- 一戸建てに必要なコンセントは何個?
- 注文住宅で使う家電を知りたい!
住宅に必須な設備の1つにコンセントがありますね。
必ずついている設備ですが、コンセントの位置や個数は家庭によって様々です。
では、一般的なコンセントの数はいくつなのでしょうか。
日本電気協会の「内線規定」の中で推奨数値が紹介されているので、そちらを確認してみましょう。
100V | 200V | |
キッチン | 6 | 1 |
ダイニング | 4 | 1 |
居室(3~4.5畳) | 2 | 0 |
居室(4.5~6畳) | 3 | 1 |
居室(6~8畳) | 4 | 1 |
居室(8~10畳) | 5 | 1 |
居室(10~13畳) | 6 | 1 |
トイレ | 2 | 0 |
玄関 | 1 | 0 |
洗面脱衣所 | 2 | 1 |
廊下 | 1 | 0 |
推奨されている数を元に具体例を見てみましょう。
具体的例:3LDKの場合
リビング(10畳)、寝室(8畳)、子供部屋×2(各6畳)のコンセントの規定数を考えてみます。
100V | 200V | |
LDK | 16 | 3 |
寝室 | 5 | 1 |
子供部屋×2 | 8 | 2 |
トイレ×2(1階、2階) | 4 | 0 |
玄関 | 1 | 0 |
洗面脱衣所 | 2 | 1 |
廊下×2(1階、2階) | 2 | 0 |
合計 | 38 | 7 |
他にも屋外のコンセントなどを含めるともっとたくさんのコンセントが必要ですね!
上記の数はコンセント1つに対する数値なので、2口コンセントでも3口コンセントでも「1」とカウントされています。
そのため口数で考えると、コンセントの必要数数は大きく変わります。
そこで今回は実際に使う家電を元に必要なコンセントの口数を考えていきます。
あなたにとって必要なコンセントの数を導き出していきましょう!
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コンセントはいくつ必要?まずは結論から。
コンセントは19口~98口分必要です。
家電の内訳は以下の通りです。
必須家電
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 炊飯器
- テレビ
- スマホ用充電器
- ドライヤー
- 掃除機
- エアコン
必須家電は一般的な家庭にあるだろうなという家電をリストアップしています。
「うちの家庭では必須じゃないわ!」という物が入っていてもご了承ください‥。
家庭によっては使う家電
- オーブンレンジ
- オーブントースター
- 電気ケトル
- ハンドミキサー
- フードプロセッサー
- 電気圧力鍋
- ノンオイルフライヤー
- 低温調理機
- ホームベーカリー
- コーヒーメーカー
- ウォーターサーバー
- ヘアアイロン・コテ
- 電動シェーバー
- 電動歯ブラシ
- 電子タバコ
- ホットプレート
- お掃除ロボット
- ゲーム機
- ブルーレイ・DVDレコーダー
- パソコン
- プリンター
- インターネット
- スピーカー
- 衣類乾燥機
- 布団乾燥機
- 電気毛布
- ミシン
- アイロン
- 衣類スチーマー
- 扇風機
- サーキュレーター
- 電気ストーブ
- 電気カーペット
- こたつ
- 空気清浄機
- 加湿器
- 除湿器
- アロマディフューザー
- マッサージ器
- 美顔器
- ランニングマシン等の運動器具
- ワインセラー
- ホームネットワーク(家電とインターネットをつなぐ機械)
- 防犯カメラ
- 固定電話・FAX
- 高圧洗浄機
- 電動鉛筆削り
- 電子ピアノ・エレキギターなどの楽器類
- 電動芝刈り機
- クリスマスツリー(飾り)
- スタンドライト
家庭によっては他にも使う家電があるはずです。
常にコンセントに挿しておく家電と、使う時だけコンセントを挿す家電があります。
そのため、家電の量=コンセントの口数になるわけではありません。
間取り別!必要なコンセント(口)数チェックリスト
それでは、間取り別に必要なコンセントの口数をチェックしていきましょう。
リビングに必要なコンセント(口)数は5~26
リビングに必要なコンセントの口数は5~26個です。
詳しく見ていきましょう。
必須家電
- テレビ
- スマホ用充電器
- 掃除機
- エアコン
リビングに最低限必要なコンセント数は4個(5口分)。
スマホ充電用コンセントは2口としました。
家庭によっては使う家電
- 電子タバコ
- お掃除ロボット
- ゲーム機
- ブルーレイ・DVDレコーダー
- パソコン
- プリンター
- インターネット
- スピーカー
- ミシン
- アイロン
- 衣類スチーマー
- 扇風機
- サーキュレーター
- 電気ストーブ
- 電気カーペット
- こたつ
- 空気清浄機
- 加湿器
- 除湿器
- アロマディフューザー
- マッサージ器
- 美顔器
- ランニングマシン等の運動器具
- ワインセラー
- ホームネットワーク(家電とインターネットをつなぐ機械)
- 固定電話・FAX
- 電子ピアノ・エレキギターなどの楽器類
- クリスマスツリー(飾り)
場合によっては最大+21口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が13個、使うときに挿す家電が15個ありました。
使うときに挿す家電は2つで1口とカウントします。
ダイニングに必要なコンセント(口)数は4~17
ダイニングに必要なコンセントの口数は4~17個です。
ダイニングはリビングと使う家電が被ることが多いです。
必要な方を選んでコンセントを設置しましょう。
必須家電
- スマホ用充電器
- 掃除機
- エアコン
ダイニングに最低限必要なコンセント数は3個(4口分)。
リビングとほとんど同じです。
スマホ用充電器は、リビングとダイニングの両方にあってもいいですね。
家庭によっては使う家電
- 電子タバコ
- お掃除ロボット
- パソコン
- プリンター
- インターネット
- ミシン
- アイロン
- ホットプレート
- 扇風機
- サーキュレーター
- 電気ストーブ
- 空気清浄機
- 加湿器
- 除湿器
- ウォーターサーバー
- アロマディフューザー
- 美顔器
- ワインセラー
場合によっては最大+13口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が7個、使うときに挿す家電が11個ありました。
キッチンに必要なコンセント(口)数は3~12
キッチンに必要なコンセントの口数は3~12個です。
ほとんどが調理用家電です。
必須家電
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 炊飯器
キッチンに最低限必要なコンセント数は2個(3口分)。
電子レンジと炊飯器は近くに置くなら、1つの2口コンセント共有して使うのでコンセント数は2つです。
家庭によっては使う家電
- オーブンレンジ
- オーブントースター
- 電気ケトル
- ハンドミキサー
- フードプロセッサー
- 電気圧力鍋
- ノンオイルフライヤー
- 低温調理機
- ホームベーカリー
- コーヒーメーカー
- ウォーターサーバー
場合によっては最大+9口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が7個、使うときに挿す家電が4個ありました。
玄関ホールに必要なコンセント(口)数は0~3
玄関ホールに必要なコンセントの口数は0~3個です。
詳しく見てみましょう。
必須家電
- 特になし
玄関ホールに最低限必要なコンセント数は0個(0口分)。
玄関ホールで必ず使う家電はありません。
家庭によっては使う家電
- 空気清浄機
- 掃除機
- クリスマスツリー(飾り)
- スタンドライト
場合によっては最大+3口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が2個、使うときに挿す家電が2個ありました。
コードレス掃除機の場合はコンセントを挿さないので、玄関ホールでは必須家電から外しました。
こちらも以下同様です。
洗面脱衣所に必要なコンセント(口)数は2~8
脱衣洗面所に必要なコンセントの口数は2~8個です。
必須家電
- 洗濯機
- ドライヤー
脱衣洗面所に最低限必要なコンセント数は2個(2口分)。
脱衣洗面所には洗面台にもコンセントがついていますね!
そちらを合わせて最低2口です。
家庭によっては使う家電
- 衣類乾燥機
- ヘアアイロン・コテ
- 電動シェーバー
- 電動歯ブラシ
- 扇風機
- サーキュレーター
- 電気ストーブ
- 除湿器
- 掃除機
- 美顔器
場合によっては最大+6口分のコンセントが必要。
空調設備どれかと除湿器、衣類乾燥機をコンセントに挿しっぱなしにすると仮定すると、挿しっぱなしにする家電は3個です。
その他に使うときに挿す家電が5個ありました。
主寝室に必要なコンセント(口)数は3~11
主寝室に必要なコンセントの口数は3~11個です。
必須家電
- スマホ用充電器
- エアコン
主寝室に最低限必要なコンセント数は2個(3口分)。
夫婦それぞれ充電ができるように、スマホ用充電器のコンセントを2口としました。
家庭によっては使う家電
- 布団乾燥機
- 電気毛布
- アイロン
- 衣類スチーマー
- 扇風機
- サーキュレーター
- 空気清浄機
- 加湿器
- 除湿器
- アロマディフューザー
- マッサージ器
- 美顔器
- 掃除機
場合によっては最大+8口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が2個、使うときに挿す家電が11個ありました。
子ども部屋に必要なコンセント(口)数は2~5
子供部屋に必要なコンセントの口数は2~5個です。
子供部屋1部屋あたりのコンセントについてお伝えします。
必須家電
- スマホ用充電器
- エアコン
子供部屋に最低限必要なコンセント数は2個(2口分)。
将来のことを考えると子供部屋にもスマホ用充電器は必須でしょう。
家庭によっては使う家電
- テレビ
- ゲーム機
- 掃除機
- 電動鉛筆削り
場合によっては最大+3口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が2個、使うときに挿す家電が2個ありました。
書斎・趣味部屋に必要なコンセント(口)数は0~13
書斎・趣味部屋に必要なコンセントの口数は0~13個です。
必須家電
- 特になし
書斎・趣味部屋に最低限必要なコンセント数は0個(0口分)。
書斎・趣味部屋に必ず必要な家電はありません。
家庭によっては使う家電
- エアコン
- スマホ用充電器
- 掃除機
- テレビ
- ゲーム機
- ブルーレイ・DVDレコーダー
- パソコン
- プリンター
- インターネット
- スピーカー
- 扇風機
- 電気ストーブ
- ランニングマシン等の運動器具
- ワインセラー
- 電子ピアノ・エレキギターなどの楽器類
- スタンドライト
場合によっては最大+13口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が9個、使うときに挿す家電が7個ありました。
趣味部屋はどのような使い方をするかによって、必要なコンセントの数が大きく変わります。
ウォークインクローゼットに必要なコンセント(口)数は0~3
ウォークインクローゼットに必要なコンセントの口数は0~3個です。
必須家電
- 特になし
ウォークインクローゼットに最低限必要なコンセント数は0個(0口分)。
コンセントが必要になる家電は特にありません。
家庭によっては使う家電
- 掃除機
- 除湿器
- サーキュレーター
- アイロン
- 衣類スチーマー
場合によっては最大+3口分のコンセントが必要。
コンセントに挿しっぱなしにすることが多い家電が1個、使うときに挿す家電が4個ありました。
廊下に必要なコンセント(口)数は0~1
廊下に必要なコンセントの口数は0~1個です。
必須家電
- 特になし
廊下に最低限必要なコンセント数は0個(0口分)。
家庭によっては使う家電
- 掃除機
場合によっては最大+1口分のコンセントが必要。
廊下でコンセントが必要になるときは、コードタイプの掃除機を使う時くらいでしょうか。
最近ではあまり必要性が無いかもしれません。
屋外に必要なコンセント(口)数は0~2
屋外に必要なコンセントの口数は0~2個です。
必須家電
- 特になし
屋外に最低限必要なコンセント数は0個(0口分)。
家庭によっては使う家電
- 掃除機
- 高圧洗浄機
- 電動芝刈り機
場合によっては最大+2口分のコンセントが必要。
車を保有している方や庭に芝がある方は利用する機会が多いでしょう。
コンセントは多めにつけよう
今回は使う家電を具体的に挙げて、コンセントの必要個数を考えました。
空間ごとにまとめます。
最低限の
コンセントの口数 |
最大の
コンセントの口数 |
|
リビング | 5 | 26 |
ダイニング | 4 | 17 |
キッチン | 3 | 12 |
脱衣洗面所 | 2 | 8 |
主寝室 | 3 | 11 |
子供部屋 | 2 | 5 |
ウォークインクローゼット | 0 | 3 |
書斎・趣味部屋 | 0 | 13 |
廊下 | 0 | 1 |
屋外 | 0 | 2 |
合計 | 19 | 98 |
最低限と最高の数でかなりの差があります。
各空間ごとに必要なコンセントの口数を考えましょう。
今回、思い浮かぶ限りの家電を挙げましたが、網羅しきれていない家電もあるでしょう。
そのため、今回紹介した物以外にもコンセントを使う機会は必ずあるはずです!
コンセントの数を考えるときは「余分かな?」と思うくらい採用してもいいでしょう。
後から付けるのは大変ですからね。
ただし、家具の位置と被ってしまって使えないともったいないので、位置には十分に気をつけて採用してください。