- 造作洗面台はいくらでできる?
- 既製品の洗面台と比べてどんなデメリットがあるのか知りたい!
ホテルやカフェのようなおしゃれな洗面台って素敵ですよね。
最近は既製品の洗面台でも素敵なデザインが出てきましたが、さらにこだわりたい方は造作洗面台がおすすめです。
今回は造作洗面台の費用やメリット・デメリットについてお伝えします。
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造作洗面台とは
そもそも造作洗面台とはどのようなものなのでしょうか?
造作洗面台とは、既製品ではなくパーツを組み合わせて作られた洗面台のことです。
既製品であれば気に入った商品を選び、その商品の中からカラーや多少のデザインを選択していきます。
しかし、造作洗面台であれば自分の好みの洗面ボウル・水栓・カウンターなどを選ぶことができるのです。
メーカーがバラバラでも構いません。
最近では洗面台は既製品を選び、鏡・照明・壁面のタイルだけをセレクトする、簡易的な造作洗面台も人気です。
「そこまでお金はかけられないけど、こだわりの洗面台にしたい!」という方にはおすすめです。
造作洗面台の費用について
洗面台はこだわって作りたいが、気になるのはいくらかかるのかという問題だと思います。
造作洗面台は、組み合わせて作るので価格帯もかなり幅があります。
必要な部材を一式セレクトした洗面化粧台の費用相場は20~30万円です。
一式セレクトとは、以下の部材が含まれます。
- 洗面ボウル:約2~7万円
- 洗面カウンター:約2~5万円
- 水栓金具:約2~5万円
- 給排水に必要な管や金具:約1万円
- 鏡:0.5~3万円
- 照明:1.5~3万円
- タオルリング:0.3~1万円
こだわればこだわるだけ高くなりますので、あくまで参考として参照ください。
鏡・照明・タイルだけをセレクトする場合は、標準の洗面化粧台に5~10万円くらいプラスでかかると考えておけば十分でしょう。
Instagramでアンケートをとってみたところ
ちなみにチューモンズーInstagramでも、造作洗面台の費用についてのアンケートを取ってみました。
今回は11人の方にご協力いただきました。
その結果、造作洗面台の費用の平均は約26万円でした!
先ほどご紹介した相場の丁度真ん中あたりの価格になりました。
しかし、内訳を見てみると人によって、かなりバラつきがあることがわかります。
価格 | 人数 |
15万円 | 1人 |
18万円 | 1人 |
20万円 | 3人 |
25万円 | 1人 |
30万円 | 1人 |
32万円 | 1人 |
34万円 | 1人 |
35万円 | 1人 |
38万円 | 1人 |
先ほどお伝えした20~30万円の相場通りの金額だった方は、11人中5人しかいません。
相場よりも自分のこだわり度合いで予算取りをした方が良いかもしれません。
造作洗面台のメリット・デメリット
造作洗面台は既製品の洗面台と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
造作洗面台のメリット
まずは造作洗面台のメリットについてお伝えします。
造作洗面台のメリット
- おしゃれな空間になる
- 空間に合わせてぴったり施工できる
- 家族のスタイルに合った洗面を作れる
- 既製品よりも安くなる可能性がある
メリット①おしゃれな空間になる
造作洗面台は自分が気に入ったデザインだけを取り入れるため、好みに合ったインテリアのような洗面台を作ることができます。
洗面台は洗面所の中に設置して目に届かないようにすることが多いです。
しかし、造作洗面台なら良く見える位置に設置しても、おしゃれな空間をさらに引き立たせるアクセントになるでしょう。
メリット②空間に合わせてぴったり施工できる
既製品の洗面台はサイズが決まっています。
ある程度の種類はありますが、数センチ単位までは対応していません。
空間の幅が少しでも狭いと設置できませんし、幅が広すぎると余分な空間ができて水ハネや汚れが気になってしまいます。
対して造作洗面台であれば、自分の好きな大きさの洗面台を作ることができます。
洗面ボウル置きを造作カウンターにすれば、数センチ単位まで指定して大工さんにカットしてもらうことが可能です。
洗面台を設置する空間が微妙な大きさの場合は、造作洗面台を検討してみてもいいでしょう。
メリット③家族のスタイルに合った洗面台を作れる
造作洗面台は家族のスタイルに合った洗面台を作ることができます。
例えば、2ボウルの洗面台にして、片方は大人が使いやすい高さに、もう一方は子供や車いすの方が使いやすい高さにすることができます。
また、片方はペットの洗いやすいような深くて大きめなボウルにしてもいいでしょう。
このように、家族の使いやすさにこだわったオリジナルの洗面台を作ることが可能です。
メリット④既製品よりも安くなる可能性がある
物によっては既製品よりも安く仕上がる可能性があります。
既製品の洗面台は値段がピンキリで、デザインにこだわるほど高くなってしまいます。
しかし造作洗面台なら、こだわるところだけにお金をかけて、その他の部分は安いものを選ぶこともできます。
例えば、洗面カウンターだけ高価なものを選び、ボウルや水栓はカウンターを引き立たせるためにシンプルで安価なものを選んでもいいのです。
造作洗面台のデメリット
続いて、造作洗面台のデメリットを紹介します。
造作洗面台のデメリット
- 手入れがしにくい場合がある
- 費用が不透明
- 完成形をイメージしにくい
- 既製品と比べて機能性が劣るかも
デメリット①手入れがしにくい場合がある
造作洗面台は選ぶものによって、手入れがしにくいこともあります。
例を紹介します。
- 洗面ボウルと洗面カウンターの間の水や汚れが拭き取りにくい
- タイルの溝が汚れて手入れが大変
- 木製カウンターにカビが生える
デザイン性ばかりにこだわらず、なるべくお手入れがしやすいものを選びましょう。
デメリット②費用が不透明
造作洗面台は細かい部材を組み合わせていくので費用が不透明です。
また、部材をセレクトしていくため材料費ばかりに目が行きがちですが、造作洗面台は既製品と比べて施工費がかかります。
「材料費だけなら予算内だけど、施工費でオーバーしてしまった!」なんてことにならないように、施工費もしっかり相談しておきましょう。
デメリット③完成形をイメージしにくい
造作洗面台は組み合わせて1つの物を作り上げていくので完成形を見ることができません。
既製品ならショールームに行けば見ることができるので、マイホームに設置したときの様子や使い勝手が想像しやすいです。
- 完成したらイメージと違った‥。
- 内装の雰囲気と合っていない。
このようなことにならないように、設計士やインテリアコーディネーターと綿密な打ち合わせを行いましょう。
デメリット④既製品と比べて機能性に劣ることがある
造作洗面台はデザイン面に力を入れているため、既製品と比べると機能性に劣ることがあります。
例えば、次のような点で後悔したと感じた方もいます。
- 水圧が弱くて使いにくい
- 水栓が固くて子供がひねるのに苦労している
- ボウルとの相性が悪くて水が飛び跳ねてしまう
- 節水機能がなかった
どれも住んでから体感するものなので、打合せ中は中々気づきません。
機能性を重視したい方はLIXILやTOTOなどの既製品の洗面台を選んでください。
使い勝手やお手入れの楽さは比べ物にならないくらい良いはずです。
ただし、最近は機能性の高い造作洗面台用の商品もあります。
造作洗面台を採用する場合は、デザイン面だけでなく機能性にも着目して選びましょう。
造作洗面台を採用する人の割合は?
造作洗面台を採用する方の割合は全体の何割くらいなのでしょうか?
私の営業マン時代の経験でお伝えすると、フルカスタムで造作洗面台を作る方はほとんどいませんでした。
私自身のお客様ではいませんでしたし、他の営業のお客様でも2~3件いたかなという感覚です。
しかし、簡易的な造作洗面台を採用する方はたくさんいました。
全体の3~4割のお客様は、自分の選んだアイテムを取り入れていました。
特に以下のものが多かったです。
- アクセントクロス
- タイル
- 鏡
- 照明
- タオルリング
どれか1点だけでも、自分が選んだオリジナルの物を取り入れることで、洗面台の印象は大きく変わります。
ぜひこだわりの洗面台を取り入れてみてはいかがでしょうか。
予算取りをしっかりしてこだわりの造作洗面台を作ろう
造作洗面台は標準仕様の洗面台と比べると、費用が上がることの方が多いです。
そのため、あらかじめしっかりと予算取りをしておくことが大切です。
また、打合せ中はデザイン面だけにこだわりがちですが、住んでからは機能面やお手入れの楽さも非常に大切なポイントになります。
特に水栓やボウルなどは実際の使い心地を確かめてから採用を決めた方がいいでしょう。
造作洗面台は住む人の気分を上げてくれるアイテムです。
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