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設備・仕様・オプション

引き戸玄関のメリット・デメリット総まとめ!

 

こんにちは!

注文住宅業界歴6年、きのぴーです。

 

近年、引き戸の室内ドアに人気が集まっていますが、実は引き戸の玄関ドアも注目されています。

引き戸の玄関ドアは「昔の家」というイメージをお持ちの方も多いですよね!

 

しかし、最近は実用性の高さに着目して、引き戸の玄関ドアを採用する人もいます。

 

引き戸の玄関ドアには大きく分けて2種類に分けることができます。

1枚扉の片引き戸と、2枚扉の引違戸です。

 

それぞれに良さがあり、弱点ももちろんあります。

今回は、引き戸の玄関のメリット・デメリットについてお伝えします。

 

玄関ドアの種類を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

 

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引き戸玄関のメリット一覧

 

引き戸玄関のメリット一覧

  1. 玄関ポーチを広く使うことができる
  2. 荷物の出し入れが楽になる
  3. 玄関ドアの前に荷物を置いても開け閉めできる
  4. 自分の好きな幅でドアを開けておける
  5. 開閉時の怪我のリスクが少ない

 

メリット①玄関ポーチを広く使うことができる

引き戸は左右に扉を動かして開け閉めするため、玄関ポーチを広く使うことができます。

開き戸の場合は扉が前後に動くため、ドアが通る範囲はデッドスペースになってしまいます。

 

玄関は家族だけでなく来客も必ず足を踏み入れる空間のため、広々とした玄関ポーチは使いやすく印象もいいです。

 

メリット②荷物の出し入れが楽になる

引き戸は荷物の出し入れが楽です。

理由は2つあります。

 

①間口が広い

引き戸は開き戸と比べて間口が広いです。

わずか数cmの差だけど、その差が大きい!

 

大きな荷物を持っているときや、子供を抱っこしながら荷物を運び入れるときに、引き戸の玄関ドアであればストレスなく運び入れることが可能です。

 

②扉を開けっぱなしにできる

引き戸はドアを開けっぱなしにすることができるため、大量の荷物を運ぶときに便利です。

 

開き戸でも開けっ放しにすることはできますが、ストッパーがかからなかったり風で閉まってしまうことがあります。

引き戸の玄関ドアであればそのような心配はなく、効率的に物を出し入れすることが可能です。

 

メリット③玄関ドアの前に荷物を置いても開け閉めできる

引き戸であればドアの前に荷物を置いていても開け閉めができます。

開き戸でも室内側であれば荷物を置いて大丈夫ですが、屋外側では開け閉めの時に邪魔になってしまいます。

 

引き戸では、ドアがレール上しか通らないため、屋外側にも荷物を置いて問題ありません。

重い荷物の時は玄関ポーチに1度荷物を置いて、玄関ドアを全開にしてから運び入れることが可能です。

 

これ地味だけど嬉しいよね。

 

また、外に傘や靴などを干しておいても、ドアを開け閉めするときにぶつかることはありません。

玄関ポーチを有効的に活用することができます。

 

メリット④自分の好きな幅でドアを開けておける

開き戸のドアは閉めておくか全開にするかの2択しかありませんが、引き戸のドアは好きな幅で開けておくことができます。

 

ちょっとだけ開けて風を取り込んだり、半分くらい開けて外で遊ぶ子供の様子を確認できるようにしたりと、様々な使い方ができます。

 

ただし、最近は防犯面を意識してドアを開けっぱなしにする方は減ってきています。

カギを閉めたまま採風が取れる玄関ドアも発売されているため、防犯性を高めたい方はそちらを選びましょう。

 

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メリット⑤開閉時のケガのリスクが少ない

引き戸の玄関ドアは開き戸と比べて、開閉時のケガのリスクが少ないです。

玄関ドアの開閉で考えられるケガは次のようなことです。

 

①ドアに指を挟んでケガをする

開き戸と引き戸どちらにも起こり得る可能性はあります。

ただ、開き戸は子供が体重を乗せて引くと勢いよく閉まるのに対し、引き戸はそのような行動がしにくい構造です。

 

②室内からドアを開けたときに外側の人にぶつかってケガをする

この事例は開き戸の場合のみ、起こり得るケガです。

外に人がいることに気づかず、室内側から思いっきりドアを開けると、外にいる人にドアがぶつかりケガをさせる危険性があります。

 

一方、引き戸ではドアが横にスライドして開くため、外の人とぶつかる危険性はありません。

 

上記のことから、引き戸の玄関ドアは開き戸と比べてケガのリスクが少ないことがわかります。

 

 

引き戸玄関のデメリット一覧

 

引き戸玄関のデメリット一覧

  1. 価格が高い
  2. 気密性能が下がる
  3. 虫が入り込みやすい
  4. 片引き戸だと枠が目立つ
  5. 開き戸と比べてデザインが少ない
  6. 玄関の間口を広く採る必要がある
  7. 防犯性能が開き戸にやや劣る

 

デメリット①価格が高い

片引きの玄関ドアと片開きの玄関ドアを比べると、引き戸の玄関ドアの方が価格が高いです。

物によっては数万円の差ですが、高いものだと10万円以上の差がつくデザインもあります。

 

引き戸の玄関ドアはオプションになるハウスメーカーがほとんどですので、予算の確保を忘れずに行いましょう。

 

デメリット②気密性能が下がる

引き戸の玄関ドアは開き戸と比べて、気密性に劣ります。

理由は、引き戸を開けるためにはレールが必要だからです。

 

開き戸の場合、扉の4方をパッキンで囲むことができるので、閉めたときに高い気密性を確保できます。

 

しかし、引き戸は扉を左右に動かすためのレールが必要です。

開き戸についているようなパッキンをレールにつけてしまうと、扉の滑りが悪くなってしまいます。

 

そのため、レール部分の気密性は確保しにくいです。

ドアの下のレール部分から空気が逃げるんだね。

 

サッシも引き違い窓よりも滑り出し窓の方が気密性が高いと言われていますが、理由は同じでレールの有無が影響しています。

最近は引き戸の玄関ドアでも高気密・高断熱な商品もありますが、開き戸と比べると性能は劣ります。

 

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デメリット③虫が入り込みやすい

引き戸の玄関ドアは開き戸と比べて虫が入り込みやすいです。

理由は、気密性能の低下のときと同じで、レールに若干の隙間ができるからです。

 

開き戸は閉めると密閉性が高いため、虫が入りにくいです。

しかし、引き戸の場合は少しの隙間から小さな虫が侵入してしまいます。

 

虫嫌いの人は開き戸にしておいた方が無難だね。

 

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デメリット④片引き戸だと枠が目立つ

片引き戸タイプの玄関ドアは、外壁と枠の色によっては外観を損なう可能性があります。

 

例えば、白い外壁を使った場所に、茶色の玄関ドアをつけるとします。

外壁と玄関ドアの色の組み合わせは、とてもマッチしています。

しかし、玄関ドアの横に扉1枚分の枠がついてしまいます。

すると、白い外壁の中に茶色の枠が見え、外観に違和感が出てしまうことがあるのです。

 

これは、室内の片引き戸でも同じ現象が起こります。

室内の場合、扉と枠の色を分けることができるため、枠をクロスの色と合わせて白にする方も多いです。

しかし、玄関ドアの枠は基本的にドアの色に合わせなければなりません。

 

片引き戸の玄関ドアを採用する方は、外壁との色のバランスに注意しましょう。

どうしても枠が気になる方は、片引き戸ではなく引違戸タイプの玄関ドアを採用してもいいと思います。

 

デメリット⑤開き戸と比べてデザインが少ない

引き戸の玄関ドアは、開き戸の玄関ドアと比べてデザインが少ないです。

引き戸の玄関ドアは人気が出てきてはいますが、まだまだ開き戸の玄関ドアが主流です。

 

そのため、引き戸ではお気に入りのデザインが見つけられない可能性があります。

和風テイストの家にしたい方は、気に入るデザインの引き戸の玄関ドアが見つかりやすいです。

 

デメリット⑥玄関の間口を広く取る必要がある

引き戸の玄関ドアは、開き戸タイプに比べて玄関の間口を広く取る必要があります。

玄関の間口とは、玄関の横幅のことです。

 

開き戸であれば、ドア1枚分+αの間口があれば施工することができます。

しかし、引き戸の場合は、ドアを引き込む分の幅も必要なため、ドア2枚分+αの間口を確保しなければなりません。

 

玄関をコンパクトにして、他の空間を広くしようと考えている方は、引き戸の玄関ドアがつけられない可能性があります。

注意しましょう。

 

デメリット⑦防犯性能が開き戸にやや劣る

引き戸の玄関ドアは、開き戸の玄関ドアに比べて防犯性能が劣ると言われています。

一応デメリットとして挙げましたが、最近では引き戸でも高い防犯性能を持った玄関ドアはたくさんあります。

 

例えばLIXILの引き戸の玄関ドアでは、防犯性能を上げるために次のような対策がされています。

  • 2ロック
  • ピッキングがしにくいディンプルキーの採用
  • こじ破りに強い、鎌鍵の採用
  • ガラス部分には防犯合わせガラスの採用も可
  • ガラス破り対策に有効なセキュリティサムターンの採用

 

採用するメーカーの防犯性について、しっかりと確認しましょう。

 

引き戸でもしっかりとした対策がされた玄関ドアであれば問題ないよ!

 

結局、引き戸玄関にすべき?

 

メリットもデメリットもたくさんあった引き戸玄関ですが、果たして採用すべきなのでしょうか。

次のポイントに当てはまる家庭は、ぜひ引き戸の玄関の採用を検討してみてください。

 

検討すべき家庭①大きなサッシをつけない家

幅のある大きめのサッシがない家は、引き戸の玄関を検討してもいいでしょう。

理由は荷物の出し入れが楽になるからです。

 

幅のあるサッシのある家庭は、大きめなものの出し入れができますが、ない場合は玄関ドアから出し入れしなければなりません。

片引き戸の玄関であれば間口が広いので出し入れしやすいです。

 

検討すべき家庭②風が強い場所に家を建てる

風が強い地域や風の抜け道になる土地に家を建てようと考えている方は、引き戸の方が利便性が高くおすすめです。

なぜなら、開き戸にしてしまうと全開にしておいても風ですぐに閉まってしまうからです。

 

荷物を運ぼうとして玄関ドアを開けておいても、風で毎回閉まってしまっては荷物運びに時間がかかります。

引き戸であれば、風の影響を受けずに開けたままにできるため、ストレスなく荷物の出し入れが可能です。

 

検討すべき家庭③小さなお子様や高齢の方がいる家庭

小さなお子様や高齢の方がいる家庭も引き戸玄関を採用してもいいでしょう。

理由は、安全性の高さと介護のしやすさです。

 

小さなお子様はドアで指を挟んでしまったり、ドアを勢いよく開けたりと、たくさんの危険が考えられます。

引き戸の玄関であれば開き戸に比べて安全性が高いため、ケガの危険性を減らすことが可能です。

 

また、高齢の方は開き戸よりも引き戸の方がドアの開け閉めが楽なため、出入りがしやすく身体に負担がかかりません。

また、車いすを使うことになっても間口の広い引き戸の玄関は使い勝手がいいでしょう。

 

引き戸玄関を採用する人の割合は?

 

引き戸玄関を採用する人の割合は10%程度です。

あくまでも私自身の住宅営業マン時代の経験での割合ですが、10組の家族がいたら1組くらいは、引き戸を選んでいたかなと思います。

 

今はまだ開き戸の玄関ドアが主流です。

しかし、室内ドアの引き戸に人気が集まっている現在、引き戸の玄関ドアはますます人気になるのではないでしょうか。

 

意外と良いよね開き戸玄関!要検討ですよ!

 

引き戸玄関にはたくさんのメリットがあります。

  • 空間の有効活用
  • 安全性
  • 荷物の出し入れのしやすさ

 

どれも生活していくうえで大切なことです。

デメリットも多い引き戸玄関ですが、メリットに魅力を感じる方はぜひ採用を検討してみてください。

 

家族だけでなく来客も使う玄関にお金をかけることで、建物の印象が上がりますし、自分たちの生活の質も上がっていきます。

ぜひお気に入りの玄関ドアを選んで、毎日帰りたくなる家を建てましょう。

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