えて、維持費やメンテナンス費用も高くかかってしまい、後悔に繋がるパターンもよくあるので注意しましょう。
畳リビングデメリット・後悔④ペットがいるとボロボロにしてしまう
ペットを飼っている家庭の場合、畳をボロボロにされてしまうというデメリットがあるので、注意が必要です。
特に、猫を飼っている場合は、畳があると爪をといでしまうので、あっという間にボロボロの状態にされてしまうでしょう。
また、畳はフローリングよりもニオイを吸収しやすい性質があるため、ペットのニオイもリビングに残りやすくなってしまうかもしれません。
畳をボロボロにされてしまい新しいものに交換することになれば、それなりの費用がかかってしまうので、ペットがいる家庭はより一層後悔するリスクが高いといえるでしょう。
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畳リビングのメリットは?
デメリットや後悔ポイントが多く潜んでいる畳リビングですが、もちろんメリットもあります。
ここでは、畳リビングのメリットを3つ挙げて解説するので、デメリットとあわせてしっかり押さえておきましょう。
畳リビングのメリット
- 足音が響きにくい
- 転んでも痛くない
- リビングがおしゃれになる
畳リビングメリット①足音が響きにくい
フローリングよりも柔らかく衝撃を吸収しやすい畳は、足音が響きにくいというメリットがあります。
そのため、子供がいる家庭では、足音を気にせず畳で遊ばせることができるので、畳リビングにしたことで親子ともにストレスが軽減されるでしょう。
家の中でものびのびと走ったりジャンプしたりできるのは、子供の成長にもいい影響がありそうですよね。
畳リビングメリット②転んでも痛くない
衝撃を吸収してくれる畳は、足音が響きにくいだけでなく、転んでも痛くないというメリットもあります。
特に、子供が小さいうちは、家の中で転んでしまうシーンはよくあるので、畳リビングなら安心して遊ばせられるでしょう。
リビングで家事をしながら子供が安全に遊んでいる姿を見守ることができるのは、畳リビングの大きなメリットといえるはずです。
畳リビングメリット③リビングがおしゃれになる
畳リビングは、畳の持っている機能性のほかに、単純にリビングがよりオシャレな空間になるという点においてもメリットは大きいでしょう。
実際、家の中に広々とした和の空間があるだけで、和モダン風の魅力的な雰囲気ができあがります。
また、畳の独特な香りを楽しむこともでき、リビングがよりリラックスできる空間になるかもしれません。
畳リビングが合う人・合わない人
畳リビングには、メリットとデメリットの両方があるため、人によって合う・合わないが分かれるでしょう。
例えば、幼い子供がいて畳リビングにする目的が明確にイメージできている人や、畳をきれいに保つための掃除やメンテナンスが苦にならないような人は、畳リビングが合っているかもしれません。
反対に、ただなんとなくのイメージで畳リビングに憧れているだけの人や、ペットを飼っている人、リビングに置く家具へのこだわりが強い人などは、畳リビングは合わない可能性があります。
自分自身は畳リビングにしても後悔しないタイプなのかどうか、よく考えてみてから判断するようにしましょう。
まとめ:デメリットを把握したうえでどうするか
畳リビングは、確かに見た目もオシャレになり便利な面もありますが、意外と見落としやすいデメリットや後悔ポイントが多いのも事実です。
そのため、漠然とした憧れだけで安易に畳リビングにしてしまうと、実際に住み始めてから後悔してしまうかもしれません。
畳リビングを検討するなら、今回解説してきたデメリットをきちんと把握したうえで、本当に後悔しないかどうかをよく考えることが大切です。
デメリットや後悔ポイントを事前に把握していれば、後悔しないための対策や工夫を考えることもできるので、まずは家族でよく話し合ってみてくださいね。
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