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間取りのアイデア

ルンバが大活躍する間取りのポイント11選【注文住宅】

 

こんにちは!

注文住宅業界歴6年、きのぴーです。

 

最近、マイホームを購入する人の多くが「ルンバ」を採用しています。

 

ルンバとは、アイロボット社が発売しているお掃除ロボットです。

お掃除ロボットがあれば、掃除機をかけなくても自動で室内を掃除してくれます。

 

家事の時短につながる人気家電だね。

 

そんな家事楽家電の「ルンバ」を使いこなすためには、間取りや購入する家具などを工夫する必要があります。

今回はルンバが大活躍するための間取りや購入家具のポイントをお伝えします。

 

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ルンバが大活躍する間取りのポイント11選

 

ルンバを活躍させるためにぜひ取り入れてほしい間取りや家具・インテリア選びのポイントを11個紹介します。

簡単に取り入れられるものが多いですので、ぜひ採用してみてください。

 

ルンバが大活躍する間取りのポイント5選

 

まずは、ルンバを採用するなら検討してほしい間取りのポイントを5つお伝えします。

 

1、ルンバ基地をつくる

ルンバを採用するならば、ルンバ基地を作りましょう。

 

ルンバ基地とは、ルンバの充電場所のことです。

 

ルンバには、掃除後にルンバが帰っていく「ホームベース」という機器があります。

そのホームベースがコンセントとつながっており、ルンバを充電しているのです。

ホームベースとルンバ本体がすっぽりと収まる専用スペースが「ルンバ基地」です。

 

壁にただコンセントをつけておくだけでもルンバは充電できます。

 

でも、ルンバ基地を作った方が空間がすっきりするよね。

 

ルンバ基地の空間は、階段下や壁内をくぼませたりと様々な方法があります。

注意点がいくつかありますので確認していきましょう。

 

・ルンバとホームベースが収まるスペースにする

ルンバ本体は幅35cm前後、高さ約10cmの大きさのものがほとんどです。

そのため、幅40cm×高15cmくらいのサイズのスペースがあれば大丈夫と考える方も多いです。

 

しかし、ルンバ本体よりもホームベースの方が高さがあるシリーズがほとんどです。

ルンバ本体の寸法はもちろんのこと、ホームベースの寸法もしっかり確認しましょう。

特に、最新機器のルンバi7+はホームベースにゴミ捨てができる機能も搭載しているため、高さが49cmもあります。

機種によって必要サイズが違うから、忘れずに確認しないとね。

 

・ルンバ基地の周辺環境を整える

アイロボット社が公表している、ホームベースの設置場所のルールは以下の通りです。

 

・硬い床の上に設置する
・前方には幅1.5m、奥行き2mの空間を取る
・平らで段差のない場所に設置する

 

幅1.5mの距離が必要なので、本来であればルンバの両側には75cmくらいの空間をあけなければいけません。

しかし、実際にはそこまで幅の広いルンバ基地を採用している方は少ないです。

幅が1.5m未満でも、本体が赤外線をキャッチできればルンバはホームベースに戻れるようです。

しかし、周辺環境によってはルンバが戻れない可能性がありますので、自己責任でルンバ幅は決めましょう。

 

・将来性を考える

現行サイズぴったりに作ってしまうと、将来買い替えたときにルンバ基地として活用できない可能性があります。

そのため、将来性を考えてルンバ基地を作りましょう。

 

しかし、将来のためにどのくらいのサイズを作ればいいのかわからないと思います。

そのため、将来ルンバ基地以外としても使えるような寸法にすることをおすすめします。

例えば、収納ボックスが入る大きさにしておいてもいいでしょう。

また、クローゼット内を基地にしておけば、そのまま収納として使うことができます。

 

ルンバ基地以外の使い道を考えておけば、活用の幅が広がるね。

 

将来的にもルンバ基地として使いたい方は、可動棚の下を選んで高さに対応できるようにしておくといいでしょう。

 

2、できる限り床をフラットにする

室内全体をルンバで掃除したいのであれは、できる限り床をフラットにしましょう。

床をフラットにするとは、以下のような間取りを避けるということです。

 

小上がりのタタミ

ダウンフロア

 

どちらもおしゃれな空間には仕上がりますが、ルンバには向いていません。

ルンバを活躍させるには、段差のないバリアフリーの間取りを採用しましょう。

 

3、できる限り引き戸にする

ルンバを活躍させたいのであれば、可能な箇所は引き戸を採用しましょう。

 

ルンバを稼働させるときは、ドアを開けっぱなしにして広い空間を掃除させる方が多いと思います。

しかし、開き戸にしてしまうと、開けたときに壁際をルンバが通ることができません。

また、ルンバが開き戸にぶつかって、ドアが閉まってしまった経験をした方もいるようです。

 

ドアが閉まってしまったら、ルンバの活躍する空間が狭まってしまうね。

 

引き戸であれば、上記のような問題はありません。

ルンバは壁際まで掃除ができますし、引き戸にぶつかってドアが閉まる可能性も低いです。

 

間取り上、引き戸をつけることができない場合もあります。

しかし、可能な場合は引き戸を採用して、ルンバが掃除をしやすい環境を作りましょう。

 

4、部屋の凸凹を減らす

ルンバを採用するときに、空間の段差を気にする方は多いですが、部屋の形にも意識を向けるといいでしょう。

なぜなら、部屋の角が多いとルンバの動きが複雑になるからです。

 

雑巾がけも凸凹の廊下よりも、まっすぐな廊下の方がやりやすいもんね。

 

最近のルンバは角のホコリまでしっかりと取れるような高い機能性がありますが、完璧ではありません。

当然ながら角の多い床よりも広い真四角の床の方がきれいにホコリを吸い取ることができます。

そのため、部屋の形は凸凹しているよりも、真四角な形を選びましょう。

 

5、平屋の家を建てる

究極な方法ですが、2階のない平屋を建てることでルンバの活躍度は上がります。

なぜなら、すべてのドアを開けて空間をつなげておけば、家中をルンバが移動できるからです。

 

2階建てだと、どうしてもワンフロアずつしか掃除ができません。

そのため、ルンバを持って階段を移動しなければならなかったり、ワンフロアに1つルンバが必要になってしまいます。

そのような対策をしたとしても、階段部分は自分で掃除をしなければなりません。

 

平屋であれば、2階建てのときのような手間はすべてなくなります。

ルンバを最大限に活躍させたい方はぜひ平屋住宅を建てましょう。

 

ルンバが大活躍する家具・インテリア選びのポイント6選

次に、ルンバが活躍するために注意すべき家具・インテリアのポイントを6つ紹介します。

 

1、家具やインテリアをなるべく浮かす

ルンバを活躍させるためには、浮かせるタイプの家具やインテリアを選びましょう。

 

全てのタイプのルンバの高さは10cm以下です。

そのため、床から10cm以上の高さに家具やインテリアを設置することで、その下をルンバが入り込むことができます。

 

家具やインテリアの下はホコリが溜まりやすいからこまめに掃除したいよね。

 

テレビ台や収納棚などは壁に取り付けて浮かせることができます。

ルンバを検討している方は、設計士に浮かせる収納について相談してみてください。

 

後から自分で設置できるものもありますが、事前に下地を入れる必要があることが多いです。

そのため、ハウスメーカーにお願いしない場合でも、設置場所が決まっているのであれば下地の相談はしておくことをおすすめします。

 

2、家具の足の高さは10cm以上or床に直置き

通常の置き型家具を購入する場合は、足の高さが10cm以上のものか、床に直置きのタイプを選びましょう。

 

浮かせる収納じゃなくても、家具の足の高さを考慮すれば大丈夫。

 

足の高さが10cm以下の家具を選んでしまうと、ルンバが入っていくことができず、自分で掃除をしなければなりません。

掃除の手間が増えてしまいますので、家具を買うときはルンバが入り込める高さの家具を選ぶといいでしょう。

 

また、家具の重さにも注意が必要です。

軽い家具だとルンバがぶつかったときに動いてしまう可能性があります。

それによって、ルンバの進行経路が妨げられることもありますので注意しましょう。

 

3、毛先の長いラグは避ける

ラグを敷こうと考えている方は、毛先の長いラグは避けましょう。

 

毛先の長いラグを選んでしまうと、ルンバがラグの毛を絡めとってしまう可能性があります。

せっかく買った新しいラグが、ルンバのせいでボロボロになってしまってはもったいないです。

 

また、毛先が長いとラグの中に入り込んだゴミを吸い取りきれません。

逆に、手先が短いラグであれば、ラグの上にあるごみも吸い取ってくれる可能性が高いです。

 

ラグの上でもルンバを大活躍させるために、毛足の短いタイプを採用しましょう。

 

4、掃除をさせたいなら2cm以上の厚みのあるモノは選ばない

ルンバは2cmくらいの段差であれば、乗り越えていくことが可能です。

しかしそれ以上の段差では、壁と認識してしまい乗り越えようとせず他の空間へ移動してしまいます。

 

もし、少し段差のあるものを採用しようと考えている方は、2cm以下の物を採用してください。

例えば、置きタタミなどはメーカーによって厚さが様々です。

 

メーカーによって厚さが1.5cmのタイプもあれば、4cm前後の物もあるよ。

 

段差の上をルンバに掃除させるかどうかによって、選ぶインテリアの厚みが変わります。

どこまでルンバを活躍させたいのか選びながら家具・インテリア選びをしましょう。

 

5、コンセントは浮かせる工夫をする

コンセントのコードが床に置いてあると、ルンバがコードを巻き込んでしまったり、コード周辺のホコリをキレイに取り切れないことがあります。

 

そのため、コンセントのコード類はまとめておきましょう。

また、巾木の上などに沿わせて、床につかないように対策することもおすすめします。

ホームセンターなどに、コンセントを壁に沿わせることができるモールが販売していますので、ぜひ自分で対策してみてください。

 

6、黒色に近い家具や建具は避ける

ルンバを採用する場合は、黒色の家具や建具は避けましょう。

ルンバ利用者の中には、ルンバが黒色の物には反応しなかったという方もいます。

すると、家具にルンバが勢いよくぶつかってしまい、家具が傷付いたり壊れてしまうことがあります。

 

黒色の家具でもしっかりと反応しているルンバもあるようですので、必ず避けるべきではないです。

 

しかし、ルンバが反応しないこともあることを理解した上で採用するか決めましょう。

 

採用するルンバが最大限に活躍できるマイホームづくりを

 

ルンバが活躍するには、購入するルンバに合った間取りや家具・インテリア選びをすることが大切です。

以下の2つのことを前提に、間取りや家具を考えてみましょう。

 

・採用するルンバのサイズや機能

・ルンバを活躍させたい範囲

 

ルンバの活躍によって掃除の時間を短縮することができれば、趣味や子供との時間を多く取ることができます。

ぜひ、ルンバが活躍できる間取りを採用して、時間を有効活用していきましょう。

 

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